映画『ブルー・ミラクル』あらすじ・ネタバレ感想!実話に基づく物語!子供たちと挑む世界最大のカジキ釣り大会

出典:IMDB

毎年、メキシコ カボ・サン・ルカスで開催される世界最大でリッチな釣り大会「ビスビーズ・ブラック&ブルーマーリン」に参加して、2014年に優勝を果たした、

実在する孤児院「カサ・オガール」の実話をヒントにした『ブルー・ミラクル』。資金難にあえぐ孤児院を救うために、

百戦錬磨の釣り師と子供たちが巨大カジキ釣りに挑むハート・ウォーミング・ストーリーです。

ポイント
・資金難の孤児院「カサ・オガール」
・世界最大のカジキ釣り大会
・落ちぶれたかつてのチャンピオン
・巨大カジキマグロとの闘い

それでは『ブルー・ミラクル』をレビューします。

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【ネタバレ】『ブルー・ミラクル』あらすじ・感想


孤児院「カサ・オガール」

メキシコ カボ・サン・ルカスでオマール(ジミー・ゴンザレス)とベッカ(フェルナンダ・ウレヨラ)の運営をする孤児院「カサ・オガール」の家計は、いつも火の車。

子供たちにパパ・オマールと慕われるオマールは、ママを求めて施設から抜け出すトゥイーティー(スティーブ・グティエレス)を今日も探しに出て、ひとりでもストリートチルドレンを街から減らそうと奔走をしています。

そんなオマールは、孤児院の運営に銀行からの11万ドルの督促に加え、ハリケーンよる浸水被害にも遭い、金策がつかず途方に暮れていたのでした。

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オマールも8歳の時の船の転覆事故で父親を亡くし、路上で暮した経験のある苦労ある身の上で、子供たちに守ろうと必死に働くオマールの目は、どこまでも優しいのです。

水浸しになった「カサ・オガール」の片づけに必要な排水ポンプを借りに立ち寄った友人のウェイン・ビスビー(ブルース・マギル)のヨット・クラブで、

オマールが出くわしたのは落ちぶれた釣り師のウェイド(デニス・クエイド)。ウェインの主催する世界最高峰の釣り師が集結する「ビズビーズ・トーナメント」に登録をしたいと騒ぐウェイドと、過去の因縁で登録を許さないと言い争っていたウェイン。

孤児院の負債の返済に頭をかかえるオマールの姿をみたウェインは、思いつきでウェイドと「カサ・オガール」の子供たちを組むなら、とウェイドのトーナメントへの出場することを許すのでした。

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落ちぶれた釣り師と、金策のつきた孤児院を運営するオマールを組み合わせたウェインの粋な計らいに拍手喝采!

世界最大のカジキ釣り大会

最初はトーナメントに参加することに懐疑的だったオマールでしたが、孤児院再建のための金策の目途もないと100万ドルもの賞金の出る「ビズビーズ・トーナメント」に一縷の望みをかけ出場することにしたのでした。

ウェイドを船長に3日にわたるトーナメントに参加したのは、ウェイドの右腕のチャト(シルヴェリオ・パラシオス)、オマールと子供たち3人と、

オマールの引き入れた街のどこかで暮らすモコ(ミゲル・アンヘル・ガルシア)の6人。

豪華なクルーザーに乗れるとばかり思っていた施設の子供たちゲコ(アンソニー・ゴンザレス)、ウィキ(アイザック・アレラン)、ハリウッド(ネイサン・アレナス)の3人は、ウェイドのボロ漁船にガッカリ、波乱の船出となるのでした。

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「孤児ではない!」と言い張るモコを心配してメンバーに入れたオマール。

本心を聞き出そうとしても、心を開こうとしないモコに、オマールは決して怒りません。オマールの辛抱強く心を開くのを「待つ」姿勢は、簡単なようでなかなかできないことです。

かつてビスビーズで巨大カジキ釣りあげて2度優勝経験のあるウェイドは、過去の栄光を取り戻したいだけで、子供たちには一切興味がなくそっけない言葉ばかり。

ただ、巨大カジキを釣りあげる優勝をしたい気持ちは人一倍で、船にかけたロッドにかかった巨大なカジキは、どんなことがあっても、

リールで巻きあげるのはひとりだけ、というトーナメントのルールを熱心に子供たちに伝えるのでした。

その船上で、カジキマグロを釣り上げたときの名誉の負傷を見せたウェイド。

それを皮切りに過去に親に虐待を受けた傷痕をみせるゲコとハリウッドの話に、まだ幼い子供たちの人知れぬ苦労を垣間見て、ウェイドは息をのむのでした。

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オマールの孤児院で暮らす一見、無邪気に見える少年たちも、壮絶な過去があったとわかるシーンです。「カサ・オガール」は、そんな虐待や暴力から子供たちを守る場だとわかるのです。

