歌舞伎界の若きプリンス中村壱太郎&尾上右近がコロナ禍において制作し好評を博したオンライン公演「ART歌舞伎」が、映画『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』フとなりました。
5月1日(土)〜のポレポレ東中野での上映の反響を受け、6月4日(金)〜シネ・リーブル池袋での上映が決定。
その後全国順次公開予定です。
これまでロシアやスペインなどでイベント上映され海外でも評価を受けてきた本作、この度ファンタジア国際映画祭への参加が決定し、各界著名人からのコメントおよびコメント付き予告映像も解禁となりました。
目次
映画『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』ファンタジア国際映画祭へ参加決定&コメント解禁
ファンタジア国際映画祭は、カナダ・モントリオールで1996年から開催されているジャンル映画を対象とした映画祭。
2021年は8月の開催を予定しており、今回で25回目の開催となります。
「北米最大のジャンル映画祭」を謳っており、クエンティン・タランティーノやギレルモ・デル・トロ、ジェームズ・ガンなど、多くの映画監督から支持されている。
紺野美沙子(女優)
アート歌舞伎は小宇宙のよう。
静けさの中に浮かびあがる濃密で甘美な世界。
今だから、誘われたい。
阿部純子(女優)
これこそART歌舞伎!お二人の攻めの姿勢に魅了され続けました。
壱太郎監督、右近さん、贅沢な時間をありがとうございます!
九龍ジョー(ライター/編集者)
繰り返しもたらされる高揚感に、芸能の未来と原初の光景を幻視した。
闇夜に注ぐ雨音まで美しい。
上妻宏光(三味線奏者)
懐かしさと最先端が融合された芸術世界。
各分野のエキスパートだからこそ表現できた世界を堪能して欲しい。
松崎健夫(映画評論家)
雨音が伴う陰影の中で舞う姿は、行雲流水な悠久の歴史と人の営みとを対比させる。
奇しくもそれは、コロナ禍の不条理とも重なるのだ。
マーク・シリング(映画評論家)
「ART歌舞伎」と聞き、単に歌舞伎の舞台を撮影した映像を想像している方々は、驚くべき新しい発見に出会える作品だ。
若き歌舞伎俳優、中村壱太郎とコラボレーター達が創造したのは、伝統的な歌舞伎の技と美を素晴らしく斬新な装いで見せるエンターテイメント。
実験的でありながら理解し易く、折衷的でありながら一貫性があり、日本の伝統舞台芸術家たちの集合体でありながらその意外な組み合わせは心に残る。
「ART歌舞伎」が放つエネルギーとイマジネーションが、古いものと見慣れたものを新鮮な視点で楽しませてくれる。
ニコラ・アーシャンボウ(ファンタジア国際映画祭ディレクター)
『心の癒しに「ART歌舞伎」を一服』
コロナ禍で劇場が閉館している間に、若き歌舞伎俳優、中村壱太郎は俳優仲間とユニークなアーチストを集めて「ART歌舞伎」の制作を決めた。
”舞と美と命”を題にしたパフォーマンスの映像は、見るものの心を捉える。
美しい映像、エネルギッシュな音楽、目を見張るコスチュームで、中村壱太郎はこの困難な状況に希望と楽しみを与えてくれた。
「ART歌舞伎」は何百年も続く伝統芸術を新たな視点で捉え、まるで日本庭園でロックコンサートを見ている気分にしてくれる。
映画『中村壱太郎×尾上右近 ART歌舞伎 花のこゝろ』作品情報
出演:中村壱太郎、尾上右近、花柳源九郎、藤間涼太朗、中井智弥(箏・二十五絃箏)、浅野祥(津軽三味線)、中井智弥(箏・二十五絃箏)、浅野祥(津軽三味線)、浅野祥(津軽三味線)、藤舎推峰(笛)、藤舎推峰(笛)、藤舎推峰(笛)、山部泰嗣(太鼓)、山部泰嗣(太鼓)、友吉鶴心(琵琶)
ヘアメイク:冨沢ノボル
衣装:里山拓斗
ヘッドピース:edenworks
写真:宮原夢画
主催・企画:KSR Corp.
制作協力:REAL ROCK DESIGN
制作協力:株式会社アロープロモーション
配給:Atemo、ROJI
配給協力:ポレポレ東中野
2020|日本語・英語字幕|シネマスコープ|5.1ch|DCP|86分
公式サイト:https://artkabuki.com/
公式SNS:Twitter(@artkabuki_)
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