これを観る諸君に伝えたいことはただひとつ…
豚のレバーは加熱しろ!ってこと。
このアニメは、主人公男子(豚さん)の教訓がタイトルになっています。
転生したら“普通の豚”に!という、唯一無二な設定の異世界物語…
第26回電撃小説大賞≪金賞≫受賞作が、ブヒっとアニメ化!
豚レバーを生で食べて人生を失った理系オタク男子が…
なんと、異世界で豚さんに転生!?
とある豚小屋で目覚めた彼は、心が読める金髪美少女に出会います。
心が通じ合った2人?は、ある目的のため一緒に旅することに!
2人のキュートなやりとりに癒される、観て損なしの面白さ。
第1話「オタクは美女に豚扱いされると喜ぶ」がはじまります!
目次
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』のあらすじ
これは、見た目は家畜で頭脳はオタクな彼(豚さん)と、
天使のように優しくてくそ可愛い美少女の…
世にも珍しい、いちゃラブファンタジーです!
冴えないオタクの俺。
ある日、東京の駅のなかでお腹に激痛が走って意識を失ったら…
剣と魔法の世界(メステリア)に転生しちゃってた!!
ブゴーーーッ!
うっかり豚のレバーを生で食べてしまった男は、異世界で“ただの豚”として目覚めます。
彼を豚小屋から救ってくれたのは、心が読める種族イェスマの美少女・ジェス。
ジェスは、豚になった彼にとても優しく接してくれます。
東京ではお近づきになれなかった金髪美少女との交流にトキメク彼。
ただ、やっかいなのはジェスに脳内がダダ漏れしちゃうこと!
天使のような心の持ち主・ジェスに、男のエロ妄想が筒抜けw
不思議なことに、それでも彼女は豚になった男を見捨てないという…。
あろうことか、豚になった魔法を解くための旅に付き合ってくれるらしい!
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笑いと癒しの会話あり、心トキメク触れ合いあり。
ヒリヒリする展開、たまにパンチラも…
いろんな意味で目が離せない、豚と美少女の大冒険スタート!
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』登場人物
ユニークな登場人物たち。
それぞれのキャラが放つ、印象的なセリフと共に紹介します!
豚(CV.松岡禎丞)
「ジェスたそよ、これが男だ!括目せよ!」
豚レバーを生で食し、異世界でただの豚になった冴えないオタク。
東京では、身長174cmで体重53㎏のやせ形理系大学生(19)だった…
その頃の知識をフル活用しながら、異世界で生きぬく!
身体は家畜、頭脳はオタク。
その2つ名は、眼鏡ヒョロガリクソ童貞!
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言わずと知れた「鬼滅の刃」の嘴平伊之助を演じた声優さんです。
豚になったオタクという突拍子もない設定なのに…
松岡さんのイイ声パワーで、スッと入ってきてしまうから不思議です。
なんだかじわじわと愛着が湧いてくる豚さんの演技、必見です!
ジェス(CV.楠木ともり)
「豚さんのお尻をぺんぺんしちゃいますよ!」
人の心を読み取る能力を持つイェスマという種族の少女。
彼女はおとぎ話が大好きで、いつか王子に出会いたいと夢見ている。
領主の屋敷で小間使いとして働いていたら…
豚小屋で泥まみれになっていた彼(豚)を発見、保護!
豚の妄想になんでも応えようとしてくれる。
すこしSっ気もあるが、心優しく天使のような金髪美少女である。
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なんと、「チェンソーマン」のマキマ役を演じたのも彼女。
クールも、キュートも、ドSも…
楠木さんマジックにかかれば、最高に魅力マシマシに!
ジェスの可愛さが、大増量してます。
セレス(CV.富田美憂)
「おかしな豚さんだな、と思っていたんです」
魔法を解くための旅の途中で出会う、イェスマの少女。
小さな村バップサスの宿屋で小間使いとして働いている。
思ったことをなかなか素直に言えない性格。
彼女の視線の先には…必ずあの人が!
