『ビューティー・インサイド』あらすじ・ネタバレ感想!123人で1人を演じる驚異の純愛ラブストーリー

映画『ビューティーインサイド』

出典:U−NEXT

朝、目覚める度に姿が変わる青年が、1人の女性に恋をしてしまう。

1役を123人が演じるという今までになかったファンタジー・ラブロマンスです。

Tomomo

想像できないほどの純愛が描かれています。
ポイント
  • 原案は2013年にカンヌ国際広告祭グランプリを受賞したソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」
  • 今まで誰も見たことがない新しい愛の形を目の当たりにできるファンタジー・ラブロマンス
  • 主演はハン・ヒョジュ、そしてパク・ソジュンイ・ジヌクなど123人が1役を演じる。日本からは上野樹里が出演

それではさっそく、映画『ビューティー・インサイド』をネタバレありでレビューしていきます。

『ビューティー・インサイド』作品情報

『映画版ビューティーインサイド』

(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights Reserved

作品名 ビューティー・インサイド
公開日 2016年1月22日
上映時間 127分
監督 パク・ジョンヨル
脚本 キム・ソンジョン
パク・ジョンエ
出演者 ハン・ヒョジュ
ト・ジハン
パク・シネ
イ・ボムス
キム・サンホ
チョン・ウヒ
イ・ジヌク
キム・ヒウォン
イ・ドンウク
コ・アソン
イ・スンチャン
キム・ジュヒョク
ユ・ヨンソク
上野樹里
パク・ソジュン
ソ・ガンジュン
キム・デミョン
チョ・ダルファン
キム・ミンジェ
シン・ドンミ
イ・ヒョヌ
イ・ミド
ムン・スク
イ・ドンフィ

【ネタバレ】『ビューティー・インサイド』あらすじと感想


今まで見たことのないストーリー

キム・ウジンは12年前の18歳の誕生日、目覚めると見たこともないオジサンになっていました。

それから毎日、朝目覚めると別人になっているのです。

男・女・老人・子ども・外国人まで、それは多種多様。

毎朝、自分を把握することから始まります。

そのため、ウジンのクローゼットには視力を計るものから、足のサイズを計る器具までもが揃っています。

毎日記録を残しているウジンは、動画を撮影すると「今日はここまで」と言います。

Tomomo

1日だけの付き合いの顔、身体、声…想像することすら難しい状況です。

ウジンは家具職人です。

1人でデザインし、1人で製作し、インターネットで販売します。

『映画版ビューティーインサイド』

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Tomomo

インターネットで何でもできてしまう世の中なので、顔を出さずとも生活はできてしまうのですが、それが妙に悲しかったですね。

朝起きたときに見た目がいい日は、友人のサンベクと遊びに出掛けます。

そこで出会った女性と一晩を共にしますが、女性が起きる前に部屋を後にしなければなりません。

だって別人になってしまうのですから。どれほど驚かれることか。

Tomomo

冒頭、ウジンが初めて姿が変わって「夢かと思った」と言うセリフがあります。毎日姿が変わるなんて想像すらできませんよね。

冒頭の何分かの間に、ウジンの苦悩が凝縮して詰め込まれていた気がします。

ホン・イス(ハン・ヒョジュ)との出会い

ある日、ウジンはいつものお店に家具に付ける取っ手を探しに行きました。

そこで、イス(ハン・ヒョジュ)と出会います。一目惚れでした。

『映画版ビューティーインサイド』

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それから毎日、ウジンは違う姿でお店に通います。

どんな姿のウジンにも同じ対応をしてくれるイスに、ウジンはどんどん惹かれていきます

告白したいけど、告白した次の日には違う人なんてありえないから、そんなことはできません。

しかし、ウジンはイスを食事に誘おうと決意します。

姿が男の日。できれば若くてかっこいい方がいい。

そして、思い描いた姿で目覚めると、お店に出向きイスを食事に誘いました。

『映画版ビューティーインサイド』

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それから3日もの間、ウジンは絶対に眠らず同じ姿でイスと会いますが、結局眠ってしまい別人となって、その後はイスに会えなくなりました

それでも諦めがつかないウジンは、お店の新入社員募集の広告を見て、新入社員としてイスに近づきます。

そして、本当のことを告白するのです。

しかし、ありえない話をイスが受け入れてくれるわけもなく、拒否されてしまいました。

この時は拒否したイスですが、ウジンのことが気になり、彼の元を訪ねます。

こうしてイスがウジンを受け入れて、2人は付き合うようになります

2人のすれ違う想い

付き合うことになった2人ですが、少しずつ想いにズレが生じてきます。

イスを一途に想い、一緒にいられることが幸せなウジンですが、イスはウジンが好きで毎日一緒にいるものの葛藤がありました。

『映画版ビューティーインサイド』

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周囲の人からは「何人男がいるんだ?」と言われていました。

Tomomo

毎日姿が変わるウジンに合わせるために無理していたんですね。

眠れない日々が続き、体調不良になり、イスは精神科を受診します。

医師から「何がつらいですか?」と聞かれて、「ウジンに触れられる時が1番辛い」と言います。

Tomomo

目を閉じて「ウジンだ、この人はウジンなんだと言い聞かせる」と涙ながらに話すイスに胸が締め付けられました。

イスが苦しんでいる時、ウジンはイスとの結婚を考え始めプロポーズします。

しかし、喜んでくれないイスを見て、同じ気持ちじゃなかったと落ち込みます。

『映画版ビューティーインサイド』

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そして、イスが苦しんでいたことを知るのです。

愛しているにも関わらず、苦しむイスを繋ぎ止めることはできず、ウジンは別れを告げて韓国を離れます。

また1人になってしまったウジン。

それぞれの気持ちはわかるけど、どうにもならない現実。

ウジンが1人で生きるしかない現実と、毎日姿が変わるウジンと一緒にいることの難しさを痛感したイス。

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エンディングが予想できないまま、2人の気持ちに寄り添いながら観ていると、涙なしでは観れませんでした。2人の想いの行く末をぜひ観て欲しいと思います。

『ビューティー・インサイド』まとめ

『映画版ビューティーインサイド』

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以上、ここまで映画『ビューティー・インサイド』についてネタバレありで紹介させていただきました。

要点まとめ
  • 今までにない純愛物語に涙すること間違いなしです。
  • 1役を123人が演じるという不思議だけどのめり込めるストーリーとなっています。
  • パク・ソジュンやイ・ジヌク、ソ・ガンジュン、上野樹里など豪華な出演者です。目を離すことなくご覧ください。