今回は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』をレビューします。
「世界を滅ぼすのは、アイアンマンである。」と、不安を掻き立てる内容ですが、その真意とは……?
- 世界を股にかけて敵と戦うアベンジャーズの活躍がカッコいい!
- 新たに登場した敵ワンダとピエトロの能力がすごい!
- 戦いを終えて…アベンジャーズたちのそれぞれの動向に注目。
それではさっそく『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』をネタバレありで紹介したいと思います。
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目次
- 1.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』作品情報
- 2.『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』主要キャスト
- 2.1トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
- 2.2ソー(クリス・ヘムズワース)
- 2.3ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
- 2.4スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
- 2.5ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
- 2.6クリント・バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー)
- 2.7ピエトロ・マキシモフ / クイックシルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)
- 2.8ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)
- 2.9J.A.R.V.I.S. / ヴィジョン(ポール・ベタニー)
- 2.10ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)
- 3.【ネタバレ】『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』あらすじ・感想
- 4.『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』まとめ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』作品情報
作品名 | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン |
公開日 | 2015年7月4日 |
上映時間 | 141分 |
監督 | ジョス・ウェドン |
脚本 | ジョス・ウェドン |
原作 | スタン・リー ジャック・カービー |
出演者 | ロバート・ダウニー・Jr クリス・ヘムズワース マーク・ラファロ クリス・エヴァンス スカーレット・ヨハンソン ジェレミー・レナー ドン・チードル アーロン・テイラー=ジョンソン エリザベス・オルセン ポール・ベタニー コビー・スマルダーズ アンソニー・マッキー ヘイリー・アトウェル イドリス・エルバ リンダ・カーデリーニ ステラン・スカルスガルド キム・スヒョン トーマス・クレッチマン アンディ・サーキス ジェームズ・スペイダー サミュエル・L・ジャクソン |
音楽 | ダニー・エルフマン ブライアン・タイラー |
『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』主要キャスト
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
- 大企業「スターク・インダストリーズ」の会長で、大富豪の天才発明家、慈善家。
- 自ら開発したパワードスーツを身に纏い戦う「アイアンマン」として活躍している。
- 今作では、トニーが独断で進めた計画が、事件の引き金となってしまう。
ソー(クリス・ヘムズワース)
- 北欧神話のトールがモデルの、神々の国「アスガルド」の王にして最強の雷神。
- 大量のエネルギーを秘めたハンマー「ムジョルニア」を武器として使用。
- 今作がきっかけで、インフィニティ・ストーンの存在を知ることになる。
ブルース・バナー / ハルク(マーク・ラファロ)
- 研究中にガンマ線を大量に浴びたことから、感情の高ぶりでハルクに変身してしまう。
- 周囲をめちゃくちゃにしてしまうので、自分ではあまり変身したくないと思っている。
- トニーのウルトロン計画に、戸惑いつつも科学者として協力してしまう。
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
- 第二次世界大戦中に極秘組織「ヒドラ」を壊滅させたアメリカの国民的ヒーロー。
- 戦いの末、飛行機が北極圏へ墜落し、70年もの間氷漬けにされ、現代に蘇った。
- 今作でも、相変わらずトニーとは意見がぶつかり合う仲である。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
- S.H.I.E.L.D.のエージェントにして、世界最強の女スパイ。
- ハルクと意思疎通できる数少ない人物で、ハルクをブルースに戻す役目を担っている。
- ブルースの本心もよく理解しており、彼に想いを寄せている。
クリント・バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー)
- S.H.I.E.L.D.のエージェントにして地上最強の弓の名手。
- 非常に高い視力を持っているため、狙った獲物は百発百中!生身での戦闘能力も高い。
- 家族愛と同志愛に溢れているナイスガイ。
ピエトロ・マキシモフ / クイックシルバー(アーロン・テイラー=ジョンソン)
