ドラマ『地球の歩き方』 第6話 森山未來 in タイ 最終話! まさかのフィナーレ!

©ドラマ「地球の歩き方」製作委員会

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「地球の歩き方」タイ版でアート特集を担当することになった俳優・森山未來。

撮影最終日の夜、森山は1人タイに残ると言い出しました。取材の方が気になるスタッフに対し「また連絡する」とだけ言い残した森山。

それから半年後。森山から連絡を受けたディレクターが彼のもとへ向かうと・・・。

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ドラマ『地球の歩き方』 前回振り返り

「地球の歩き方」タイ版でアート特集を担当することになった俳優・森山未來。

タイ最北端のチェンライに向かった森山は、今回の旅の最大の目的である芸術の祭典『タイランド・ビエンナーレ』を訪れます。

様々な作品を鑑賞している森山の前に謎の男・オットさんが現れます。

その後、少数民族アカ族の村を訪れた森山に心境の変化が生まれ、「自分はタイに残る」と言い出しました。

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【ネタバレあり】ドラマ『地球の歩き方』第6話あらすじと感想

あれから半年

「また連絡します!」

タイ取材最終日の夜、そう言って1人タイに残った森山未來。

moyoko

スタッフたちは取材の進捗状況が心配です。

再び森山から連絡を受けたのは、半年後のことでした。
ディレクターは言われた通りプーケットに飛びます。

空港に着くと、そこにアートディーラーのオットさんがいました。
彼もまた、森山に呼ばれたのだと言います。
ディレクターとオットさんは、一緒に森山から指定されたレムトゥッケ村へ。

moyoko

小さな漁村です。

森山はとある民家で何か作業をしていました。手を動かしながら「ありがとうございます。わざわざ来てもらって」と言います。

森山がしている作業は「牡蠣の殻割り」でした。

moyoko

半年間、ずっとこれを・・・?

森山は半年間、タイを色々と回ってこの村にたどり着いたのだそう。

作業が一段落すると、森山は自分が今住んでいる家を案内するとディレクターたちを浜辺に連れて行きます。
森山が「ここに住んでいる」と指した小さな家の中には、赤ん坊を抱いた女性がいます。

moyoko

ど、どういう関係・・・?

家主のオンさんは未亡人で、森山はオンさんと息子のオウムくんの家を間借りさせてもらっていると言います。

このレムトゥッケ村は、主にウーラックラォイ族が住んでいます。
彼らは元々「標海民族」と言って、タイ、マレーシア、インドネシアあたりの海を漂流しながら暮らしていましたが、60年ほど前にここに定住したのだそうです。

moyoko

海の民ってやつですね。

海の民は常に死と隣り合わせ。オンさんのような未亡人はたくさんいるみたいです。

モリ突き漁

森山はアートの旅で、一瞬とはいえアカ族の暮らしを見ました。
その中で、今の文明と自分たちが大事にしてきた習慣をうまく織り交ぜて暮らしている彼らの姿を見て、もう少し色んなところを見てみたいと思ったのだそうです。

そして、山岳地帯にいた森山は海が見たいと思いタイを南下していった末にこのプーケットに辿り着いたということです。

普段はモリ突き漁を仕事にしているという森山。
ちょうどこれから漁に出るので、ディレクターもついて行くことに。

moyoko

ところが、オンさん曰く「彼は一度も獲れたことがない」ということです・・・。

森山はモリ突きの師匠・ケムさんと共にボートに乗って沖へ向かいます。
そこで海に入りますが、しばらくして「もうちょっと大きいのを狙いたい」と言って上がってきてしまいました。

moyoko

つまり、この日もボウズだったと。

夕方は浜でモリ突きの練習をする森山。
オンさんら村人たちはそれを温かく見守っています。

moyoko

やる気だけは十分です。

ロンゲンを踊る

翌日。
今日は1人でカヤックで漁に出た森山。

何度か潜っては上がり、潜っては上がりを繰り返したのち、森山が何度目かに海から上がってきた時、モリの先に大きな魚がついていました。

「えええ~!?」

moyoko

森山さん、自分で驚いてしまっています。

村人たちは森山の初ゲットに喜び、「お祝いにロンゲンを踊ろう」と言います。
ロンゲンとは、この地域でお祝いの時に踊られる舞踊です。

村人と森山は、一緒に正装し、浜で輪になってロンゲンを踊りました。

moyoko

さすがダンサーでもある森山さん。完璧に踊っています。

ここまで付き合ってきたオットさんは、「これでは金にならない」と呆れ果て、バンコクに帰っていきました。

moyoko

そりゃそうだ(笑)

ロンゲンを踊った後は、皆で森山の取った鯛で食事をします。
宴もたけなわとなった頃、森山はおもむろに立ち上がり、自宅からバックパックを取り出して、浜へ向かいました。

ディレクターが追いかけて、どうしたのかと尋ねると・・・。

「俺、嘘ついてたんですけど、魚獲れたんが今日が初めてだったんですよね」

moyoko

うん、知ってます・・・。

森山は、魚が獲れたことで、この村に残っている伝統的な踊りに触れることが出来たことによって、「一巡りした」感じがしたということです。

「アート」という言葉は一言で表すのは難しいもの。
でも、生活や自然に触れてみたいとこの村まで来てみましたが、自分のなりのアートに触れることができたような気がしたのです。

「自分の中で一つ満たされたものがあるんです」

次なる森山の目的は?

「流されてみようと思います」

moyoko

ど、どういうこと・・・?

海を南に下りて行ったら、どこかまた違う場所へ辿りつくと思われます。
その辿り着いた先が森山の目的地です。

「長居してもアレなんで、行きますね」

森山はカヤックを海に出し、漕ぎ出して行きました。
戸惑うディレクターは「特集だけお願いします!」と声をかけるのが精一杯でした。

沖に出ると、森山はカヤックの上で横になり、流れにまかせることにしました。

ドラマ『地球の歩き方』 第6話 感想&まとめ

森山さんは最終的に、漂海民族になったんですね。この先を進めばどうなるものか・・・進んでみなければわかりません。オットさんが「金にならない」と帰ってしまったのには笑いました。
それにしても、プーケットの海はとても綺麗でした!
たった3話なのに、タイのリアルを知ることができつつも、シュールで濃い内容の『森山未來の歩き方』でした!

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