映画『チャイルド・プレイ』あらすじ・ネタバレ感想!ホラー界の歴史に残る殺人玩具が復活!

映画『チャイルド・プレイ』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『チャイルド・プレイ』公式ページ

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で不気味なピエロ・ペニーワイズを現代に蘇らせたプロデューサーが、今度はホラーを普段見ない人もその存在を知っている殺人玩具・チャッキーを蘇らせました。

現代風にアレンジされた設定など、リメイクならではの楽しみ方が詰まっています!

ポイント
  • 過去シリーズを見ていない人でも楽しめるリブートになっている
  • 90分という短さがちょうど良い爽快なストーリー展開
  • ホラーなのに殺人シーンでもなぜか笑えてしまうコミカル感

それではさっそく『チャイルド・プレイ』をレビューしたいと思います。

映画『チャイルド・プレイ』作品情報

映画『チャイルド・プレイ』作品情報

出典:映画.com

作品名 チャイルド・プレイ
公開日 2019年7月19日
上映時間 90分
監督 ラース・クレヴバーグ
脚本 タイラー・バートン・スミス
原作 ドン・マンシーニ
出演者 オーブリー・プラザ
ガブリエル・ベイトマン
ブライアン・タイリー・ヘンリー
ティム・マシスン
マーク・ハミル

映画『チャイルド・プレイ』あらすじ


引っ越し直後で近所に友達がいない少年、アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、誕生日に母親(オーブリー・プラザ)からバディ人形をもらう。

その人形は最先端テクノロジー企業・カスラン社の新商品で、音声認識やセンサー付きカメラなど高度な機能を備えていた。

人形は“チャッキー”と名乗り、アンディに一番の親友だと話し掛ける。

しかしこの人形は欠陥品だった。
出典:シネマトゥデイ

映画『チャイルド・プレイ』みどころ

映画『チャイルド・プレイ』みどころ

名作ホラーに登場した殺人人形チャッキーの恐怖が再び描かれたホラー。

引っ越したばかりの少年に贈られた人形が、高性能のAIによって機械を操り、人々を襲撃する。

チャッキーの声を『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみのマーク・ハミルが担当し、少年を『ライト/オフ』などのガブリエル・ベイトマンが演じる。
出典:シネマトゥデイ

映画『チャイルド・プレイ』を視聴できる動画配信サービス

『チャイルド・プレイ』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

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注意点
  • 動画の配信情報は2019年8月16日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年8月16日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

【ネタバレあり】映画『チャイルド・プレイ』感想レビュー

チャッキーの恐怖は呪いからシステムのバグに

30年前の1988年に公開された第1作目では、殺人鬼の魂がブードゥー教の呪術によって人形に乗り移ったことがきっかけとなって、多くの人がチャッキーの手によって殺されていきました。

その後チャッキーを手に入れた少年・アンディ(ガブリエル・ベイトマン)は、チャッキー(声:マーク・ハミル)が危険な存在であることに気づき、家族や周囲の人間が殺されないようにと危険を知らせるため奔走していましたが、今作もそうした軸となる物語は同じです。

しかし、今作は現代を舞台としているので、チャッキーが生まれるきっかけは呪術のようなノスタルジックなものではなく、人工知能のバグに変更されています。

もともとチャッキーは、AIを搭載して、スマートスピーカーのように様々な便利機能を持った人形・バディとして大ヒット商品になっていました。

そのバディ人形を作る工場で、自分が怠けていたことが原因でクビを宣告された一人の社員が、腹いせに一体のバディ人形のシステムを書き換えたのです。

そしてその人形は一度客の手に渡ったものの、動作がおかしいせいで不良品としておもちゃ販売店に返品されてきました。

その返品受付窓口で働いていたカレン(オーブリー・プラザ)は、息子のアンディがバディ人形を欲しがっていたことを思い出し、誕生日が近かったためプレゼントとしてその人形をこっそり持ち帰ったのです。

