アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第11話あらすじ/ネタバレ!旅のご褒美はお風呂で…賢い彼がこの世界に呼ばれた(豚に転生した)理由が明かされる。

©2023 逆井卓馬/KADOKAWA・アニプレックス・BS11 豚のレバーは加熱しろ

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「目をそらしちゃダメ…これが私なりに考えた全力のお礼です。」
命を懸けて守ってくれた豚さん(CV.松岡禎丞)へ、
金髪美少女(CV.楠木ともり)がお風呂でしたお礼が凄すぎた…!!

第11話「ご褒美はここぞというときに」では、
豚さん&金髪美少女が一緒にお風呂に入っちゃいます。
美しすぎる裸体を直視できない“うぶな豚さん”が、愛おしい…!

そして、ふたりは念願だった王への謁見を果たします。
魔法使いの王様が語る、この世界の残酷な真実…。
その中で、大学生だった彼(豚)がこの世界に転生した理由も明らかに!
それには、金髪美少女が深く関わっていました。

ラスト、豚から人間に戻る方法を知ることとなるふたり。
とてもシンプルだけど、決して簡単じゃないその方法に心が揺れます。

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アニメ『豚のレバーは加熱しろ』前回第10話のあらすじと振り返り

「絶対にふたりで王都に入りましょうね。」
心が読める種族イェスマの少女・ジェス(CV.楠木ともり)は、
自分のために命をかける覚悟の豚さん(CV.松岡禎丞)にこう念押ししました。

王都があるという岩壁に着いたふたり。
でも、王都への入り口が見当たりません。
旅の途中で天国へ旅立ったイェスマの少女・ブレース(CV.能登麻美子)が、
亡くなる直前、王都に入るためのヒントをくれました。
“王に訴えよ”
ブレースが教えてくれたこの言葉の意味がわからなくて苦戦します。
そんな中、イェスマ狩りに遭遇し、ジェスが矢で射ぬかれ負傷…!
絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、狩人のノットがくれた装備でした。
知恵と装備を駆使して、豚がイェスマ狩りを撃退!
逃げろと言われていましたが、ジェスは逃げずに待っていました。
ジェスは、豚と一緒に王都に行くことを決めています。

ふと、木陰からひょこっとこっちを見てる動物・ヘックリポンに違和感を感じる豚。
あれは、王族がイェスマを監視するためにつくった動物なのでは?
“王に訴えよ”
ブレースが授けてくれたあの言葉が脳裏をよぎります。
豚は、ジェスにヘックリポンに向かってあることを言ってみてほしいと話します。
「王都へ入れてください。イェスマの正体について、お話したいことがあります!」
ジェスの言葉で…岩壁から王都の入り口が出現しました。

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王都への道が開かれ、少女と豚さんの絆に泣いた第10話。
ついに王都入りを果たす第11話。
ふたりを待っていたのは予想外の展開でした…!
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【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第11話あらすじと感想

王都にて。予想外の展開に、豚さん叫ぶ!!

豚に転生した彼(CV.松岡禎丞)と、
心を読めるイェスマという種族の少女ジェス(CV.楠木ともり)。
ふたりは、無言で王都への階段を登ります。
この先に何が待ち受けているのか、解りません。
大きな扉の前で、美女・ヴィース(CV.井上喜久子)がふたりを待っていました。

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ふたりが王都の扉に着くと…背後で岩壁がまた入口を塞ぐ。
「ジェス、よくここまで頑張りましたね。賢い豚さんと一緒に入ってください。」
そう言って、女性はジェスと豚の傷をそっと手をかざして治癒させます。

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魔法で傷を!
王都に入ると、ジェスと豚は大きな部屋に案内されます。
ヴィースが立ち去ろうとすると、ジェスが何か言いたそうにします。
狩人のノットの安否を気にしていると察したヴィース。
彼女は、ノットはすでにはりの森から出たと伝えます。
ノットの無事を知り、ホッとするふたり…疲れました。
お風呂で汚れを落としてから寝ることにします。
「お呼びしたら来てくださいね。」
ジェスはそう告げて、先に浴室へ。
豚は、数秒遅れで“ジェスの言葉の意味”を理解します。
すると、彼は「えーーー!」と叫びます。