ノット(CV.伊東健人)
「後悔するなよ、豚野郎」
バップサスで出会う、双剣使いのクールイケメン狩人。
偏見がなく、とてもマジメな青年である。
彼はイェスマという種族に対し、特別な感情を抱いて生きている。
ブレース(CV.能登麻美子)
「お豚さんは他の世界からいらっしゃったのですね」
リュボリの墓守エス家に仕えていた経験があるイェスマの少女。
スタイル抜群!
とても丁寧で優しい言葉遣いをする。
【ネタバレあり】アニメ『豚のレバーは加熱しろ』第1話あらすじと感想
この物語を通して、諸君に伝えたいことはただ1つ…!
冴えない理系の大学生で、研究者の卵だった俺(CV.松岡禎丞)。
駅のホームで激しい腹痛に襲われたのが、最後の記憶。
…目覚めたら、泥まみれで豚小屋にいました。
強烈な豚小屋ブレンド臭がする中、彼女が餌やりに現れました。
ブゴーーッ!
助けて!と発したつもりが、なぜか気色の悪い効果音が出ました。
語尾にわざと“ンゴ”をつけたことはあるけど…なぜ喋れない?
「まあ大変、豚さんじゃないんですね!」
彼女(CV.楠木ともり)が気づいてくれたけど、変な感じ。
彼女の考えが、脳に直接流れ込んでくる不思議な感覚に襲われます。
そういえば体の感覚もおかしい…なんだか丸い!
彼女が小屋から出してくれました。
彼は己の身体を客観的に分析した結果、1つの答えに辿り着きます。
「…俺は豚になっている!」
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この物語を通して、諸君に伝えたいことはただ1つ。
ぶたのればーはかねつしろ!ということだ。
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主人公は豚、ヒロインは心を読む能力者
色覚までこんなに豚っぽくてリアルだなんて、俺の夢はなんて優秀なんだ…
おそらく、こんなおかしな設定の夢をみているのは“豚のレバーを生で食べた”せい。
現在、自分は眠っているのだと認識した豚(CV.松岡禎丞)はこの夢世界を冷静に観察しはじめます。
短めのスカートを履いた美少女だったらいいな…汚れた体をブラッシングしてほしい。
こんなことを考えながら、豚小屋から出してくれた彼女に視線を向けます。
救ってくれた金髪美少女と一瞬目が合うと…彼は再び気を失います。
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ようやく夢から覚めた!あれ…なぜか腕が横に広がらない。
豚小屋から救ってくれた少女は、ジェス(CV.楠木ともり)という名でした。
彼女は口や耳に頼らずに心で会話できる種族イェスマなので、喋ることができない豚の考えを理解できるのです。
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ここは偉大なる王が治めているメステリアという国で…
彼女は国の南に位置するこのキルトリン家の小間使いとして働いています。
俺の豚のような欲望が垂れ流しではないか!
ジェスが、申し訳なさそうに告げてきます。
「手は尽くしたのですが、あなたを人の姿に戻すことはかないませんでした…」
ここで、豚は鏡の前へ…
2度目覚めてもまだ、豚のままでショックを受けます。
食欲はないけど、いまなぜか無性になでなでされたい!
豚が心でそう思ったら、ジェスが撫でてくれました。
願っただけ望むものが手に入るって素晴らしい。
主人公は豚、ヒロインは心を読む能力者…
俺の夢は、異世界いちゃラブファンタジーの章に場面を転じたのだな!
豚は、脳内に浮かんだ“ドエロい妄想”もジェスにダダ漏れしていることに気づきます!!
それはまずい!俺の豚のような欲望が垂れ流しではないか!
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裸を見たいと言ったら、この子はどうするのだろう?
考えたら、貧相ですがと見せようとしてきます。
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オタクは美少女に豚扱いされると喜ぶ
豚は、ジェスに3つ大事なことを伝えます。
①ジェスは決して貧相ではなく、むしろオタク好みであること
②伝えたいことは、今後脳内でエフェクトをかけて伝えるようにすること
(それ以外の言葉は“モノローグ”として聞かなかったことに!)
