『べしゃり暮らし』第4話あらすじ・ネタバレ感想!佳右、腹を決めて芸人一本の道へと突き進む

ドラマ『べしゃり暮らし』第4話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『べしゃり暮らし』公式ページ

姉・しのぶ(徳永えり)が、元ねずみ花火の根津(田中幸太郎)と一緒にいる現場を見た佳右(間宮祥太郎)と辻本潤(渡辺大知)。

ねずみ花火と言えば、きそば上妻の評判を落とし、母を死に追いやった存在。

しかも根津は女癖が悪いことで有名であることを知った佳右は、根津に怒りの一撃。

根津を付け回す女が出てきたり、根津は解散した元相方の花田(駒木根隆介)とまた漫才をしろと言われたり、さらに父・潔(寺島進)は佳右が芸人を目指していると聞いて怒りゲージMAXに。

相変わらず、にぎやかなドラマ『べしゃり暮らし』。

しかしそこには、過去への未練や罪悪感が詰まっており、それでもみんな前に進もうともがきます。

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『べしゃり暮らし』第4話あらすじ

解散した漫才コンビ・ねずみ花火の根津(田中幸太朗)と、姉・しのぶ(徳永えり)が交際しているのを知った圭右(間宮祥太朗)。

十年前、ねずみ花火からネタでいじられたのをきっかけに、きそば上妻は客が激減。

ドラマ『べしゃり暮らし』第4話あらすじ②

圭右の母・美津子(篠原ゆき子)は、家計を支えるために外へ働きに出て、無理がたたり亡くなった。

そんな因縁の相手・根津としのぶが付き合っていると父・潔(寺島進)が知れば、ただでは済まない。

ドラマ『べしゃり暮らし』第4話あらすじ①

そのうえ芸人時代の根津には女性絡みの悪い噂もたくさんあった。

姉の幸せを願う圭右は気が気ではなく、辻本(渡辺大知)らと一緒に、しのぶと根津を見張ることにする。

ドラマ『べしゃり暮らし』第4話あらすじ③

そんななか、現れたはるみ(遊井亮子)は根津に言い寄り…。

元カノが復縁を迫っていると思った圭右は、怒りを抑えきれず、根津を殴り飛ばす!

しかし実は、はるみは根津の元マネージャーで、お笑いの世界へ復帰するよう説得していたのだ。

ドラマ『べしゃり暮らし』第4話あらすじ④

根津のゴシップも事実とは異なると分かり、圭右は自分の勘違いに気まずさを感じる。

しのぶを本気で想う根津は意を決し、元相方で現在はピン芸人の花田(駒木根隆介)と、きそば上妻へ謝罪に出向く。

そこで潔が見せた反応とはいったい…?

そして、しのぶと根津の関係は!?

一方、花田の単独ライブに招待された圭右と辻本。

機材不具合のため開演が遅れ、急きょ、前説として出演することに!

2人は会場を爆笑させられるのか…!?
出典:『べしゃり暮らし』公式ページ

【ネタバレ】『べしゃり暮らし』第4話の感想

佳右(間宮祥太郎)、しのぶ(徳永えり)と根津(田中幸太郎)の交際に怒り

日ごろの行動から、姉のしのぶ(徳永えり)に彼氏がいると予想はしていた圭祐(間宮祥太郎)。

しかし、それがあのねずみ花火のボケ・根津(田中幸太郎)であることに驚きます。

ねずみ花火と言えば、昔そばを食べに来ていたコンビですが、店を誹謗中傷するようなネタをしたことで、きそば上妻の評判はダダ下がりに。

そしてパートに出ていた母が過労死で亡くなったという苦い思い出がある存在。

潔(寺島進)や佳右からすれば、仇のようなコンビです。

そんな人がしのぶと交際?なぜ?って思いますよね。

しかも、根津の当時の評判は最悪で、女をとっかえひっかえしていたという話がネットで有名です。

つまり、このままいけばしのぶも捨てられてしまうのでは?

