『本好きの下剋上 第二部』第26話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!マインの儀式と夢の世界!

『本好きの下剋上 第二部』第26話(最終回)

出典:『本好きの下剋上 第二部』公式ページ

ついに最終話、第25話でトロンベに襲われてしまったマインですが、癒しの儀式を行うことになります。

儀式は、そしてマインはどうなるのか、いよいよ注目の最終話です!

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『本好きの下剋上 第二部』前回第25話のあらすじと振り返り

護衛であるはずのシキコーザからひどい扱いを受けてしまったマイン。

黙って耐えていましたが、ナイフで目をえぐられそうになり、恐怖のあまり空にいたフェルディナンドに手を伸ばします。

その瞬間に手を切ってしまい、その魔力を大量に含んだ血でトロンベが活性化してしまいます。

トロンベに巻き付かれて拘束されてしまうマイン。

フェルディナンドと騎士団の力で何とかその脅威からは逃れますが、倒れるほどの熱を出してしまいます。

フェルディナンドお手製の薬でなんとか回復したマイン、護衛から事情を聞き出そうとするフェルディナンドですが、シキコーザは開き直って認めません。

遠まわしにされたことを伝えたマインに憤る騎士団長。

確かに身分差はわきまえねばならぬ、この場で一番身分が高いのは私で、その私の命令に逆らうとはそなたこそ身分をわきまえよ、とシキコーザに恫喝するフェルディナンド。

さらにマインは、領主から認められて許可を得て青の衣を纏っているのです。

それに不平を漏らすということは領主に不平を漏らしていると言っても過言ではありません。

護衛の二人と騎士団長には領主から追って裁きの沙汰がくだされることになります。

薬が効いているうちに儀式を行うことにしたマインとフェルディナンド。

フェルディナンドはしっかり見せつけてやれと言い、マインは自信がなさそうです。

しかし、引き立て役は用意する、勝てない勝負はしない主義だ、とフェルディナンドには何か考えがあるようでした。

【ネタバレ】『本好きの下剋上 第二部』第26話(最終回)あらすじ・感想

魔力の差

儀式を執り行うために、マインと騎士団はトロンベが更地にした大地の真ん中へと降り立ちます。

フェルディナンドは、まずシキコーザに声をかけて癒しの儀式をするように命令します。

手本と格の違いを見せてやってくれと言われ、ムキになるシキコーザ。

癒しの儀式を行うシキコーザ、その祝詞に合わせてシキコーザを中心に大地が緑に覆われていきます。

しかし、その勢いは途中で終わってしまいますが、フェルディナンドはまだ足りぬ、と続けさせます。

魔力が引き出され続けて、へたりこんでしまったシキコーザ。

神具を取り戻し、フェルディナンドはマインに「残りは君の仕事だ」と託します。

マインが祝詞を唱えた瞬間、魔力が迸り、勢いよく緑が芽吹き、荒れた大地は一瞬で緑に包まれます。

その圧倒的な魔力を見せつけられた騎士団がざわつきます。

やりすぎなぐらいの魔力を見せたマインを守るため、フェルディナンドは騎士団に念を押して自分の庇護下にあると伝えます。

そして帰還する途中、フェルディナンドはマインへ怪我をさせるつもりも悪意に晒すつもりもなかった、と謝罪します。

マインはフェルディナンドの責任ではないと言いますが、フェルディナンドは深く反省しているようです。

あか

フェルディナンド様のせいではないですが、優しいですよね!それにしても儀式のシーンは美しくて鳥肌が立ちました…!

騎士団への要求

戻ってきた神殿で、フェルディナンドは今回の騒動で要求はあるか、と問います。

ないと言え、という表情をしていますが、マインは儀式用の衣装を要求します。

できたばかりなのにもうボロボロになってしまった、成長しても着られるように誂えたのにあんまりです、これと全く同じものを冬までに、と要求します。

冬には奉納式があるので、マインに落ち度がなくとも衣装がなければ神殿長になにを言われるかわかりません。

カルステッドは笑って請け負ってくれました。

それと、ダームエルは庇ってくれたので手加減してあげてください、とそれだけでした。

あか

せっかく気合を入れて作った儀式用の衣装でしたから、当然ですね!

そして日常へ

神殿の前、いつものように家に帰るために迎えに来てもらいますが、ルッツは慌てて駆け寄ってきます。

怪我は?と聞かれますが、手の傷はすでに塞がっています。

どうして知っているのかと不思議がるマインに、突然頭の中にマインがトロンベに巻き付かれているのが見えた、と言います。

行きたくてもどこにいるのかわからないし、焦った、とマインを抱きしめるルッツ。

マインも貴族社会怖かったよぉ、と涙します。

その後、当然のように寝込み、動けるようになった時には大分秋も深まっていたのでした。

さっそくフェルディナンドから呼び出しを受け、マインは隠し部屋へ通されます。

差し出された飲み物を飲むと、ほんのり甘くて美味しく感じました。

そしてこれをつけるように、と言われたのは魔術具でした。

あか

こ、これは第1話の冒頭ですね!ここでこの展開になるのはよい演出です!

