ドラマ『ばらかもん』第3話あらすじ/ネタバレ感想!川藤・神崎が島に到来。自分から金賞を奪った若手に半田は何を思うのか

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© Fuji Television Network, Inc. 出典:ばらかもん公式ページ

半田(杉野遥亮)に会うため、マネージャーで親友の川藤(中尾明慶)は18歳の新人書道家・神崎康介(荒木飛羽)を連れて島へとやってきました。

神崎と言えば、半田から金賞を奪った男。そんな人と半田が合えば大変なことが起こると考えた美和(豊嶋花)は、なる(宮崎莉里沙)や浩志(綱啓永)と共に、2人を半田から遠ざけようと模索します。

果たして、神崎が半田に会いに来た目的とは…

そして、悲惨魚(ひさんいを)釣りを試みる半田達。はたしてその結末は…そもそも悲惨魚とは何か。

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ドラマ『ばらかもん』前回第2話のあらすじと振り返り

島に来て1ヶ月が経ち、納得のいく書ができたと思った半田清舟(杉野遥亮)ですが、作品展これを出品するも、18歳の新人に大賞を獲られて準大賞。2位でもスゴイだろうと美和(豊嶋 花)達に言われるも、半田が納得することはありません。

なる(宮崎莉里沙)に誘われて島の餅拾いに参加するもうまく取れず、何もかもを諦めようというきもちになる半田ですが、上ばっかり見ているから餅が取れないのだと、餅拾いの名人と言われたヤス婆こと野村ヤス(鷲尾真知子)にいわれてハッとします。それでも自分より上に人がいて、勝てない時にはどうしたらいいか…ヤス婆は答えます。

「どうぞお先に」

今は譲って、もっと大きな餅を拾え…その言葉を聞き、半田の心は穏やかになるのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ばらかもん』第2あらすじと感想

珠子(近藤華)の夢

ゼッケンの文字を書くのに大量に墨を消費した半田(杉野遥亮)、墨汁を買いに島の雑貨店に足を運びます。しかし店の人は留守。そんな時は家の奥にいる珠子(近藤華)に声をかるんだとなる(宮崎莉里沙)に教えられ、彼は言われた通りにします。

部屋に上がると、珠子は漫画を描くことに夢中。文字には自信があるが、絵はまったくかけないという半田は、マンガを描く彼女を尊敬します。創作する者同士意気投合するふたり。そして珠子はその内自分の作品を見てほしいといい、半田はこれを承諾するのでした。

KAMUI

少年漫画雑誌目指してホラー前回の作品を描く珠子。半田の脳はついていくことができるのでしょうか…。しかし部屋のポスターがしっかりBL作品ですが、そこのツッコミはなしでいいのですか!?

半田(杉野遥亮)から金賞を奪った若手・神崎康介(荒木飛羽)が島に上陸。

なるが珠子の店先で貝殻屋を開いていると、島に似合わない見知らぬ男が2人やって、半田という男は知らないかと聞いてきます。

半田は知らないが、そんな名前の書道の先生なら知っていると答えると、どこにいるか教えてほしいと聞かれます。この現場に遭遇した美和(豊嶋花)と浩志(綱啓永)が詳しく2人の素性を聞いてみると、1人は半田の親友の川藤(中尾明慶)。もう一人は半田と同じ書道展に作品を出品し、金賞を獲った若手・神崎康介(荒木飛羽)だと発覚します。

金賞を奪った男は、半田を笑いに来たのだと察した美和は、2人を半田に合わせたら大変なことになると考えます。会わせないようにと指示を受けたなるは、先生は重い病に罹っていると嘘をつくのですが、これを聞いた川藤は青ざめた表情で病院へ一直線。そのうち島の人たちも2人を警戒するようになっていくのでした。

KAMUI

上辺だけの子供好きの神崎康介18歳がなかなかにヤバいキャラクターをしています。そして、大きな貝殻をカード払いで購入するといって使用済みの黒いカードをなるに渡す川藤の姿も出してくれたのは嬉しい。ここ結構好きでした。

なんとかして半田に2人の存在を隠そうとする美和でしたが、なるが神崎の名刺や川藤にもらったカードを半田に見せたうえ、島の人たちによって2人は結局はんだの家に到着。

川藤は既に酔いつぶれていたため、美和は何とかして神崎と半田を2人きりにさせない、書道の話をさせないようにと考えます。半田にお茶くみをさせたり、なるが神崎に宝物であるセミの抜け殻を渡したりして妨害。そして酔っ払いの川藤が目を覚ますと、ウマい魚が食べたいと大騒ぎ。

自分が描いた漫画を読ませるべくやって来た珠子は、半田、浩志、川藤、神崎が分けもわからずもみくちゃになっている模様を目の当たりにすると情報が追いつかないと言って硬直してしまうのでした。

