悪いが諸君…俺はこれからお買い物デートだ!
諸君らは、俺の活躍を参考にしてくれたまえ!!
東京では19歳の理系オタク男子だった彼(豚さん)が…
転生したら、金髪美少女とふたりで街へショッピングに行くことに!
そこで、豚さんは“少女が自分を救うために大きな代償を払ったこと”を知ります。
このままでは彼女が罪に問われてしまう…
救ってもらった豚さんが、今度は彼女を救うために頑張る番!
彼は自己犠牲を払い、彼女の恩に報いようと試みます!!
豚のオタク仕込みなキレキレダンスにくすっとして、
少女の健気さに癒される…
第2話「豚もおだてりゃダンスする」がはじまります。
目次
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』前回第1話のあらすじと振り返り
心を読める能力を持つ種族イェスマの少女・ジェス(CV.楠木ともり)。
ジェスはキルトリン家の小間使いとして働いています。
ある日、彼女は豚小屋で助けを求める豚(CV.松岡禎丞)を発見!
「助けて…」
心の声が聞けるジェスは、その泥まみれの豚さんが人間であると気づきます。
命の危機が迫る豚さんを自室に連れ帰り…
ジェスはできる限りの手当てを行います。
元気を取り戻した豚さん(人間年齢19歳)。
彼は、東京という街からきたらしい。
豚のレバーを加熱せず食べ、気を失い、豚さんに転生!
人間に戻れるかもしれない方法はただ1つ…
この剣と魔法の世界(メステリア)で、唯一魔法が使える王様にお願いするほかありません。
ジェスは、明日からちょうど王都へ行く予定!
大きな木の下で、ふたりは一緒に王都に行こうと約束します。
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リアルでは交わることがないであろう属性のふたり。
オタクと美少女のいちゃいちゃなやりとりにときめいた第1話。
第2話も、このふたりの間に生まれた信頼の絆にときめきます!
【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第2話あらすじと感想
おあずけの生着替え…諸君らは俺の活躍を参考にするように!
「着替えるので、そこで待っていてくださいね。」
同じ部屋の中、視界に入る場所で生着替えしようとするジェス(CV.楠木ともり)。
大胆な彼女の行動に豚(CV.松岡禎丞)は、生唾をのんでドキドキ!
すこし間を置き、ジェスはコルセットをつけるだけだと告げます。
ンゴ…期待していた豚さんにとってはちょっと残念なお知らせでした。
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紋章があしらわれたコルセット。
ご期待に添えなくて…と、街に向かいながらさっきのイタズラを謝ります。
あれは、別の服装が見られるかもという期待だったのだよ…と、苦しい言い訳をかます豚さん。
「今度、別のお洋服をお見せします!」
彼女は微笑みます。
「心の声が聞こえるだけじゃなく、美少女に意地悪されたいという俺の深層心理までも察知していたのか!」
豚さんは、隣を歩く金髪美少女のおもてなし度の高さに驚きます。
キルトリンの街が見えてきました。
悪いが諸君…俺は一段先へ行く。
今日はこれからお買い物デートだ!
諸君らは俺の活躍を参考にしてくれたまえ。
豚さんと金髪美少女がお買い物デートへ!
豚連れの美少女の図が街で浮かないだろうかという…
豚さんの心配は、街についたら一瞬でなくなりました。
キルトリンの街は、人で溢れ、とても活気がありました。
しかも、今夜はこの街のお祭りがあるらしい。
お祭りや旅することなど、非日常の風景が好きな豚さんはテンションが上がります。
旅未経験だというジェス。
王都への初旅、楽しみだな!と、豚さんが話題を振ると…
彼女はなんだかすこし間をとって「えぇ」と答えます。
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聞けば、いつもジェスはその店でリスタ(魔法の電池みたいなモノ)を買っているのだとか。
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「ここではあまり声を出さない方がいいかと…」
イェスマである彼女は、“自分の心の声を伝える能力”を使って豚の脳内に言葉をおくってきます。
身に着けてきたキルトリン家のコルセットがあれば、襲われる心配はありません。
「豚さんもいらっしゃるので大丈夫。」
彼女の信頼に応えようと、豚は細心の警戒態勢で歩きだします。
お人好しな少女が、怪しい路地で詐欺られそうになる!
「イェスマのお嬢ちゃん、ナイショの買い物だね?これがご入り用?」
声をかけてきた顔に大きな傷があるヤバそうな男(CV.佐藤せつじ)。
そいつが、ジェスに祈祷用の黒リスタ3つを400ゴルトで売ろうとしてきます。
通常は1つ600ゴルトです。
「願いを叶えるならこれで十分!他ではこんな安く買えないよ?」
ところが、ジェスは3つ分のお金は持っておらず…
1つだけ売ってほしいと男にお願いします。
男は、1つ150ゴルトと提示…それなら買えそうです。
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祈祷に使っても“リスタ内に魔法が余る”ことを把握!
