ドラマ『ばらかもん』第2話あらすじ/ネタバレ感想!新人に大賞を獲られて意気消沈。辞めようと過った時、ヤス婆の言葉が響く

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© Fuji Television Network, Inc. 出典:ばらかもん公式ページ

島に来て1ヶ月が経ち、納得のいく書ができたと思った半田清舟(杉野遥亮)ですが、これを出品するも、18歳の新人に大賞を獲られて準大賞。2位でもスゴイだろうと美和(豊嶋 花)達に言われるも、半田が納得することはありません。

島の持ち拾いに参加するもうまく取れず、何もかもを諦めようとしていたその時、もチリ拾いの名人と言われたヤス婆こと野村ヤス(鷲尾真知子)の言葉が響く。

また、島の台風を甘く見た半田に襲い掛かる災難にも注目の回です!

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ドラマ『ばらかもん』前回第1話のあらすじと振り返り

書道家2世として名をはせた半田清舟(杉野遥亮)は、書道界の大御所に「つまらない字だ」と言われて激高。父から頭を冷やすよう言われた清舟は、五島列島で暮らすことを強いられました。

書に没頭するため静かに過ごしたいと思うも、島の悪ガキと呼ばれる琴石なる(宮崎莉里沙)や山村美和(豊嶋花)、新井珠子(近藤華)や島の人たちがあがり込んできて叶いません。

それでも一晩中書を書き続ける清舟は、過労で倒れて入院することに。放っておいてほしいと思う反面、引っ越しの手伝いやご飯の差し入れ、入院すれば心配して駆けつけてくれる島の人たちの好意を無碍にしていたと気づく清舟は、考えを改めます。

特に琴石なるには、先生のような字だと言われて激怒したことを悪いと思います。そしてなるも、怒らせたことを謝罪。しかしなんで清舟が怒ったのか理解することはありませんでした。

防波堤を登って夕陽を見ようとするなるを止めようとする清舟ですが、登らないと見れない、登ってみないとどんな夕陽かわからないと言われて一緒に登ります。そこでみた夕陽は美しく、さらには海に飛び込むなるを追いかけて飛び込み、無邪気な笑顔を浮かべるようになった清舟は、その日の晩、楽しみながら書を認めるのでした。

また、何をやっても平均くらいのことしかできない木戸浩志(綱啓永)は、天才だと思っていた清舟の生半可じゃない努力を目の当たりにしたことで、自分は今まで本気で何かに取り組んでいたわけではなかったと自覚し、心を動かされるのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ばらかもん』第2あらすじと感想

不審者扱いの半田清舟(杉野遥亮)

島には不審者に気を付けるようにと看板がでており、まだ漢字が読めないなる(宮崎莉里沙)は絵とひらがなから何を訴えているのかと模索。クラスメイトの久保田陽菜(寺田藍月)が見知らぬ男に絡まれているところを目撃するなり、なるは体当たりして男を撃退しますが、よく見ればそれは半田清舟(杉野遥亮)でした。陽菜に捕まれていた上、なるに突撃されて散々な目に遭う清舟ですが、さらには陽菜が防犯ブザーを鳴らしたために、島の人が集まってきて頭を抱えるのでした。

KAMUI

踏んだり蹴ったりな展開。しかしこれは序章に過ぎないとう悲しさ…。

島の嵐を甘く見た結果…

嵐がやってくると聞かされ、島の誰もが警戒するなか、半田清舟は恐れることはないだろうと考えていました。しかし、いざ嵐がやってくると、風で窓ガラスが割れ、天井はどこもかしこも雨漏り。さらには停電にもなってしまい、慌てることとなってしまいました。

なる(宮崎莉里沙)や郷長の木戸(飯尾和樹)のおかげで急遽、嵐から家を守るために木を打ち付けたりなどすることが出来たものの、ガラスの破片を踏んでしまったり、雨漏りの水が溜まった桶にスマートフォンを水没させてしまったりと災難に遭ってしまいます。さらには嵐の中PCをコンセントにつないだままにしていたために故障。仕事のためにPCを使っていたため、半田は仕事をする手段を失ってしまうのでした。