マインの夢の世界

マインが普通の子供ではないと思ったフェルディナンドは、マインの過去を調べることにしたのです。

魔術具と飲み物は意識を同調させるためのもので、フェルディナンドはマインと同調し、記憶を覗くことができるようになったのです。

予想より大きかったマインの魔力のせいで、領地にとって危険がない人物かどうかを調べなければならなくなったのです。

マインは、疑いを解くためなら良いと受け入れます。

そして、マインは記憶の中で行きたいところに行くことができるようになり、かつての日本へ記憶を飛ばします。

記憶の中で図書館に行くことができてご満悦なマイン。

見るもの全てが不思議で驚愕するフェルディナンド。

そして記憶は、麗乃の家にうつります。

もう聞くことのできない、見ることのできない、母の姿を目にします。

かつての記憶で、会話をすることはできない。

それでもマインは母の背中を見て、お母さんに謝らなきゃ、と追いかけようとします。

母ときちんとお別れできなかったことをずっと悔やんでいたマイン。

泣きながら母の背中に呼びかけるマイン。

行かないで、戻ってきてと叫びますが、その声は届きません。

激しい感情の揺れに耐えられず、フェルディナンドとマインは記憶の中から戻ってきます。

あか

同調している描写の作画がとても個性的でいいですね。母の背中が切ないです。

マインの夢の世界

泣きながら目を覚ましたマイン。

目の前にいたフェルディナンドも目を伏せていて、「最悪の気分だ」と呟きます。

同調しすぎてマインの気持ちがなだれ込んできてしまい、涙を流してしまったようです。

フェルディナンドを見上げるマイン。

名前を呼ばれた瞬間、マインはフェルディナンドを抱きしめます。

驚くフェルディナンドに、マインは「ぎゅーです、こうすると落ち着くんです」と強く抱きしめます。

こういう夢を見たとき、トゥーリやルッツにこうしてもらうがフェルディナンドにはしてくれる人がいないから、と引き剥がされても抱きつきます。

その様子を見て、「落ち着きたいのは君ではないか」とフェルディナンドは根負けします。

思い出しても戻れないから思い出さないようにしていたのに、と涙するマイン。

お母さんにもう一度会わせてくれてありがとうございました、と小さくこぼします。

フェルディナンドは、泣いているマインを優しく抱きしめてくれます。

次はご飯が食べたいのでまた使ってくださいと言うマインに、断固拒否するフェルディナンドでした。

あか

これは思わず泣いてしまいました…母とまともにお別れできなかった麗乃のことを思うと、辛いですね。

密談

カルステッドに魔術具を返したフェルディナンドは、マインについてを報告します。

うまく利用すれば莫大な利益をエーレンフェストにもたらすだろうと検討しますが、基本的にはほんのことしか考えていないので周囲の誘導が必要だ、とも言います。

フェルディナンドは、カルステッドにマインを養女にしてくれないかと提案します。

強力な後ろ盾が必要なので、早いうちに取り込んでおいたほうがいいとフェルディナンドは判断したようです。

あか

マインのいないところでマインのことが決まっていきますね…。

団欒

いつもの家族のもとに帰っても浮かない顔のマイン。

家族の団欒の中、「母さん、ごめんね」とこぼします。

「どうしたの、急に」と不思議がるエーファに、マインはエーファ、ギュンター、トゥーリにそれぞれお礼を言います。

この家に生まれてよかった、と笑い合うマインと家族、そしてマインは心の中で、かつてのお母さんにもありがとうとお礼を言うのでした。

あか

家族の団欒、安心しますね…。

団欒

貴族から突然依頼が来たと怒るベンノに、マインは帰ってから話します!と逃げます。

そして今日からまた絵本の印刷を始めるぞ、と意気込むルッツとマイン。

もっと本を作るんだ、と意気込むマイン。

そして、フェルディナンドにフェシュピールの演奏を披露して「大変結構」を無事にもらうことができたマインは、満面の笑みを咲かせるのでした。

あか

エンディングに合わせて、今までのキャラクター立ちが出てくるのはとてもいいですね!

『本好きの下剋上 第二部』第26話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

3期決定おめでとうございます!

巫女見習いからさらにどう下剋上していくのか、伏線もたくさんあるので、どう展開していくのかも楽しみですね!

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