アニメ『BEASTARS』第4話ネタバレ感想!レゴシが「うさぎの血」を飲むビルにキレる

アニメ『BEASTARS』第4話ネタバレ感想!

出典:『BEASTARS』公式ページ

今回は、演劇部の舞台「アドラー」の二日目がメインでした。

アドラーの代役となったベンガルトラのビルと、さらにそのビルがもともと演じていた敵役の代役を務めることになったレゴシ。

結果的にビルはアドラーの偽物を演じていた形となるわけですが、これをルイが計画していたとするなら恐ろしい策略家ですね。

主役交代で観客の気持ちをネガティブに向けておいて、最後に自分が登場することでポジティブに高めて幕を降ろす見事なシナリオ。

ビルの拙い演技も偽物を演じていたとするなら、すべてが演出となります。

ただ、すべてを把握しコントロールしていたルイにとっての誤算がレゴシの存在。

まだ確定はしていませんが、なんとなくそんな気がした第4話でした。

アニメ『BEASTARS』第4話「君は聖杯までふやかして」あらすじ

アニメ『BEASTARS』第4話「君は聖杯までふやかして」あらすじ①

アニメ『BEASTARS』第4話「君は聖杯までふやかして」あらすじ②

足を骨折したルイの代役で、二日目の公演は2年生のベンガルトラのビルがルイの代役を、そのビルの代役はレゴシが務めることになる。

しかし本番直前、レゴシはビルがウサギの血を飲んでいることに気付いてしまう。

開き直るビルへの怒りが収まらないレゴシは舞台の上で我を忘れて殴りかかり、逆に大怪我を負った上に芝居をめちゃくちゃにしてしまうが、その窮地からアドリブと機転で救ってくれたのは、ほかでもないルイだった。

アニメ『BEASTARS』第4話「君は聖杯までふやかして」あらすじ③出典:『BEASTARS』公式ページ

【ネタバレあり】アニメ『BEASTARS』第4話「君は聖杯までふやかして」感想レビュー

ベンガルトラのビル

ルイの代役として、主役のアドラーを演じることになった虎のビル。

敵役で出演していたビルが主役になったことで、空いた役にはレゴシが抜擢されました。

「俺たち肉食が脚光を浴びちゃいけないなんて理由はないはずだろう」

格差是正が行き過ぎて、逆に肉食獣が生きにくくなっている現状は確かにきついでしょうね。

黒人差別の歴史を持つアメリカが、アファーマティブ・アクション(少数派を制度的に優遇する措置の総称)に関して、どこまでが適正な優遇で、どこからが逆差別なのか境目を探っている現状と似ていますね。

ビルは「ウサギの血」を懐に忍ばせ、「ドーピングだ」と笑います。

肉食獣にとって「ウサギの血」は酒や麻薬のようなものなんですね。分かりやすいです。

個人的にビルはアルパカのテムを食った犯人だと睨んでいたのですが、ますます疑惑が深まりました。

舞台の行方

花形スターであるルイが怪我をし、アドラー役が代役となったことで、観客の盛り上がりは当然のことながら物足りません。

舞台上でそのことを感じ始めたビルは、徐々に追い詰められていきます。

そんななか、レゴシがとった行動は演技ではなく本気の戦い。

これは何か考えがあっての行動なのか?

それとも本当に衝動的に殴っているだけなのか?

ビルに馬乗りとなって狂ったように殴りつけるレゴシを、作中の観客と同じように私も息を呑んで見つめていました。

結局、最後にはルイが出てきてビルをアドラーの偽物だったとすることで丸く収まります。

まるで客席から劇を見ていたような、緊張感と安堵感を感じられました。

ルイの計画?

ビルが演じるアドラーを偽物と断じる脚本は、怪我をしたルイがひねり出したものだと思えました。

アクションシーンや物語の大筋を変えず、ルイはあまり動かずに主役として喝さいを浴びる。

前日に「普通の」アドラーを演じていることも布石として機能する、素晴らしい逆転の発想です。

ですが、これがルイの計画だったとしたら、レゴシの行動は予定外だったことでしょう。

あとはビルがこの一件をどう感じるのか、そしてこの後どのような行動に出るのか。少し怖いですね。

次回ルイ、レゴシ、ビルがどのように感じていたのかが気になるところですね。

素晴らしい演出

客席からの視点を多用する演出が良かったです。

私自身も客席から見ている気分になれました。

重要なシーンでは舞台奥からや演者の表情のアップも使われ、マルチアングルで観劇しているかのようでした。

実際、3Dなのでやろうと思えば複数のカメラを切り替えて視聴することも可能なのでしょうね。

『BEASTARS』は、アニメの未来も感じられる素晴らしい作品ですね。

アニメ『BEASTARS』第4話まとめ

要点まとめ
  • ベンガルトラのビル
  • 舞台の行方
  • ルイの計画?

今回のサブタイトルが「君は聖杯までふやかして」、なかなか意味深です。

君とは誰を指すのか?聖杯とは何の比喩なのか?

聖杯はキリストが最後の晩餐でワインを飲んだ杯です。

キリスト教では、パンはキリストの体、ワインはキリストの血という考え方をされています。

今回は「ウサギの血」がキーアイテムで出ました。

では、ここでいう「聖杯」は何を指しているのか。

両方とも、ハルのことを指しているように感じました。

「君はその血で、君自身への純粋な想いすらも、ふやかしてしまう」

そんなレゴシの苦しさを表現しているのではないしょうか。

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