韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』はキム・テヒが5年ぶりに女優復帰し、かわいい女の子のソウ役の子役が実は男の子ということで話題となった作品です!
突然の事故で娘と夫、愛する人たちとの別れもできないままこの世を去ったチャ・ユリ。
しかし、5年後に愛する人たちの前に現れたのです。
49日間の期限付きの人間生活を描いた作品です。
- 与えられた時間を最大限愛する人たちと過ごすヒューマンファンタジードラマ
- 切なさで涙が止まらない
- 家族愛、母性、友情を描いた心温まる作品
tataちゃん
目次
韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』キャスト
キム・テヒ / 役:チャ・ユリ
- 妊娠中に交通事故にあい、娘と夫を残しこの世を去る
- 成仏できず娘をそばで見守っていたため、夫が再婚したことなど全て知っている
- ある日、49日間だけ人間に戻ることができた
- 人間に戻っている期間は、保育園の調理補助、ソウの送迎係をする
イ・ギュヒョン / 役:チョ・ガンファ
- 胸部外科医
- 妻のチャ・ユリを亡くした後、大学の後輩だったオ・ミンジョンと再婚
- ユリを亡くしたトラウマで手術ができなくなってしまう
コ・ボギョル / 役:オ・ミンジョン
- 元看護師
- 大学生の頃ガンファに片想いしていた
- チョ・ガンファと結婚し、ソウの継母
ソ・ウジン / 役:チョ・ソウ
- ガンファとユリの実の子で保育園に通っている
- 生まれた頃から幽霊のユリが側にいたせいで幽霊が見える
- ミンジョンが本当の母親だと思っている
シン・ドンミ / 役:コ・ヒョンジョン
- ユリの親友で姉妹のような仲だった
- ヨイドのブルース・リーと呼ばれていた
- 居酒屋を営んでいる
- ガンファと仲の良い精神科医の夫を持つ
韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』あらすじ【ネタバレなし】
外科医ガンファ(イ・ギュヒョン)との子どもを妊娠中だったチャ・ユリ(キム・テヒ)は突然の事故で命を落としてしまいます。
亡くなった後、ユリは成仏できないまま幽霊として娘の成長を見守ったり、自分の大切な人たちの側で過ごしていました。
彼女は幽霊なので、誰にも見えない存在のはずでした。
しかし、生まれた頃からユリが側にいたので、娘のソウ(ソ・ウジン)には幽霊が見えるようになってしまったのです。
一方、突然ユリを失ったガンファは、ユリを亡くした悲しみから抜け出せないままでしたが、オ・ミンジョン(コ・ボギョル)と再婚をしました。
街中で親子の姿を見て羨ましく思うユリは、神様へ泣きながら文句を叫びます。
すると、ユリは人間に戻ったのです!
しかし、人間でいれる期間は49日間だけ…。
その理由は、49日間で元の居場所を取り戻せば、そのまま生きられるという神からの試練を与えられたからでした。
ある雪の降る日、家族3人で出かけていたガンファはユリに似た人とすれ違います。
ガンファは、すれ違った人が元妻のユリなんじゃないかと考えるように…。
そして、公園でユリがソウを抱きしめている場面を目撃します。
ユリは再婚した夫ガンファの妻として、ソウの母親として戻れるのでしょうか。
そして、ユリとミンジョン、ガンファが保育園で対面してしまいます。
【ネタバレ】韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』感想
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ユリを亡くした家族の傷
ユリは父、母、妹の4人で暮らしていました。
ユリが生きていた頃の家族は毎日笑顔であふれていました。
ユリの家族はユリが亡くなって5年経っても、ショックから抜け出せていません。
ユリの両親は、ミンジョンを母親だと思っている孫のソウに会いたい気持ちを抑えて生活しています。
ユリは生き返ってから、家族には隠れて生活していました。
しかし、ある日夜道でユリが号泣し、ヒョンジョン(シン・ドンミ)が慰めているところに、ユリの母が遭遇!
