時を経て、蘇る…
原作・城アラキ、漫画・長友健篩による不朽の名作。
発行部数360万部を誇るオトナの人気漫画「バーテンダー」が…
新たに完全新作アニメーションとして待望のアニメ化!
バーやお酒の知識欲が刺激されるだけじゃない。
とあるバーで繰り広げられる人間ドラマにグッとくる…
疲れた大人の心を優しく包み込んでくれる物語。
Episode 1.優しい止まり木では、
仕事に疲れた1人の女性が
“1杯のおいしいハイボール”で生き返ります。
このアニメは、バーテンダーという職業の奥深さを…
そして、お酒のすばらしさを教えてくれます。
目次
アニメ『バーテンダー 神のグラス』あらすじ
佐々倉溜(CV.寺島拓篤)の作るカクテルは、
“神のグラス”と呼ばれている…。
プライベート・バー「Edenhall」で働く佐々倉。
彼の元には、きょうも特別な一杯をもとめてお客さんがやってきます。
街の喧騒を隔てたバーの扉の向こうで、
まるでカクテルのようにカラフルな人間模様が繰り広げられます。
これは、貴方の心に寄り添う、
バーテンダーの“癒し”の物語ー。
ある夜、Edenhallに女性客が訪れます…。
その女性は新規オープン予定のホテルカウンターバーのため、
“理想のバーテンダー”を探している来島美和(CV.南條愛乃)でした。
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神のグラスを求めてやってくるお客さんたち。
心まで酔わせてくれる癒しのやりとり、必見です!
アニメ『バーテンダー 神のグラス』登場人物
佐々倉溜(CV.寺島拓篤)
ヨーロッパのカクテルコンクールで優勝し、
パリのホテルでチーフバーテンダーを務めたが、
ある事情で日本に帰国。
いまは銀座にある不定期オープンのバー・Edenhallにて、
バーテンダーとして働いている29歳。
私生活ではかなりのうっかりさん。
だけど、ひとたびカウンターのなかに入ると
彼は別人になる!
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「贄姫と獣の王」アヌビス役など、
印象的な言葉を放つキャラを演じてきた寺島さん。
まさに佐々倉にピッタリの配役!
寺島さんの声が紡ぐ言葉が、イイ感じに沁みてくるんです…。
来島美和(CV.南條愛乃)
ホテル・カーディナルの企画営業部に勤める。
ホテルのカウンターバーをオープンさせるため、
理想のバーテンダー探しに奔走している。
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高い歌唱力が印象的な声優さんです。
仕事にひたむきな大人女子を演じる、南條さんの美声に注目です!
樋口由香利(CV.白石晴香)
ホテル・カーディナルで働く、美和の後輩。
明るく茶目っ気のある性格。
北方(CV.東地宏樹)
「Bar.風」で、佐々倉が働いていたときの先輩。
現在は、歌舞伎町のバー「North Wind.」を営んでいる。
金城ユリ(CV.白石涼子)
六本木のバー「Hell’s arms」に勤めるバーテンダー。
沖縄出身でバーテンダーを始めて3年になる。
ケルビン・チェン(CV.古川慎)
シンガポールから日本にやってきた、
若きバーテンダー。
川上京子(CV.松井恵理子)
銀座のバー「バー南」で働く、見習いバーテンダー。
あることをきっかけにバーテンダーを続ける自信を失い…。
葛原隆一(CV.内田直哉)
ホテル・ダイヤモンドスターにある
カウンターバー「K」の孤高のバーテンダー。
その高い技術力から「ミスター・パーフェクト」と呼ばれている。
来島泰三(CV.麦人)
ホテル・カーディナルを経営する来島興産の会長。
ホテル・カーディナルのカウンターバーの
バーテンダー選びに強いこだわりを持つ。
アニメ『バーテンダー 神のグラス』を彩る楽曲たち
“大人のアニメ”を華やかにする楽曲たち!
オープニングテーマ「Stardust Memory」川崎鷹也
ステキな夜のはじまりを告げてくれるセクシーな楽曲。
川崎鷹也さんの声が堪りません!
