この記事では、B級映画をテーマにして自分の体験談などからB級映画にハマったきっかけについて熱く語っていますので、ぜひ最後までご愛読ください。
本題に入る前に、この記事の構成について説明しておきますと、以下三つのパートに分かれています。
- B級映画の代表的なシリーズ
- B級映画を見るようになったきっかけ
- B級映画を見るようになって気づいた魅力
最後には、初心者でも楽しめるおすすめのB級映画も紹介します。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
目次
B級映画の代表的なシリーズ
サメ映画シリーズ
B級映画の代表的なシリーズと言えば、まず真っ先に思い浮かぶのがサメ映画です。
サメ映画で誰でも知っているサメ映画と言えば『ジョーズ』が有名ですが、B級映画におけるサメというのは一味違います。
大きな特徴としては生きている環境と姿の面での特徴です。
普通のサメならば生きられないはずの環境(例えば雪山)にも適応して人間に襲いかかってきます。
しかも、どうしてその環境で生きられるのかは、映画の中ではいっさい説明されず、登場人物たちもその環境でサメが生きていることにあまり疑問を抱くことなくサメに怯えるだけです。
姿の面で言えば、頭が一つだけだったのが二つ、三つ、四つと増えていきます。
さらに驚かされたのは、サメがゴーストとなって人々を襲う『ゴーストシャーク』という映画です。
もはや実体すらなくなってしまったサメにどう立ち向かうのだろうという感じですよね。
サメ映画関連シリーズでいうと『シャークネード』という映画シリーズがあります。
この映画は、ただの竜巻だと思ったら数え切れないぐらいのサメたちによって作られたもので、それが人間に襲いかかるというものです。
設定を聞いただけでB級映画臭が漂っているのです。
巨大生物がメインの映画
これらの映画では、巨大生物同士での戦いや巨大生物が人間に襲いかかり人間がパニックになる様子が描かれます。
例として前者は『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』、後者は『メガ・ピラニア』が挙げられます。
巨大生物は、主に太古から存在していたものが復活してしまったパターンか、人間が遺伝子操作をしたことによって生まれた巨大生物が施設から脱走してしまったという二つのパターンがあります。
このジャンルの映画で印象に残っている映画は『メガ・シャークvsグレート・タイタン』という映画で、メガシャークを倒すために人類側の最終兵器として、グレート・タイタンという兵器が登場してメガシャークと戦うというストーリーです。
劇中、メガシャークがグレート・タイタンに宇宙まで投げ飛ばされた挙げ句、生きて地球に戻ってくるのですが、思わず宇宙まで投げ飛ばされたのに生きているのかよ!と心の中で突っ込んでしまいました。
『トレマーズ』シリーズ
このシリーズは、地中に潜んでいたトレマーズに人間が立ち向かうというものです。
シリーズが進むごとにトレマーズは進化していきます。
地中だけだったのが、地上に出て二足歩行になり、羽を生やして空も飛べるようになります。
しかし、人間側も負けておらず、1作目で出てきた武器マニアのおじさんが、2作目からはトレマーズ退治のスペシャリストとして色々な場所で様々な人間とトレマーズに立ち向かっていきます。
この武器マニアのおじさんの「武器のこととなると人が変わるキャラ」が、私は本当に大好きで、このシリーズは何度も見ています。
B級映画を見るようになったきっかけ
B級映画を見るようになったのは、私が中学生の頃からです。
B級映画は平日の午後のロードショーなどでやっていることが多く、たまたま見たのがきっかけでした。
最初は何て雑な設定の映画なのだろうと思っていましたが、色々なB級映画を見ている内に、B級映画の魅力に気づいてきて定期的に見るようになりました。
B級映画を見るようになって気づいた魅力
上述のとおり、B級映画は脚本が穴だらけで設定もぶっ飛んでいるため、映画を見ていると何度も突っ込みたくなります。
しかし、いちいち突っ込んでいてはきりがないので、B級映画はそういうものだと思って見ましょう。
多額の予算をかけて作られるブロックバスター映画にはない、そういった常識に捕らわれない振り切っている作品を作ることで、ついつい見たくなるような中毒性を生み、根強いファンがいると考えることもできます。
新作が出る度に、またくだらなそうなのを作ったのだなと思うんですけど、謎の中毒性によって見てしまうんですよね。本当に不思議でしょうがないです。
B級映画を見ていてつくづく思うのは、B級映画を制作している人たちはなんて柔軟な発想の持ち主なのだろうということです。
低予算の中で、いかに観客に楽しんでもらえるかを一生懸命考えている制作側の熱意を作品からひしひしと感じます。
長々と記事を書いてきましたが、自分が一番この記事で伝えたかったことは、B級映画を見ることによって常識に捕らわれない発想を培うのに役立つという点が、B級映画の一番の魅力だということです。
もし、この記事を読んで少しでもB級映画に興味を持ち、ハマる人が増えてくれたら大変嬉しいです。
初心者にもおすすめのB級映画3選!
①『エボリューション』
この映画のおすすめポイントは、46億年分の進化を一ヶ月で成し遂げるという生命体のありえないスピードで進化していく様子です。
あとはパニックに陥った町の市長が、未知の生命体に遭遇した時にどう態度が変わるのかというところです。
いかにもB級映画あるあるの展開なのが面白いです。
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②『ザ・コア』
この映画のおすすめポイントは、地球のコアの描写はB級映画の感じなのにも関わらず、その分しっかりと人間ドラマに力を入れているという点です。
③『アナコンダ』
この映画のおすすめポイントは、アナコンダがいつ出てくるか分からないハラハラ感です。
全体にB級映画感が漂うモンスターパニックの王道ですが、アナコンダの描写は上手いと思います。