③おもてなししてくれたのは嬉しいが…一方的な優しさは受けたくないこと。
(従順よりもツンデレを好む豚さんなのです)
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すごくざっくりまとめると気を遣い過ぎないでほしいと、豚は伝えます。
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ジェスが履いている“純白のあれ”がスカートのふわふわから見えそうで見えない様を、オタク味溢れる表現で実況しながら豚は歩きます。
それが聞こえていてもジェスは嫌な顔ひとつせず、“豚さん”呼びをして親し気に語りかけてくれます。
豚さん呼びのご褒美をもらい、脳内がゲスい考えでいっぱいになる豚。
全漏れしていることを開き直ると、ジェスにひとこと強めに告げます。
「ジェスたそよ、これが男だ!括目せよ!」
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これはもちろんモノローグ!
豚さんのお尻をぺんぺんしちゃいます!
豚の性が抑えきれず、鶏の群れに突進してイタズラしちゃう豚。
「次やったら、豚さんのお尻をぺんぺんしちゃいます!私が豚さんをイジメちゃいますよ!」
金髪美少女からの思わぬご褒美発言に、歓喜に震えた豚が倒れます。
慣れない様子で一生懸命“豚扱い”をしてくれようとするジェスのサービス精神に、豚は感激します。
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それを見て、豚は大興奮!
魔法を使うには、魔法使いが生産して流通させている“六角柱の結晶体・リスタ”を使用します。
魔法の電池みたいなモノ、リスタ。
赤、黄、緑、青、黒…五つの種類があります。
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黒のリスタは、チートすぎてナーフがかかっているアイテム。
スカートを履いた金髪美少女の生脚ばかりをガン見する豚。
美少女じゃないと謙遜するジェス。
本当の美少女は、自分を美少女とは認めない…
豚がそう話すと、ジェスは「私、美少女です!」と頑張って言います。
眼鏡ヒョロガリクソ童貞は、表裏がなくて優しい!?
純白のあれが見えても、動じないジェス。
豚は「天使か…」と思います。
すると、彼女は身に余る褒められ方をすると恥ずかしいと顔を赤らめます。
「これ以上言ったら、豚さんのお尻をぺんぺんしちゃいますよ!」
むしろ、ご褒美になるから叩いてほしい!
豚はそう考えながら、ジェスにプリケツを差し出します。
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お尻を直視できない彼女。
身体は家畜、頭脳はオタク…眼鏡ヒョロガリクソ童貞なのに、なぜ?
豚さんは心の声まで優しくて裏表がないから素晴らしいと、彼女。
イェスマの身分である彼女は、あまりいままで人に見返られることがありません。
孤独な彼女は、おとぎ話を読むのが大好きなので本を読んで過ごします。
大変なときにそばにいてくれて、助けてくれる王子様みたいな人がいたらどんなにかいいだろう。
いつかそんな王子様に出会いたい…って、彼女は密かに夢見ています。
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美少女の“純白のあれ”より、オモシロイものを見せてくれ。
メステリアでは、100年以上前の暗黒時代に魔法使いたちが闘っていました。
その頃は、魔法の力で人を動物に変えることもあったといいます。
今では偉大な王の家系だけが、暗黒時代を勝ち抜いた唯一の魔法使いの血筋です。
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王都に行って王様に会うしかなさそう。
ちょうど、ジェスはしばらくの間、暇をもらい王都に行く予定だったらしい。
ジェス曰く、王様は寛大な方だとか。
事情を話せば、協力してくれるかもしれません。
すべての条件がそろっていて、
下手なプロットのように都合がいい状況に少々違和感を覚える豚。
しかし、道はそれしかない!
豚はジェスと一緒に王都に行くことを決めます。
「運命かもしれませんね。」
しゃがんでこう言ってくれたジェス。
純白のあれが丸見えなことに気づき、豚が注意します。
「つまらないものを…!」
謝る美少女へ、豚が言います。
そう思うのなら、今度はもっとオモシロイものをみせて欲しいものだと。
アニメ『豚のレバーは加熱しろ』の次回に期待するもの
「人生にはたった1回の素晴らしい出会いがあれば生きていける!」
第1話を観終わった後、オープニングテーマ「私が笑う理由は」を歌うASCAさんがメッセージに添えていたこの言葉がじわりました。
まさに、豚さんと少女の出会いは“素晴らしい出会い”なのかも!
冒険のはじまりにワクワクした第1話でした。
旅立ちを決めた1人と1匹。
第2話では、どんなオモシロ展開が待っているのか楽しみです。