曲げない信念

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海藻にルアーをかけただけでボウズに終わった初日のトーナメント。

孤児院に戻ると、オマールの街で暮らすストリートチルドレン時代の仲間のヘクター(レイモンド・クルス)の訪問を受けます。施設の窮状を知ったヘクターは、手を汚してでも子供を守れと、お金のために犯罪に加担するよう誘います。

子供たちをまっすぐに育てたいオマールは、そんなヘクターのよくない誘いを迷わずに断るのでした。

トーナメントの2日目。ロッドにかかった巨大マグロを釣りあげるチャンスに湧く、浮足立つメンバーの横でケンカを始め、海に投げ出されてしまったモコとゲコ。

ウィキの巻きあげるリールに指示を出すウェイドでしたが、オマールもチャトも泳げないとふたりを助けることができないとせっかくのチャンス捨てることになります。

ウィキの奮闘もむなしく、巻き上げた糸が切れチャンスを失った「カサ・オガール」のメンバーにトーナメントでの成果に暗雲が立ちこめたまま、2日目は、陸に戻ったのでした。

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落ちぶれてはいても、海の男のウェイドは、「船長の義務」を怠らずに、船長として指示、最後には海に飛び込みます。巨大カジキを逃しても、船長としては人命が守るのが第一!

釣り上げた大物

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意気消沈して酒に走るウェイドに、トーナメント出場には懐疑的であったのに、カジキがかかったことで希望が持てたと「諦めないで欲しい」と伝えるオマール。

釣り師としてロマンを追うあまり、息子や妻をないがしろにしてきたウェイドに、子供にとって父親は偉大な存在であるより、

子供が求めるのは流れたりしないどっしりした錨のような存在だと静かに語るのでした。

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「偉大な父と呼ばれたい」とうそぶくウェイドに、「僕らが父親を失ったのは、犯罪やクスリだけど、僕はアンタの息子よりやラッキーと思える。」とバッサリいうゲコのいうセリフは、あざやか。息子と疎遠になっているウェイドの目が覚める、印象的なシーンでした。

ウェイドに、銀行への支払いをうっかり口にしてしまったオマール。

「カサ・オガール」の存続の危機を知ったウェイドは、不正をしてでも子供たちを救うために賞金を得ようとオマールに、地元の漁師の獲った小ぶりだけど賞金にはなるカジキを釣り上げたことにして孤児院を救う計画を持ちかけます。

大義のために不正に目をつむるか悩むオマールが、3日目の朝を迎え、挑んだ大会最終日。一度はウェイドの計画にのろうとしたオマールでしたが、

自分の信念を曲げることを潔しとせず、手にしていた身代わりのカジキを船から切り離してしまいます。

銀行の施設の差し押さえを覚悟して、子供たちに「人生は不公平だ。」と苦しい胸のうちを明かしたオマールと、

孤児院の閉鎖で将来を憂いる子供たちが、直後に耳にしたのは、ロッドにかかった巨大カジキのリールの音。

図らずもロッドを握り、リールを巻きあげることになったオマール。

巨大カジキとの40分にも及ぶ格闘で、力尽き、諦めそうになるのを救ったのは「パパ・オマール」と迷いのない確かな口調でオマールに呼びかけたモコの声だったのです。

『ブルー・ミラクル』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

以上、ここまで『ブルー・ミラクル』をレビューしてきました。

『ブルー・ミラクル』は、2014年にメキシコ カボ・サン・ルカスに実際する孤児院カサ・オガールの果たした「ビスビーズ・ブラック&ブルーマーリン」での快挙をヒントに得た物語。

孤児となった子供たちの保護や教育を目的とした「カサ・オガール」を運営するオマールが、ふとしたきっかけで参加することになった世界最大のスポーツ・フィッシング大会。

孤児院の経済破綻で建物の差し押さえの危機、ハリケーンの壊滅的被害からの起死回生に必要なのは、落ちぶれた船長とオンボロ漁船で巨大カジキを釣りあげることでした。

要点まとめ
・資金難の孤児院を運営するオマール
・世界最高峰の釣り師が集まるビスビーズ・トーナメント
・巨大カジキを釣り上げろ!
・パパ・オマールのファイト

『ブルー・ミラクル』は、子供たちの帰る場所「カサ・オガール」をなんとしても守りたいオマールの純粋な想いに、共感できる作品です。

174キロの巨大カジキを釣りあげ、初のメキシコ・チームとしての優勝を遂げ、「カサ・オガール」の閉鎖も回避、ウェイドも息子の錨になるとダラスに帰る決心をする大団円。

ありがちなストーリーではあるものの、子供たちの前向きで爽快なストーリーを、シンプルに楽しむことができるファミリー映画だと思います。

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海と太陽。カジキを釣りあげる「カサ・オガール」の子供たちを是非、応援してあげてください!
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