KAMUI

本人的にはとてつもなく苦しい状況なんですけど…ここまで災難が立て続けに起こるともう笑うしかないですわ。

大賞を逃して意気消沈する半田(杉野遥亮)に依頼が…

島に来て納得のいく字を書けたと確信した半田は、それを書道展に応募していました。大賞間違いなしだと思っていた半田でしたが、川藤(中尾明慶)に告げられたのは準賞という結果。しかも大賞を獲ったのは18歳の新人・神崎康介(荒木飛羽)だと聞かされ、半田は呆然とします。

準賞でもすごいじゃないかと美和(豊嶋 花)達に言われるも、新人に大賞を奪われたショックが大きく、彼女達の賞賛の言葉など耳に入りません。

そんな中、郷帳と息子の浩志(綱啓永)から町民体育祭用に「七ヶ岳」と書かれたゼッケンを書いてほしいと半田に依頼をします。そんな気分ではないと断るも、郷帳は「団結力のためには新しいゼッケンが必要なんだ」と言って、半田に大量のゼッケンを押し付けて去っていくのでした。

KAMUI

美和たちは気を使うも、逆に郷帳の気の遣わなさがだいぶヤバいなと思える瞬間でした(笑)

餅拾いもうまくできず、諦めようかと考える半田(杉野遥亮)にヤス婆(鷲尾真知子)の言葉が刺さる

意気消沈の半田に対し、なるは気分転換に餅拾いに行こうと言って彼を連れ出します。船の完成祝いに餅をバラまき、それを手に入れる行事に参加する半田は、美和たちからパンチ(須永千重)とヤス婆(鷲尾美和子)2人のプロフェッショナルに警戒するよう言われて餅拾いに挑むも全く取ることが出来ません。

頑張ってもなにも成し遂げられないと落ち込む半田は、諦めようかと考えるようになります。が、そのときヤス婆が半田に声をかけてくれました。

半田は上ばかり見ているから獲れない。下を見れば落ちているのだからそれを拾えばいいのだと言われた半田は地面に落ちている餅の存在に気づきます。これに気づかされた半田は、それでも自分より上手い人がいたらどうしたらいいかとヤス婆に問いかけます。ヤス婆は堪えました

「どうぞお先に」

今譲ってやり、後から大きな餅を狙え…。ヤス婆のこの考えに、半田の心からモヤモヤとした気持ちが浄化されていくのでした。

KAMUI

原作・アニメでも出てきたこの言葉はホント心に響きます。好きです!

結局餅を一つも拾うことが出来なかった半田ですが、家に戻ると大量のおしるこが入った鍋を発見。美和からこれはパンチが来れなかった人のために作って置ていったものだと聞かされ、半田はまた島の人たちの温かさを感じるのでした。

KAMUI

来れなかったわけではないんですが…一つも獲れなかったのは確かですね。パンチは奪うも独り占めせずに還元するところが素敵すぎます。顔が怖いからそんな人に見えないところがなかなかに良いんですよね。

半田(杉野遥亮)の恩返し?そして空港から男が2人降り立つ

島の人たちの優しさを実感し、諦めなければいつかチャンスをものにできると確信した半田は、郷帳から頼まれたゼッケンを人数分書き上げます。これに郷長はなる達は大喜び。自分の仕事を果たしたと納得の表情をする半田ですが、彼はそのまま町内会のリレーマラソンに参加させられるのでした。

半田が島の人たちに囲まれて騒がしい日々を送っているその頃、マネージャーの川藤が1人の若者と共に空港に到着するのでした。

KAMUI

ドラマ1時間なので展開が早く感じます。まら次回も面白いこと確定です!

ドラマ『ばらかもん』の次回に期待するもの

ヤス婆の「どうぞお先に」という言葉がきっかけで、私はこの『ばらかもん』という作品に夢中になりました。これをドラマでカットされたらどうしようと思っていましたが、これは半田清舟の心が変わっていく言葉の1つなので、しっかりシーンを作ってもらえてうれしかったです。

今は譲って、あとから大きな餅を拾えというこの言葉は、自分の中にも生きています。長く生きてきたヤス婆の言葉だからこそ出てくるのかなと思うと、より感慨深いです。

さて、次回は川藤が島にやってきて再会というわけですが、連れてきたのは大賞を獲った18歳。半田と会わせたくない人物だろうと思うも、ここからの展開がまた好きです。

もちろん、なると川藤の掛け合いも楽しみにしています!

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