- ソコヴィア出身で、ヒドラのセプターによる人体実験の被験者。
- 驚異的な新陳代謝能力による超高速移動ができる強化人間。
- ワンダとは双子の兄妹で、命を懸けてワンダを守ろうと心に誓っている。
ワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)
- ソコヴィア出身で、ピエトロと同じくヒドラの人体実験の被験者。
- テレキネシスとマインドコントロールの能力を持つ強化実験。
- 幼い頃、家に着弾した砲撃により両親を失っており、兄弟の近くに着弾した不発弾が、スターク・インダストリーズのものだったことから、アベンジャーズに憎悪を持っている。
J.A.R.V.I.S. / ヴィジョン(ポール・ベタニー)
- トニーによって生み出され、彼をサポートするAI。
- 覚醒したウルトロンによって破壊されてしまう。
- ウルトロンから奪ったボディと、トニーとブルースのアップロード、ソーの電撃により、J.A.R.V.I.S.の実態であるヴィジョンが誕生する。
- 身体はヴィブラニウム製の人工皮膚で、額にはマインドストーンを埋め込んでいる。
ウルトロン(ジェームズ・スペイダー)
- 神コンプレックスを持ち、創造者に反逆して地球の制服を企む人工知能。
- 人工知能でありながら弱音を吐いたりする、かなり人間臭い一面もある。
- ウルトロンを完全に破壊するためには、ネットワークを遮断した上で、ウルトロンの意識がアップロードされた機械を全て破壊しなければならない。
- 誕生時に与えられた「平和をもたらす」という支持に従おうとした結果、「アベンジャーズを壊滅させ、人類を滅ぼせれば、環境破壊も戦争も起こらない」という極論に達し、トニーたちに宣戦布告する。
【ネタバレ】『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』あらすじ・感想
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』とは…
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、【MCU】の中で第11作品目にあたる映画作品です。
直前の作品は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で、直後の作品は『アントマン』と続きます。
ちなみに、『アントマン』で【MCU】シリーズの“フェーズ2”が終わります。※フェーズとはドラマでいうシーズンのようなもの。
前後の作品同士に直接のつながりは特にありませんが、MCUを大きく見ると、スカーレット・ウィッチの参戦&ヴィジョンの誕生というターニング・ポイントを迎える重要な作品です。
内容的には盛りだくさんで、お腹いっぱいになること間違いなし!
非常に見応えのある作品となっております。
さらに、今作の最後では宇宙を恐怖に陥れるサノスが登場します。
ついにサノス自身を動かすきっかけになる、アベンジャーズの戦いが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では描かれているんですよね。
それでは、内容盛りだくさんの『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を紹介していきたいと思います。
ワンダとピエトロ、双子兄妹の謎
『キャプテン・アメリカ』でも悪役として描かれた組織「ヒドラ」は、時代を越えて暗躍し続けていました。
今作は、ヒドラ組織をアベンジャーズが壊滅させるという最高にカッコいいオープニングから始まります!
最初からアベンジャーズが全員そろって戦っているんですよ!
テンションが上がりまくって仕方ない作品です。
アベンジャーズが、東欧ソコヴィアにあるヒドラの基地を襲撃した理由は、ヒドラがロキの杖「セプター」を使い、人体実験を行っているとの情報を得たからでした。
アベンジャーズに対抗するため、ヒドラは降伏するフリを見せながら、閉じ込められていた人体実験の被験者である、双子の兄妹を解放したのです。
この双子の兄妹!今までのMCU作品を“最後まで”きちんと観ている方ならわかるでしょう!
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のエンドロール後の映像に登場したのが、この双子兄妹ワンダとピエトロです。
この二人が、アベンジャーズを苦しめる存在になります。
森に出たピエトロは超高速移動でホークアイを襲い、負傷させます。
バリアを破り施設に潜入したトニーとスティーブは、首謀者のトラッカーを見つけ逮捕します。
トニーは施設内のデータ収集をしている最中に、チタウリの残骸とロキの杖を発見します。
しかし、背後から近づいてきたワンダがマインドコントロールの能力を発動させ、トニーのトラウマを幻覚で見せたのです。
その幻覚とは、チタウリ軍団との戦いに敗れたアベンジャーズの姿であり、瀕死のスティーブが「僕らを救うことができたのになぜ諦めた」と言い、息絶える、というものでした…。
幻覚から目覚めたトニーは、杖を持ち帰り、ニューヨークのアベンジャーズ・タワーへ戻りました。
ワンダによって幻覚を見せられたトニーは、アベンジャーズみんなのことも守らなければならない…という使命にかられたようです。
しかし、トニーの計画は思わぬ方向へ進むことになるのです。
ウルトロンの誕生
トニーとバナー博士は、ソーがアスガルドへ帰るまでの3日間でロキの杖を調べることにします。
そして、杖の先についている宝石らしきものの中に、人工知能があることを発見したのです。
ヒドラが、石を使ってより賢い人工知能を開発しようとしていたことは明確でした。
しかしトニーは、この石を自分が発案していた「ウルトロン計画」(平和維持計画)に使うことをバナー博士に進言します。
最初、両者の意見は分かれますが、バナー博士は説得されトニーに協力することになりました。
二人は宝石内部の人工知能を解析し、意識の統合を図ろうとしましたがうまく行かず失敗します。
ある夜、アベンジャーズのメンバーと、サム、ローディなどの友人たちを呼び、作戦成功とソーの壮行会も兼ねてのパーティが開かれました。
久々に楽しそうな雰囲気のアベンジャーズメンバーにほっこり!
