気になる男性とデートを重ねるちはる(黒木華)。
ある日、街中でちはるが見知らぬ男性と一緒にいるところを目撃した順平(杉野遥祐亮)は、いつかちはると話した内容を思い出し、自分はどれだけ世の中の女子たちの本当の気持ちや考えを理解できているのだろうと思いました。
またある日の夜、姉弟でワインを飲みながら話したのはちはるが尽くす女かどうか。
そこで順平はまた一つ女子について学ぶのでした。
目次
ドラマ『僕の姉ちゃん』 前回振り返り
仕事にやる気を出す順平(杉野遥亮)ですが、上司の東海林(平岩紙)とはなかなかソリが合いません。
言い返す暇もなく正論を言われ、ぐうの音も出なくなってしまう順平はイライラがMAX状態に。
普段は自分の愚痴が優先のちはる(黒木華)も、順平のイライラを察し聞き役に徹します。
「自分の売りがわからない」という順平に、ちはるは「自分にしか出来ないことはないけれど、自分はやらないことを決めることは出来る」とアドバイスをし、順平は正直さを売りに仕事をしていくことを決めました。
そして順平は社会人として一皮むけていくのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『僕の姉ちゃん』第8話あらすじと感想
返信しない男
「まただ」
ちはる(黒木華)は気になる男子をデートに誘いましたが、返信が来ないと言います。
順平(杉野遥亮)は女の子からの誘いを無視する男って、どんな奴なのだろうと思いました。
「モテるやつに決まっとる」
moyoko
だけど、ちはるはあまり傷ついているように見えません。
ちはるは返信がないのは自分のせいではないと言います。
「誘った勇気までは私のもので、返信までは知らんがな」
moyoko
無難な男
ある日の女子会でちはるは、「どんな風にキュンとしたいか」という話題で盛り上がります。
ちはるの理想は王子様みたいな男子にサッと連れ去られることです。
でも、考えてみるとあまり遠くに連れ去られても大変だなと思いました。
他のメンバーも「帰るの大変だもんね」と同意します。
moyoko
そのうち、「強引な男子は飽きる」ということで、「無難な男子が一番かもしれない」という結論に達しました。
「無難がいいって!良かったね、順平!」
ちはるは、帰宅するなり、リモート英会話レッスンを受けていた順平にそう声をかけました。
moyoko
女が欲しい一言
そんな無難な男、順平は、姉が髪の毛を切ったことに気がつき、自分は気付ける男なのだとドヤ顔を見せています。
ちはるはそれが出来ただけでも100点だと言いますが、モテる男は「髪切った?」と質問はしないのだと言います。
moyoko
女はこの一言が欲しくて髪を切るのです。
「可愛い」
moyoko
順平の自問
ある日、順平は街中で見知らぬ男と歩く姉を見かけました。
それが、デートなのかどうかは判断できません。
順平は、姉・ちはるを見ていると、自分は世の中の女子たちの一体何を見ているのだろうと、頭が混乱しそうになります。
彼女の中には色んな数式が用意されていて、いつも色んな答えをはじき出して暮らしているように見えますが、その計算さえしていないかもしれません。
でも、ちはるはちはるなりの何かで毎日を送っています。
一見バラバラに見えるその何かを並べて行けば、順平がたちうち出来ない真っ当さのようなものが、うっすら見えてくるのではないか?
そんなことを思いながら、順平は帰路につくのでした。
moyoko
尽くす女
ちはるは気になる男子と何度かデートをしましたが、またしても恋は始まりませんでした。
それなりに胸はときめいたけど、何か違う。
moyoko
ちはるは、デート相手に貰ったキャンドルをつけて、順平と縁側でワインを飲みます。
そこで話題になったのは、ちはるが尽くす女かどうか。
ちはるは、きっぱりと「尽くさない!」と言います。
だって、自分が生まれた朝に、両親が「彼氏に尽くす女になりますように!」なんて、願うはずもありません。
moyoko
「私もあんたも、誰に尽くさなくても、世界から求められて生まれてきたのであーる」
順平がまた一つ女の一面を学んだ夜でした。
ドラマ『僕の姉ちゃん』 第8話 感想&まとめ
今回は順平が姉・ちはるを考察しながら、女というものを知っていくという、少しエモいお話でした。
女子会で、王子様に連れ去られても、遠かったら帰るのが大変という話になったのは面白かったです!
ところで、ちはるがデートしていた相手は、前回とは違う人物でした。ちはるはモテるんですね~。もちろん、行動力もありますが。
そろそろ順平にも新しい出会いが欲しいところです!