BARの扉を開ける直前の…
心トキメクあの瞬間を思わせてくれます。
エンディングテーマ「スピカ」上白石萌音
優しい止まり木(bartender)に癒されたあとに…。
上白石さんの優しい歌声が、
物語の心地よい余韻に浸らせてくれます。
【ネタバレあり】アニメ『バーテンダー 神のグラス』第1話あらすじと感想
世の中には絶対にお客様を裏切ってはいけない職業が2つある。
世の中には絶対にお客様を裏切ってはいけない職業が2つあります。
1つは、医師・薬剤師。
もう1つは…(バーテンダー)。
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特別な1杯を作りながらはじまる冒頭!
ジガ―カップにお酒を注ぐ麗しい音がして…
カクテルシェーカーで氷とお酒が混ざりあう魅惑の音に変わります。
最後の1滴まで注がれたカクテルグラスが目の前に!
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川崎鷹也「Stardust Memory」へと
つながる演出がステキでした。
2か月前にオープンしたHOTEL CARDINAL(ホテル・カーディナル)。
ホテルはすでに営業をはじめているというのに…
ただ一か所だけ、まだ“開かずの扉(CLOSE)”アリ。
そこはラウンジバー横に特別に作られた1室。
ホテルは、ここに正統派のカウンターバーを!と考えています。
“authentic”なカウンターバーを…バーテンダー採用試験!
このホテルの企画営業部・来島美和(CV.南條愛乃)は、
カウンターバーを任せられる理想のバーテンダー探しに奔走中!
厳選した3人の候補者を招き、きょうもバーテンダー採用試験を実施します。
「それぞれに得意なカクテルを作ってもらおう。」
営業企画部長の神嶋(CV.山本 格)が、お客様役となり審査を行います。
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この審査が興味深かった…
神嶋は出されたグラスを見て渋い顔をします。
食前か食後かも聞かずに、強いカクテルであるマティーニを…。
技術うんぬんよりも、目の前のお客様とのコミュニケーションを怠った時点で評価できません。
2人目はグラスホッパーを作ります。
「プースカフェスタイルにしてもらおうか。」
神嶋が要望を出します。
不意打ちオーダーに動揺し、うまく重ならず混ざってしまいました。
お客様は意地悪なものだと、神嶋は手厳しい評価をします。
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比重の違う材料を混ざらないように重ねる作り方。
いま一番バズってるカッコイイバーテンダー。
でも、ホテルが求める人材ではありませんでした。
“神のグラス”を作れるバーテンダーを探せ!
<必要なのは“神のグラス”を作れるバーテンダー>
ホテルの会長・来島泰三(CV.麦人)がこだわっているこの条件。
これを満たす人材を見つけなければなりません。
来島会長曰く「神のグラスは飲めばわかる!」らしい。
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いろいろ手を尽くしてはいます。
それでも難航している理想のバーテンダー探し。
食欲も失せるほどに、来島美和は焦っていました。
そんなとき、公園のベンチでランチ中、美和と由香利は変な男に出会います。
「TOKYO BAR BOOK」をお腹に抱いて、居眠りしていたその男。
スマホの使い方がわからないと言って、美和に聞いてきました。
あげく、本を置き忘れていきました(図書館で借りた本だった…)。
災難にあった美和は、がっくり肩を落とします。
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ポンコツ男子(職業バーテンダー)と再会!
災難は続きます…ホテルの経理から、
開かずの扉のバーテンダー探し費用は経費としてもう落とせないと言われました。
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仕事と氷で薄まってしまったハイボールのことを愚痴っていたら…
なんとそこにあの公園で会った“スマホ使えない男”が現れました。
あの日忘れていった本を、美和が代わりに図書館へ返却すると伝えると…
佐々倉溜(CV.寺島拓篤)は手を合わせて感謝してきます。
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佐々倉の私生活は、だいぶポンコツ気味。
佐々倉はバーテンダーをしていると。
これもなにかの縁かなって思いましたが、佐々倉のポンコツ具合を目の当たりにした美和は脳内で候補者から外します。
銀座Edenhallへ…凄腕バーテンダーを求めて。
不定休のプライベートバーが、ようやくまた店を開けた…
ヨーロッパのカクテルコンペで優勝したバーテンダーが作るカクテルが話題。
由香利が、銀座Edenhallのクチコミが驚異的に高いという情報を入手!
