『ボヘミアン・ラプソディ』あらすじ・ネタバレ感想!フレディ・マーキュリーの破天荒な半生を描いた超大作

出典:『ボヘミアン・ラプソディ』公式ページ

伝説のバンド「QUEEN」。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、「QUEEN」の絶対的なボーカルであり、世界を魅了したフレディ・マーキュリーの半生に基づいた映画です。

イギリスが生んだ世界的ロックバンド「QUEEN」の成り立ちから、1985年に行われた伝説のフェス【ライブエイド】までを描いています。

ポイント
  • 伝説のバンド「QUEEN」のボーカルであるフレディ・マーキュリーにスポットを当てた伝記的映画
  • 世界中で大ヒットし、ロングランになった実話に基づく感動の名作
  • 完成するのに約8年を費やしたという熱量のこもった作品
  • 俳優陣の鬼気迫る演技も必見

それではさっそく『ボヘミアン・ラプソディ』のあらすじ・ネタバレ感想を書いていきたいと思います。

▼動画の無料視聴はこちら▼

『ボヘミアン・ラプソディ』作品情報

ボヘミアン・ラプソディ

出典:映画.com

作品名 ボヘミアン・ラプソディ
公開日 2018年11月9日
上映時間 134分
監督 ブライアン・シンガー
脚本 アンソニー・マクカーテン
出演者 ラミ・マレック
ルーシー・ボーイントン
グウィリム・リー
ベン・ハーディ
ジョセフ・マッゼロ
エイダン・ギレン
トム・ホランダー
アレン・リーチ
マイク・マイヤーズ
アーロン・マカスカー
ダーモット・マーフィ
音楽 ジョン・オットマン

フレディ・マーキュリーの半生を追いかけ、その人となりや切ない恋物語もあり、大ヒットした名曲が何曲も使用されています。

QUEENのファンはもちろん、ファンではなかった人にも感動を呼び、世界中で大ヒットした映画です。

【ネタバレ】『ボヘミアン・ラプソディ』あらすじ・感想


QUEENはどうやって結成されたのかがわかり感動!

『ボヘミアン・ラプソディ』の前半から中盤にかけて、QUEENがどのようにできていったかが描かれています。

もともとブライアン・メイや他のメンバーは別バンドで演奏をしていました。

ボーカルが急に辞めてしまって途方に暮れているところに、フレディが颯爽と現れます。

そしてアカペラで歌い上げ、メンバーを驚かし、その場を立ち去ります。駐車場で出会った3人。

これは伝説のバンド「QUEEN」ができあがる瞬間の場面です。

この場面だけでファンの人は胸アツですね!

なんといっても俳優陣がすごい!みんな本人に激似なので必見!

まず、フレディ・マーキュリー役のラミ・マレック。

少しフレディより痩せていたり全体的に小さいイメージですが、顔や雰囲気はフレディそっくり!

実は、ラミ・マレックはもともとQUEENには興味がなかったらしいんです。

役が決まってから、フレディやQUEENのことを研究して作り上げていったとのこと。

ラミ・マレックだけでなく、他のメンバーのブライアン・メイやロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン役の俳優たちも本人にそっくり!

本当のQUEENが復活して演奏しているような錯覚を起こすほど!俳優陣の熱演も必見です。

ブライアン・メイとロジャー・テイラー監修の劇中歌が素晴らしい!

本家QUEENのメンバーであるブライアンとロジャーが音楽を監修していることも『ボヘミアン・ラプソディ』がヒットした要因のひとつでしょう。

劇中で使われているQUEENの名曲たちは素晴らしく、その順番も場面場面に沿ってうまく配されているので、特に感動を呼びます。

私が一番心を打たれたのは、フレディがずっと愛していたメアリー・オースティンに捧げた「Love of My life」がメアリーとフレディが別れてしまう場面に使われていたことです。

この場面は、とても悲しくて切なくて心を鷲掴みにされました。

他にも、個人的にテンポが良くて大好きな曲があります。「We will rock you」です。

代表曲ですので、もちろん劇中で使われていました。

フレディが収録になかなか来なくてメンバーたちみんなで足踏みと拍手でリズムをとっていき、この曲は生まれました。

そんな風に曲がどうやってできあがったかも知れるのも、この映画の醍醐味ですね!

エイズにかかってしまうフレディ。衰弱しながらも音楽への情熱は消えない姿に感動!

フレディはバイセクシュアル。

映画の終盤にかけては、エイズで苦しむ姿や他のメンバーにエイズにかかってしまったことを告げるシーンも。

涙なしでは見ることができません。

フレディのわがままでメンバーの絆が切れそうになっていましたが、これをきっかけにメンバー間の絆を取り戻し、ライブエイドの舞台に立ちます。

刮目せよ。ラスト20分間の【ライブエイド】が圧巻!

1曲目は「ボヘミアン・ラプソディ」

タイトルにもなっている誰もが知る名曲ですね。

フレディ自身のことをボヘミアンとなぞらえて歌い、さまざまな人たちに感動を呼んだ曲です。

フレディのピアノソロパートが流れ、もうフレディの世界に引き込まれます。

始まりから終わりまで涙なしには聞けない場面です。

2曲目は「レディオ・ガガ」

ラジオが大好きだったフレディらしい名曲です。

これはロジャー・テイラーの作ったヒット曲で、あのレディー・ガガの芸名にも影響を与えたという説もある素晴らしい曲です。

この「レディオ・ガガ」で観客と一体になる姿はとても素晴らしく、ウキウキしますね。

3曲目は「ハマー・トゥ・フォール」

これはブライアン・メイの作曲。ラミ・マレックが一番好きだという曲なのだとか。

明るい曲調で観客も大盛り上がり!どんどん熱量が上がっていきます。

ラスト4曲目は「伝説のチャンピオン We are the champions」

ライブエイドの会場全員で歌う姿は圧巻!

この「伝説のチャンピオン We are the champions」の歌詞は、私たちは勝者だ!という内容で、誰も負け組なんていないし、個性を大事に自分は誰にも負けていないと鼓舞する歌詞です。

私は仕事やプライベートで嫌なことがあったときに、この「伝説のチャンピオン We are the champions」を聴いて元気を出します。

フレディも病気に立ち向かい、セクシャルマイノリティだという現実も受け止めて懸命に生きたことを思い浮かべています。

元気になれるし、私にとっては応援歌です。

『ボヘミアン・ラプソディ』まとめ

以上、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想を書きました。

最後に本作のみどころをまとめます。

要点まとめ
  • QUEENがどのようにできて、どうやってヒットチャートに上り詰めたかがわかる
  • フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックがもはやフレディにしか見えない!
  • QUEENの他のメンバーも本人かと見間違うほど激似!
  • ラストの【ライブエイド】が感動しすぎて号泣
  • メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーが監修をしているので、劇中歌が素晴らしすぎる

フレディの半生を描き、世界中に感動を呼んだ『ボヘミアン・ラプソディ』。

QUEENファンの人も、もちろんそうでない人も楽しめる内容になっています。

『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、フレディの生き方や人となりを感じ、自分の生き方を省みる機会をもってみてもいいかもしれませんね。

▼動画の無料視聴はこちら▼