今回はヒーローたちが初めて集結して戦った作品『アベンジャーズ』について徹底解説します!
『アベンジャーズ』の歴戦を振り返ってみましょう!
- 大興奮!マーベルコミックの人気ヒーローたちが集まって戦う姿に感動!
- 今作のヴィラン役「ロキ」の魅力も大爆発!
- ニューヨークの街を使った、大迫力の決戦に注目。
それではさっそく『アベンジャーズ』をネタバレありで紹介いたします。
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『アベンジャーズ』作品情報
作品名 | アベンジャーズ |
公開日 | 2012年8月14日 |
上映時間 | 143分 |
監督 | ジョス・ウェドン |
脚本 | ジョス・ウェドン |
出演者 | ロバート・ダウニー・Jr クリス・エヴァンス マーク・ラファロ クリス・ヘムズワース スカーレット・ヨハンソン ジェレミー・レナー トム・ヒドルストン クラーク・グレッグ コビー・スマルダーズ ステラン・スカルスガルド サミュエル・L・ジャクソン |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
『アベンジャーズ』主要キャスト
トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
- 大企業「スターク・インダストリーズ」の会長で、大富豪の天才発明家、慈善家。
- 自ら開発したパワードスーツを身に纏い戦う「アイアンマン」として活躍している
- 今作では、器用さを生かしてオールマイティに作戦の中核を担う存在として描かれている
スティーブ・ロジャース / キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)
- 第二次世界大戦中に極秘組織「ヒドラ」を壊滅させたアメリカの国民的ヒーロー。
- 戦いの末、飛行機が北極圏へ墜落し、70年もの間氷漬けにされ、現代に蘇った。
- トニーとはなにかと反りが合わず、いつも言い争いになってしまう。
ハルク / ブルース・バナー(マーク・ラファロ)
- 研究中にガンマ線を大量に浴びたことから、感情の高ぶりでハルクに変身してしまう。
- インドのカルカッタで、難病に苦しむ人のために医者として密かに活動していた。
- 今作では、トニーと共に四次元キューブの捜索任務に当たることになるが…?
ソー(クリス・ヘムズワース)
- 北欧神話のトールがモデルの、神々の国「アスガルド」の王にして最強の雷神。
- 大量のエネルギーを秘めたハンマー「ムジョルニア」を武器として使用。
- 『マイティ・ソー』での経験もあり、思慮深くなっているが、依然好戦的な一面もある。
ナターシャ・ロマノフ / ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)
- S.H.I.E.L.D.のエージェントにして、世界最強の女スパイ。
- アベンジャーズ結成のために尽力し、自らもチームの一員として強大な敵に挑む。
- 紅一点ではあるがお飾りではない、きちんと戦う人物。
クリント・バートン / ホークアイ(ジェレミー・レナー)
- S.H.I.E.L.D.のエージェントにして地上最強の弓の名手。
- 非常に高い視力を持っているため、狙った獲物は百発百中!生身での戦闘能力も高い。
- ナターシャから「借りがある」と言われており、性別を超えた友情がある。
ロキ(トム・ヒドルストン)
- 北欧神話の悪戯の神ロキがモデルで今作のメインヴィラン。ソーの義弟。
- 宇宙に消えた後、ジ・アザーと結託。
- ソーへの復讐とアスガルドの王座獲得のため、四次元キューブを使っての地球侵略を目論んでいる。
フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)
- 様々な作戦を監督する、S.H.I.E.L.D.エージェント。
- 今作では、アベンジャーズを団結させる重要な役割を担う。
- キャプテン・アメリカの大ファンで、氷漬けにされたキャプテンを発見する現場に居た。
ジ・アザー(アレクシス・デニソフ)
- チタウリのリーダー。黒いローブを身に纏い、6本の指を持つ。高圧的な口調が特徴。
- ロキに四次元キューブの奪取を指示した張本人で、チタウリに絶対の自信を持っている。
- サノスの忠実なしもべで、尊敬するサノスのためなら何でもすると誓っている。
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)
