ドラマ『僕はまだ君を愛さないことができる』は、台湾ドラマ『イタズラな恋愛白書』を日本版にリメイクされた作品です。
不器用な二人がお互いのことを好きだと自覚するまでに時間がかかり、すれ違いながらも寄り添うピュアラブストーリーです。
二人は最後に想いを合うことができるのか。
それではさっそくドラマ『僕はまだ君を愛さないことができる』をレビューしていきます。
目次
『僕はまだ君を愛さないことができる』ってどんなドラマ?
“恋人”以上の“親友”――この関係は一生変わらないはずだった…
女性たちのリアルと夢がたくさん詰まった、共感度満点ラブストーリー!
恋人未満の2人の恋模様をリアルに描き、アジア中の女性たちの心を掴んだ大ヒット台湾ドラマ「我可能不會愛你(イタズラな恋愛白書)」。
韓国や中国でもリメークされた大人気作品が、「イタズラなKiss」シリーズ、「きみはペット」など日本のみならず、アジアでヒット作を作り上げてきた製作チームによって日本版にリメークしドラマ化される。
仕事に恋に何事にも一生懸命なヒロインの御手洗 陽役はバラエティからドラマ、映画まで幅広く活躍する好感度満点の若手女優、足立梨花。
陽に想いを寄せながらも“親友”として優しく見守る気遣い上手な石田 蓮役は「刑事7人」など話題のドラマへの出演が続く人気上昇中の若手俳優、白洲迅がダブル主演を務める。
原作の魅力的な部分はそのままに、日本オリジナルな要素もたっぷりと詰め込んだ「僕はまだ君を愛さないことができる」がまた多くの女性たちを虜にする!
出典:『僕はまだ君を愛さないことができる』公式ページ
『僕はまだ君を愛さないことができる』主要キャスト
足立梨花 / 役:御手洗 陽
- 靴のメーカー(ダイアナ)で商品開発部主任を任されている。
- やりがいは感じているが、過去の恋愛相手・竜星に未練あり。
- 蓮とは一番の親友であり、一番の理解者。
- 過去に悲しい経験をしていることから恋愛には臆病。
- 彼氏ができたとしても蓮との関係は止めたくないと思っている。
白洲迅 / 役:石田 蓮
- デベロッパーでタウンマネジメント課の主任を任されている。
- 幼馴染である陽のことが好きだが、今の最高な関係を崩したくないため陽には「好きにならない」と言っている。
- 竜星の登場により、次第にその気持ちが抑えられなくなる。
- 同じ会社の部下である麻希と恋愛関係に!?
浅香航大 / 役:水沢 竜星
- 陽の元カレ、過去に陽のことを見捨てた人。
- 現在はベンチャー企業の社長になり、迎えに行けるようになったので陽と寄りを戻したいと思っている。
- 蓮の存在を快く思っていない束縛が激しい男性。
松本妃代 / 役:河野 麻希
- 蓮と同じ会社で働く派遣社員。
- 蓮のことが好きな可愛い系女子、無邪気な甘え上手。
- 蓮と付き合えたが、陽が邪魔だと思っている。
かとうかず子 / 役:御手洗 春
- 陽の母。陽の良き相談相手。
- 前向きな性格で、いつも陽の背中を優しく押してくれる。
- 心の中では、陽は蓮と付き合う方がいいと思っているかも。
『僕はまだ君を愛さないことができる』あらすじ
御手洗 陽(足立梨花)は靴メーカー勤務のキャリアウーマン。
仕事ではやりがいも感じ順調にキャリアを積んできているが、恋愛面は失恋ばかりで最近はあまりうまくいっていない。
陽の高校・大学時代の同級生で、都市の再開発などを手掛けるデベロッパー勤務の石田 蓮(白洲迅)は、そんな陽の一番の理解者でもあり、陽が唯一本音を打ち明けられる大親友。
そんな陽と蓮は、陽の29歳の誕生日に“30歳最後の日までに先に結婚した方に30万円のご祝儀を贈る”という賭けをする。
自分たちが互いに恋をすることはあり得ないと断言する2人だったが、その賭けがきっかけとなり、蓮の会社の後輩の積極的なアプローチや、陽の会社の後輩の急接近、そして陽の元カレとの再会など、その“親友”関係は徐々に変化していき…。
出典:『僕はまだ君を愛さないことができる』公式ページ
『僕はまだ君を愛さないことができる』を視聴できる動画配信サービス
『僕はまだ君を愛さないことができる』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年9月25日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
無料期間中の解約も可能ですので、本作が少しでも気になっている方は、ぜひ無料期間を上手にご利用ください。(※他にも面白いコンテンツが豊富で、ほとんどの方がご継続されるほど満足度の高いサービスです!)
