アニメ『美少年探偵団』第6話あらすじ・ネタバレ感想!人物だけが消えた謎の名画に隠された秘密は?

アニメ『美少年探偵団』第6話あらすじ・ネタバレ感想!人物だけが消えた謎の名画に隠された秘密は?

出典:『美少年探偵団』公式ページ

髪飾中学の悪事を暴いた美少年探偵団は、美術室の改装という平和な一時を過ごします。

彼らは屋根裏に隠された、名画から人物だけが消えた謎の作品の謎について、それぞれが推理をすることに…。

さまざまな名画が登場するため、美術が好きな人は必見です。

さらに眉美のもとに電話がかかってくるなど、札槻もまだまだ何かを企んでいる様子。

美少年探偵団の日常は、さらに騒がしくなりそうです。

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アニメ『美少年探偵団』前回第5話のあらすじと振り返り

髪飾中学で秘密裏に開催されているカジノ、リーズナブルダウトに潜入した美少年探偵団は、カジノの総責任者である札槻との対戦に挑むも、イカサマが行われていたことから敗北してしまいます。

一度体制を立て直そうと指輪学園に戻った美少年探偵団は、長広の証言により札槻の入学後から髪飾中学が統制のとれた学校になったこと、髪飾中学が以前眉美を狙っていた組織・トゥエンティーズと取引をしていたことを知ります。

髪飾中学は民間会社から委託された開発中の商品をモニターとして使用し、レポートにまとめることでカジノの運営資金を得ていたのでした。

良すぎる視力を持った眉美にしか確認できない不可視の技術を生かし、黒子を使ったイカサマを行っていた髪飾中学の企みを暴こうと、美少年探偵団は変装をして再度カジノに潜入。

札槻は女装した学とブラックジャックで勝負しますが、眉美は不可視の技術を使ったカードを使って札槻がイカサマをしていたことを見抜きます。

カジノは一夜にして解体されることとなりますが、翌日眉美のもとには再び札槻が姿を見せ、「困ったことがあれば相談してほしい」と告げるのでした。

【ネタバレ】アニメ『美少年探偵団』第6話あらすじ・感想

緊急招集=美術室の改装

放課後、帰ろうとした眉美は学から美少年探偵団のメンバーに緊急召集を告げられたことを知ります。

しかし、見なかったことにしようと決めた眉美は、すっぽかして帰ろうとするところを満に見つかってしまいました。

なんとしても掻い潜って逃げようとする眉美は、メガネを外し、良すぎる視力で満の動きを予測するという荒技に出ます。

田中泉

良すぎる視力にそんな使い方があったとは!満の「暗いわりにアクティブな動き」という一言はなかなか失礼ですが…(笑)

なんとか逃げ切ったと思いきや、あえなく飆太に捕まった眉美は満から「仲間としての自覚に欠けている」と指摘を受けるのでした。

半ば力技で美術室まで連行された眉美は、学から緊急招集が美術室の改装だと知らされます。呆れながらも改装に手を貸していると、天井絵を描いていた創作が天井に扉があることに気がつきます。

休憩に入った美少年探偵団のメンバーたちは、天井の扉に何が隠されているのかを考えます。

「お宝でしょ」「死体でも転がってるんじゃないのか」と話し合った結果、体が小さくて暗くても見えるほど視界を持つ眉美が天井裏に入ることとなるのでした。

薄暗く、何も無いかのように見えた天井裏でしたが、そこには絵の描かれたキャンバス33枚が隠されていました

美しい背景が描かれたキャンバスでしたが、作品を目にした眉美は既視感や欠落感を覚えます。

なんと、それらの絵画は有名絵画の人物だけがいないバージョンでした。

ざっと確認できるだけでも、ミレーの『オフィーリア』やモネの『草上の昼食』、ゴッホの『夜のカフェテラス』など、誰もが一度は見たことがあるであろう有名絵画ばかり。

しかし、どれも人物画にも関わらず人が描かれていません。

謎めいた作品たちを前に、学は「密室に閉じ込められた人が脱出劇を始めたみたい」と興奮を隠せない様子。

さらに、世界一有名な絵画『モナリザ』がないことも謎だと主張します。

そのとき、チャイムが鳴ったことから今日は解散し、学はそれぞれが「なぜ作者は人物を描かなかったのか」「モナリザがないのはなぜか」という謎を推理することを宿題に課すのでした。

