18才で友達のイ・ス(オン・ソンウ)に恋をして、忘れられないまま過ごした10年。
新しい恋も本気になれず長続きしないキョン・ウヨン(シン・イェウン)。
イ・スに再会したタイミングで出会ったオン・ジュンス(キム・ドンジュン)に新たな恋の予感が…。
- 元WannaOneのオン・ソンウの最新作
- ヒロインには『A-TEEN』のシン・イェウン
- 10代のころからの片想いの相手と久しぶりに再会…長い片想いの結末は?
それでは『場合の数』をネタバレありでレビューします。
目次
韓国ドラマ『場合の数』キャスト
オン・ソンウ / 役:イ・ス
- モデルと間違われるほどイケメンのフォトグラファー
- 気難しく冷たい印象
- 幼いころに両親が離婚し愛することにも愛されることにも不慣れ
シン・イェウン / 役:キョン・ウヨン
- カリグラフィスト
- 18歳の頃からイ・スに片想い中
- しっかりしているようで泣き虫
- 頑固なようでちゃんと人の話は聞くタイプ
キム・ドンジュン / 役:オン・ジュンス
- 出版社の社長
- 穏やかな性格だけど気持ちはしっかり伝えるタイプ
- ウヨンのような辛い片想いを経験している
ペク・スミン / 役:ハン・ジンジュ
- ウヨンの親友
- お金持ちのお嬢様で検事
- 長い間ウヨンを苦しめたスを嫌っている
アン・ウンジン / 役:キム・ヨンヒ
- ウヨンの親友
- 貿易会社で働いている
- ヒョンジェとは高校の時から恋人の仲
【ネタバレ】韓国ドラマ『場合の数』あらすじ・感想
想うことと想われること
18歳のウヨン(シン・イェウン)は友達のイ・ス(オン・ソンウ)に片想いしていました。
クリスマスの日に2人で映画を観るほど仲が良かったので、ウヨンはスも自分を想ってくれているのではと期待を抱きます。
しかし突然、スから留学するとの報告。
後悔したくなくて旅立つスに空港で告白しましたが、あっさり振られてしまいました。
Tomomo
そんな2人が数年後再会します。
長い間会わなかったのにスにときめくウヨンですが、再会したタイミングで出版社の社長オン・ジュンス(キム・ドンジュン)に出会います。
ウヨンに気があるジュンスは積極的にウヨンに近付き想いを伝えますが、なかなかウヨンからいい返事は聞けませんでした。
ジュンスの登場でやっと自分の気持ちを認めたスでしたが、タイミングが合わずウヨンはジュンスを選びます。
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ジュンスと付き合うようになったウヨンでしたが、スは諦めきれませんでした。
ある日スの家で、ウヨンは自分の写真を見つけます。
スは人物を撮らない人で、いつか誰かを撮る時はその人をすごく愛してるからだろうと話したことがありました。
スの気持ちを知り動揺したウヨン。
結局、ジュンスとは別れてしまい、スの猛アプローチが始まります。
ウヨンに片想いさせて傷つけた分、今度は自分が片想いをすると切実に訴えるス。
2人で遠出をした帰り道、計画的に車をガス欠にし告白します。
ウヨンと2人、やっとのことで片想いが終わりました。
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幸せな日々からの別れ
イ・スの想いが通じて、付き合うようになった2人。
今までのお互いの片想いの時間を取り戻すかのようなラブラブっぷりです。
クールな雰囲気だったスですが、ニコニコ笑ってて常に手を繋いでるし、目が合えばキスしたりとデレデレ。
そんなに好きなのに今までなぜ気が付かなかったのか不思議になるほどです。
ウヨンもまたスの傍で、とても幸せそうでした。
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そんな2人に試練が訪れます。
スに海外での仕事の依頼が入りました。
ウヨンの傍に居たいスは仕事を断るつもりでウヨンに話しませんでしたが、偶然ウヨンがメールを見てしまいます。
黙っているスにウヨンから話を振ると、一緒に行かないかと誘われます。
一旦は2人で一緒に行くことにしますが、ウヨンにカリグラフィストとしての仕事が舞い込み悩んだ末、ウヨンは韓国に残ることに。
離れてしばらくの間は日に何度も電話したりメッセージを送りあったりしますが、少しづつ連絡の頻度が少なくなりウヨンは不安になります。
そして電話でスに別れを告げました。
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イ・スの帰国
長い長い旅を終えてイ・スがついに帰国しました。
帰国するなりウヨンの工房を訪ねたスですが、ウヨンが喜んでくれることはありません。
スは帰国すれば元に戻れると信じていましたが、ウヨンの心は本当に離れてしまったようでした。
一度だけ別れる前に戻りたいとウヨンにお願いしたスでしたが、結局終わったことを再確認しただけで1人家に帰ります。
たまたま訪ねてきていた母にウヨンと別れたことを報告しながら、涙を流したス。
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長旅で撮った写真の展覧会を開いたス。
チケットをウヨンに渡したわけでもないのに、毎日出入口でウヨンを待っていました。
ウヨンはというと友達にアドバイスをもらったり、スの母から話を聞いたことで、自分の気持ちやこれまでのことを振り返ったようです。
長旅について行かないことを選択したのはウヨン。
待つと言ったのに連絡頻度が少なくなったことを言い訳に、スの手を離したのもウヨンです。
スの写真展に向かったウヨンは会場でスの写真を見つけます。
“僕の全ては偶然だった”というタイトルなんですが、韓国語で偶然はウヨンと言います。
その場に立ち尽くすウヨンを見つけたス。
2人はやっと元通りになりました。
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元通りになってしまえばラブラブなバカップルの再来で、微笑ましいシーンがエンディングまで続きました。
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韓国ドラマ『場合の数』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今注目の若手俳優のオン・ソンウ。
作品ごとに違う顔を見せてくれて、楽しませてくれるのでファンも急増中ではないでしょうか。
今作ではヒロインのウヨンを相手に愛情表現もストレートで、涙するシーンはもらい泣きしてしまうほどでした。
ヒロインのウヨンを演じたシン・イェウンもまた、次の作品が楽しみな女優さんです。
キョン・ウヨンとイ・スのカップルの他に、ヨンヒとヒョンジェのカップルやジンジュとサンヒョクのカップルなどそれぞれの形が描かれていて見応えのある作品だと思います。
それぞれのカップルの愛の形があまりにも違いすぎてこっちのカップルが落ち着いたら、あっちのカップルはどうなったんだと退屈する暇がありませんでした。
恋愛のみを描いたラブロマンスなので評価は色々だと思いますが、私はぜひもう一度観たいと思っています。