『べしゃり暮らし』第2話あらすじ・ネタバレ感想!圭右(間宮祥太郎)がプロの漫才師を相手に取った行動

ドラマ『べしゃり暮らし』第2話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『べしゃり暮らし』公式ページ

高校の漫才コンクールに出場するためにコンビを組んだ上妻圭右(間宮祥太郎)と辻本潤(渡辺大知)。

学園を大いに盛り上げ、こいつとなら漫才師として成功するのでは?と感じた辻本は、佳右に本気でコンビ結成を志願!

しかし、佳右は自身の蕎麦屋を継ぐの一点張りです。

学園の爆笑王を表舞台に引きずり出すことを諦められない辻本は、佳右を連れて劇場に!

そこで佳右は、プロの芸人の姿を目の当たりにします。

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『べしゃり暮らし』第2話あらすじ

前回、文化祭でアドリブ漫才を大成功させた圭右(間宮祥太朗)と辻本(渡辺大知)のコンビ・きそばAT。

当然、活動を続けるものだと思っていた辻本だが、圭右は本心とは裏腹に、お笑い嫌いの父・潔(寺島進)に気兼ねして消極的な姿勢を見せる。

ドラマ『べしゃり暮らし』第2話あらすじ①

そんな相方をやる気にさせたい辻本は、先輩芸人の金本(駿河太郎)と藤川(尾上寛之)からなる人気漫才コンビ・デジタルきんぎょと引き合わせるべく、ライブ会場へ連れ出すことにした。

当日、圭右は、無謀にも自分の書いたネタを持参して金本に渡すのだが…。

ドラマ『べしゃり暮らし』第2話あらすじ②

一方、元相方の辻本を追いかけ、上京していた静代(小芝風花)も、デジタルきんぎょのライブ会場に乗り込んできた。

理由も知らされないまま一方的にコンビを解消されたことに納得がいかない静代は、また2人で組みたいという熱い思いを辻本にぶつけ、急遽SHIZU-JUNが漫才をすることに!

ドラマ『べしゃり暮らし』第2話あらすじ③

辻本が静代とコンビを解消した本当の理由とはいったい何だったのか?

さらに辻本の本心を知った圭右は、ある決意をする―!
出典:『べしゃり暮らし』公式ページ

【ネタバレ】『べしゃり暮らし』第2話の感想

佳右(間宮祥太郎)、まずは敬語を使おうか

本気で佳右(間宮祥太郎)をプロのお笑い芸人にしたいと思う辻本(渡辺大知)は、東京で活動している先輩芸人「デジタルきんぎょ」に引き合わせようとします。

蕎麦屋を継ぐと一点張りの佳右も、プロの漫才師の台本を見せてもらったりライブを間近で見ることで、考えが変わることに賭けたのです。

そんな辻本の願いとは裏腹に、佳右は一流の漫才師を笑わせて、自分の才能を認めさせようと考えます。

小さいころから笑いを取り、学園の爆笑王と呼ばれた佳右のプライドに火が点いたわけですが、そのせいで大変です。

現場に行けば礼儀がなっておらず、先輩芸人に「さん」付けもしません。

辻本はもちろんのこと、一緒についてきた子安(矢本悠馬)もヒヤヒヤです。

本当、目の前にいたら殴りたくなるレベル…。

佳右(間宮祥太郎)、空気読めないなら黙ろうか!

制作作家やデジタルきんぎょのふたりに、佳右のことを話していた辻本。

実際の佳右を見た彼らの感想は一致していました。

「本気であいつと漫才するのか?」

デジタルきんぎょは、ツッコミ担当の藤川(尾上寛之)が台本を書き、ボケ担当の金本(駿河太郎)が台本のチェックをします。

しかし、直接打ち合わせをすることはありません。

人を介しての会話。

「もしかして仲悪いんすかぁ?」

と軽口を叩く佳右。

いや、確かに仲は悪いんですが、佳右はこの光景を笑います。

佳右、空気が読めない。

事前に仲が悪いことを説明しても、きっと茶化したでしょう。

佳右、黙ってくれ。

辻本も子安も必死に止めますが、佳右は聞きません。

その上、佳右は自分が書いた台本を金本の前に!

「俺が考えた台本です。見てください!」

佳右!大人しくしろよ!

どこまで失礼なことをすれば気が済むんだ!と、見ているこっちまで慌ててきました。

全部読み終わった金本は、とってもにこやかに「おもんない」。

やっと佳右が黙りました。

佳右(間宮祥太郎)、頭が軽すぎるぞ!

ちゃんと最後まで台本を読め。

何度も読んだら面白くなるからと、佳右は台本を金本に押し付けますが、「なんも面白くない。才能ない」と、一蹴されてしまいます。

「このまま行ったら、学園で面白い奴だ」

「そうですよ、俺は学園の爆笑王ですから」

「それまでや」

つまり、プロにはなれないということなんです。

頭に来た佳右は、金本の楽屋を飛び出し、台本をビリビリに破って叫びます。

だから、大人しくしなさいって。

そこに通りかかったのは、金本に台本を書きなおせと言われた藤川でした。

藤川は佳右に言います。

「初めからホームラン打てる天才なんかいてへんで。努力する才能持ってるやつが天才っていうねん」

良い言葉ですねぇ。

一度凹まされたからと言って、諦める必要はないんです!