- S.H.I.E.L.D.の長官。片目に眼帯と黒いロングコートがトレードマーク
- 世界平和を強く望んでおり、そのために自ら現場へ赴くことも多い。
【ネタバレ】『アベンジャーズ』あらすじ・感想
『アベンジャーズ』について
『アベンジャーズ』とは、そもそもどういう意味かということについて、まずヒモ解いていきます。
英語の「avenge」は、「revenge」と似ていますが、“正義をもって制裁する”という意味があります。
また「avenge」は、攻めてきたものに対して反撃する全般を指すのです。
このように、今作『アベンジャーズ』には、地球侵略を目論むロキとチタウリが手を組み襲撃して来るのに対し、アイアンマン、キャプテン・アメリカなどのヒーローがタッグを組んだアベンジャーズが立ち向かっていく物語が描かれています。
『アベンジャーズ』はMCUの中で6作目にあたり、フェーズ1(シーズンのようなもの)のクライマックス作品になっています。
直前の作品は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で、直後の作品は『アイアンマン3』になります。
この流れを確認して鑑賞すれば、よりストーリーのつながりを感じることができると思います。
それでは『アベンジャーズ』について、ストーリーなどをご紹介します。
衝撃!ロキは生きていた!
『マイティ・ソー』のラストで、アスガルドから宇宙空間に飛ばされたロキは、なんと!生きていたのです!(わ~い!)
そして、義兄であるソーへの復讐と、アスガルドの王座奪還を諦めていなかったロキは、飛ばされた宇宙空間で遭遇した種族「チタウリ」のリーダーである、ジ・アザーと出会い、地球を侵略することで手を組みます。
ロキは、地球にある無限の意思のひとつである、青色の四次元キューブ、通称「スペース・ストーン」が保管されているS.H.I.E.L.D.の基地を狙います。
基地では、エリック・セルヴィグが石の研究を進めていましたが、突如石が暴走したところに、ワームホールが生まれてロキが降臨したのです!
ロキは、ジ・アザーから与えられた「セプター」と呼ばれる無限の石のひとつで、黄色の「マインド・ストーン」でセルヴィグやバートン(ホークアイ)の心を操り、味方にしてしまいます!
そして、四次元キューブを奪ったロキは、基地から脱出し、逃走したのです。
…なんと!今回のメインヴィランはロキ!
いろいろ諦めていなかった往生際の悪いロキは、とうとう悪い奴と組んで地球侵略にまで手を出しました。
兄上のことが怖くないのかな…と少し心配してしまいます。
今回、対するアベンジャーズには兄のソーがいますが、どのような戦い方を見せるのでしょう?
また、ソーたちを騙すようなことはあるのでしょうか?
ついに集結したアベンジャーズ
ロキが四次元キューブを奪ったことを一大事としたS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーは、世界滅亡の危機を前にヒーローたちを集めた最強チーム「アベンジャーズ」を結成することを決意します。
女エージェントのナターシャは、インドのカルカッタに派遣され、身を隠していたブルース・バナーに協力を要請します。
同じころ、ニューヨークのスタークタワーを訪れたS.H.I.E.L.D.エージェントのフィル・コールソンは、アイアンマンであるトニーにセルヴィグの研究資料を渡しました。
ニック・フューリーは、70年間の眠りから覚め、現代に馴染めないでいたスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の元を訪れ「世界を救え」と説得したのです…。
スカウトされた者たちが続々とS.H.I.E.L.D.の空母に到着し、バナー博士の協力もあり、四次元キューブの捜索態勢が整いました。
一方、ロキは誘拐したセルヴィグを使って、キューブの研究を続けさせていました。
しかし、四次元キューブがなかなか安定せず、セルヴィグからキューブを安定させるためには「イリジウム」という物質が必要だと言われ、ロキは調達を引き受けます。
程なくして、ロキはドイツのシュトゥットガルトに現れ、パーティーに潜入してイリジウムを盗もうとしますが、現れたキャプテン・アメリカとアイアンマンにあっけなく降参したのです。
ロキは捕らえられましたが、その間にイリジウムは洗脳されたバートンが盗み出していました。
トニーとスティーブがロキを乗せて帰還する途中、突然の雷に襲われます。
ロキはなにか怯えた様子でした。
そうです!兄のソーがロキを追ってやってきたのです!!