ドラマ版珠子は、腐女子を否定しないようです。

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ケルベロスなる(宮崎莉里沙)を押し切って半田(杉野遥亮)に会いにく神崎(荒木飛羽)。その目的とは…

翌日、美和や浩志の代わりに2人を半田の家に近づけさせないとなるは奮闘。自身はケルベロスだと言って、神崎にセミを突き付けて逃げるよう促しますが、半田に会いたい一心の神崎はこれを振り切って家の中へと入っていってしまいました。

神崎は半田の悔しがる顔を見たいがためにやって来たのかと美和は思っていましたがそれは大違い。神崎は半田の大ファンであり、半田が掲載した雑誌を持ってきてはそのインタビュー記事を音読して感動するほどの存在でした。

KAMUI

雑誌音読は半田にとっては黒歴史を発表されているようでかなり可哀想です

半田の美しく模範的な字を見て書道の世界に足を踏み入れた神崎にとって、今の半田の字は気に喰わないものがあります。神崎が川藤と共に島にやって来たのは半田を連れ戻すダメだったのです。

自分が信じてきた模範的な字をかけばつまらないと言われ、島に来てなにかつかめたと思えば下手になっていると言われて半田の中には苛立ちが沸き上がります。しかし、神崎が持ってきた雑誌をなるが紙飛行機にして飛ばしている光景を見た時、半田はヤス婆(鷲尾真知子)の言葉を思い出します。

「どうぞお先に」

風にのって追いつくと言い、半田は神崎たちと共に島を後にするという選択肢を断るのでした。

KAMUI

こんなに心穏やかに返すことが出来たのは島の人たちとの触れ合いのおかげなのは確かですね。

島から連れ戻したいもう一つの理由

半田と神崎を2人きりにしないようにと、美和や浩志は奮闘したのですが、あった瞬間からそれが神崎だと、半田は気づいていたため、2人の努力は意味をなしていなかったのだとガッカリします。

そんな中、島の人たちと飲んで酔いつぶれ、貴重な休みが潰れたことに苛立つ川藤は、せめてウマい魚を食べさせろと大騒ぎ。そこで美和たちは魚釣りに行くことを提案。川藤や美和、なるたちはインドア派の半田と神崎を引きずり海へとやってきました。

順調に魚を釣って喜ぶ川藤と半田に対し、全く釣ずつまらない思いをしている神崎は、家に戻って一緒に字を書いて語り合おうと半田を誘います。これを半田に拒否られながら食い下がっていると、川藤からは自分の目線でしか見られないからスランプになるんだと言われてしまいます。

半田の影響で基本に忠実な字を書いてきた神崎は、半田の字が変わったためにスランプ状態に陥いり、今に至ります。半田も神崎もお手本となる人の字を見て、それを忠実に再現することによって賞を取ってきましたが、川藤はもっと新境地を開けと言います。

「記録よりも記憶に残れ、試合に負けて勝負に勝て、賞を取るよりも売れるもんをかけ」

と、川藤は2人にいうのでした。

KAMUI

最後のはマネージャーとしての川藤の心の声なきがしますね。

悲惨魚(ひさんいを)

半田や川藤と違う場所で悲惨魚(ひさんいを)を釣ろうとする浩志。

悲惨な魚と半だろうと考える半田達ですが、えびす様が持っている魚・鯛のことだと分かります。

浩志の代わりに半田が釣り竿を持った瞬間、魚がかかった感触が!川藤、神崎と共に悲惨魚を吊り上げようと奮闘。イシダイは空に舞い上がったものの、結局は海の中に。

笑う半田の姿を見て、彼は島でもっと成長するのではと神崎は考えを改めるのでした。

その日の夜は半田や川藤が吊った魚を浩志が料理。味を褒められた浩志はうっすらと笑みを浮かべます。

半田は魚拓で「鯛」と書き、その魚も刺身としてテーブルに。これもまた新境地の1つだろうと、川藤や神崎は認めるのでした。

翌日、川藤と神崎を空港まで見送った半田の中には、寂しさよりも次に会う人を楽しさの方が沸き上がっているのでした。

ドラマ『ばらかもん』の次回に期待するもの

ヤス婆から言われた「どうぞお先に」という言葉がすぐに使われた大事なシーン。この話がない間に神崎が来ていたら、結果はもっと違ったかもしれませんね。

島に来たことでやっぱり既に変化がある半田。そして彼のその姿勢が神崎にも伝わったというのは良いなと思いますね。

そして、書道家ではなくマネージャー・川藤の目線も省略されなかったのは嬉しい。あくまで商売。稼げる字を書けという本音を力説したシーンはなかなかに楽しかったです。

何度も何度も見てはジーンとしてしまう『ばらかもん』。次週は次週で楽しそうな内容が待っていそうです。

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