そう思うと佳右は怒るに決まってます。

姉を泣かせば黙っていない!そんな男です。

しかも、根津のことを追いかけていると、眼鏡のシュッとした女・はるみ(遊井亮子)に声をかけられ、しつこく根津のことを聞かれました。

これは!元カノが復縁のために追いかけて来たのか!?と思い、佳右と辻本(渡辺大知)は逃走。

しかし、別の現場で根津が元カノの元に戻ることをしのぶに伝えて去っていた瞬間を見た佳右は怒りが爆発し、外に出た根津を殴り飛ばしてしまったのです。

誤解だらけの根津(田中幸太郎)情報

殴り飛ばしてしまってから真実を知るって、とっても辛いですよね。

実は、根津を追いかけてきたはるみという女性は、根津の元カノではありませんでした。

はるみは根津の元マネージャーだったのです。

そして、根津を追いかけていたのは、事務所に引き戻そうとしたからでした。

実は根津は、過去に恋人がいたものの、悪い評判がついては困るということではるみが片っ端から別れさせていたのです。

しかし、元恋人の1人がそれを誤解し、週刊誌に捨てられたとリークし、事務所はその噂に乗っかって人気を上げてきたのです。

つまり、根津が女を片っ端から捨てているという情報もでまかせ。

そして、はるみにしのぶとの仲を引き裂かれたくないがゆえに、根津は事務所を辞めたのでした。

これを聞かされた佳右は、罪悪感しかないです。

ですが、それだけ佳右が真っ直ぐってことですよ。

潔(寺島進)、佳右(間宮祥太郎)が芸人になると聞いてイラッ

自分の跡を継いで蕎麦屋になると言い続けていたはずの佳右が、いつの間にか芸人になると言っていると聞いた潔は、ちょっとお怒りモードです。

それは、自分の店を傾けた芸人になると佳右が言い出したことではなく、蕎麦屋になると言いながら芸人になると言い出しているその半端な気持ちが許せないのです。

時期が来たら蕎麦の茹で方を覚えるという佳右に潔が言えることは、世の中あまくねぇぞ!ということなんです。

根津(田中幸太郎)と花田(駒木根隆介)は後悔していた

根津は何度も何度も潔に謝罪をしようと、店の前まで来ていたみたいです。

しかし勇気が出ず、何度も何度も墓参りに行っていました。

そこをしのぶが見つけて声をかけたことで、ふたりの交際は始まりました。

しのぶは、根津が本当はあのネタをやりたくないと言っていたことを知ったり、本当は真面目な人だと知ったことで惹かれたのです。

一方、今ではピン芸人として活躍している花田(駒木根隆介)は、今さら謝ってもどうしようもないと言い謝罪に向かおうとはしませんが、実は何度も何度も潔に手紙を送っていたのです。

つまり、ふたりとも上妻家には罪悪感でいっぱいだったのです。

そんなふたりを、潔は許してくれるのでしょうか?

難しそうだと思いもしたのですが、潔は根っからのお笑い好き。

すでに過去のことは水に流しているみたいでした。

しかし、墓掃除をしている時に根津と遭遇したとき、潔は逃げたんです。

あれはまだ怒っていたからでは?と思ったのですが、潔は小声で言うのです。

「…しのぶを、嫁にくれって言うのかと思ったから」

娘をやりたくないから!あぁ、お父さんの気持ちはそっちだったんですね!

花田(駒木根隆介)の単独ライブにきそばAT登場?

根津が辞めたはずの事務所に呼ばれた理由は、花田と再びねずみ花火を結成しろというお達しでした。

今の花田は単独ライブを控えている身ですが、実はそのチケットが売れていないのです。

その単独ライブが始まると、機材不具合が起きてしまい、20分も押してしまうことに。

その間、舞台はがら空き。

これを良しと思った圭祐は、辻本に「行くぞ」と言います。

お前…まさか!?…そのまさかでした。

佳右と辻本は花田の元を訪れ、機材トラブルを解決している間、自分たちに漫才をやらせてくれと言います。つまり前座です。

花田も事務所もこれを快くOKしてくれたことで、きそばATは急きょ舞台に立つこととなりました。

この積極的なところは見習うべき!そう思いました。

笑われなくても必死でネタを披露する圭祐と辻本。

そんなふたりを見ていた根津も、金本(駿河太郎)と同じようなことを言いました。

「昔は俺もこんなだったなぁ」

最初はみんなこうだったんですよね。

懐かしそうに見る根津を横目に、潔はこんなことを聞きました。

「お前、そばを打つ気はあるか?」

お父さん、それはもしかして…!色々察しがつく言葉ですね!

ねずみ花火、最後の漫才

ピン芸人として人気は出てきた花田ですが、毒舌キャラにどうしても迷いを感じているんです。

それもこれも、上妻家にしてしまったことが引っかかっていたから。

単独ライブを見に来た潔も、キレが悪いとボヤきます。

つまり、思い切りピリッとしないと、潔はおろか誰も笑わせられないのです。

謝罪をすませ、芸人としての未練がなくなった根津は舞台へと向かい、花田に言いました。

ねずみ花火、最後の漫才だ。

解散して以来の漫才。そしてこれが最後です。

思いっきりやらないと、潔は許してくれないと根津が言うと、花田もこれに同意。

しかし、ボケとツッコミを入れ替えると言い出したのです。

ネタは上妻家に迷惑をかけたあの漫才。

しかし今回は、花田がきそば上妻の悪口を言い、根津がツッコミをしていきます。

お客さんは大爆笑。改めてこのネタを聞いた潔は、思い直しました。

「よく考えれば、こんなネタで潰されるような店だったってことだよな」

つまり、自分も実力不足だったと、潔は思い直したのでした。

これで漫才が終わるかと思いきや、花田は最後の最後に、根津にけじめを付けさせました。

それは、根津からしのぶへのプロポーズ。

舞台の上から結婚してくださいと言われたしのぶは、喜んでこれを受け入れました。

こうして単独ライブは円満に終了です。

蕎麦屋の跡継ぎは根津(田中幸太郎)に。佳右(間宮祥太郎)は家を出る

解散ライブを終えた根津は、花田との漫才を最後にキッパリ芸人を止め、潔の元で蕎麦屋の跡継ぎとしての修業を始めるのでした。

つまり、佳右は蕎麦屋を継ぐ必要はなくなったということです。

佳右に残された道は「芸人への道」。

すると潔は、今後はうちの蕎麦屋とお前は無関係だ。家も出て行けと、佳右に言います。

佳右もこれを受け入れ、本格的に漫才師としての道を歩んでいくようになったのです。

ああ、家も追い出されたんですねー。

自分ひとりでやっていけという、父からの厳しいエールを胸に、佳右はこの先辻本と頑張っていくんですね。

なんか、やっと始まった…という感じです。

『べしゃり暮らし』第4話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

今回は佳右にとって、これから芸人として前に進むための「清算」の回だった気がします。

佳右だけを追いかけると、姉が仇と思っていた男と交際していて、別れ話を突きつけられたから殴り飛ばし、誤解だったと知って反省するという具合でしたね。

しかし、上妻家の問題が解決し、潔から家を追い出されたことで、佳右はもう後戻りはできなくなりました。

そして、ねずみ花火の最後のライブを見た時、根津と花田はお互いに相方はコイツしかいないと思い合っていると察したとき、自分の相方も辻本だけだと思う佳右。

ふたりの漫才道がどうなっていくのか、そしてこのふたりだからこそできる漫才とはどんなものになっていくのか。

また次回も楽しみです。

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