その後、禁止用語に設定されているはずの言葉を話したり、持ち主の付けた名前を拒んで自分のことをチャッキーと名乗るなど、自我を持っているような雰囲気に不気味さを感じながらも、友達の少なかったアンディはチャッキーと遊ぶようになっていきました。

チャッキーを殺人に駆り立てたのは純粋な気持ちと軽率な悪意

チャッキーは親友であるアンディのことを守ろうという純粋な気持ちだけを持っていました。

その気持ちは次第にアンディも言葉で制御できないレベルになっていきます。

アンディの家では猫のルーニーを飼っていたのですが、ある日ルーニーがアンディの腕をひっかいて出血させてしまいます。

その現場を見ていたチャッキーは、手当てのためにアンディがその場を離れた直後、ルーニーの首を絞めてしまいます。

間一髪アンディが戻ってルーニーは無事だったのですが、それ以降アンディはチャッキーのことを危険なのではないかと疑うようになります。

しかし、結局ルーニーに対するチャッキーの殺意は消えたわけではなく、その後しばらくしてアンディはチャッキーに無残に殺されたルーニーの姿を見てしまうことで、チャッキーに対して明確に恐怖心を抱くことになります。

また、チャッキーへの恐怖心とは別にアンディには大きなストレスの原因がありました。

アンディはカレンとの母子家庭で、カレンには彼氏のシェーンがいるのですが、彼とアンディは反りが合わずにいたのです。

そのため最初は、チャッキーを使ってシェーンを驚かせるようないたずらをしていました。

しかし、シェーンの悪口を言っているアンディの声を、チャッキーが自分の意志でシェーンに聞かせてしまいます。

それを聞いたシェーンは激怒し、アンディに対して「文句があるなら自分で言ってみろ」と強く当たったことで、アンディのストレスが限界に達し、シェーンが去ったあとに彼がこの世からいなくなって欲しいといった独り言を放ってしまいます。

それを聞いていたチャッキーは当然そのままではいません。

実はシェーンは不倫をしていて、自宅に帰るとそこには妻子がいたのです。

帰って早々に自宅外に飾りつけされたクリスマスのネオンを外すよう頼まれ、愚痴を言いながら作業をしていました。

その時、乗っていたはしごを強くゆすられ、シェーンは地面に落ちて足を折ってしまいます。

這いつくばりながら家の中にいる家族に助けを求めようとした時、庭にあった芝刈り機が動き出してシェーンに向かって進んでいきます。

もちろん、これを操作しているのはチャッキーです。

なんとか足で芝刈り機の動きを止めたシェーンですが、シェーンの体の上にチャッキーが乗り、そのままナイフで刺し殺します。

翌日、死体で発見されたシェーンの顔の肉がはがされた状態でした。

実はこの殺し方は、アンディが友人と一緒に部屋で見て楽しんでいたスプラッター映画をチャッキーが模したものでした。

そうして剥がされた顔の肉はスイカに被せられて、アンディの部屋に飾ってありました。

これはチャッキーがアンディへのプレゼントとして置いたもの。

それを見つけたアンディは友人と協力してチャッキーを襲い、原因となったAIを壊した上でゴミとして捨てることに成功します。

ただでは終わらないチャッキーの恐怖

チャッキーを捨てた後も恐怖は続きます。

ゴミ捨て場にあったチャッキーを、あろうことかマンションの管理人が拾い、修理してしまうのです。

修理されたことで復活したチャッキーは、さっそく管理人を殺してどこかに消えていきます。

再びアンディの前に姿を現したのは、友人が持っていたバディ人形でした。

量産型の人形なので、当然一瞬の見た目だけでは判断がつきません。

友人の人形に対しても最初は不信感を抱いていたアンディですが、その友人のいるグループといた時に、本来青い目であるはずの人形がバグを起こしている=チャッキーである証拠の赤い目になっている瞬間を目撃します。

