『羅小黒戦記』で知られる寒木春華(HMCH)スタジオと中国人気IP「非人哉」の非人哉工作室(FENZスタジオ)がタッグを組んだアニメ『万聖街』。
夏がやって来た!
ウォーターパークへ遊びに行く1031号室の住人たち。
ニールはリリィと一緒に、カップル限定のイベントに間違って入ってしまいます。
リンは心配して二人を追いかけようとしますが……。
そのほか、ダーマオの仕事トラブルやリンの誕生日、リリィが出演するバレエの発表会など事件が次々と!
万聖街の楽しい日々は終わらない……?!
早速、アニメ『万聖街』第6話をレビューしていきます。
目次
【ネタバレあり】アニメ『万聖街』第5話の振り返り
万聖街に新たな”人ならざる者”がやって来ました。
リリィのもとに大学の友人で天使のイワンが訪れます。
やきもきするニールの恋の行方は?
さらに、俳優として活動しているゾンビのルイス、リンのお見合い相手のキュウゲツ、ニールに拾われてきた吞兵衛の猫又・モモなど、一筋縄ではいかないクセ者たちが次々に登場し……。
【ネタバレあり】アニメ『万聖街』第6話あらすじ・感想
働け狼、全力で働け!
デザイナーの仕事をしているダーマオ。
とあるクライアントからの仕事を受けましたが、最初は大ざっぱなオーダーだったものの、後からどんどん注文が追加され、大変な仕事になっていました。
やっとのことでそれらすべての対応を完了したのも束の間、今度は上司らにチェックされ、さらに修正することに。
電話じゃ埒が明かないを言われてしまったダーマオは、クライアント先を訪れます。
上から目線で強気だった相手は、やって来たダーマオが強面の狼男だったので怯えてしまい、思わずOKを出しました。
こうして大仕事を終え、穏やかな日常を取り戻したダーマオのもとに、再びあのクライアントから連絡が入ります。
なんと会社が倒産してしまい、手付金を返してほしいと言うのです。
落胆するダーマオでしたが、ニールが作ってくれたラーメンを食べ、ホッと気持ちを落ち着けるのでした。
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あと、どれくらいの魅力を隠しているのかな?
プールに遊びに来た1031号室の面々は、各自楽しいひとときを過ごしていました。
そんな中、ニールとリリィは施設内で開催されているカップル限定のイベントに偶然入ってしまいます。
心配したリンは二人の後を追おうとしますが、一人で入ろうとしたため、係員に止められてしまいました。
その時、ある女性(CV.生天目仁美)がリンの腕にすり寄り、係員にカップルだと告げます。
リンは彼女のおかげで中に入れたことに感謝しますが、このような嘘は良くないと注意しました。
すると、女性は一瞬で姿を変えます。
そこに現れたのは、紛れもなくニックでした。
ニックは変身能力が高く、セクシーな女性のフリをしていたのです。
リンの手を取って女性体の自身の胸に触れさせたニックは、怒られたうえに殴られてしまうのでした。
一方、そろそろ帰宅しようとアブーに声を掛けたニールとシャオルー。
プールから上がってきたアブーはいつも巻いている顔の包帯が解けており、普段は隠されている素顔が見えていて、ニールたちは驚かされました。
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お誕生日おめでとう、あなたの幸せを願います
9月10日の午前0時。
リンのスマホが鳴ります。
それはリリィからの誕生日を祝うメッセージでした。
お礼を言いつつも、誕生日パーティーはしなくていいと断固拒否するリン。
リリィに任せると派手になりすぎるので、それを避けるための返信でした。
夜が明け、いつも通りの一日が始まります。
1031号室の住人たちはリンの誕生日を覚えていなかったようで、誰も祝ってくれないことに今度は寂しさを感じ始めました。
そんな頃、「やっぱり祝いたい!」と現れたリリィによってパーティーの準備が整い、リリィ以外で唯一リンの誕生日を覚えていたニックがプレゼントを渡しに来ます。
忘れていた面々はありものでプレゼントを繕おうとしますが、リンは大きな心で彼らを許し、パーティーが始まりました。
その結果、大いに騒ぐ1031号室のはちゃめちゃな賑やかさを思い知り、やはり来年は祝わないと決めるリンなのでした。
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決戦 テニスの頂
ニックは1031号室で過ごしている時の自身の扱いが酷すぎるとリンに抗議しますが、そもそも住人ではないくせに厚かましいと怒られてしまいます。
いつものように喧嘩を始めるニックとリンに、恨みつらみはテニスで解消してはどうかと提案するリリィ。
最初は、ニールとリリィvsリンと女性体ニックの男女ダブルスで勝負しようとしましたが、リンとニックが試合中に喧嘩を始めてしまい、上手くいきません。
結局、ニックvsリンのシングルスで決着をつけることになりますが、天使と悪魔、それぞれの能力を使って試合をするので、すぐにテニスの勝負ではなくなっていきます。
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やがてぶつかり合った二人の力で爆発が起こり、ニックもリンも病院送りになるほどのケガを負いました。
同室に入院した二人は、ベッドに横たわりながらもいつもの痴話喧嘩を繰り広げるのでした。
幕が上がり、スポットライトが当たる
大学のイベントで、バレエ「白鳥の湖」のオデットとオディールを演じることになったリリィ。
王子役に自分を重ね、うっとりとするニールでしたが、実際にはイワンが演じると聞いてショックを受けます。
公演当日、重要な役を演じるはずだった役者の一人が渋滞に巻き込まれ、到着が遅れるという事態が発生。
リリィとイワンは客席にいたニールを連れてきて、代役を頼みます。
いざ引き受けてみると、なんと「木」の役。
舞台上で特に動く必要もなく、ニールは役に徹しながら目の前で踊るリリィを見つめます。
やがてスポットライトが当たりますが、それはただの光ではなく、リリィから放たれる「聖なる光」も含まれていました。
悪魔であるニールは浄化されてヒツジの姿になってしまう恐れがありましたが、いま変身してしまったら舞台が台無しになってしまいます。
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ニールはリリィの舞台を邪魔したくないという思いで、必死に耐え抜こうとします。
Make you feel my love
リリィの聖なる光を浴びて倒れてしまったニールは、控え室で目を覚まします。
この後に登場する魔王の役もニールが代役をすることになっていましたが、体調を心配したリリィとイワンはさらに別の代役を立てようとしました。
ところが、リリィの助けになりたいニールは自分が演じると言って聞きません。
直前に台本を覚えて、いざ舞台に上がろうという瞬間、つまづいてしまった拍子に台詞が飛んでしまいます。
しかし、ニールの中の魔王が身体を乗っ取って魔王の役を演じ始め、無事に切り抜けることができました。
かなり完成度が高い演技を披露したニールは、終演後にリリィやイワンから褒められますが、自分ではなく魔王が演じたのだと白状しようとします。
寸でのところで魔王に止められ誤魔化すと、リリィたちはニールの頑張りに感謝しました。
「魔王が魔王を演じるなんてね……」というリリィの穏やかな呟きに、ニールは気付きませんでした。
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アニメ『万聖街』第6話まとめ
いかがだったでしょうか。
2022年12月15日に地元中国でアニメ続編の製作決定が発表され、話題になっている『万聖街』。
その続編にあたるEP37~48の日本語吹替版が製作されると発表されました。
情報解禁が待ち遠しい!
またすぐに1031号室のみんなに会えそうですね。