主人公は豚、ヒロインは心を読む能力者…
世にも珍しい、いちゃラブファンタジーアニメ完結。
まちにまった最終回は、“まさか”のブヒブヒなラストを迎えます！
金髪美少女と豚さんが最後の時を過ごす、第12話「豚のレバーは加熱しろ」。
本当の気持ちをぶつけ合うふたりにグッときます。
そして、最後のデートを楽しむふたりにトキメキます。
…ラスト7分、ストーリーは予想だにしない展開へ！
豚のレバーを加熱しなかったがために異世界に迷い込んだ彼は、
どんどん“まさかな運命”に導かれていきます。
尊く心躍る結末、必見です！
目次
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』前回第11話のあらすじと振り返り
豚に転生した彼（CV.松岡禎丞）と、
心が読めるイェスマという種族の美少女・ジェス（CV.楠木ともり）。
ふたりは、念願の王都入りを果たしました。
豚さんを人間に戻してほしい。
ジェスはイーヴィス王（CV.土師孝也）に願いを伝えました。
戻る方法は簡単でした…豚を殺せばいいのです。
そうすれば、彼の意識が元の世界で眠っている本来の場所に戻ります。
豚亡き後には…王家一族にジェスは迎え入れられることに決まりました。
日没までに、王は豚を人間に戻すと約束します。
賢き豚は、この世界の恐ろしいシステムに気づき、衝撃を受けました…
けれど、王様の大きな力を前になすすべはありません。
ふたりに残された時間は…あとわずかです。
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最終話の第12話で、私たちは…
その後にメステリアで起きた悲劇を伝え聞くことになります！！
【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第12話（最終話）あらすじと感想
彼が豚さんになったのは…金髪美少女のせい。
「お願いします…寂しくて、恐ろしくて、私にはひとりで王都を目指す事なんてできません。だから、私と一緒に旅に出て助けてくれる方をお連れください。」
心が読めるイェスマという種族の美少女・ジェス（CV.楠木ともり）。
黒いリスタ（祈祷魔法）を使い、ジェスはあの夜、願い星にこう祈りました。
祈り終えた直後、無数の流れ星が一斉に瞬いたのを覚えています。
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彼の意識は、魔法に引き寄せられて1匹の豚に宿ってしまいました。
人間に戻りたい豚（CV.松岡禎丞）は、あのときジェスとともに王都に行くほかなかった…
魔法（運命的なあの出会い）の正体は、ジェスの祈りでした。
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ジェスは、だいぶ前からそのことに気づいていました。
そして、それをずっと言わずに黙ってきました。
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切ない後悔が伝わってきます。
豚さん、元の世界に戻らないで…！
「私の祈りのせいで、豚さんをここに連れてきてしまった…本当にごめんなさい。」
ずっと騙していたことを涙ながらに謝るジェス。
「星に祈る自由は誰にだってある！俺は、出会えて本当によかった。」
気にするなと許してくれた豚に、ジェスは最後のワガママをいいます。
「元の世界に戻らないでください。」
豚は「それはできない」と断ります。
豚の死（元の世界へ戻ること）は王との約束。
そして、それが果たされることによって…
ジェスには、幸せな未来（王の一族になること）が待っています。
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約束は反故にはできません。
「元の世界に、超絶可愛い彼女がいる…」だから帰らねばと。
彼女いない歴＝年齢だと知るジェスには、そのウソは通用しませんでした。
「私は嫌です…豚さんと離れたくありません。」
この世界で人間に戻る手段を探そうと、ジェスが食い下がります。
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本当の気持ち（好き）にグッときます。
豚さんと金髪美少女、最後のデート。
「せっかく掴んだチャンスを無駄にしないで…幸せになってくれ。」
豚は、自分の望みを伝えました。
「…わかりました。今度は私が豚さんの望みをかなえる番ですね。」
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ふたりは街で、自由気ままに最後のデートを楽しみました。
一緒にいた“証”が欲しいというジェスの要望で、写真を撮りました。
「一生の宝物にしますね！」
ジェスは、ペンダントに写真を入れて身につけます。
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この心の声は、もちろん彼女に筒抜けでした。
「私も、豚さんのことが大好きです！」
夕焼けに照らされながら、ジェスはこう言って泣きました。
ふたりは、一生忘れないと誓い合いました。
正直で勇敢な若者（豚）は…
イーヴィス王（CV.土師孝也）の魔法によって、痛みなく異世界での死を迎えました。
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ジェスたそとのブヒブヒな日々を…web小説に！
食中毒で倒れた彼は、病院で目を覚ましました。
喪失感が胸を支配しています。
味気ない元の世界で、留年した大学生の彼はまた人生を再開します。
あれは夢だったんだ…
次第にこう、自己完結するようになりました。
せめてもの供養として、眼鏡ひょろガリクソ童貞の彼は…
メステリアでの冒険話（ジェスたそとのブヒブヒな日々）を、
web小説「豚のレバーは加熱しろ」というタイトルをつけてアップしました。
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そこそこの人たちに読まれ、評価を得たらしい。
最後に俺が伝えたいことは1つだけ。
豚のレバーは加熱しろ！
痛い思いをするし、入院沙汰になるし、可笑しな夢を見て人生を狂わせてしまう。
実在するかもわからない、二度と会えない少女を想って…
いまも涙が止まらなくなることがあるんだ。
そんな思いをしたくなければ、豚のレバーは加熱しろ。
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転生帰還者との出会い！
「直接会ってお話がしたいです。」
ヒョロガリポークにこんなDMが届きました。
大きなパフェを奢ってくれるというその誘いにのりました。
集まったオタク3人がやたら小説の内容に詳しいことに驚きます。
なんだか不思議に感じていたら…
それどころじゃありませんでした！
なんと、その3人もメステリアからの転生帰還者だということが発覚！！
「北部が独立を宣言して王朝に反旗を…！」
「イェスマ狩りの勢力が巨大化した…」
「革命者ノット（旅の仲間）が囚われてしまった…！！」
ヒョロガリポークがメステリアを去った後の話を、彼らから聞きました。
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「イェスマを守るためには、豚の力が必要なんです！」と。
豚の旅仲間だったノットが、そう言っていると伝え聞きました。
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ヒョロガリポーク…あの場所へ、再び！！！
「私たちで一緒にメステリアに戻りませんか？」
みんなでにメステリアについて語るうち…
次第に、再転移計画ができあがっていきました。
熱い血液が体中を巡り、ヒョロガリポークのレバーは過熱します。
そして、彼は決意しました…
「戻ろう！ジェスの元へ！！」
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ASCA「私が笑う理由は」！！！
メステリアの夜空に、無数の流れ星が一斉に瞬きました。
朝になり…目覚めたら、彼は泥まみれで豚小屋にいました。
懐かしさすら覚える強烈な豚小屋ブレンド臭がします。
ブゴーーッ！
再び、豚になった彼は大きな声で鳴きました。
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』まとめ
怒涛の展開に魅了された最後の7分！
ジェスの元に戻ろうと言った、カッコイイ彼のひとことに痺れました。
そして、2度目も豚に転生しちゃう感じが堪らなく愛おしい！
この作品は、本当に色んな感情を経験させてくれました。
「限りある命を生き抜くこと」について、
とても深いところで考えさせられました。
「出会いで人生は変わる！」って勇気をもらいました。
豚さんの冒険の続きを…また、ぜひアニメで見たいです。