逢坂くん(濱田崇裕)は、師匠の宮上(今井隆文)から、「もっと漫画の世界を知って欲しい」と、同人誌即売会に誘われます。
即売会会場に着くと、そこには春が咲き誇るエッチな漫画もあり、自由に創作を楽しむ人々の姿が。
江戸時代では隠れて春画を描いていた逢坂くんにとっては、夢のような世界が広がっていました。
逢坂くんは宮上の部屋で読んだ漫画のキャラクターに扮したコスプレイヤーを見つけ、昂ぶりを感じます。
そして、我を忘れてコスプレイヤーのそばで画を描き始めてしまいます。
そこにやってきたのは、なんと、宮上の師匠・AEG(ROLLY)だったのです!
目次
ドラマ『武士スタント 逢坂くん!』 前回振り返り
春画師である逢坂くん(濱田崇裕)は、師匠の宮上(今井隆文)に「逢坂くんの画は表面しか映っていない。
もっと人と触れ合うべきだ」と言われ、逢坂くんは街で人との触れ合いを試みます。
そんな中、ある青年と出会った逢坂くんは、彼に「話を聞いて欲しい」と、ある場所に連れて行かれます。
逢坂くんを心配して見守っていた緋村(森本慎太郎)は、明らかにヤバイ雰囲気に覚悟を決めます。
そして事件は起こり、逢坂くんは再び全裸に・・・。
彼は、無理矢理売りつけられそうになった坪を割ってしまい、切腹しようとしていたのでした。
緋村はなんとか逢坂くんを連れ帰り、事なきを得ます。
こうして、逢坂くんは画人との触れ合いを経てまた一つ成長したのでした。
【ネタバレ】ドラマ『武士スタント 逢坂くん!』第5話あらすじ・感想
逢坂の理想郷
「逢坂くんにはもっと漫画の世界を知って欲しいな」
宮上(今井隆文)が考えていると、アシスタントの瀬戸(長井短)が同人誌即売会を提案しました。
同人誌即売会とは、同好の士が集い、自分たちが好きなものを好きなだけ表現していると聞いた逢坂(濱田崇裕)は、「そんな理想郷があるのか」と興奮します。
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逢坂が瀬戸から渡されたカタログを見ていると、そこに宮上の部屋で見た逢坂の推し漫画が載っています。
その漫画の作家であるAGE(エイジ)は、なんと宮上の師匠というではありませんか!
逢坂は、是非とも先生の師に会いたいと、宮上にグイグイ迫りました。
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いざ即売会へ!
即売会会場は大盛況。
逢坂は皆が自由に捜索を、春を楽しんでいる姿を見て、感動します。
そして、江戸時代の同志たちに思いを馳せます。
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「逢坂は、夢にも思わぬ理想郷におりまする!」
ここには、逢坂を処刑しようとした鶯谷公のような人はいません。
皆がそれぞれ愛する春を描いている中、逢坂は、自分は何を表現するかと考えあぐねていました。
その時、逢坂の目にとんでもない光景が飛び込んできます。
なんと、あの『ズルズル淫魔図鑑』のキャラクターが存在しているのです!
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AGE参上!
「ここは夢と現の交わる地なり!」
昂った逢坂は、やおら紙を取り出し、コスプレイヤーの足下で画を描き始めました。
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「何うちの売り子に絡んでんだ!」
背後に気配を感じた逢坂は、ペンで攻撃を仕掛けますが、その人物はペンをおいしそうにボリボリと食べてしまいました。
その強者は、宮上の師匠・AGE(ROLLY)でした。
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逢坂は、AGEに、淫魔とタコが絡み合っている自分の画を見てもらいました。
しかし、AGEは「まったくエロくない」とキッパリ。
それは、逢坂の画が春画調だからではありません。
「エロっていうのはここで描くんだよ!!」
AGEは突然逢坂の股間をむんずと掴み上げました。
衝動はいずこ?
漫画は、股間・・・ではなく、衝動で描くものだとAGEは言いました。
「大した弟子育ててねぇな、ミヤ」
その後の逢坂は、落ち込んでアイスを食べる気力もありません。
自分の画を否定されたことよりも、先生が自分のせいで侮辱されたことが辛かったのです。
自分の衝動はいずこへ?
春画師時代は、客の要望に応える形で画を描いていました。だから、逢坂は自分が描きたいものがいまいちわからないのです。
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その時、偶然居合わせた丹内(久保田紗友)が荷物を預かって欲しいとやってきました。
丹内は、ひまわりのような笑顔で漫画への情熱を語ります。
丹内のその姿を見た逢坂は、呼吸困難に陥ります。
タコの想い
瀬戸は、丹内への想いが衝動になると思い、逢坂に画を描かせようとしますが、逢坂は丹内をモデルに春を描くことが出来ません。
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それでも、頑張って淫魔とタコの画をブラッシュアップさせた逢坂は、再びAGEの元へ。
しかしAGEは、まだ衝動を感じないと言います。
「大事なのはタコの方だ!」
何故このタコが女の子に巻きついているのか。そのタコの想いを感じろというのです。
その瞬間、逢坂は走り出していました。
何故なら、AGEの言葉が図星だったからです。
逢坂は龍が巫女に巻きつく画を見て初めて昂りました。つまり、『触手フェチ』なのです。知ってましたけど。
メタモルフォーゼ
逢坂が走って行った先で触手系コスプレイヤーを目撃し、さらに混乱します。
その時、バッタリでくわした丹内が、逢坂にジュースを手渡してくれました。
逢坂がそれを受け取る時、少しだけ手が触れてしまいました。
その瞬間、逢坂はパニックに陥ってしまいます。
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荒ぶる逢坂に、宮上はとっさに近くにあったホースを渡すと、逢坂はそれを身体に巻きつけ、丹内に“触手”を巻きつけます。
「うねりものになって、女人に触れたい!」
それが、逢坂の『衝動』でした。
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『まん画道』とは、己の願望を晒すことだと学んだ逢坂。
そのことを噛みしめながら、画を持って歩いていると、男性とぶつかってしまいました。
男性は、床に落ちた逢坂の画を見て興味を持ちます。
その人の顔を見て逢坂はビックリ。
なんと、あの鶯谷公に瓜二つだったのです!
ドラマ『武士スタント 逢坂くん!』 第5話 ネタバレ・感想&まとめ
宮上たちに連れて行かれた同人誌即売会で、逢坂くんは宮上の師匠・AGEと出会い、漫画への衝動を見つけることができました。
「うねりものになって女人に触れたい」とは、すごい衝動ですね!
タコと女人の画ばっかり描いているのだから、そうだろうと思っていましたけどね!
ところが、逢坂くんを処刑しようとした鶯谷公とそっくりな人物が現れました。
彼は一体何者なのでしょうか?
またしても、彼が逢坂くんの人生に大きく影響する予感がします!