夢を叶えるために高級街”清潭洞”に迷い込んだヒロインと、変わり者の会長が繰り広げるラブコメディ。
シリアスな役が多いパク・シフ、ムン・グニョンがキュートな役に挑戦しています。
史上最強に奇妙でキュートで愛おしい“ドキドキ迷宮ラブコメディ”です。
- こんなパク・シフ見たことないほどの笑いどころ満載
- 2012年に放送された史上最高のラブコメディ
- 結婚はビジネスだという女vs真剣な愛を求める男の恋物語
それでは、さっそく韓国ドラマ『清潭洞<チョンダムドン>アリス』についてレビューしたいと思います。
目次
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』主要キャスト
パク・シフ / 役:チャ・スンジョ
- アルテミスコリアのCEO
- ファッションブランドのCEOでありながら、ブランド重視の女性を非難している
- 女にとって結婚はビジネスと信じているが、純粋な愛を求めているロマンチスト
ムン・グニョン / 役:ハン・セギョン
- GNファッションの新入社員
- 頑張ればいつか報われると思っていたが、お金持ちの奥様になった高校時代の同級生に再会し自分もシンデレラになりたいと奮起する
- シンデレラになるためにキャンディを演じるも、スンジョに出会い罪悪感に苛まれることに
キム・ジソク / 役:タミー・ホン
- 売れっ子人気デザイナー
- デザイナーの傍ら成功率100%を誇るお見合い斡旋業も手掛ける
- シンデレラになりたいセギョンに出会いセギョンの味方となりアドバイスをするようになる
ソ・イヒョン / 役:ソ・ユンジュ
- GN衣類の代表の妻
- シンデレラを夢見てパリで出会ったスンジョと恋に落ちるもうまくいかず未練を残したまま帰国した
- 帰国後、努力の末にシンデレラの夢を叶えるも日々の生活にストレスを感じている
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』あらすじと感想【ネタバレなし】
夢と現実
家が貧しいせいで留学経験もないセギョン(ムン・グニョン)はデザイナーを夢見て一生懸命に頑張っていました。
努力はいつか報われると信じていましたが、世の中はそんなに甘くありません。
出口の見つからない貧乏生活を送っている時でした、高校時代の同級生ユンジュ(イ・ソヒョン)に再会します。
ユンジョはお金持ちの奥様「清潭洞の嫁」になっていて、全身ブランド品を身に着け贅沢なショッピングを楽しんでいました。
ユンジョは高校時代セギョンよりも出来が悪かったのですが、悪知恵だけは他者より長けていました。
そんなユンジョが一生懸命頑張っている自分より裕福な生活をしている現実を目の当たりにしたセギョンは、自分もシンデレラになりたいと思うようになります。
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そんな中、セギョンはシンデレラとなったユンジョにどうしたらシンデレラになれるのかと相談します。
ユンジョが教えてくれた秘訣は“時計ウサギ”でした。
『不思議の国のアリス』に登場する時計ウサギは、不思議の国への導き人です。
清潭洞という不思議の国へは導いてくれる時計ウサギが必要だとユンジョは言います。
夢と現実を目の当たりにしたセギョンの新たな夢は叶うのでしょうか…。
アルテミスコリアの会長秘書
社長夫人の買い物を頼まれたセギョンが、買い物の途中で接触事故を起こします。
その相手はアルテミスコリアの会長秘書と名乗る男でした。
しかしこの男、実はアルテミスコリアの会長本人。つまり、スンジョ(パク・シフ)なのです。
こうして、セギョンは偶然にも時計ウサギとなりそうな会長秘書に出会ったのです。
なんとか会長に繋がろうと秘書を名乗ったスンジョを利用しようとするセギョン。
会長に会いたいとスンジョにお願いするも会わせてもらえるわけもなく、仕方なく間接的でもいいから気に入られようと必死でした。
献身的に会長に尽くすセギョンと行動を共にしているうちにお互いに惹かれ始める2人なのですが、シンデレラになりたいセギョンは目指すは会長なので気持ちを押し殺し、秘書だと嘘をついているスンジョもまた打ち明けることはできません。
そんな2人を中心にデザイナーのタミー・ホン(キム・ジソク)、スンジョの元カノでもあるユンジュが加わりストーリーはどんどん迷宮入りしていきます。
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史上最高のラブコメディ
全体を通してとにかく面白い作品です。
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最近ではラブコメにも登場するパク・シフですが、当時『王女の男』や『家門の栄光』などの印象が強く、コメディとは程遠い存在でした。
そんなパク・シフが演じた変わり者の会長は必見です!!
またラブコメディながら「愛だ」「結婚だ」「お金だ」「復讐だ」と抽象的な内容も含まれているのも見どころだと思います。
人間関係は簡潔でさほど複雑ではありませんが、過去の繋がりや現在の関係が絡まっていてそれはそれで面白いストーリーになっていると思いました。
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- 主役のアルテミスコリアの会長チャ・スンジョを面白くキュートに演じたパク・シフ
- ヒロインのシンデレラを夢見るシン・セギョンを熱演したムン・グニョン
2人だけでなく出演している俳優の演技力もまた見どころでしょうね。
ただ面白いだけではなく、観る人をも引き込む『清潭洞<チョンダムドン>アリス』は、ぜひ1度観てほしい作品です。
『清潭洞<チョンダムドン>アリス』まとめ
以上、ここまで『清潭洞<チョンダムドン>アリス』について紹介させていただきました。
Tomomo
- 当時“こんなパク・シフ見たことない”と話題になった作品です。
- 子役から演技力を培ったムン・グニョンはさすがでした。
- 『不思議の国のアリス』をなぞらえたストーリーに愛・お金・復讐が絡んでいて見どころ満載です。