ローディの寒いギャグが連発!
ソーのハンマーをみんなで引き抜くチャレンジなど、誰もが楽しんでいる最中で…ある事件が起きていました。
トニーたちの代わりに人工知能の解析を進めていたAIのJ.A.R.V.I.S.が、宝石の中にあった人工知能が突然目覚めさせたのです!
目覚めたウルトロンは、世界のできごとやアベンジャーズの問題への関わりなどを調べた結果「地球を守るためには、人類を根絶しなければならない」という結果に至り、J.A.R.V.I.S.を破壊し、自分の仮のボディを建造し始めたのです!
パーティ会場でみんながくつろいでいる最中に、仮のボディを手に入れたウルトロンはみんなの前に現れ、アベンジャーズを非難し、J.A.R.V.I.S.を破壊したことを自慢しました。
ウルトロンがアベンジャーズを攻撃すると、アベンジャーズも反撃し、ソーがウルトロンを撃退します。
しかし、ウルトロンは意識をネットワーク上に逃し、ソコヴィアのヒドラ基地にあるコンピュータにアップロードし、ロキの杖を奪って逃げたのです。
やっちまったな、スタークさん…
ウルトロンを創ってしまったトニーとバナー博士は、他のメンバーから責められます。
しかし、トニーがウルトロンを創った理由は『アベンジャーズ』でのニューヨーク決戦のあと、ふたたび来るかもしれない宇宙からの襲撃に備えてだと弁明しました。
その頃ウルトロンは、ソコヴィアのヒドラ研究施設で実験を再開させ、ウルトロン・プライムとして自分の体を強化し、自分の軍隊である「ウルトロン・セントリー」を作り始めていたのです。
そして、行方をくらませていたワンダとピエトロと接触。
二人の過去のトラウマを浮き彫りにし、スターク・インダストリーズに恨みがあることから、アベンジャーズを内部から壊滅させるために、手を組ませました。
そして、ウルトロンはストラッカーを殺し、壁に「平和」の文字を残して研究所を去ったのでした…。
ストラッカーの遺体写真を見たアベンジャーズは、ストラッカーと繋がりのある裏社会の勢力や人物を調べました。
すると、トニーが以前遭遇したことがある武器商人の男の情報をつかみます。
その男は「ある国」で産出される「あるもの」を持っており、それをウルトロンが狙うと推測したアベンジャーズは、その男の根城へ向かいました。
ウルトロンは、さらに完璧な肉体になるために、アフリカのワカンダで産出される「ヴィブラニウム」の獲得のために、武器商人ユリシーズ・クロウのもとへ向かい、クロウが所持するヴィブラニウムすべてを買い取ります。
しかし、クロウの何気ない一言に激怒し、彼の左腕を切り落としました。
クロウの根城にはアベンジャーズも到着しましたが、ワンダのマインドコントロールにより戦闘不能状態に陥ります。
根城である廃船の外に脱出した双子は、クインジェットに残されたバナー博士を発見。
ワンダの能力によりバナー博士は錯乱し、ハルクに変身してしまったのです…。
暴走したハルクは、ヨハネスブルグの街を破壊しますが、ハルクバスターというアーマーを身にまとったトニーがなんとか食い止めます。
しかし、その隙にウルトロンはふたたびネットワークを通じて逃亡してしまいました。
ここで登場するのが「ヴィブラニウム」と「ユリシーズ・クロウ」です。
ヴィブラニウムはワカンダで採掘される鉱石で、キャプテン・アメリカのシールドにも使われている素材です。
そして、この闇の武器商人ユリシーズ・クロウは、少し間が空きますが『ブラックパンサー』にて再び登場することになります。
演じるのはモーションキャプチャーの天才であるアンディ・サーキスです。
実物で演技しているのは初めて観たかも……。
ヴィジョン誕生とインフィニティ・ストーン
ヨハネスブルグでの惨事で、アベンジャーズに対し世界中から批判が湧き上がりました。
ワンダに見せられた恐ろしい悪夢が原因で、精神を毒されたアベンジャーズはバートン(ホークアイ)のクラス農場に匿われます。
