この恐ろしい暗闇から…どうか私を助け出して。
真夜中、心が読める種族の金髪美少女がキャッチしたSOS!
豚になった人間の彼も、切実な少女の救いを求める声を聞きました。
ともに旅する仲間も増え、関係がより複雑になる第6話「想いは素直に叫ぶべし」。
そして、心が読める種族・イェスマに定められた“鉄の掟”を知ることに!
家族以上、友達以上の想いを互いに抱きつつも…
なかなか想いを告げられない豚さんと金髪美少女。
素直じゃないふたりが苦肉の策で定めた“お互いの立ち位置”に、きゅんってします!!
目次
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』前回第5話のあらすじと振り返り
5年前の大火事事件で、焼けたバップサスの修道院。
旅の途中、そこへ花をたむけにきたジェス(CV.楠木ともり)。
そこでは、ジェスと同じ心が読める種族の少女たちが…
イェスマ狩りに狙われ、命を落としました。
そこで、ジェスは…想いを寄せていたイェスマを事件で失ったイケメン狩人・ノット(CV.伊東健人)に遭遇!
事件前、ヘックリポンが修道院の周囲に大量発生しました。
ヘックリポンを不幸の元凶と信じて疑わないノットは、鬼気迫る表情で殺します。
お供に変な豚さん(CV.松岡禎丞)だけを連れ、王都への険しい道を旅するなんて!
スカーフは肌に近い色のものに変えろ!など…
無防備なジェスのことが気になって、ノットはあれこれ世話を焼きます。
その夜、初飲酒で酔ったジェスをノットが部屋まで送り…
そのままふたりは密室でしばらくふたりきりに!!
気が気じゃない豚…でも、なすすべなし。
このもどかしい時間で、豚は自らの無力さを思い知ります。
イェスマが王都に無事に辿り着くには…
賢くて勇敢な同行者(シャビロン)の存在が不可欠です。
ジェスのシャビロンになろうとしているノットを止めて!
豚は、ノットに想いを寄せる宿屋のイェスマ・セレス(CV.富田美憂)に懇願されます。
翌朝、豚はノットに向けて予想外の言葉を発します。
「一緒に王都まで来てくれないか?」
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第6話冒頭で、恋敵を旅に誘った豚さんの想いが明らかとなります。
【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第6話あらすじと感想
ライバル(恋敵)を旅に誘った豚の想い。そして、片想い女子の告白!
「お願いだ…王都まで、護衛として同行してくれ!」
中身は人間だという、信じがたい告白をしてきた豚(CV.松岡禎丞)。
そいつが、ライバル(恋敵)なはずの俺に耳を疑うような提案をしてきた…
狩人のノット(CV.伊東健人)は驚きを隠せません。
豚が理由を説明します。
ノットのイェスマ狩りに対する実績と剣の腕…
無事に王都に辿り着くためには、ノットが必要不可欠だと。
約束と違う!と、ノットのことが大好きな宿屋の小間使いイェスマ・セレス(CV.富田美憂)が豚に言います。
「ノットさんがいなくても、豚さんが一緒なら大丈夫!」
セレスの恋心を知る金髪美少女イェスマ・ジェス(CV.楠木ともり)もこう言います。
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大丈夫だとは思えない。
「今言わないと、ノットは行っちまうぞ!」
豚は、セレスに想いをぶつけてみるよう促します。
「私、行ってほしくないんです。ノットさんのことがすきだから…!」
実ることのない恋だと知りつつも、セレスは想いを伝えました。
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後悔するなよ、豚野郎。
「ジェスと一緒に消えるのは俺だけだ!」
ノットはシャビロンになる訳ではなく、王都に入る前に村に帰ってもらう…
セレスが三年後、16歳になったときにノットはセレスのシャビロンになるべき。
このことを、豚がセレスに約束します。
「いいだろう…後悔するなよ、豚野郎。」
ノットも、ジェスと豚と一緒に王都への旅に同行することを承諾しました。
心配そうなセレスの頭にそっと手を置き、ノットはすぐ帰ると声をかけます。
何もなければ5日間ほどで辿り着く王都へ、いざ出発!
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旅の仲間が増えた!!
ノットの犬・ロッシもジェスのスカートの中がお気に入りで…!
ヤキモチを妬く豚さんをみて、ジェスは嬉しそうにします。
どうやら、2人と2匹の旅は、豚にとって気が休まらない道のりになりそうです。
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永遠の蝶と呼ばれるそれは、捕まえたら永遠の幸せが手に入るという伝説があります。
残念ながら、捕まえることはできませんでした。
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ノットの知り合いで蝶を捕まえた人がいます…
でも、その人は全然幸せではないらしい。
身を守りたければ…敵は殺す!