ソーは、ロキに地球侵略を辞めるように説得しましたが叶いませんでした。
そして、仕方なくトニーとスティーブに従って、ロキをS.H.I.E.L.D.のヘリキャリアの中にある独房に閉じ込めました。
トニーとバナー博士は、二人の頭脳を活かしてキューブの位置の特定を始めます。
アベンジャーズが集まったのは良いものの、集まったときのトニーとスティーブの口喧嘩がすごい…。
もう、この頃からなんとなく『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』的な要素はあったのではないかと思います。
一番かわいらしいのはコールソンでした。
コールソンはキャプテン・アメリカの大ファンで、ヴィンテージのカードにサインをもらおうとしましたが会話が遮られてしまうのです。
推しヒーローになかなか想いを伝えられないコールソン。
おじさんなのにかわいいですよね!!
しかし、このヴィンテージのカードが、今後の重要アイテムになるのです。
そして、ソーが登場…。弟を想う気持ちは健在。良きお兄ちゃんです。
しかしまぁ…言うことを聞かない弟だ!ロキは!!
アベンジャーズ仲間割れ!彼らを団結させたのは?
キューブの研究をしていることについて、S.H.I.E.L.D.がキューブの力を地球外生命体から地球を守る抑止力として使おうとしていることについて、アベンジャーズのメンバーは激論になり仲間割れを起こしてしまいます。
その間に、ロキに洗脳されたバートンたちがヘリキャリアを襲い、エンジンを爆破して墜落させようとしていました。
トニーとスティーブは協力してエンジンの再起動させようとします。
バナー博士は爆発の衝撃で我を忘れ、ついに緑色の怪物ハルクに変身!
ナターシャを襲いますが、ソーがその怪力で食い止めます。
洗脳されたバートンも、ナターシャとの格闘の末にロキのマインドコントロールから解放されます。
そして、これ以降はアベンジャーズに協力するようになりました。
独房から抜け出したロキは、説得に駆けつけたソーを代わりに独房に閉じ込めました。
さらに、駆けつけたコールソンを刺し、さらにソーが入った独房ごと空母から地上に投げ出したのです!なんてひどいヤツ!
このときばかりはロキのことがわからなくなりました…。
そしてロキはそのまま空母から脱出。
ハルクは、自分を攻撃しようとしたS.H.I.E.L.D.の戦闘機を攻撃しようとして地上へ落下します。
S.H.I.E.L.D.はコールソンを失いました…。
しかし、コールソンの死をきっかけにアベンジャーズが団結することになるのです!!(涙)
そのときにフューリーは、コールソンの胸元のポケットに入っていた血の付いたキャプテン・アメリカのヴィンテージのカードをみんなの前に出します。
しかし、それは本当はロッカーに入っていたものでフューリーはみんなを団結させるために話を少し盛ったのでした…。
みんな大好きコールソンさん…最初はただのモブかと思っていたらめちゃくちゃ重要な存在でした。
本当にコールソンほどデキる男は他にいないと思っているくらいです。
コールソンのさり気ない優しさが本当に好きでした…ありがとう!!コールソンさん…!
逆に、誰かを失わなければわからないアベンジャーズって!!
でも、あのメンバーじゃ、無理か。我の強い集合体ですものね。
アベンジャーズ対チタウリ軍団!ニューヨーク決戦!
