『監察医 朝顔』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!身近な死と向き合い、朝顔が最後に決心したこと

ドラマ『監察医 朝顔』第11話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『監察医 朝顔』公式ページ

前回第10話の最後の展開には驚きで声が出ませんでした。

土砂崩れが起きてしまい、この災害にある疑問が出てきます。

そして、亡くなってしまった方も土砂崩れが原因で亡くなったにしては不審な点が見つかります。

それではさっそく『監察医 朝顔』第11話(最終回)をレビューしていきます。

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『監察医 朝顔』第11話(最終回)あらすじ

深夜、朝顔(上野樹里)の元に茶子(山口智子)から連絡が入る。

山梨県で発生した大規模な土砂災害に対し、興雲大学法医学教室に応援要請があったのだ。

朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を平(時任三郎)に任せ、法医学教室へと急いだ。

ドラマ『監察医 朝顔』第11話(最終回)あらすじ①

事故直前、現場には、桑原(風間俊介)と神崎(市川右團次)の姿があった。

反社会組織とつながり、違法な開発や投棄を行っている建設会社を追っていた桑原たちは、情報提供者の現場監督・赤井(笠原秀幸)に会い、彼の案内で不法投棄の現場を見に行っていた。

朝顔は、茶子、光子(志田未来)、高橋(中尾明慶)、絵美(平岩紙)とともに不測の事態も想定してさまざまな機材や書類を準備。

法医学教室の解剖案件は藤堂(板尾創路)と熊田(田川隼嗣)に任せて現地へと向かった。

ドラマ『監察医 朝顔』第11話(最終回)あらすじ②

早朝、災害対策本部が置かれた市民センターに到着した朝顔たちを迎えたのは、離婚して山梨県警の検視官に復職していた伊東(三宅弘城)だった。

事故から一夜が明け、被害状況も徐々に明らかになっていた。

土砂崩れによって下敷きになったのは、老人ホーム、建設現場のプレハブおよび社員寮、三棟の民家だという。

しかし、二次災害の危険があることから、死傷者の数はまだわかっていなかった。

待機を指示された茶子は、その間に他大学の法医や地元の医師、警察・行政関係者らと連携し、遺体安置所の設営を進める。

ほどなく、そこに遺体が運び込まれてくるが……。
出典:『監察医 朝顔』公式ページ

【ネタバレ】『監察医 朝顔』第11話(最終回)の感想

事件の解決

桑原(風間俊介)は、不法投棄された土砂を確認するために告発をしてくれた男性と神崎さん(市川右團次)と一緒に現場に向かっていました。

途中から雨が降り出し地盤が緩んでしまい、雨水を含んだ土砂が桑原たちを襲いました。

土の中に埋まってしまった桑原でしたが、何とか助けられて無事でした。

さっそく朝顔(上野樹里)に電話をします。

今は状況が分からないので、山梨県警に向かい状況を確認してくるとだけ言って電話を切りました。

土砂災害が起こってしまったことを自然の災害だと誰もが思っていましたが、桑原の調べで人災ではないかという疑いが出てきました。

国江建設が産業廃棄物を不法投棄したことで土砂災害が起こってしまったのではないかと、神崎さんは平(時任三郎)にある人物を調べてほしいとお願いしました。

国江建設の本社は平たちの管轄なので、白石という男を調べてみてほしいと頼まれました。

今回の災害は国江建設と鮫島組の接点を探して、見つかれば解決する可能性があります。

国江建設の白石と会っていたとみられる前回第10話で、亡くなったご遺体から寄生虫が発見されました。

海外で生活水として使われている水の中にいる寄生虫で、すでに抗体ができていました。

何度も海外に行っているという証拠です。

白石は今回の事件で目をつけられていると思っているので逃げるはずですが、同じ寄生虫がいるとするならば平にはどこに行くのか考えがありました。

それは感染症センターです。案の定、白石はやってきました。

安易な考えをしている人たちのせいで亡くならなくていい人たちが大勢亡くなってしまったのです。

それなのに、自分が何かに感染したのではないかと疑いを持つとすぐに病院に行こうとしました。

本当に人の命を何も考えていない人たちが起こした、最悪の事件です。

法医として

朝顔は桑原から電話が来た時とても驚きましたが、無事だということを聞き少し安心しました。

ですが、その一息つく暇もなく茶子先生(山口智子)から電話がかかってきます。

山梨で土砂災害が起こってしまったことと関係していました。

法医学教室に行くとみんなが集まっていて、山梨で大規模な土砂災害が起こり多数の死傷者が出てしまったのです。

そのことで茶子先生たちに応援要請がやってきました。

朝顔も行くことを決めましたが、いまだにメスを握ることができません。

災害対策所に着きご遺体が来るまでに準備しておくことを茶子先生の指示で始めました。

相当数のご遺体が運ばれてくることが予想されますが、すべてのご遺体は泥が付着しているため身元が分からなご遺体が多いです。

思っていたよりもご遺体の数は少なかったのですが、少ない多いは関係ありません。

災害が起こって2日後、なんと20人のご遺体が見つかりました。

多くのご遺体は身元不明ですので、今から昨日よりも多く運ばれてきます。

その中で一人朝顔が検視を行ったご遺体にびらんが見られました。

単なる窒息死ではこのようにはなりません。

捨てていたゴミは何か分からなかったそうですが、においはすでに腐っているような腐敗臭がしていたことが分かりました。

廃棄されていたものを平が調べると、濃硫酸が廃棄されていたことが分かりました。

その他には次亜塩素酸が投棄されていました。

この二つは交わってしまうと塩素ガスを発生させてしまいます。

びらんが見られたご遺体をいち早くどうして亡くなってしまったのか解明するために解剖が行われました。

そこで朝顔はやっとメスを握ることができました。

解剖の結果、やはり塩素ガスで亡くなっていたということが判明しました。

大切な存在

今回の事件だけではなく、形あるものはいつかなくなってしまいます。

それが明日なのかもっと先なのかは誰にもわかりません。

今回は人災により多くの人を亡くしてしまうという最悪の事件が起こりましたが、このことでもっと大切な存在を認識しました。

朝顔は長年会いに行けていなかった里子の父に会うため、仙ノ浦に行くことができました。

それは桑原が背中を押してくれたことや、子どもができたこと、法医になり色々な死を経験してきた朝顔だから強くなれたのかもしれません。

桑原も土砂に埋まった時、もう死んでしまうかもしれないと思いながらも子供や朝顔に会いたいと心から願っていたのです。

最後には里子の幻想まで見えて、大じいじ(柄本明)もやっとみんなの前で涙を流すことができました。

何かひとつでも少しずつ前に進んでいけるのではないかと希望が見えました。

『監察医 朝顔』第11話(最終回)まとめ

これで最終回かと思ったら、なんと次週は特別編である桑原と朝顔の出会いが描かれます。

警察官の制服姿の桑原はどこか初々しそうでした。

そして最後に朝顔は、やっと仙ノ浦に帰る勇気が持てて涙が自然に流れてきました。

特別編も楽しみです。

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