きょうは油の谷を通ります。
そして、王朝配下の兵も駐屯している比較的安全な街・ミュニレスに一泊予定。
明日以降は、はりつけの岩地で野営。
王都までの道のりで一番やっかいなのは、王都の周囲を囲む針の森…
そこには無数のイェスマ狩りが待ち受けています。
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油の谷という地名に!
魔法使いたちが覇権を争ったという暗黒時代。
戦いの壮絶さが伺えます。
暗黒時代以前の歴史が書かれたほとんどの記録は焼失。
王族以外の魔法使いがどんな末路を迎えたのか不明です。
「力のあるやつは生きている限り、脅威になりうる。身を守りたきゃ、敵は殺すのが一番!」
魔法使いたちは皆殺しにされたと考えるノットは、敵を抹殺する!が信条。
一行は、予定通りミュニレスの街に到着します。
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豚は、心が読める種族・イェスマに定められた“鉄の掟”を知ることに!
心が読める種族・イェスマに定められた“鉄の掟”!
メステリアでは、イェスマについて王朝から法で定められていることが2つあります。
①イェスマが乗り物に乗ること…運搬禁止。
(乗ったイェスマも、イェスマを乗せた者も死罪)
②イェスマを犯さないこと…姦淫の禁止。
(決まりを破ったら死罪)
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だが、イェスマを守っているようにも感じ取れる決まり。
豚に聞かれたノットは、語気を強めて否定します。
「自由の民・狩人は、イェスマの権利を尊重して対等に扱う!男にだって泣き言を言いたいことだってあるだろうが!」
豚は、よからぬことをしたのでは?と疑ったことを謝ります。
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ノットは、亡きイースを想って泣いていたらしい。
ノットは、結婚まで考えていた彼女のことを一生忘れるつもりはありません。
16歳を迎えた彼女のシャビロンになりたかったけど…
まだ狩人として一人前には程遠かった当時のノットには無理でした。
いまもずっと、ノットの心には…自分への怒りとイースの命を奪ったイェスマ狩りを許さないという憎しみが渦巻いています。
イェスマの首輪がもつ、特別で不思議な力。
ノットの一途な情熱を感じ、豚は護衛に彼を選びました。
ジェスを無事に王都まで送り届けるため…
豚はあらゆる手段を駆使しなければなりません。
ダダ漏れる豚の心の声(揺るがない決意)。
それが聞こえたジェスから豚に…
いつでもパンツ見てOK!って許可が下ります。
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これを飾ることは、イェスマの保護者の証しとなります。
本来は、身体から離れると首輪は壊れていきます…
ところが、イェスマに慕われている人が管理していると姿をとどめます。
逆にイェスマを手にかけるような輩が首輪に近づくと、首輪は黒ずんで消えます。
飾られた首輪が輝いている限り、この宿は安全です。
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不思議で特別なイェスマの首輪。
イェスマはいつ首輪を?
イェスマは女性のみ。男性のイェスマは存在しない。
じゃあ、イェスマはどうやって生まれてる??
真夜中に、妹と兄が受け取ったSOS…
イェスマは8歳ぐらいまで、王都で小間使い教育をうけ…
その後、売りに出されます。
首輪がつけられ、購入者の元へ送り届けられます。
誰が親で、いつ首輪をつけられて、どう訓練されたのか…それは謎!
本人たちですら、売られるまでの記憶は一切ないのです。
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ノットが寝たあと、ジェスが豚をベッドの上に誘います。
ジェスは、酔っていたとはいえ迂闊に男性(ノット)を部屋に招き入れた昨晩の失態を謝罪します。
運命をともにすると約束してくれた豚さんに失礼なことをした、と。
ジェスは自由だ…余計な気遣いは迷惑だ!とキツめに言っちゃう豚。
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続けて、豚はすこしフォローします。
「…おやすみなさい、お兄さん。」
ふいうちで食らったジェスの妹発言に、豚はドキッとします。
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窓際で外を眺めるジェスの姿!
ブレース(CV.能登麻美子)というイェスマが、ジェスに話しかけてきているらしい。
「この恐ろしい暗闇からブレースを助け出して…お願いします。」
ジェスを通し、豚も何度も繰り返される切実なそのSOSを受け取りました。
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の次回に期待するもの
兄妹か…
素直じゃないふたりの焦れきゅんな関係がなんとも堪りません。
イェスマについて深掘りされた回でした…
知れば知るほど、ますます王都に興味が湧いてきます。
まずは、ふたりが無事に辿りつけるよう願うばかり。
助けを求めてきたイェスマ・ブレースの存在も気になります…
第7話、物語がまた大きく動きそうです!