麻美(安藤サクラ)の3周目の人生後半戦。
大学に進学した麻美は、元カレ田邊(松坂桃李)と再び付き合うことに。しかしなんだか上手く行かず・・・。
大学卒業後は、人を楽しませて大量の徳を積もうと思い、日本テレビに入社。東京で1人暮らしを始めます。大好きなドラマにスタッフとして参加したり、芸能人と仲良くなったり、麻美の世界は大きく広がります。
ある日、麻美はある大事なことを思い出します。ミタコング(鈴木浩介)が痴漢冤罪で捕まる日がやってきたのです。
撮影中で忙しい麻美は、どうにかして地元に戻れないかと考えます。
目次
ドラマ『ブラッシュアップライフ』 前回振り返り
徳を積むために2周目の人生を送る麻美(安藤サクラ)は26歳に。
薬剤師の知識を活かして祖父の命を救い、2周目の人生で最大の徳を積むことになります。
そしてやってきた33歳。1周目で死んだあの日がやってきます。食事会をした店では、同級生の玲奈ちゃん(黒木華)と再会し、玲奈ちゃんの不倫を止めて徳を積みました。
そして、無事事故を回避することが出来ましたが、気が緩んだのか翌日他の場所で事故に遭って死んでしまいます。
こうして麻美は3周目の人生を歩むことになりました。
【ネタバレあり】ドラマ『ブラッシュアップライフ』第4話あらすじと感想
3周目前半
麻美(安藤サクラ)は、3周目の人生で中学生になりました。
登校中は、みーぽん(木南晴)やなっち(夏帆)とドラマの話で盛り上がります。
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中学時代といえば、欠かせないエピソードはミタコング(鈴木浩介)の”連帯責任事件”です。
手紙のやり取りを注意された女子2人に対して、ミタコングは授業を止めて注意しました。
麻美は「授業中ではなく、後で注意すればいい」とミタコングに意見しますが、ミタコングは連帯責任だと言いました。
1周目では無視、2周目ではミタコングに言い負かされてしまった麻美。
「今度こそは」と、論理的に反撃し、ミタコングをやりこめますが、結局呼び出しを受けてしまうことに。
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高校は同じ女子高に進み、それなりに楽しく過ごしました。
大学は、今回は薬学部ではなく、1周目と同じ文学部に入りました。
62年ぶり2度目
同じ文学部でも、付き合う友達は微妙に変わった麻美。
何故なら、元カレでクラスメイトの田邊(松坂桃李)がいるグループを避けていたからです。
ところが、なんだかんだで接点があったため、田邊のいるグループと頻繁に遊ぶようになってしまいました。そして、なんだかんだで、また田邊から告白されます。
麻美は迷いますが、2周目で田邊が年商10億円の経営者として大成功していたことが浮かんだのと、彼が優しかったので、付き合うことにしました。
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2度目の交際は新鮮味こそありませんでしたが、居心地が良く、しばらく交際は順調に進んでいました。
ところが、やはり気になるのはギャンブルのこと。
麻美は田邊に「絶対にパチンコには行かないで」ときつく言いつけ、その他彼の生活態度も色々と監視するようになりました。
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そんな麻美の態度がストレスになったのか、田邊からは「俺たち合わないと思う」と言われ、麻美はフラれてしまいました。
1周目よりもショックだったのは、きっと本気で好きだったからかもしれません。
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3周目後半
そして迎えた成人式。
麻美は、皆と一緒に無責任にふくちゃん(染谷将太)を応援し、1周目の初恋の人・加藤は『粉雪』を熱唱し、予定通りのスケジュールで進んでいきました。
大学卒業後は、ドラマが好きなことと、たくさんの人を楽しませて、一度に大量の徳を積めるかもしれないと見込んで、日本テレビに入社。
東京で1人暮らしを始め、ドラマ班の現場APとして働きます。
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3周目で社会経験が豊富な麻美は、同期の中ではかなり仕事が出来る方でした。
役所や薬剤師とはまったく違う環境で、麻美の世界は大きく広がり、忙しいけれど充実した日々を送っていました。
