神のグラス…その1杯で、客の魂を癒すバーテンダーに!
まだまだ新人のころに、食いつくような目をして
こう語っていた佐々倉溜(CV.寺島拓篤)。
時を経て、佐々倉は神のグラスをつくる人になりました。
Episode 4 バーの隠し味/マティーニの顔では、
佐々倉が“一流シェフの引き抜き交渉”に巻き込まれます。
こだわり多きシェフの心をつかむため、
佐々倉は“予想外の1杯”を出します。
きょうは、魂を癒すカクテルに出会えます!
目次
アニメ『バーテンダー 神のグラス』前回第3話のあらすじと振り返り
ホテルダイヤモンドスターには、バー・Kがあります。
そこは、バーテンダー葛原隆一(CV.内田直哉)目当てに、
超VIP客が通いつめる超一流BAR。
ミスターパーフェクトと呼ばれる葛原は、
日本のバーテンダーの地位を世界レベルに高めた立役者でもあります。
そんな葛原と佐々倉溜(CV.寺島拓篤)が…
カクテルの女王・マンハッタン対決をすることに!
…勝負は、佐々倉の完敗でした。
「君のカクテルは完璧からはほど遠い…未熟さが分かったなら帰りなさい。」
後輩の佐々倉へ、
これからの熟成を期待しながら、葛原はこの言葉をかけました。
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Episode 4では、カクテルの王様と呼ばれるマティーニが登場!
個性輝く1杯(魂をふるわせる1杯)に魅了されます!
【ネタバレあり】アニメ『バーテンダー 神のグラス』第4話あらすじと感想
三ツ星シェフ引き抜き交渉は、神のグラス頼み!?
蝉が鳴く頃、ホテル・カーディナルに緊急事態発生!
事情があって、フレンチシェフが急遽辞職。
「いまパリで一番予約がとれないお店のムッシュ山之内と交渉してくれ!」
会長の来島泰三(CV.麦人)が、企画営業部部長・神嶋(CV.山本 格)へこう言います。
すべての食材をパリと同じもので揃えること…
(調理用の水から野菜までパリと同じものに!と)
山之内(CV.てらそまさき)はやっかいな条件を出してきました。
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「手段は問わぬ…なんなら“神のグラス頼み”でもな!」
泰三はにやっと笑いながら、助言します。
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先入観を捨てよ…おいしい餃子の隠し味。
その夜、神嶋はEdenhallへ。
バーテンダー佐々倉溜(CV.寺島拓篤)がつくったおいしいモスコミュール。
それを1口のんだ神嶋は、佐々倉の力を感じました。
「君のお酒には人の心を動かす力がある!君のお酒でシェフを心変わりさせてくれ!!」
神嶋は佐々倉にムチャぶりします。
今週末、山之内シェフをアテンド予定…
もちろん締めはEdenhall(佐々倉頼み)!
失敗は許されません。
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そして、彼はいきつけ居酒屋おぐらの餃子の味が変わっていることに気づきます。
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おぐらの大将(CV.斧 アツシ)の言葉が、佐々倉に閃きをあたえます。
まさかのブラインドテイスティング!
週末、山之内シェフが日本にやってきました。
企画営業部総出で勝負の1日へ!
「フランス至上主義だから、食材を取り寄せろと言っている訳じゃない。」
山之内は、決して無茶な要求をしているわけではないと主張します。
「ムリならこの話はここまで!」
一切の妥協を許さぬ感じで、彼は交渉の扉を閉じようとします。
「ぜひ、もう1軒だけ!!」
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佐々倉は、山之内にデキャンタに入れたあかいお酒を見せます。
当てられたら交渉を諦める、外した場合は話を聞いてほしい。
神嶋は、山之内へブラインドテイスティングを提案!
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山之内は「これは20年熟成のオロロソだ!」と答えを導き出します。
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シェフの魂を癒す…トリッキーな1杯!
正解は、10年ほど寝かせて熟成させた本みりんでした。
「この勝負はフェアじゃない!」
憤慨しながら席を立つ山之内。
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先入観で失敗をした後で、見事に一流の証明を果たした
あるソムリエの話をしました。
日本人という先入観にずいぶん苦しめられてきたであろうと。
日本人に洋酒の味がわかるのか?
海外での仕事経験がある佐々倉も、“同じつらさ”を味わいました。
「つまらない先入観に負けるな…神嶋さまはこう言いたかった。」
神嶋の顔をたてながら、佐々倉はトリッキーなお酒(熟成みりん)を選んだ理由を告げます。
佐々倉の思いを知り、山之内は再び席へ。
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君のマティーニには顔がない。
バーの主催はお客様…バーテンダーは、バーの隠し味にすぎない。
佐々倉は、神嶋への気遣いをこう表現しました。
後日、Edenhallを訪れた来島美和(CV.南條愛乃)。
そこへ、バー南のバーテンダー川上京子(CV.松井恵理子)もやってきます。
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マスターの南 浩一(CV.花輪英司)から、酷評を受けました。
顔ってなに?と、深いため息をつく京子。
彼女は、佐々倉に「顔のあるマティーニを!」と注文します。
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マティーニがキング・オブ・カクテルといわれるのは、組み合わせが無数にあるから。
ジンとベルモットの出会いは、作り手によっていろんな表情をみせます。
…だから、マティーニは特別なカクテルだと佐々倉。
ビーフィーターの個性を引き出してつくった佐々倉のマティーニは、
シトラスの香りが立っていておいしい1杯でした。
使っているジンの個性を引き出せないとき…
このマティーニには顔がないといいます。
たしかに佐々倉のマティーニには顔がありました。
どんなバーテンダーになりたいのか…
「もう1杯、マティーニを飲みにいきますか?」
3人は、六本木にあるバー Hell’s armsへ。
そこは、佐々倉がバー風で見習いをしていた頃に通っていた思い出のミュージックバー。
残念ながら、上原マスター(CV.新垣樽助)はこの日はお休み。
京子とキャリアが変わらないバーテンダー3年目の金城ユリ(CV.白石涼子)がいました。
ユリがつくるジンのマティーニの顔を知りたくなった京子、オーダーします。
「作りかたを教えても、これは私のマティーニ!」
芯があるユリのマティーニは、凜とした顔があるおいしい1杯でした。
「これから個性を見つけていけばいい。」
落ち込む京子に、佐々倉はこう声をかけます。
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それをハッキリさせるため、
ユリは今度カクテルアワードというコンクールに挑戦すると話します。
1杯で、客の魂を癒すバーテンダーに!
ユリは、ウオッカでシェイクした上原マスターのマティーニをつくってくれました。
スッと喉を通ってガツンと芯のある味!
そして、レモンピールがグラスの底に沈んでいる個性的なマティーニ。
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いつも上原マスターは皮が浮かないようにひと手間加えます。
「サービス業に大事なのは目のよさ(いかに小さなことに気づけるか)だ!」
マスターが、昔こう話していたのを佐々倉が思い出します。
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食いつくような目をして上原の手元を見る青年でした。
神のグラス…その1杯で、客の魂を癒すバーテンダーになりたい!
こういってギラついていた若き佐々倉を思い出し、懐かしみます。
アニメ『バーテンダー 神のグラス』の次回に期待するもの
魂を癒す“神のグラス”の力、恐るべし。
カクテルアワードで、何かが起きる予感がします。
そして、Episode 5 始まりの一滴という…
なんだか意味深なタイトルが気になります。
来週も見逃せません!