クラスに馴染めずぼっちで過ごしていた田端花が、クラス一の人気者上野陽介と交流を深めるうちに恋心を抱いていく。学校行事や夏休みのイベントなど、色んな所で発生するハプニングを交えながら個性豊かなキャラクターたちが、笑いありキュンとするシーンを盛り上げてくれる作品です。
・ぼっちならではのネガティブ思考に共感すること間違いなし
・突然襲い掛かるキュンとするシーンに引き寄せられる
目次
『ブスに花束を。』声優・キャラクター紹介
田端花/声優:早見沙織
・根っからのオタクでネガティブぼっち。
・真面目で素直、少女漫画を愛読し憧れている。
・常に心の中では叫び声をあげていて想像力豊か。
上野陽介/声優:土屋神葉
・クラス一の人気者で中心人物。
・誰に対しても気さくだが天然発言も多い。
・恋愛初心者だが、自分の感情に素直で顔にでやすいところも。
鶯谷すみれ/声優:青山吉能
・クラス一の美少女。才色兼備。
・お菓子作りも得意で優等生キャラを貫いている。
・恋敵として花を認識していて心の中の口癖は「おのれ田端ぁ!」
五反田鉄男/声優:細谷佳正
・大柄で常に淡々としていて事実を話すタイプ。
・祖母や姉二人と過ごしていて同年代より大人びている。
・クラスで唯一すみれの裏の顔にも気づいている。
新橋努/声優:畠中祐
・クラスのムードメーカー的存在。
・モテるために雑誌などで常に勉強している。
・中学時代は眼鏡の地味キャラだったが高校デビューで一新している。
【ネタバレ】『ブスに花束を。』あらすじ・感想

©作楽ロク/KADOKAWA/ブスに花束を。製作委員会
ぼっちな喪女とクラス一の人気者
入学してからクラスに馴染めずぼっち生活が続いていた花、美化委員の活動で朝早く登校しクラスの教室に飾っている花瓶に花を活けていた。
飾り終えたお花を見つめた花は出来心で髪に飾ってみた。そんな姿を見てまるで少女漫画のヒロインのようだと笑みを浮かべていたが、その姿をクラス一の人気者である上野陽介に見られてしまう。
何とか秘密にしてもらおうと接触を試みている内に、ぎこちないながらも会話をするようになっていく二人。
Mai
クラス一の美少女鶯谷すみれとは
鶯谷すみれはクラス一の美少女で才色兼備な女の子。常に笑顔で接し男子生徒にもモテモテ。
一人でいる花にも話しかけてくれて、一緒に遊んだり、クラスの遊びに誘ってくれたりと性格の良さが伺える。
しかし実は心の内では黒い本音を叫びまくっており、花に話しかけ続けているのも上野陽介への恋敵として認識していたからだった。
事あるごとに仲良く見える花と陽介の様子を見ては心の中で「(おのれ田端ぁ!!)」と声を荒げている。
しかし虫嫌いな一面もあり、美化委員をする花の手伝いをすることで情報を聞き出そうとしたが、ミミズに叫んでいたり、ラブレターをもらった陽介の様子が気になり、花と一緒に物陰から覗いている時に背中にセミが止まり、鳴き叫ぶセミに大絶叫する一面もあります。
そして文化祭の日、陽介が花のことで悩んでいる姿を見て「好き」と告白します。しかし陽介の困った様子を見て逃げ出しました。
Mai
その後も陽介を避け続けますが、その後すみれは陽介からしっかりと振られてしまいました。陽介からの真剣な言葉の数々にすみれもようやく言葉を受け止めました。
「すきになってくれてありがとう」という陽介の言葉に過去を思い出すすみれ。高校入試の時、隣に席にいた陽介が助けてくれたことが好きになったキッカケがあり、その時もらった消しゴムをずっと大事に持っていたすみれ。投げ捨てた時、そこへ花が現れます。捨てた消しゴムを拾ってくれた花に「(もっと嫌な子だったらよかったのに)」と気の抜けた表情を見せるすみれだった。
Mai
個性豊かなクラスメイトたち
花と陽介たちと同じクラスの生徒たち。クラスの人気者である陽介の周りにはいつでも誰かがいて、花が陽介に話しかける際の障害になっているが、本当に仲の良いクラスメイト達です。
放課後に遊びに行くことも多く、ボウリングやカラオケなどに行っているシーンがあります。体育祭などの学校行事でも準備中にみんなで買い出しに行き、それぞれ応援に向かったりと仲良しぶりを発揮しています。
アニメの放送が終盤になるにつれて、クラスメイト内でも恋愛に発展していたりと時間経過がよりリアルに描かれており、新橋などは「リア充どもめっ」と羨ましがるシーンも。
Mai
花と陽介の恋の行方
回を重ねるごとに二人での交流が増えてくる花と陽介。
体育祭ではサッカーの試合にでている陽介の応援に、花が珍しく大きな声をだしました。その声に反応した陽介が顔面にボールを受けるというハプニング付き。
夏休みでのバーベキューでは、新橋と花が幹事をすることを伝えられると驚き焦った様子で即立候補。その後も新橋と花が一緒にいる光景をじっと見つめる姿が印象的です。
陽介の誕生日には、花と連絡がつかないことに寂しそうな顔をする陽介だったが、遅れて花に直接祝われた時にはとびきりの笑顔を見せます。
夏祭りには二人きりで屋台を回り、花火も見ています。しかしその途中で陽介の同級生と遭遇したとき、彼女と勘違いをされましたが、「もっとかわいい子はいなかったのか」という一言に陽介は怒りました。
この頃から陽介は花の様子を気にするようになり、表情も普段より照れが多くなっていきます。
文化祭準備中、遅くまで残っていた花は途中で雨風が強くなり停電した教室に取り残されてしまいましたが、真っ暗な中一人は怖くない?と陽介は一緒にいてくれます。しばらく仲良く会話していましたが、寒がる花に「もっと頼って」とセーターを貸す陽介。途端に恥ずかしくなり花は慌てて帰ろうとしますが、体勢を崩し転びそうになるところを陽介に抱き留められ大接近。
バイト先のお好み焼き店で一緒に働くバイト仲間の赤羽に、中学の同級生だった花への伝言を頼まれると「やだ」と即断ります。理由は「なんとなく」。
新橋と花が一緒に教室を出る姿を見つけると、慌てた様子で後をつけ、遠くの方で様子を見つめながら「(何やってるんだろ俺…)」と一喜一憂。
Mai
『ブスに花束を。』キャラ/声優・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
・花やすみれの心の声のリアルさや勢いに共感と笑いが溢れる
・恋愛に鈍かった陽介が花への気持ちを自覚し、変わっていく姿にキュンとする
学園ラブコメディということで、恋愛要素がたくさんあり、でもクスッとした笑いもある見ているだけで楽しくなる作品です。キャラクターたちも個性豊かで感情も豊か。高校生たちのリアルな学校生活やプライベートな姿に大体の人は当時を思いだすのではないでしょうか。花や陽介の恋愛模様も気になりますが、他クラスメイト達の絡みも注目です。
今後の話がアニメで放送させる時を楽しみにしつつ、皆さんにも是非見て頂きたい作品です!