【ネタバレ】『僕はまだ君を愛さないことができる』感想レビュー
蓮(白洲迅)と陽(足立梨花)二人の関係
蓮(白洲迅)と陽(足立梨花)は、高校時代からの幼なじみで家族同士も仲が良いのです。
良くも悪くも何でも話すことができる関係で、陽はこの関係はずっと将来も変わらないものだと思っていました。
蓮は陽の話を何でも聞いてくれる癒しの存在でしたが、実は蓮の心の中は複雑な想いだったのです。
蓮は陽のことが好きなのにも関わらず、想いを伝えるどころか「好きにはならない」と嘘を言ってしまいました。
陽もその言葉を聞き、蓮とは親友の関係のままで終わるんだと思っていました。
ですが、陽も一度は蓮を好きなのではないかと思ったこともありました。
だけど、蓮に言われた言葉で現実に戻り、この関係をずっと続けたいので好きにならないようにしていました。
そして陽が恋愛に前向きになれないのは、ある人物が原因でした。
蓮は陽の今までの恋愛相手も知っていますが、それまで交際した中で一番気がかりだったのは竜星(浅香航大)のことでした。
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竜星(浅香航大)の登場
陽がひどく落ち込んで引きずってきた恋愛は数年前の出来事でした。
結婚しようとまで話していた竜星は、会社を立ち上げるために預けていた資金を共同経営者に持ち逃げされてしまいました。
そのことが原因でひどく落ち込んでおり、陽が何度慰めても竜星は聞く耳も持ちませんでした。
でも、陽は竜星が傷ついているなら支えようとしていました。
陽はいつも通りに二人が住んでいる家に帰りましたが、すでに竜星は荷物を持って家からいなくなっていました。
支えていこうと思っていた陽は、裏切られてしまった悲しみと悔しさで立ち直るまでに時間が掛かりました。
落ち込んでいた陽は、蓮のおかげで少しずつ立ち直ることができていました。
そして、やっと今の現実の明るい陽に戻ることができたのです。
そんなある日、陽と寄りを戻したいと竜星が姿を現したのです。
仕事の関係で二人はまた頻繁に会うことになりましたが、会社の同僚などは竜星との関係は知りませんでした。
陽はもう二度とあんな悲しい想いはしたくないと竜星を避けていました。
でも、竜星はあの手この手で陽を引き留めていましたが、本当に陽が嫌がっているならと急に連絡しなくなりました。
陽は竜星のことを考えないようにしていても、連絡がない竜星のことが心配でずっと考えてしまっていました。
竜星がやっと自分の元に帰ってきてくれたことで、陽はまた傷つくかもしれませんがもう一度だけ信じてみることにします。
竜星は過去に付き合っていた時よりも、陽を優先し、独占して、そして束縛していました。
陽は竜星と付き合うようになり、蓮にもあまり会わない様にしていましたが竜星がいなくなった原因のひとつは蓮だったのです。
蓮の存在は陽と付き合った誰もが嫉妬してしまうような関係で、本当は竜星は会ってほしくなかったのです。
そして、竜星は蓮が陽のことを好きなのも気づいていました。
会社がうまくいき陽も戻ってきてくれました。
この上ない幸せが竜星にやってきて、彼はこの先もずっと陽といたいと考えてプロポーズをしようとサプライズ計画までしていました。
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すれ違ったままの二人
陽は再び竜星と寄りを戻すことにしましたが、陽は蓮にそのことを報告できませんでした。
蓮は陽の家に行こうとした時に、竜星と一緒にいる陽を見かけて関係が戻ったことに気づきました。
そして、二人はなかなか会う事ができずに、陽は竜星との時間を楽しんでいました。
その一方で、蓮は陽に対する想いを封じることができなくなっていきます。
そんな時、蓮に上海に行ってほしいと上司から相談されて、蓮は今のままでは陽と一緒にいるのがつらくなってしまうと考えて承諾しました。
上海に発ってしまう前にどうしても陽に気持ちを伝えたくて、携帯に連絡します。
しかしその時、陽は竜星の家にいて、携帯は竜星のそばにありました。
竜星は電話に出ず留守電に録音している蓮の声を聞いていました。