33枚の絵画に隠された謎とは

先日の髪飾の件もあり、満と飆太は眉美を自宅まで送ってくれることに。

眉美の身を案じた長広は携帯を支給したり、送ってくれるようにしてくれていたのでした。

満から「いつまでもお客さん気分でいてもらっても困る」と釘を差された眉美が「提出する推理は美しくなければいけない」と気を引き締めた矢先、携帯に電話がかかってきます。

その相手は、髪飾中学の生徒会長、札槻でした。

田中泉

早くも札槻が登場しました。眉美の連絡先を知っていたのも謎でしたが、どうして急に電話がきたのでしょうか。

翌日、美術室に集まった美少年探偵団のメンバーは、33枚の絵画に隠された謎の推理を披露します。

学は「33枚の絵画こそが、先に描かれたのではないか」という大逆転のスーパートリックを主張。

「美術館に飾ってある作品こそ、この33枚の絵画の後に人物を足して描かれており、モナリザが含まれていないのは、この学園に在籍していたと考えればしっくりくる」とドヤ顔で話すのでした。

田中泉

これは斬新すぎる推理…眉美の「しっくりではなくがっくりくる」というツッコミも冴え渡っています。また、推理パートでキャラクターが3D化するのは、まさにシャフトの演出っていう感じで素敵です。

続いて満は、これらの絵は模写でも練習でもない、まるっきりの別物の作品だと推理します。

さらに飆太は、作者は人を描くのが苦手だった、という説を述べます。

田中泉

その推理ではたしかに人物画であるモナリザがないことに説明もつきますが、推理として美しくありません。

眉美は、「作者は人間の姿が見えなかったのではないか」と話します。

自分と同じような視力を持っていたからこそ、人を透視して背景のみを描いてしまったのでは」という眉美の推理に、仲間たちは「滅多にない視力を持つのはおかしい」「それならば背景さえも透視して真っ白なキャンバスになっているはず」と指摘。

モナリザは背景まで透視してしまったから、と徐々に苦しくなる眉美に、長広は淡々と「犯罪者の詭弁のよう」と伝えるのでした。

創作は、絵はこれで全部ではなく、最低でもあと33枚あるという直感による推理を披露します。

絵画の作者・永久井こわ子の驚くべき伝説

最後に推理を披露することとなった長広は、すでに絵の作者を特定することに成功していました。

その作者は、7年前に指輪学園に在籍していた美術教師・永久井こわ子。

眉美はその名前に聞き覚えがありましたが、その理由は彼女が指輪学園の講堂にある絵の作者だったためでした。

「講堂の中の講堂」というタイトルの作品は、講堂に講堂の中を描いた絵が飾られる、合わせ鏡のような変わったもの。

その絵からもわかるように、永久井は今でも教師の間で話題に上がる、変わり者の教師でした。

学園側に無許可で写実大会を行い、1クラスを海外に連れ出す、真っ直ぐな廊下を迷路にする、といった奇行に及んだ永久井は、芸術家としては評価されていたといいます。

田中泉

変わり者のレベルにスケールの大きさを感じるのは、西尾維新作品ならではですね。勝手に海外にクラスを連れ出すのはすごすぎる…

しかし、指輪学園ではあるときから方針転換により、美術の授業がなくなることに。

教師として招いておきながら、お払い箱になった永久井は、子どもたちには美術が必要だと主張します。

やがて「美術を教えないような学校に子どもはいるべきではない」という考えから、最終的に「この学校の生徒全員を誘拐する」という犯行予告に及んだのでした。

アニメ『美少年探偵団』第6話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

第6話は事件性のない平和なエピソードかと思いきや、7年前に発生した誘拐事件につながるという驚きの展開でした。

伝説の教師・永久井とわ子は、なぜ33枚の絵画を描いたのか、誘拐事件にどう関わっていたのか…。

今は、来週の長広の推理を待ちましょう。

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