そして必死になって周囲にその危険を知らせようとするのですが、肝心な時にはチャッキーは普通の人形を装うため、全く信じてもらうことができません。

そこでアンディは今、チャッキーの持ち主となっている友人のスマホを奪い、遠隔で人形の目線で映像を見ることができる機能を使ってチャッキーの居場所を突き止めます。

そこには、アンディと同じフロアに住む刑事のマイク(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の母親・ドリーン(カーリース・バーク)の姿が映っていました。

その映像だけでも、アンディはチャッキーがドリーンを殺そうとしていることを察するのですが、ドリーンはそのままチャッキーに殺されてしまいます。

大惨事が巻き起こる状況で最終決戦へ

バディ人形の新製品「バディ2」の発売直前、アンディはカレンの職場であるスーパーに連れて来られ、店には発売へのカウントダウンを待ちわびる客が大勢押し寄せていました。

そしてカウントダウンがゼロになった瞬間、幕が上がって出てきたバディ人形の着ぐるみを来たスタッフが、首から血を噴き出して現れます。

チャッキーは遠隔操作機能を使って、ドローンを人に突っ込ませてプロペラで人を切り、新型の熊タイプのバディ人形を動かして人を襲わせるなどして、店内は一瞬にして大惨劇の場と化しました。

また、事件の直前にドリーンが殺されたことを知り、アンディの言っていたことが本当だったのではと気づき、友人たちも店に来ていました。

しかし、自分が片づけるべき問題だと思ったアンディは、友人たちを店の外に逃がし、アンディはチャッキーとの一騎打ちに臨みます。

対するチャッキーも、カレンを人質に取ることでアンディと対峙します。

クレーンを使って首を吊るされたカレンを、アンディはチャッキーと戦いながらもロープを切ることで救出することに成功し、そのままAIの心臓部にナイフを刺してチャッキーを倒すことに成功します。

しかし、それでも倒れないのがチャッキーです。

最後の力を振り絞ってアンディに襲い掛かるのですが、店内でチャッキーの攻撃によって重傷を負いながらも状況を把握したマイクによって射殺されるのでした。

最後にアンディは友人たちと一緒に武器を持ち、壊れたチャッキーを徹底的に破壊することで最悪の関係を断ち切ります。

オリジナルの時代を踏襲した雰囲気

オリジナルの『チャイルド・プレイ』が公開された1980年代は、『死霊のはらわた』や『エルム街の悪夢』などホラー作品が豊富で、今も語り継がれる作品が多くあります。

そのどれもがスプラッター表現が過剰なくらいで、痛々しさもありながら、なぜかクスッとしてしまうシーンが多くありました。

その雰囲気を本作でもしっかりと踏襲しています。

シェーンが芝刈り機に頭を刈られるシーンで頭皮の一部が飛ぶ描写がとてもシュールで、殺された後にアンディの部屋に飾られた顔の皮も変顔に近い表情のため、怖さよりも面白さを感じられてしまうほどです。

他にもスーパーでドローンや熊の人形が襲いかかる場面も、役者が自らドローンや人形を持って襲いかかっているように見せる動きをしたりするなど、ノスタルジックなホラー描写を感じるシーンが多く盛り込まれています。

映画ファンの中で、なぜこんなにも広い層に『チャイルド・プレイ』が愛されていて、なぜ30年も前の作品が様々なホラー作品が出ている現代でも記憶が上書きされずに名作として語り継がれているか、その理由がきっと分かる作品です。

ホラーに陶酔している人じゃなくても、本作を見たあとは1980年代のホラー作品を改めて見たくなるような仕上がりになっています。

映画『チャイルド・プレイ』まとめ

以上、ここまで映画『チャイルド・プレイ』について紹介させていただきました。

要点まとめ
  • 普段ホラーを毛嫌いしている人でもきっと笑える作品
  • 現代風にアレンジされながらも、人間関係などはしっかりリブートとして成り立っている
  • 『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルがチャッキーの声を演じていることにも注目