そして、蓮の想いを知った竜星は、この想いを陽が知れば自分から離れていってしまうと考え、留守電を消したのです。
そんなこととは知らない陽は、毎日をいつも通りに過ごして竜星との日常を楽しんでいました。
ですが、陽も会社からキャリアアップのために上海に行ってみないかと言われ、竜星に相談していました。
なんとか承諾が出て陽は嬉しく思っていましたが、ある日久しぶりに実家に高校時代の友達が集まることになり、蓮も来れないかと電話をします。
そこで、蓮が留守電に録音したことを聞きますが、竜星がすでに録音音声を消してしまっているので何も証拠はありません。
せっかく蓮は気持ちを伝えましたが、何も通じていないことを知って絶望してしまいました。
陽はどうして留守電が無くなってしまっているのかは分かりませんでしたが、それから数日後に竜星が消したことを知りました。
すれ違っていた二人の想いが急展開で通じようとしていましたが、陽は蓮の元に行く勇気がありませんでした。
結婚式も決まり、準備もすでに終盤に近づいていましたが、やはり陽は蓮のことが気になってしまいました。
自分の心に気持ちを確かめて、本当にやっと蓮への気持ちを確信に変えました。
そのことを一番に母・春(かとうかず子)に伝えると、家族はその気持ちを後押ししてくれました。
結婚式は取り止めになり、陽は想いを伝えに行くために蓮のいる上海へ向かいました。
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想いが通じた二人の恋
上海に来た陽のことを驚きながらも受け入れ、想いが通じ合ったことを喜ぶ蓮ですが、二人はまだぎこちない様子です。
しかし、それぞれの気持ちを大事にしていました。
蓮は当分の間は、上海で新規プロジェクトを遂行しなければいけません。
陽は新しい自分になろうと大好きな靴づくりを学ぶことにしました。
それぞれがお互いの場所で忙しくしているので、なかなか会う時間などは取れません。
周りからも不思議がられていましたが、今まで幼なじみで親友だった二人は、何も変わらず彼氏と彼女という呼び名になっただけです。
だけど一番変わったのは、陽は以前よりも蓮に会いたいという気持ちが大きくなったことです。
一年という時間を経て、やっと修行が終わった陽は、真っ先に蓮の元へ急ぎました。
久しぶりに会った二人は、自然にいつも通りの会話でしたが、陽が蓮へあるプレゼントを用意しました。
それは修行をしてきた陽が自分一人で初めて作った蓮への靴でした。
作りに納得はいかなかったものの、蓮はその気持ちを喜び、やっと蓮の仕事が落ち着いたので日本へ帰れることになります。
ここで、陽はある約束について思い出します。
二人のうちどちらか先に結婚した方が…という勝負をしていましたが、陽は先に誕生日を迎えるので負けてしまったと言います。
でも、蓮はどちらも勝つ方法があると提案しました。
その提案の意味は「陽と蓮が結婚すること」でした。
蓮は陽と結婚できることに喜び、陽もこの先何があっても蓮とは離れないと心から誓いました。
二人は新しい場所で幸せに、今まで通り親友であり・幼なじみであり・最愛の夫婦として過ごしていくのでしょう。
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『僕はまだ君を愛さないことができる』まとめ
👠 「 #僕まだ」復習②👠
次回の放送までに、前半分をおさらい😊
#2「もし、結婚できなくてずっとひとりだったら…」
陽は、蓮が後輩の河野麻希からアプローチを受けていると知り焦りを感じる。そんなとき、助けてくれた年下イケメンとカフェで再会…。#僕はまだ君を愛さないことができる pic.twitter.com/YDhGhQDQ3W
— 【公式】僕はまだ君を愛さないことができる (@boku_mada) September 19, 2019
台湾で放送されたドラマのリメイクで、私も台湾のオリジナルドラマを見ていたのでリメイクはどんな感じで描かれるのか楽しみでした。
最後には蓮と想いが通じて結婚できて本当に嬉しかったです。
ドラマの放送では、時には涙や怒りなど様々な感情が出てきて何度でも見たくなるドラマです。