『BEASTARS』第10話あらすじ・ネタバレ感想!誘拐されたハルが襲われる…レゴシは間に合うか?

アニメ『BEASTARS』第10話ネタバレ感想!

出典:『BEASTARS』公式ページ

今回はアクションが中心でした。

アクション部分に関しては、どうにも相手を傷つけることを躊躇してしまうレゴシよりも、援軍の医者パンダ・ゴウヒンの活躍がかっこよかったですね。声も渋いですし!

まあ、ハルを助ける役目はレゴシのものですけどね!

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『BEASTARS』前回第9話のあらすじと振り返り

隕石際の準備中、ライオンばかりの食殺犯罪組織・シシ組にさらわれたハル。

ハルが危機に陥る中、ルイは自らの将来のため、見捨てる決断を下します。

そんなルイにいら立ったレゴシはルイを殴り飛ばし、「ハルは俺がもらう」と宣言するのでした。

【ネタバレ】『BEASTARS』第10話あらすじ・感想

ゴウヒン再び

裏市でシシ組のアジトを調べるレゴシは、チンピラに絡まれピンチに陥ります。

そこへ現れたのは医者パンダのゴウヒンでした。

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竹製のボウガンを手に「俺の患者に手を出すんじゃねえ」とすごむゴウヒンはかっこよかったですね。

その後、レゴシのシシ組のアジト強襲にも同行してくれましたが「なぜここまでしてくれるの?」という疑問が残ります。

チンピラから助けるのはともかく、シシ組強襲はまさに命がけです。

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ゴウヒンの過去についてもいずれ語ってもらえると嬉しいですね。

カバネリ!?

ハルが食べられた(実際は生きている)と聞かされたレゴシは、怒りとともに全身に力をみなぎらせます。

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オレンジの輝きが血管に沿って全身に広がるこのエフェクトは、『甲鉄城のカバネリ』で人間がカバネ(ゾンビのようなもの)化するときの表現によく似ています。

レゴシの体にオレンジの輝きが広がると、脳裏に「貴様、人かカバネか」と声が聞こえてきました。

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人でもカバネでもなく、二足歩行のハイイロオオカミですけどね(笑)

ハルの独白

シシ組のボスに組み敷かれ、食われることを覚悟したハルはこれまでの人生を走馬灯のように振り返ります。

誰から見ても、小さくて弱いドワーフウサギ。

大人になっても守られるだけの存在。

そんな自分に鬱々とした日々を過ごしていたハル。

そんなハルが自分を自分として見もらえるのは、ベッドの中で女になっているときだけでした。

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『BEASTARS』の原作の板垣巴留さんは、『グラップラー刃牙』で有名な板垣恵介さんの娘さんです。

ハルの内面描写は、男の視点からは少し理解しにくいものでしたが、妙に納得できる部分もあります。

ジュノの二面性などもそうですが、『BEASTARS』での女性の描き方は女性作家ならではの深さを持っていますね。

ヒーロー見参!

囚われのお姫様が野獣の牙にかかろうとしていたその時、ガラスをぶち破って現れたのは青白い月光がやけに似合うハイイロオオカミでした。

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ルイが絡んでくるかと思っていたのですが無かったですね。

レゴシは堂々と正面からシシ組のアジトへ乗り込み、ハルの元へとたどり着きました。

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かなりの直球で、ほぼすべての人が予想していた通りの救出劇だったのではないでしょうか。劇伴もやけに印象的で、ここが見せ場だよと教えてくれるようでした。

もっと複雑で捻った救出劇にもできたはずですが、ここまで正面から描くということは描きたいのはアクションではなく感情の動きなのでしょうね。助けに来たレゴシと助けられたハル。二人の関係の変化に注目ですね。

銃やナイフ

シシ組やチンピラは、ナイフや銃で武装していました。

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どうやらこの世界にも、銃やナイフは存在するようですね。普段から持っているのは犯罪なのかもしれませんが、食殺事件が頻発するほど治安が悪いのなら護身用に持つのもありなのではないでしょうか。

肉食獣は爪や牙で武装しているわけですし、文明の利器があるのなら草食獣は使ってもいいような気がします。

『BEASTARS』第10話まとめ

要点まとめ
  • 「自分の中の獣を飼いならすのが大人の男」
  • 医者パンダ強い
  • 屈辱や羞恥で肉の味がよくなる
  • レゴシとハルの関係はどうなる?

アクションシーンの音楽はミュージカルのような雰囲気で、舞台演劇の雰囲気でした。

男気を見せ、危険を冒して助けに来たレゴシにハルの気持ちはどう動くのでしょうか。

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