全裸のジェスが笑う理由。

「豚さん、お入りください。」
ジェスに呼ばれた豚は、「あ、ハイ!」と緊張気味に返事をします。
浴室の中に入ると、そこには全裸のジェスが!
キュイーーン!
不意打ちの裸体に…声にならない鳴き声をあげ、豚が鳴きます。
一瞬でも裸を見てしまったことをすぐに謝罪します。

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うぶ豚さんの反応がカワイイ!
「裸はここぞというときにとっておけと言ったのは豚さんじゃないですか。」
ジェスは、目を開けてよく見てくださいと豚に言います。
キレイだ…ジェスに見惚れて、豚が思わず呟きます。
「目をそらしちゃダメ、ちゃんと見なきゃダメです。私なりに考えた全力のお礼です。」
お礼を受け取るべきと考えた豚は、恥ずかしくてギュッと閉じていた目を開けます。
そこには、ジェスの可愛すぎる微笑み…
裸よりもなによりも、彼女のこの笑顔こそが最高のご褒美であると豚は思いました。
心が読める少女は「豚さんがくださった笑顔です」と言います。

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幸せでピュアなやりとりにほっこり。
小間使いは、とても孤独なお仕事。
豚に出会うまでのジェスの笑顔は、いつも誰かに向けるものでした。
でも、豚がたくさん笑わせてくれて…彼女の笑顔は変わりました。

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豚ダンス(彼的には黒歴史らしいw)を思い出し、
フフッと自然に笑うジェス。
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ついに王と対面を果たす!

ふかふかベッドで添い寝中、ジェスが豚さんを後ろからギュってします。
ふと、豚は不安に駆られます。
人間に戻るのは楽しみ…だか、本当に戻れるのか?
王は俺たちをどうするつもりだろうか?
ジェスは、ここで豚に想いを伝えます。
「明日どんなことになろうとも、私は豚さんと旅ができて幸せでした。豚さん、ありがとう。」
寝ちゃいそうにとろんとしながら、彼女はそっと豚のおでこにキスをしました。

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ふたりはどうなっちゃうのだろう…?
昼まで寝て、王に会いに向かいます。
高速エレベーターに乗って、王がいる場所へ案内されます。
その間も、ヴィースは母のような眼差しでジェスを見つめます。
「あなたはイェスマですか?」
ジェスと同じように心が読めるその女性に、豚が聞いてみます。
でも、その人は微笑むだけでした。
イーヴィス王(CV.土師孝也)は、想像していた人と違いました。
玉座でふんぞり返っておらず、豚とジェスと同じテーブルに座ります。
そして、魔法使いである彼(王)も心の声が読めるらしい。
王は、なんだかただならぬ雰囲気を漂わせています。

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王の孫でヴィースの息子・シュラビスも同席。

豚さんが人間に戻れる方法、判明!

「豚さんを人間に戻してほしいのです…。」
勇気を出してジェスが王へのお願いを伝えます。
ただし、ジェスの願いを聞き入れた王は条件をつけます。
それは…人間に戻す手段がなんであれ、最後まで見届けること。
ジェスはこの条件をのみ、王と約束します。
「いますぐにでも戻せるが…日暮れまでに遂行しよう。」

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このやりとりに心がざわつく豚…
戻す方法を問うと、王は答えます。
「魔法は使わない。簡単なことだ…その豚を殺せばよい。」
豚を殺せば、その中にある人間の若者の意識は…
元の世界で眠っている本来の彼の所に戻ります。
彼の意識は、世界の狭間を彷徨っている間に強力な魔法でこの世界に引き寄せられました。
そして、1匹の豚にその意識が宿ってしまったのです。

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豚さんが異世界転生したのは…
魔法で呼び寄せられたからでした。
どうしてそうなったのかはジェスに聞くとよいと、王は明言を避けます。
豚が人間に戻るということは…
豚がこの世界から消える(もう一緒にはいられない)ということ。
豚もジェスもそれを聞いて、息をのみます。

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迫られる究極の選択。
もしこのまま豚のなかに意識をとどめておくと…
元の世界の彼が死んでしまいます。
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イェスマの正体は魔法使い

「そなたを王家に迎え入れよう。そなたのような魔法使いを待っておったのだ。」
ジェスの悲しい気持ちを汲み取った王は提案します。
豚が考えていた通り、イェスマの正体は魔法使いでした。