そして、家族とも再会するのです。
tataちゃん
ガンファとユリの関係
突然、ユリを亡くしたガンファは、ユリの後を追いたい気持ちでしたが、悲しみに背を向けてソウを育てながら生きてきました。
再婚して幸せに生きるガンファでしたが、ユリへ罪悪感と申し訳なさを感じていたのです。
ユリが生き返ったことで、ガンファの頭の中はユリのことでいっぱいでした。
tataちゃん
ガンファは医者でありながら、ユリを亡くしたトラウマで5年経っても手術室へ入ることができませんでした。
そのせいで懲戒処分となってしまいますが、ユリからの言葉で「前を向かないと」と思うようになります。
しかし、再起をかけた手術で、手術室へ入って10分経たないうちに発作が起きてしまいます。
ユリは幽霊の時から、ガンファが発作が起きた時に1人になる場所を知っていました。
生き返った後もユリはガンファの発作が起きた時、落ち着くまで側にいて上げます。
tataちゃん
生き返ったユリの49日間
神様へ悪口を叫んだ後に、人間に戻ったユリ。
ユリは、自分のせいで幽霊が見える様になってしまったソウに幽霊が近づかないよう49日間を過ごします。
ソウを保育園から連れ出したことがきっかけで、ユリはガンファと対面してしまいました。
ユリはソウの通う保育園で調理補助の仕事をし、ソウの送り迎えもします。
ガンファの妻ミンジョンは彼女がユリに似ていると思いながらも、まさか生き返ったとは思ってもいませんでした。
そして、ユリは姉妹のように仲の良かったヒョンジンと保育園で対面してしまいます。
tataちゃん
しかし、ユリは元の場所に戻ろうとは思っておらず、ソウが幽霊を見ずに生活できる様になったらすぐに消えるつもりでした。
なので自分の両親・妹には合わないつもりでいたのです。
49日後も生き続けてほしいと思うヒョンジョン。
しかし、ユリは「ミンジョンはガンファが愛している人だから、と自分の居場所を取り戻す気持ちはないこと伝えます。
tataちゃん
ユリはヒョンジョンにだけ今まで幽霊だったこと、ソウに幽霊が見えること、そのために49日間母親としてできることをしたいと思っていることを伝えます。
tataちゃん
ソウの側で過ごすうち、にユリが感じたことがあります。
それは、ソウが一番好きな人は母親のミンジョンだということです。
ソウが一番笑顔になる瞬間は、母親が帰ってきた時でした。
ソウの大事なものを奪う訳にはいかないと、ガンファの妻に戻らないことを改めて決意します。
tataちゃん
さらに、ユリは自分が生き返ったせいで、たくさんの人を苦しませていると感じるようになります。
ユリの家族とヒョンジョンの5人で夕食を食べた時に、みんなで写真を撮りました。
その写真を見返してユリは「私も生きていたい」と、1人で本音を呟きます。
tataちゃん
ユリの生きていられる期間が残り少なくなった時、ユリは霊媒師に「このまま生きていたい」と訴えます。
ガンファはソウとシール遊びをしていた時、ソウが家族写真にシールを貼り「チャ・ユリ」と言いました。
給食室の送り迎えの人がユリだとわかっているソウに、ガンファとユリは驚きを隠せません。
そして、ついにガンファは今までユリが幽霊として側にいたこと、再びユリが死んでしまうことを知ってしまったのです。
ユリはガンファが1人で泣く姿を見ていることが一番辛かったこと、自分を責めないで、ユリの存在に縛られずに生きてほしいと伝えました。
そして、自分のせいでソウに幽霊が見えることも打ち明けます。
tataちゃん
ガンファはユリとユリの家族のことを考え、ソウをユリの実家で1日預かってもらったり、ユリと3人で遊園地に遊びに行ったりしました。
tataちゃん
生き続けたいと考えるようになったユリでしたが、霊媒師からユリが生き続けると、ソウはずっと幽霊を見てしまうことが告げられました。
ユリにとって、自分自身よりもソウの人生が大事です。
ユリはソウが夢を持って生きられるように、今までの居場所に戻らないと決心します。
生き続けない決心をしたユリは、残された時間を大切な人たちと過ごしました。
そして、ソウに「生まれ変わっても、私のところに生まれてきてね」と告げ、笑顔でお別れをしたのです。
再婚したガンファとミンジョン夫婦
ユリが亡くなってからガンファはミンジョンと再婚しました。