そして、撮影が落ち着くと、地元に帰っては友人たちと他愛もないおしゃべりをしてエネルギーを充電していました。
そういう運命
ある日の仕事中、妹の遥(志田未来)からの連絡で、今日が父の誕生日だということに気がつきます。
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その時、麻美は重要なことを思い出しました。
父の52歳の誕生日と言えば、ミタコングが痴漢冤罪で捕まる日です。
しかし、麻美は東京で仕事中。夜に地元に帰る時間はありません。
麻美は元々嫌いな人だし、“そういう運命なのだ”と言い聞かせますが、ミタコングの奥さんがそろそろ出産するということを思い出してしまいます。
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麻美はスケジュール表を確認して、「なんとか巻かせてみよう」と思いました。
“巻き”というのは徳と同じく、小さな積み重ねが大事になってきます。
今や“シゴデキ”APとなっている麻美は、食事の時間を減らしたり、エキストラをケアしてNGを減らすなどして、どんどん時間を巻いていきました。
一番大事なのは、現場全体を「巻きたい」という気持ちにさせることです。
麻美は創意工夫をして、そういう空気を作っていきました。
一つになった瞬間
最後に、このミッション最大のピンチがやってきます。
別の現場から来るはずの塚地武雅が、大渋滞に巻き込まれてしまったのです。
しかし麻美はここでも冷静に、制作部の道路のプロにアドバイスを聞いて、塚地の乗った車を渋滞から逃すことが出来ました。
塚地が2時間巻きで現場に到着した時、スタッフ一同拍手で彼を迎え入れました。
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結局、現場は3時間巻きで終了しました。
時間が余ってしまったので、麻美は父への誕生日プレゼントの買い物が出来ました。
そしていざ埼玉へ。
しかし、ミタコングが乗る電車が「21時前後」という情報しかなく、正確な時刻がわかりません。麻美は、ミタコングが乗ってきた駅で、彼を待ち伏せることに。
その時、まだふくちゃんと結婚中のしーちゃん(市川由衣)とバッタリ遭遇します。
麻美が「ふくちゃん元気?」と尋ねると、しーちゃんは子作りのことなど駅前で話すには少々重めの話をし始めてしまいます。
ミタコングを見逃すわけにはいかないし、駅前で話す話ではないし・・・ということで、麻美は「また聞かせて!」と言って、その場を納めました。
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ミッションクリア
その直後、ミタコングが駅前に現れたので、麻美はすぐに声をかけます。
時刻は21時を少し過ぎています。念のために2本見送るとしたら、30分はミタコングを引き留めておく必要があります。
麻美はいきなり「お茶、しませんか?」と誘いますが、ミタコングは妻が妊娠中で早く帰りたいからと、断られてしまいました。
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麻美は仕方なくミタコングと一緒に電車に乗る事に。
乗車中つまらない会話をしながら、麻美は警戒を強めます。
麻美は、困惑するミタコングを連れて、わざわざ途中で車両を移動するなどして、ミタコングが疑われないようにしました。
そして、無事ミッションはクリア。駅のホームでは、役所時代の上司が駅員に連行される姿が目に入ってきました。
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流れで地元に着いたので、麻美は実家にプレゼントを届けに行きました。
明日も早いので、すぐに東京に戻らないといけない麻美は、遥に駅まで送って欲しいと頼みます。すると、麻美の親孝行を喜んだ両親も、一緒に車に乗り込んできました。
麻美たちは久しぶりにワイワイと家族の時間を楽しみました。
ドラマ『ブラッシュアップライフ』 第4話 感想&まとめ
3周目の麻美の人生では、ガラッと変わった部分がありました。
元カレ田邊とも2度目の交際をしますが、どうやら麻美と田邊はうまくいかない運命なのかもしれませんね。
テレビ局に入社するというのも大きく変わった部分です。
ドラマ制作の裏側を細かく説明してくれて、面白かったです。
次回も、3周目の社会人パートが続きます。麻美がどんな徳を積むことが出来るのか、楽しみです!