人生3周目の麻美(安藤サクラ)は、日本テレビに入社して5年。
仲良くなった女優や同級生でヘアメイクのごんちゃん(野呂佳代)と食事をしたり、幼なじみのいつメンと他愛もないおしゃべりをして日々のストレスを吹き飛ばしたりと、忙しくも楽しく過ごしています。
そしてついに麻美にもプロデューサーデビューのチャンス到来!麻美は自分のやり直し人生をドラマにする企画で、初プロデュースすることに。
そんな中、麻美は大事な事を思い出します。それは、祖父と玲奈ちゃん(黒木華)のことです。麻美は仕事の合間を縫って地元と東京を行ったり来たりすることになりました。
目次
ドラマ『ブラッシュアップライフ』 前回振り返り
麻美(安藤サクラ)の3周目の人生後半戦。
大学に進学した麻美は、元カレ田邊(松坂桃李)と再び付き合うことに。しかしなんだか上手く行かず・・・。大学卒業後は、人を楽しませて大量の徳を積もうと思い、日本テレビに入社。東京で1人暮らしを始めます。
ある日、麻美はある大事なことを思い出します。ミタコング(鈴木浩介)が痴漢冤罪で捕まる日がやってきたのです。
撮影中で忙しい麻美は、どうにかして地元に戻れないかと考え、撮影時間を大きく短縮し、ミタコングの冤罪を止めることが出来ました。
【ネタバレあり】ドラマ『ブラッシュアップライフ』第5話あらすじと感想
楽しい東京ライフ
人生3周目中の麻美(安藤サクラ)は、日テレに入社して5年が経ちました。
現在麻美はドラマ『家売るオンナ』の準備真っ最中。
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小学校の同級生でヘアメイクをしているごんちゃん(野呂佳代)と仕事の愚痴を言いあいながらお昼を食べたり、女優の臼田あさ美と食事をしたりしながら、忙しくも楽しい日々を送っていました。
朝が遅い分、夜は遅めの麻美。
ある夜、洗濯ものを畳んでいると、みーぽん(木南晴夏)から電話がかかって来ました。
言われるがままにベランダに出てみると、そこにはなっち(夏帆)とみーぽんの姿が!
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3人は「床で寝よう」「なっちの紹介しない問題」など、いつものどうでもいいおしゃべりをしてストレスを発散しました。
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3周目のミッション
朝。なっちが便秘解消のために整腸剤を飲んでいるのを見て、麻美は大事なことを思い出します。
そろそろ、祖父が薬を飲み始めるころです。それを阻止しないと、祖父は死んでしまいます。
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麻美は急いで妹の遥(志田未来)と共に祖父を訪ね、薬を飲むのをやめさせました。
遥に何故そんなに薬に詳しいのかと聞かれ、答えを用意していなかった麻美はしどろもどろにドラマ『コウノドリ』を少し手伝ったからと、苦しい言い訳をしました。
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薬局で、麻美は前回と同じく経済誌を開きます。
元カレの田邊(松坂桃李)は無事成功者になっていたので、やはり別れて正解だったと安堵しましたが、前回は年商10億円だったのに対し、今回は年商9億円になっていました。
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プロデューサーデビュー
2019年になり、麻美にプロデューサーデビューのチャンスがやってきました。
プロデューサーになるには、何はなくとも企画が大事。
麻美は自分のやり直し人生をモデルにした『ブラッシュアップライフ』というドラマの企画を出し、無事プロデューサーデビューを勝ち取りました。
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打ち合わせの中で、麻美の『ブラッシュアップライフ』はさらにブラッシュアップされ、遂には原型がなくなってしまいました。
麻美は脚本家や監督に「設定は良いけど、展開が地味だ」と言われ、自分の人生を言われたようで静かに落ち込みます。
そんな中、麻美はふと玲奈ちゃん(黒木華)のことを思い出します。
2周目で玲奈ちゃんの不倫を止めた麻美は、今回も阻止しなければと思い立ちます。
