食中毒で死ぬことにくらべたら…
美少女に看取られて死ねるなんて、こんな幸せなことはない。
今宵、転生豚さん(元・オタク男子大学生)が死の淵に立つ…!?
金髪美少女殺人計画を偶然知ってしまう豚さん。
命を救ってくれた優しい美少女を死なせるわけにはいかない!
彼は、推し(彼女)を守ろうと懸命に奮闘します。
命を狙う悪党と揉みあいの末、彼は…!!
第3話「推しにガチ恋してはならない」は、衝撃のラストを迎えます。
目次
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』前回第2話のあらすじと振り返り
街へ、お買い物デートへ…
オタクな理系大学生から豚に転生した彼(CV.松岡禎丞)は、そこで初めて知りました。
心が読めるイェスマの小間使い美少女・ジェス(CV.楠木ともり)が、
自分の命を救うために仕事のタブーを犯してしまったことを!
ジェスは黒のリスタ(祈祷用魔法)を、雇い主である領主の許可なしに無断使用。
明日の朝までリスタを補てんしないと、優しい彼女が“盗人として追われる身”に!
ジェスは街の裏路地で、粗悪品の黒リスタを売りつけられそうになります。
それを持ちかけてきた悪徳売人(CV.佐藤せつじ)は、ジェスがキルトリン家の小間使いだと知ると妙な反応をします。
豚さんは不穏な空気を察知し、ジェスをその売人から遠ざけて取引回避!
ふたりは、闇買いせずにリスタ正規販売店で値切り交渉してみることに!
しかし、イェスマに対し差別意識がある店主キリンス(CV.相馬康一)はNOと言います。
彼は、ジェスに“オタダンス芸を持つスペシャル豚(自分)”をオマケにするよう指示。
その夜のお祭で一儲けしたいキリンスは、踊れる豚さんのオマケに大喜び!
黒リスタを破格で譲ってくれたのでした。
お祭りの後、大きな木の下で落ち合おう!
豚さんは必ず脱走して向かうと、彼女に約束します。
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第3話では、さらに事態はヤバい方向へ!
「私を1人にしないで…」
美少女が、こう言いながら涙します。
【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第3話あらすじと感想
踊れる豚さん(彼)、お祭りステージでひよる!?
屋台の宣伝のために、ステージでパフォーマンス…
それが、その店の売り上げにかなり影響するらしい。
豚になった大学生男子(CV.松岡禎丞)は、この街の“お祭りシステム”を理解します。
自ら無償で手伝いを申し出た心が読めるイェスマの少女・ジェス(CV.楠木ともり)。
彼女がそうしたのは、オマケ豚質となった豚さんの安否を心配しているため。
ジェスが休みなく働く中、キリンス宝石店の屋台スタッフたちはトランプに興じます。
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「イェスマの豚に期待して酒はいつもの2倍用意した…頑張ってくれ!」
ジェスを名前で呼ばないキリンス…
面倒見はいいけれど彼が差別主義者だということを、豚さんは改めて感じます。
このぐうたら共が悲鳴をあげるくらいに客を呼んで、たんまり稼がせねば!
ジェスが疑われないよう、このお祭りで豚さんは稼がなければなりません。
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ステージで紹介を受けているとき、豚さんはふと気づきます。
クラスの自己紹介ですら緊張して噛みまくりな俺が…
こんな大勢の前でダンス披露なんて無理ゲーだ!
舞台上から落下!豚さん負傷で脱走計画ピンチ!
舞台上から、応援してくれているジェスの姿が見えました。
ジェス可愛い…これが終わったら、柔らかい太ももで膝枕されたい。
エロい妄想がダダ漏れし、ジェスに聞こえてると指摘されます。
もう、やるしかありません!
ベリーハードなオタ芸ダンスを、豚さんはめいっぱい披露します。
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最後、ノリノリになった豚さんは空高くダイブ…
キケンな音をたてながらステージ下に落ちます。
おかげで、屋台は大繁盛!
でも、豚は受け身がとりきれず、落ちたときに後ろ右足を捻って負傷…
最悪骨折してそうな激痛。
これでは、脱走は難しいかもしれません。
ジェスには、ケガのことは黙っておきます。
キリンスは、領主様への体裁を気にしてジェスをはやめに帰します。
「明日の朝、大きな木の下で!」
豚さんとジェスは、待ち合わせ場所を再確認して一旦お別れします。
暗闇密談…金髪美少女殺人計画を知る!
負傷した足を酷使して、豚はお客さんの要望に応えてダンスを踊ります。
括られているのを窮屈そうにしながら!
豚の思惑通り、お客さんから首輪&紐を取ってやってくれとの声があがります。
スタッフは、客からの酒代と引き換えに豚を自由に動けるようにします。
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もっと飲め!どんどん酔え!!