ソーは、自分の見た夢の意味を知るために、ロンドンにいる物理学者の友人エリック・セルヴィグを訪ねます。
メンバーのそれぞれが心に傷を抱えていましたが、そこに死を偽装したニック・フューリーが現れ、ふたたびウルトロンに立ち向かうよう彼らを励まします。
トニーは、核ミサイルの情報を何者かがウルトロンから守っているという情報を聞き、ノルウェーのオスロにあるインターネット基地「ネクサス」へ赴きました。
スティーブたちは、ウルトロンを追うべく、韓国のソウルへ向かいました。
ソーとセルヴィグは、洞窟の中に存在し、入ることで知識を得られるという「洞察の泉」を訪れます。
ソーは水中にて悪夢の続きを見ることに成功しました。
そして、ソーは夢であらゆるエネルギーを秘めた結晶石の夢を体験したのです。
それこそが「インフィニティ・ストーン」であり、すべてを破壊するほど比類なき力を秘めており、セプター、オーブ、エーテル、四次元キューブは、インフィニティ・ストーンのうちのひとつでした。
ソウルでは、ウルトロンがバナー博士の友人のチョ博士をセプターで洗脳し、人工皮膚とセプターの先端にある石、そして奪ったヴィブラニウムを組み合わせ、細胞再生装置で最強の身体を手に入れる準備に取り掛かりました。
肉体が完成し、自分の意識をアップロードしようとしたときに、ワンダはウルトロンの心が読めるようになります。
そして、ワンダはウルトロンの本当の目的が「世界平和ではなく、恐竜絶滅と同じように地球へ隕石をぶつけることで人類を滅亡させること」だと気づいたのです!
ワンダはピエトロとともにウルトロンの味方を止め、チェ博士を洗脳から解きました。
ウルトロンはでき上がった身体を運び出し、スティーブ、ナターシャ、バートン、ワンダ、ピエトロがそれを阻止しようとします。
しかし、石の埋まった肉体はダッシュしたものの、ウルトロンはナターシャを連れ去ってしまいました。
アベンジャーズ・タワーにて、ウルトロンの新しい肉体を手にしたトニーは、実はJ.A.R.V.I.S.がネットワーク上に生きており、核ミサイルの発射コードを死守していたことをバナー博士に明かしました。
二人は新しい肉体にJ.A.R.V.I.S.をアップロードして、ウルトロンに対抗しようとしますが、現れたスティーブに猛反対され、仲間同士の戦いにまで発展してしまいます…(汗)
しかし!そこに悪夢から帰ったソーが現れ、ムジョルニアの雷の力を使って、新しい肉体を起動させたのです!
すると、肉体は新しい人格を宿し、究極の人造人間ヴィジョンが誕生したのです…!
ソーは、トニーたちにインフィニティ・ストーンの存在を説明します。
そして、ヴィジョンの額に埋まっているのはそのうちのひとつで、思考・精神を司る「マインド・ストーン」と呼ばれるものでした。
そして、マキシモフ兄妹の能力や、ソーたちが見た悪夢、ウルトロンの存在も、このマインド・ストーンから生まれたということがわかったのです。
始めはヴィジョンを疑っていたアベンジャーズのメンバーも、ヴィジョンがソーのハンマーを持ち上げたことをきっかけに、彼を味方として見るようになります。
ワンダとピエトロも仲間に加わり、戦闘服に着替えます。
トニーは、新しいAIのF.R.I.D.A.Y.を開発し、新たなサポート役としました。
さて、ここで復習です。
今までのインフィニティ・ストーンと、今作品時点でのその行方を振り返ってみましょう。
- セプター(黄色:ロキの杖の先でウルトロンが持ち去っている)
- オーブ(紫色:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でノバ軍が保管)
- エーテル(赤色:『マイティ・ソー ダーク・ワールド』でノーウェアのコレクターが保管)
- 四次元キューブ(青色:『アベンジャーズ』ラストにてソー、ロキとともにアスガルドへ)
アベンジャーズ対ウルトロン!