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王が首輪を外してくれたので、
ジェスはもうイェスマではなくなりました。
甘んじて王の判断に自らの身を委ねることを伝えた豚。
彼は、その上で王にひとつ願いを伝えます。
「この国にイェスマという身分が存在しなければならない理由を教えてほしい。」
王は、豚とジェスに真実を伝えます。
まずは、豚が自分の考えを王に伝えます…
豚が、謎多き種族イェスマについてこの数日で知ったのは以下の事です。
銀の首輪をして、小間使いの仕事をするイェスマ。
心の声を読むことができ、黒のリスタを使って“奇跡”を起こせる。
女しかおらず、8歳で売られ、16歳になると命懸けで王都に向かう。
そして、乗り物に乗せてはならない…
犯してはならないという決まりがある。
「これらすべてに理由があり、王族にとって意味がある…イェスマは、魔法使いという種族を保持するためのシステムでは?」
豚の予想は、ほぼ正解でした。
かつての戦争で、大きすぎる力とその攻撃性で魔法使いはすっかり衰退してしまいました…
生身の体に見合わぬ魔力とその自己中心性が争いを生んだ過去(暗黒時代)。
王の偉大な先祖は、自分以外の魔法使いに首輪をつけて魔力と自己中心性を封じたのです。
結果、一部の力だけを残し、首輪をつけられた魔法使いたちは無力化しました。

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こうして暗黒時代は終焉へ…。

イェスマの犠牲に成り立つ、この世界の恐ろしいシステム。

「人間がいる限り、皺は必ずどこかによるのだ…理不尽を背負うイェスマという奴隷の種族にそれを引き受けてもらうことで、社会は安定してきた。」
反抗しなくなったという成果を評価した王たちは、イェスマの犠牲を元に国を安定させる方法を選びました。
魔法使いの数制限をするというそれだけのために、16歳になったイェスマ達は命を懸けて王都への旅に出なければなりません。

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やりすぎではないのか?
王に苦言を呈する豚。
王都に辿り着ける優秀なイェスマだけを生き残らせる。
そして母となって子を産んでもらい、王家の血筋に迎え入れる。
因みに、男子を身ごもっても生まれる前に処分されます。
王の目の届かない所で、魔力を持つ子が産まれることがないようにしています。
この世界の恐ろしいシステムに、豚は衝撃を受けます。
「この世界が、いつまでも続くとお思いですか?」と問う豚。
社会がいずれ崩れることは解りつつも、暗黒時代よりいまの方がよいと笑う王。
自らの市政で、王はこれを変えるつもりはなく…
この世界を変えようとする者に対しては全力で抗うと静かに圧をかけます。
日暮れの30分前まで、金の聖堂へ…
最後にこれだけ言われ、王との会話が終わりました。

少女が明かす…彼が豚になった理由。

あっという間の旅でした。
出会いからを振り返り、豚が自分がいたことでジェスを危険な目に遭わせたと話します。
「豚さんがいなければダメでした…認めてください。私は、豚さんがいなければきっと死んでいました。」
ムキになって話すジェス。豚がフォローします。
「いい旅の友にはなれたようだ。でも、感謝しなければならないのは俺の方…あのとき、豚小屋で命を救ってもらわなかったらいまはない。」

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涙声でジェスが真実を語り出す…
ふたりが出会う前、黒のリスタを個人的に買ったジェスはあることを願いました。
「私は祈ってしまったんです。ひとりで王都の旅に出るのは怖い…誰か助けてくれる人と出会わせてほしい、と。」

アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の次回に期待するもの

ラスト、 絶妙すぎるED曲の入りに感動!
「もうひとりじゃないよ…」
Myukさんの第1声に鳥肌がたちました。
そして、ASCAさんが歌うOP「私が笑う理由は」の歌詞が、
今日は特に沁みました。
「祈るみたいに時を超えてきた…やっと会えたね」
このフレーズは、ジェスの気持ちだったんだと沁みました。
いままでの疑問がすべて解決した第11話。
振り返ってもう一度はじめから見たくなりました。
気になる第12話は、2024年1月以降の放送になりそうです。
放送を待ちましょう。

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