やっぱり仲が悪い藤川と金本。

藤川が金本の悪口を言うと、佳右もそれに乗っかりますが、めちゃくちゃ怒られます。

藤川の立場と佳右の立場じゃ全然違うから当たり前!

しかし、そんな藤川だからこそ、佳右に面白くないと言った意図を読み取っていました。

素人の台本であろうと、金本なら最後まで読みません。

それを最後まで読んだと言うことは…。

確かにその通りで、金本も昔は、佳右のような台本を書いていたのです。

つまり、佳右がこれから頑張れば、金本のようになれる。

すっかり立ち直った佳右。

切り替えが早い!頭が軽すぎる!

まあそれが、佳右の長所でもあるのかなぁと思います。

辻本(渡辺大知)の過去。島谷静代(小芝風花)、元相方を追いかけて東京へ

辻本は元はプロの芸人。

女芸人の島谷静代(小芝風花)と共に「SHIZU-JUN」というコンビを組んでいました。

しかし、辻本は突然コンビを解消し、大阪から姿を消したのです。

この事実に納得のできない静代は、辻本を追いかけて東京へ。

そして辻本が劇場にいることを藤川から聞いた静代が姿を現しました。

突然コンビを解消した理由を聞いても、これ以上面白くならないと主張する辻本。

しかし、静代はこれを否定します。

いつまでたっても水掛け論。

なので、2人は劇場の舞台を借りて、漫才をしてみることに。

これ、辻本からコンビを組もうと誘われている佳右としては微妙な状況ですよね。

しかし佳右も、全力で漫才やって来い、と辻本に言います。

芸人魂と恋心

お笑いに対して妥協を許さない辻本と静代。

だからこそ、ふたりの漫才はとても面白いです。

しかし、笑いに対してシビアになろうとすればするほど、芸人はお互いのことを嫌いになってしまうものらしいのです。

いい例がデジタルきんぎょのふたり。面白ければいい。

意見をぶつけ合って笑いを生み出すせいで、互いに相手に対して苛立ち、嫌いになっていくみたいです。

なので、金本も藤川も、お互いの連絡先を知りません。

そして辻本は、真剣に一緒に漫才をしていくことで、静代に恋をするようになったのです。

その末が金本と藤川のようになるなら…そう思って姿を消しました。納得できる理由です。

しかし、静代の方は、辻本が好きだからこそ、これからも一緒に漫才をやっていきたいと思っていました。

同じ芸人でも、ここは男心と女心の違いなのかなぁと思いました。

佳右(間宮祥太郎)、プロに意見だと!?

辻本と静代の漫才を見た佳右。

確かに漫才は面白い。

しかし、辻本が面白そうにやっていないと、ざっくり言いました。

笑いを人に届けるなら、楽しまないといけないのでは?

自分が心から楽しいと思ったとき、それも人に伝わると、佳右は言いました。

プロがわんさかいるその場所で、プロに対して意見を言う佳右。

怖いもの知らず過ぎる。

しかし、そんな佳右と一緒に漫才をしたからこそ、辻本も「こいつと一緒なら楽しい漫才」ができると思ったのでしょう。

劇場からの帰り道、ふたりは喧嘩をするように意見をぶつけ合います。

ですが、その姿はとても楽しそう。

ふたりの漫才、これからが楽しみになります。

素人でもプロに影響を与えることもあるらしい

普段はネタ合わせなんかもしない金本と藤川ですが、なぜか廊下のコーヒー置き場の前で漫才のネタ合わせを始めたのです。

その結果、その日のデジタル金魚のネタは勢いがあったと称賛されます。

そう思ったのは、あの素人・佳右の「楽しまないと」という言葉が響いたのでしょうね。

無礼極まりない佳右でしたが、実直で表裏がないからこそ、人の心に響くことを言えるのだなぁと思えました。

『べしゃり暮らし』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

面白かったらそれでいいという考えの金本と藤川。

人を笑わせるのが仕事ですから、笑いに対してシビアになるからこそ、そこを極めようとし、悪いからこそ面白いネタも浮かぶものみたいです。

しかし、佳右が昔の金本に似ているなら、金本だって楽しまないとアカンと思ったのではないでしょうかね?

その結果が、最後のデジタルきんぎょの漫才。

台本通りに芸をするのではなく、そこに「魂」が乗っていた。

それがさらに多くの人にも伝わったのでしょう。

礼儀知らず、空気も読めない、すぐ感情的になるが立ち直りも早い、そんな佳右が辻本とこれからどんな漫才をしていくようになるのか、とっても楽しみです。

また、辻本とのコンビ解消に涙する静代が、この先どうなっていくのかも期待しています。

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