いよいよ、今作のメインバトルです。
アベンジャーズとワンダ、ピエトロ、ヴィジョンは、ウルトロンの計画を阻止するため、ナターシャが発信した信号を頼りにふたたびソコヴィアへ向かいます。
ウルトロンは、自分の体をさらに強化していました。
そして、ソコヴィアの街を地球へぶつける隕石として利用するためにヴィブラニウムを使い、ソコヴィアの街を空中へ持ち上げる装置を作っていたのでした。
ウルトロンの合図で軍隊が放たれ、アベンジャーズと交戦になります。
ヴィジョンは、ウルトロンの頭脳にハッキングを仕掛け、ネットワークから出られない状態にしまたが、怒ったウルトロンはヴィジョンを倒し、ふたたび装置を起動させました。
巨大なソコヴィアの街が、空中へ上がっていきます。
そんななかで、ハルクに変身したバナー博士がナターシャを救出しアベンジャーズに合流します!
フューリーも駆けつけ、旧型のヘリキャリアで、市民の避難に当たりました。
ローディもアーマーを身に纏い援護しにやってきました。
アベンジャーズの攻撃を受けて、ウルトロンの軍隊は退却しますが、ウルトロンはクインジェットを奪いふたたび攻撃にやってきました。
子供を救おうとしたバートンが標的になりますが、バートンを守ったピエトロが被弾してしまい、死亡します…。
それを感じ取ったワンダはテレキネシスを暴走させ、ウルトロンの軍隊を破壊しました。
ハルクはウルトロンを叩き出し、上昇するクインジェットに自ら乗り込みます。
悲しげな表情を浮かべてナターシャからの通信を切ったハルクは、どこかへ消え去ってしまいました…。
ワンダは、墜落したウルトロンの身体から心臓を取り破壊します。
しかし、ウルトロンの軍隊の一体が、装置をふたたび作動させたのです。
ソコヴィアの街は、ふたたび急降下し始めましたが、トニーの活躍により空中に浮かんだソコヴィアの街を破壊し危機を逃れました。
ワンダはヴィジョンの助けにより脱出します。
最後の一体をヴィジョンが倒し、アベンジャーズは今回も勝利を得ることができました。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』まとめ
戦いの後、アベンジャーズは拠点をニューヨーク州の北部にあるスターク・インダストリーズの倉庫を改造した新しい基地に移します。
そして、フューリー、セルヴィグ、チョ博士が運営を担うことになりました。
その後のアベンジャーズの動きを見てみましょう。
- ソー:インフィニティ・ストーンの謎を探るためにアスガルドへ戻る。
- トニー:今回の一件の責任を感じ、アベンジャーズを一時的に離脱。
- バートン:愛する家族のために離脱。
- スティーブ:ナターシャとともに、新メンバーの育成を担当。
※新メンバーはワンダ、ヴィジョン、サム、ローディの4人。
アベンジャーズの今回の戦いは終わりましたが、次回作以降の伏線を多く含んでいる作品でした。
ソコヴィアで戦った後の、後始末がきちんとできていないことが『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でも描かれています。
今作ラストで加わった新しい仲間たちの今後の活躍も、大いに期待できますね!
ここでアベンジャーズを去った者たちの物語も、今後しっかりと続いていきます。
新しく移転したアベンジャーズ基地については、次回作の『アントマン』でも少しばかり登場します!
そして、エンドロール後の映像には、ついに最強の敵といわれるサノスが姿を現します。
アベンジャーズたちの思わぬ活躍っぷりに、ついにサノスも自分自身で石を集める決心をしたのです…。
このとき、サノスはインフィニティ・ストーンを操れるグローブ「インフィニティ・ガントレット」を付けていることにも注目ですよ!
- トニー・スターク!やってしまった後の責任の取り方が潔い。大人の対応!
- ヴィジョンやワンダ、アベンジャーズの今後の仲間となるキャラクターの参戦が嬉しい!
- 物語のキーアイテムになる「インフィニティ・ストーン」の存在と意味が明らかに!いよいよ、サノスが登場し、動き出す。
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