そいつが売っていた黒リスタは、使いかけの残りカスだと気づきました。
「願いを叶えるならこれで十分!」
あのとき、こう言ったあの男の言葉を…
気のいいジェスは、3つもあれば願いがいくつも叶うと好意的に解釈しました。
ところが、デキる豚さんの分析によると…
男は、3つあれば1つの願いが叶うかもよ的な意味であの言葉を発したと!
領主の紋章コルセットを見た男の反応はあきらかに変でした。
でも、彼女には男の細かい心の声が聞こえませんでした。
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イェスマ対策している人もいる。
疑うことを知らないジェスは、粗悪品を売りつけられてカモにされる所でした。
豚になった人間を救った少女の秘密…
お得だと言って近づいてくる奴は、たいてい自分が儲けることしか考えていない。
豚さんは、ジェスに気をつけるよう言います。
こんな危ない思いまでして、なぜ彼女はリスタを?
豚は、その理由が自分のせいであることを察します。
豚小屋でひん死状態だった自分を、ジェスはキルトリン家のリスタ(魔法)を使って回復させてくれたのでした。
リスタを無断使用したその理由を…
豚さんに聞かれるまでは秘密にする健気なジェス。
ジェスは、勝手なことをして豚さんを巻き込んでしまったと涙ぐみます。
豚になった人間という面倒の塊に関わらせてしまった…
優しすぎるこの子に、豚の自分では到底返せない恩を受けてしまいました。
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彼女の膝にちょんと前足を乗せる豚さん。
さっそく行動開始…まずは正規販売店からリスタを購入することを試みます。
そこの店主はいつも親切だと話すジェス。
ならば、豚さんが値切り交渉をしてみようと提案します。
200ゴルトにおまけ豚で黒リスタを手に入れろ!作戦
「黒のリスタを個人的に1つ、いただきたいんです。」
豚さんの指示にしたがって、お店に入ったジェスが店主にこう言いました。
店主キリンス(CV.相馬康一)の対応は、600ゴルトさえ払ってくれたらいいという思っていたよりドライなものでした。
200ゴルトしか持ち合わせがないと正直に話し、値切り交渉を試みます。
「どうして俺がイェスマに安く売らなきゃいけないんだ…」
店主の言い方に、イェスマへの強い差別意識を感じます。
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ジェスは“盗人として追われる身”となってしまいます。
足りない400ゴルトは、20日分の給料に相当する額。
あの裏路地にリスタを買いに来るイェスマ達は、生殖器を売ってお金を工面しています。
ジェスに体を売ることはさせない!
豚は大学生の頭脳を駆使し、ある策を考えだします。
それは、200ゴルトにおまけ豚で黒リスタを手に入れろ!作戦。
ただの豚じゃない、隙を見つけて逃げ出すから安心しろ!
そう、ジェスを説得して店主と交渉させます。
「…この豚さんは芸ができるんです!豚さん、ダンスです!!」
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ダンスゲームっぽい演出が秀逸…
ヒョロガリ眼鏡だった彼の華麗なオタダンスは必見!!
豚さんの恩返し、はじまる!!
豚の脳内に流れ出す、ダンスゲームの打ち込み音楽!
豚さんの可愛すぎて最高なオタクダンス…店内が笑いに包まれます。
特にツボった店主は、200ゴルトなしでおまけ豚のみで黒リスタと交換してくれました。
このダンスする豚さんを使い、今夜のお祭りで一儲けしたいとのこと。
稼ぐ前に逃走したら、ジェスが疑われて怒りの矛先が彼女に…
逃げるタイミングが難しくなりました。
すると、ジェスは店主に無償給仕を申し出ます。
キルトリン家の小間使いに手伝いをさせるわけにはいかないと店主。
「今晩から変わりのイェスマが来ますので大丈夫です…」
「もうそんな時期になってしまったのか…」
店主のジェスに対する接し方が、急に“かわいそうに”という感情をはらんだ感じになります。
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メガネひょろガリくそ童貞を舐めてもらっちゃ困ると彼。
お祭りで再会したジェスは、別の洋服を着てきました。
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ミニスカメイド服、絶対領域ソックス…完全萌えメイド服!
林檎を差し入れてくれた彼女は、豚の脳内うごめくブヒ欲望を満たしてくれました。
脱出した後の待ち合わせ場所は、あの大きな木の下で…
陽が昇りはじめる頃に!
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の次回に期待するもの
美しい少女・ジェスの置かれた厳しい現状が少しずつ明らかになってきました。
謎めいたイェスマという種族…この異世界にしみついているイェスマへの差別。
ジェスが抱えている“何か”が気になります。
第3話、果たして豚さんの脱走計画は成功するのか!?
来週は脱出劇!ハラハラ&ドキドキしそうです。