『B: The Beginning』はNetflixによるオリジナル制作アニメーションです。
ものすごくゾクゾクするサスペンスに仕上がっています。
- 謎が謎を呼ぶミステリー作品
- 人の残忍さや狂気に震える
それではさっそく『B: The Beginning』のレビューをしたいと思います。
目次
『B: The Beginning』作品情報
出典:アニメハック
| 作品名 | B: The Beginning |
| 放送年 | 2018年3月〜2018年5月 |
| 話数 | 全12話 |
| 原作 | 中澤一登 Production I.G |
| 監督 | 中澤一登 山川吉樹 |
| 声優 | 梶裕貴（黒羽） 平田広明（キース・風間・フリック） 瀬戸麻沙美（星名リリィ） 東地宏樹（エリック・トガ） 稲葉実（ボリス・マイヤー） 小清水亜美（吉永カエラ） 田中進太郎（マリオ・ルイス・ズリータ） |
| 音楽 | 池頼広 |
『B: The Beginning』声優・キャラクター紹介
キース・風間・フリック（声優:平田広明）
- 天才的な頭脳を持つ特殊犯罪捜査課所属の警官
- 辛い過去を持つ
黒羽（声優:梶裕貴）
- 作られた人間
- 手は剣になり、背中からは翼を生やし、黒羽の王と呼ばれる
- ユナという少女を探している
星名リリィ（声優:瀬戸麻沙美）
- キースの同僚の女性捜査官
- キースの相棒的存在
エリック・トガ（声優:東地宏樹）
- RISのチームリーダー
- かつてはキースの下で働いていた
吉永カエラ（声優:小清水亜美）
- 情報分析官
- 冷静な性格でできる女
マリオ・ルイス・ズリータ（声優:田中進太郎）
- 肉体派で運動能力が高い
- リリィなどの兄貴的存在
ブライアン・ブランドン（声優:豊永利行）
- カエラ同様に情報分析官
- 頼りないところもある
ジャン・アンリ・リシャール（声優:後藤敦）
- ベテラン捜査官
- キースとの付き合いも長い
ギルバート・ロス（声優:森川智之）
- 王立法医学研究所所属の研究員
- キースとは古い友人
皆月（声優:石川界人）
- マーケットメーカーのリーダー的存在
- 黒羽に憎しみを持つ
ユナ（声優:佐藤聡美）
- 組織のメンバー
- 黒羽の探している人物
ライカ（声優:喜多田悠）
- 皆月の側近
- 言葉数が少ない
イザナミ（声優:斎賀みつき）
- 組織のメンバー
- 黒羽に負け、自らの足を黒羽に授ける
『B: The Beginning』あらすじ
王立警察特殊犯罪捜査課へと戻って来た天才捜査官キース・フリックは、ある事件の犯人を追っていた。
凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人鬼、通称『Killer B』。
犯行現場に必ず刻み込まれた『B』の文字は人々の注目を集め憶測を呼んだ。
『B』それは彼女のためのメッセージ。
『ぼくはここにいる……』 その身を異形に変え、黒羽は届かぬ思いを刻み続ける。
キースと黒羽、互いに見知らぬ二人の運命は、やがて一つの陰謀へと飲み込まれていく――。
出典:『B: The Beginning』公式ページ
『B: The Beginning』を視聴できる動画配信サービス
『B: The Beginning』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。
なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。
- 動画の配信情報は2019年3月23日時点のモノです。
- 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。
ご覧のとおり、アニメ『B: The Beginning』はNetflixによる独占配信となっています。
無料期間中の解約も可能ですので、本作が少しでも気になっている方は、ぜひ無料期間を上手にご利用ください。（※他にも面白いコンテンツが豊富で、ほとんどの方がご継続されるほど満足度の高いサービスです！）
【ネタバレ】『B: The Beginning』感想レビュー
『B: The Beginning』の世界観
凶悪犯罪者のみを狙った連続殺人鬼killer Bを追ってキースは現場に復帰しました。
killer Bは現場に必ず「 B」を残します。
何かを伝えるかのように…暗くおぞましい事件や、その事件の裏に隠された真実が漂わせる非現実的、かつミステリアスな空気に心の整理が追いつきません。
killer Bと呼ばれる少年黒羽はユナという少女に自分の存在を示すべく殺人を犯していた。