しかし、問題は麻美は今、薬局に勤めていないので、彼が既婚者だと知る術がないことです。
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そういえば、麻美は新元号発表の日に、ファミレス『夢庵』で宮岡さん(野間口徹)と再会したと言っていました。
だったら、関係が深まる前に阻止すればよいのですが、麻美は中学卒業以来、玲奈ちゃんとは連絡を取っていないので、連絡先を知りませんでした。
「平成のうちになんとかコンタクトをとらなければ!」
麻美は色んなツテを辿って、なんとか玲奈ちゃんの連絡先をゲットします。
そして玲奈ちゃんに電話をし、警戒されないようにまずは昔話で盛り上がり、自然な流れで「会おう」という話に持って行きました。
しかし4月1日に会おうと誘うと、玲奈ちゃんは用事があるといって断ってきました。
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夢庵で張り込み
玲奈ちゃんの用事は、急きょなくなったため1人で夢庵に行くのだろうと踏んだ麻美は、4月1日、地元に帰った麻美は午前中から夢庵で玲奈ちゃんを待ち伏せることに。
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麻美は色んなものをちょこちょこ頼みながら、何時間も居座り続けます。
そして、そろそろ気まずくなってきたと思ってきた頃に、遂に玲奈ちゃんがやってきました。
2人は一緒にご飯を食べることになりましたが、玲奈ちゃんがおごってくれるというので、実はお昼からここにいて、かなり頼んでしまっているのだと告白しました。
玲奈ちゃんは驚きますが、それでもおごってくれるというので、麻美はごちそうになることにしました。
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食事をしていると、とうとう宮岡さんが入店してきました。
思いのほか近くに座ったので、内心慌てる麻美。
なんとか鉢合わせせずに済ませたいところでしたが、宮岡さんから声をかけられてしまいました。
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その後宴もたけなわで、そろそろ帰ろうという時に、玲奈ちゃんはもう一杯だけドリンクを飲みたいと、ドリンクバーに1人で向かいました。
ところが、その隙に宮岡さんと玲奈ちゃんが連絡先を交換しているではありませんか。
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「あのぎょう虫・・・」
カチコミ
翌朝、麻美は予定よりかなり早く実家を出ました。
そして、かつて勤めていた薬局に向かいます。
そして車の中で鍵が開けられるのを待っている宮岡さんの車にやおら乗り込み、一方的に話し始めます。
「彼女には幸せになって欲しいんです。手を出さないでもらえます?」
当然、宮岡さんは「いきなり失礼だ」と怒り出します。
でも、麻美は知っていました。宮岡さんが店に入ってきた時には結婚指輪をしていたのに、玲奈ちゃんに話しかけた時は指輪を外していたことを。
それを指摘すると、彼は「深い意味はない」としどろもどろに言い訳をします。
麻美は「今後玲奈ちゃんには近づかないでください」と釘を差し、車を降りました。
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間違いなく、確実にヤバイやつだと思われたと思いますが、麻美は満足でした。
本音を言えば、「てめぇ結婚してんじゃねぇか!クソが!」と怒鳴ったオラオラ玲奈ちゃんをもう一度見たい気もしましたが、彼女のためにはこれがベストだし、恐らく徳も積めたでしょう。
麻美は意気揚々と東京に戻りました。
ドラマ『ブラッシュアップライフ』 第5話 感想&まとめ
今回は、麻美の人生の中でもかなり大きなミッションである、祖父の命を救うことと、玲奈ちゃんの不倫を阻止すること、こちらの2つを解決する回でした。
プロデューサーとして忙しい日々を送りながら、麻美は埼玉と東京を行ったり来たりして、大変そうでした。
いつメン3人との会話は相変わらずどうでもいい内容で、作られた話だと思うと作った側にも、演じている側に対しても、感心せざるを得ませんでした。
麻美が考えたドラマ『ブラッシュアップライフ』が今後どうなるのか楽しみです。3周目の人生はまだまだ続きます!