しばらくすると、豚ダンスを肴に酒がすすみまくって、みんな酔い潰れました。
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ひとつ心配なのは、ジェスにこのケガがばれたら…
また黒のリスタを使っちゃうかもしれません。
暗闇の中、ドスのきいた大男(CV.田中美央)の声がします。
なんだか、自分(豚)の話をしているっぽい…
豚は物陰に隠れて話を盗み聞きします。
「屋敷まで後をつけて、殺せ!」
昼間に会った悪徳売人(CV.佐藤せつじ)が、闇の商売が領主にバレないようにするためにジェスを殺せと脅されていました。
純真な少女を悪徳売人の魔の手から救え!
「自分でイェスマを殺すか、てめぇが死ぬかだ!」
大男は、明日の夜までにジェスの死体を用意しろと言い捨てて去ります。
俺を待ってくれている純真な少女ジェスを殺すだって!
こんな所で震えているだけの家畜の俺になにができる?
でも、諦めるわけにはいかない!
どうすれば彼女を守れるか…考えろ、俺!
怯える心を奮い立たせ、豚は売人のあとをつけながら阻止する計画を練ります。
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大きな袋(商売道具)を背負い、右足を引きずりながら殺しに向かいます。
途中、売人は大きなナイフをポケットに忍ばせました。
一刻を争う事態…豚はジェスに会うために領主の家にダッシュ!
どうすれば、あの悪人どもが殺しを諦めるかを考える必要があります。
キルトリン家の影響力を考えたら、売人はこの敷地内ではやれない…
奴は、ジェスが屋敷から出てきた所を待ち伏せるに違いない。
となると、日の出前に農場(邸宅の外)の大きな木の下へ向かうのは危険!
売人より先に領主邸に辿り着きましたが、呼びかけてもジェスの応答ナシ。
豚はハッとして、猛ダッシュである場所へ。
もしかしたら…もしかしたら、すでに彼女はっ!
オタクな豚さんは、推しにガチ恋してはならない
女の子はこんなとき、約束した時間のどのくらい前に来るもの?
彼女のような優しい子はもしかすると…!
泥まみれの豚に手を差し伸べてくれるジェス。
俺の人生のどこに“あれほどの優しさ”がみつかるだろう。
「あかん…いけない!いまそんなこと考えている場合じゃないのに、オタクはすぐそうやってガチ恋する!」
豚が考えた通り、すでに待ち合わせ場所に彼女はいました。
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自己保身のために、こんな子を殺そうなんて人間のやることじゃない!
指一本でも触れようものなら、俺が噛みちぎる!!
豚を見た瞬間、泣きながら喜んで抱きつくジェス。
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「どうしましょう…私が殺されたら豚さんは人間に戻れなくなってしまうかも!」
ジェスは、自分の心配よりも豚のことを心配します。
殺しを目論む悪徳売人を倉庫に閉じ込めよ!
逃げる(追われる身となる)のは得策ではない。
一番いいのは、あの売人の悪事をキルトリン家に伝えて捕まえさせること。
天と地ほどに身分の違いがあるので、小間使い1人のためにそこまでしないらしい…
しかも、ジェスは“もうお屋敷には戻らない人”なので、協力は望めない。
どうにか、キルトリン家が動かざるをえない状況に持ち込むほかありません。
キルトリン家の人間宛てに“書置き”を残してもらいます。
鍵がかかる石造りの倉庫を使って、売人捕獲計画を立てます。
鍵を調達したジェスが、倉庫裏にスタンバイ。
「今こそ恩に報いるとき、陰キャは見えない所で輝くんだ!」
豚がおとりになって、売人を倉庫におびき寄せました。
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もしかしたら、売人が抜け出せちゃうかもしれない大きさと高さ!
豚は、念のため売人の足にガブリと噛みつきます!
豚さん…私を1人にしないで!豚、ひん死!!
倉庫に売人を閉じ込めて鍵をかけることには成功したものの…
そのとき、豚は刺されてしまいました。
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俺は死ぬのか…食中毒で死ぬことにくらべたら…
美少女に看取られて死ねるなんて、こんな幸せなことはない。
「私まだ、豚さんに裸見せていません…ここぞって時にとっておけって!」
ひん死の豚を目の前に、泣きじゃくるジェス。
走馬灯のようにジェスとの思い出が浮かび、だんだん豚の意識が薄れていきます。
「お願いです…私を1人にしないで…」
ジェスのか細い声が聞こえました。
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の次回に期待するもの
切なく苦しく悲しいラスト…
エンディングに流れたMyuk「ひとりじゃないよ」が、今日は特に沁みました。
第4話、ひん死の豚さんの運命はいかに…
ふたりがまた笑い合える日は来るのでしょうか。