トニーとスティーブは、ロキの目的がアベンジャーズを倒すことだけではなく、自分の力を見せつけて地球に君臨することであると見抜きます。
ロキはセルヴィグが作った装置を使って、スタークタワーの真上にワームホールを開き、宇宙からチタウリの艦隊を呼び寄せ、ついに攻撃を開始しました!
反撃するアベンジャーズは、数が多いチタウリの攻撃に苦戦します。
スティーブ、ソーとトニーは、バートンの力も借りて、ニューヨークの市民たちを安全な場所に避難させ、現れたバナー博士はハルクに変身し、ロキを追い詰め滅多打ちにしました。
スタークタワーの屋上に到着したナターシャは「セプター」を使えばワームホールが閉じることを、マインドコントロールから目覚めたセルヴィグから教えられます。
一方、フューリーたちの上官は侵略を食い止めるため、ニューヨークへ向けて核ミサイルを打ち込むことを決定していたのです!
それを食い止めようとしたのがアイアンマンこと、トニースタークです。
トニーは発射された核ミサイルに飛び乗り、進行方向を無理やり変えてチタウリの艦隊へと向かわせたのです!
ミサイルがチタウリの母艦へ命中すると、地上に居るチタウリは動かなくなりました。
ワームホールが閉じるところを、間一髪で抜け出したスタークは、スーツのパワー切れで地上に落下しますが、直前でハルクに受け止められ一命を取り留めました。
その後、ワームホールはナターシャの手で完全に閉じられました。
平和な日常が戻り、ソーは四次元キューブとロキを連れてアスガルドへ戻ります。
アベンジャーズは一旦解散しましたが、スティーブはS.H.I.E.L.D.のエージェントとして、トニーは新しいスーツづくりへと、それぞれの生き方がふたたび始まりました。
ニック・フューリーは「アベンジャーズはふたたび必要とされるときに必ず戻ってくる」と語りました…。
おまけ!コールソンさんのその後について
『アベンジャーズ』で惜しくも命を落としたコールソン。
「安心してください!生きてますよ!」
というのも、コールソンが主役の『エージェント・オブ・シールド』というドラマが絶賛放送中なのです!
コールソンが生きていた秘密などはドラマにて確認できます。
映画本編との関わりがあるかは不明ですが、マーベルファンなら一見の価値ある作品だと思います!
もう一度、コールソンさんに会いたい方はぜひ!
『アベンジャーズ』まとめ
今日(11/26)は #いいチームの日
人類を守るため、最強ヒーローたちが集結した究極のチーム、それが
_人人人人人人人人人_
> #アベンジャーズ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ pic.twitter.com/IQ3CCZYOIi— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) 2018年11月26日
アベンジャーズ最初の戦いはニューヨークでの決戦でした。
この戦いでは、きちんと各キャラクターの良さが描かれています。
特にアイアンマンの戦い方には華があり、とても素敵でした!もういちいちセリフが素敵。
「パーティーの始まりだ」とか「パーティーに招待されてない」とか。…パーティー?
ヒュ~~!!ってテンションが上りますよね。
戦い方にも派手好きでパリピっぽい、トニーの性格がよく出ていると思います。
しかし、アイアンマンが最後に目にするもの、自分の生命の危機。
戦いの後は「明日は休みにしよう!」と明るいところを見せるのですが、このニューヨーク決戦が今後の彼の生き様に、大いに影響を与えることになるのです。
その様子が『アイアンマン3』で描かれます。ぜひご覧ください。
- マーベルコミックのヒーローたちが大集合して戦う夢の共演!終始大興奮できる。
- ヒーローたちの中身の人間らしさが垣間見え、ときにぶつかりあうことに感動する。
- これで終わりではない、先へ続くそれぞれのヒーローたちの今後の物語が楽しみだと期待を倍増させる終わり方が良いと思った。
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