そんな黒羽とキースが出会った時、黒羽の運命そしてキースの過去が動き出します。
そんな事件に立ち向かうキースを中心としたRISのメンバーの勇敢さや、比較的暗くミステリアスな雰囲気の中に現れる笑えるシーンが今作品の緊張感から私たちを解放してくれます。
そして、そんな事件の裏で動く作られし人間の思惑が錯綜し、そこに人の思惑も加わりただのミステリー作品とは一味も二味も違うものになっています。
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人間の狂気と作られた人間の思惑が織りなす物語
凶悪犯罪者のみを狙った殺人鬼killer Bが起こしたとみられる殺人事件が起きました。
そこにはBの文字が刻まれています。
その事件を担当するRISのメンバーであるリリィは、そこで復帰したてのキースと出会います。王国で様々な事件が起きます。
それらはマーケットメーカーと呼ばれる組織が裏で操って引き起こした事件で、全てkiller Bである黒羽を狙ったものでした。
そんな中、黒羽は組織のイザナミという少年と戦い、彼から「カノウプスに触れろ」と言われ、それがキースのことであると突き止め接触を図ります。
その最中、とある理由から同僚のジャンを殺したという虚偽の罪を着せられたキースは、逃亡しながらも黒羽との接触を果たします。
そこで黒羽が自分の存在をユナという少女に伝えるため、殺人を犯していたことをキースは知ります。
そして、キースの父は黒羽達の育ての親であったことなど過去の事実を伝えます。
そこに組織の一員であり、記憶を操作されたユナが黒羽に襲いかかります。
そして記憶を取り戻したユナと黒羽は組織に連れ去られそうになった時、キースが立ちはだかります。
なんとか黒羽だけは守ることができ、2人は共に行動することになります。身を隠す2人の元にリリィが現れます。
そこにタイミング悪く組織の追っ手の奇襲を受けてしまいます。そしてリリィは黒羽の真の姿に衝撃を受けます。
キースはマーケットメーカーを操る真の黒幕がギルバートであることに確証を得るため戻ってきました。
そして、リリィを囮にする作戦を立てます。しかし罠にはめられ、リリィは連れ去られてしまいます。
一方で黒羽はユリを救うべくマーケットメーカーの本拠地「白鯨」と呼ばれる星に隠れた船へと向かい、皆月と決着をつけますが、それは皆月のフェイクであることに気がつきます。
キースはギルバートの下に、黒羽は皆月の下へと本当の決着をつけに向かいます。
キースはギルバートを撃ち、黒羽は皆月を切り、全てを終わらせます。
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平和と混沌の第4話がおすすめ
全体を通して殺人など暗い話が多いですが、第4話はキース達の日常に着目したもので明るい印象を持ちました。
しかし、後半では同僚が襲われたり、仲間の裏切りや死と今までで1番の重い内容になります。
この1話に平和と混沌が共存しており、見る側としては飽きることなく、また衝撃の展開に驚かずにはいられませんでした。
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ギルバートの狂気
クールでカッコいい大人の男性の印象を持つギルバートが覗かせる人間の狂気には目が離せないです。
非道徳的な行為をする彼ですが、そこに美徳を感じています。
やっていることには賛同はできませんが、その信念には感服をせざるを得ません。
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『B: The Beginning』まとめ
【祝一周年🎉】
ちょうど1年前の3/2に「B: The Beginning」の配信がNETFLIXでスタートしました✨
多くの方々にこの作品をお楽しみいただけて感無量です。
セカンドシーズンの制作も引き続き頑張っておりますので、これからも「B:The Beginning」をよろしくお願いいたします‼#BTheBeginning pic.twitter.com/0otZxj7OVO— B: The Beginning＠4.26 Blu-rayBox発売決定! (@b_the_beginning) 2019年3月2日
以上、ここまで『B: The Beginning』について感想を述べさせていただきました。
- キースの天才的推理能力
- 黒羽のユナに対する思い
- ギルバートの狂気
- 皆月の思惑
『B: The Beginning』を視聴できるVODは？