結婚初期、ソウの本当の母親になりたいと思ったミンジョンは、看護師をやめて家庭に入ることにします。
しかし、保育園の母たちに「ソウと似てない」「本当の母親じゃない」と陰で言われ、自分の努力だけではどうにもできないことがあると痛感していました。
ガンファは、ユリが生き返ったことをミンジョンに伝えず生活しています。
ミンジョンは生き返ったとは知らず、知り合ったユリとソウの顔が似ていることを羨んでいました。
ソウは保育園の他の母親から「言葉の発達が遅い」と言われていました。
気になったミンジョンがソウを検査に連れていくと、発達障害があると判断されます。
検査を受けたことをガンファに相談すると、「成長のスピードは子供によって違うから心配することない」と言われてしまいます。
いつもガンファは「ごめん」と「大丈夫」ばかり言って、ミンジョンに対してソウの育児のことを責めることをしません。
他の家庭は子供に何かあれば母親を責めるのに、ガンファはミンジョンを責めなかったので、「私は本当にソウの母親なの?チャ・ユリのことを何も話してくれないから本当の母親になれない」とミンジョンは泣いてしまいます。
そして、ついにガンファはソウのお迎えの人が実の母親チャ・ユリで、彼女が突如生き返った、と本当のことを話したのです。
tataちゃん
ユリが生き返った事実を知ったことで、ガンファとミンジョンの夫婦関係にもヒビが入ってしまいます。
ミンジョンは、ガンファに「別れてあげる。あなたを捨ててあげる」と告げてしまいます。
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ユリ、ヒョンジョン、ミンジョンの3人の関係
保育園の参観日の夜。
ヒョンジョンの居酒屋で、ユリ、ヒョンジョン、ミンジョンの3人だけというシチュエーションになってしまいます。
無言でお酒を飲んでいたユリとミンジョンでしたが、酔いが回ったミンジョンは「本当にそっくり。どこをどう見ても同じにしか見えない」とユリに話し始めました。
近所付き合いもしないミンジョンでしたが、ユリと話すうちに無意識に笑って会話するようになります。
3人でお酒を飲むようになり、ミンジョンは2人と友達になりたいと思うようになりました。
仲が深まったユリ、ヒョンジョン、ミンジョンは、保育園で悪口ばかり言う母親3人に反撃します。
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ミンジョンにとって2人は貴重な友達になりました。
3人でお揃いの友情ブレスレットを買いましたが、その後ユリの事実を知ったミンジョンはそれをユリに渡すことができません。
tataちゃん
ミンジョンは本当のソウの母親であるユリに、手紙を書いてお別れを告げます。
tataちゃん
日々を大切に生きること
ユリが生き返ったのは、母が5年間1日も欠かさず娘に1度でいいから会いたいと祈り続けた思いが神様へ届いたからでした。
生き返ったことは罰でも褒美でもなく、誰にも挨拶できずにこの世を去ったことへのプレゼント。
そして、夢のような49日間を過ごしたソウは、ユリがいたことを忘れずに成長します。
tataちゃん
毎話、現在だけでなく生前のユリとガンファの関係性や家族・友人関係も描かれていて、2人の仲の良さやユリの存在の大きさが理解しやすく、現在のミンジョンとガンファの関係の違いがハッキリと伝わる作りになっています。
ユリの言葉から、1日1日を大切に生きることや、大切な人にちゃんと想いを伝えておくことの大切さを考えさせられたドラマでした。
ユリだけでなく出てくる幽霊たちは、みんな家族のことばかり思って側にいます。
tataちゃん
- 明日何が起こるかは誰にも分からない
- 事故のニュースを見てもいつか自分が巻き込まれるなんて思っていない
- 死に直面した時に考えるのは家族のことだった
tataちゃん
韓国ドラマ『ハイバイ、ママ!』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ハイバイ、ママ!』は毎回ハラハラドキドキ、笑える場面もたくさんありますが、1話1話全て涙が止まらない作品です。
ぜひご覧ください。
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