今回は、神嶋が軍資金をポケットマネーから出してくれました。
さっそく、美和と由香利は銀座の雑居ビルの地下にひっそりとあるEdenhallへ。
ドキドキしながら扉を開けると…いい雰囲気。
「いらっしゃいませ。」
出迎えた佐々倉(スマホ使えない男)を見て、美和たちは驚きます。
カウンターの中の佐々倉は、前に会った彼とまるで別人!
凄腕のバーテンダーさんがいるというネットクチコミを見てきたと由香利が伝えます。
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「プースカフェスタイルもありますが、いかがいたしますか?」
佐々倉が聞くと、たまにはそれもいいと伊丹。
佐々倉は30秒という、驚異的な速さで美しいグラスホッパーを提供しました。
「マティーニを!」と、由香利がオーダー。
すると、佐々倉は優しい声でこうすすめてきます。
「お食事がまだのようですので、もう少しアルコール度数を抑えた軽めのものはいかがでしょう?」
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私にぴったりのカクテルを…おまかせで!
軽めでシェイクしたピンクのカクテルを、由香利は注文し直しました。
シェイクする佐々倉を見て「すごくセクシー!」と見惚れる由香利。
鮮やかなコスモポリタンのおいしさに由香利は感動します。
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美和は冷静に、難題を佐々倉に課します。
アルコールにどのくらい強いのか?
苦手なタイプのお酒はなにか?
お客様のことを何もわからない状態では作れない。
これは本来、バーテンダーさんが困っちゃうからダメな注文の仕方…
でも、美和は佐々倉にあえてこのオーダーをします。
「かしこまりました。」
佐々倉は削った氷をグラスに入れ、ウイスキーを注ぎます。
マンハッタン…それともゴットファーザー?
でも、あのグラスならウイスキーバックか…
スコッチだからハイランドクーラー?
美和は、予想しながら手元を注視します。
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試されたバーテンダーが出した1杯は…?
なんと注がれたのは炭酸!
そして、仕上げにレモンの皮を絞ってオワリ。
美和に合うお酒として佐々倉が提供したのは…
予想外のハイボールでした。
美和は、ウイスキーをただ炭酸で割っただけのお酒が出されたことにショックを受けます。
期待外れでした…これを飲んだらお店を出ようって考えます。
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「本当にハイボール…どうしてこんなにおいしいの?」
「はい。おいしいハイボールです。」
佐々倉は穏やかに話します。
世の中には絶対にお客様を裏切ってはいけない職業が2つあると。
1つは、医師・薬剤師。もう1つは、バーテンダー。
どちらも処方ひとつで毒にも薬にもなるものを売っているからと。
バーテンダーという言葉の意味。
2度会ったときからの美和の細かな変化を、佐々倉はちゃんと見ていました。
とれかかったジャケットの袖のボタンがとれてしまっていて、
腕時計の位置も変わっていました。
ストレスにさらされて溜まっている疲れを、汲み取ってくれていました。
アルコール度数を下げ…
味が薄くならないように“溶けにくい締まった氷”を使いました。
「たった1杯のためにそこまで考えるの…」
美和はただただ驚きます。
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barは止まり木、tenderは優しい…優しい止まり木。
これはただ酒を置く板(bar)。
だけど、そこにバーテンダーがいるから…
barにtender、優しさが生まれる。
「カウンターの前にいるお客様にぴったりの1杯を飲んでもらいたい。そういうことです。」
こう言って佐々倉は、穏やかに微笑みました。
アニメ『バーテンダー 神のグラス』の次回に期待するもの
佐々倉にほんのり闇を感じるラスト数秒が印象的でした…。
すっかり佐々倉溜推しになった美和たち。
どう彼を口説くのかに期待!
Episode2のタイトルは、古き仲間 One for the Road 。
どんな癒しの1杯が登場するのか楽しみです。