『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話あらすじ・ネタバレ感想!典元泉が告白!和紗か、新菜か…波乱の予感。

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話ネタバレ感想!

出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

ラスト5分と1分に幾度も訪れる衝撃に身震いが止まらない…!?

青春のぐちゃぐちゃとドロドロが詰まった愛おしくって甘酸っぱいとびきり切ないアニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話。

すべての恋がたぎりまくる怒涛のストーリーは、まさにご褒美回!

荒ぶる季節完全に真っ只中、乙女たちが心に正直になったらこんなにも荒れまくるのかと驚く展開づくしで面白すぎます。

典元泉がある女子に対してする胸キュン告白は、大必見です!

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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話あらすじ

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話「Legend of Love」あらすじ①

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話「Legend of Love」あらすじ②

文化祭当日、文芸部は朗読劇の準備に追われていた。

先日の三枝とのやり取りを引きずっていた新菜は、泉にちょっかいをかける。

泉とのやりとりの中で、新菜は自分の想いに気づいてしまう。

一方、和紗は文化祭中に泉に告白する決心を固める。

そして、朗読劇の幕が上がる。

「あなたが好き……!」

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話「Legend of Love」あらすじ③出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話の感想

東穣祭、小野寺和紗のマジ決戦はキャンプファイヤーで!

荒ぶる乙女心、それぞれの想いをよそに東穣祭がはじまりました。

「文芸部が朗読劇を行います!」

地味っ子だけどヒロインの小野寺和紗が、一生懸命ビラを配っています。

文芸部の<東穣高校にまつわる恋の伝説>は、1回20分ぐらいの短い朗読劇で、5回公演です。

「1枚くれる?」

背後から話しかけてきたのは彼女の想い人・典元泉です。

クラスの出し物・足湯の合間を見て行くと言った泉に、何時の回?と和紗は突っ込んだ質問をします。

前もって心の準備をしておきたい想いから聞きましたが、結局泉がどの公演を観に来るのかは聞けませんでした。

初回公演は“ほんとに、本気に恋してる感じ!”が良かったと百々子や新菜に褒められた和紗、彼女には公演に気持ちが入る理由があります。

1回1回の公演を本番の告白のリハーサルだと思ってマジに臨んでいます。

16年付き合ってきた自分の性格は分かっているつもりです。

<告白しようと決めたけれど、いざとなったら気が動転して逃げたくなっちゃうかもしれない。でも、決戦はキャンプファイヤー。泉に告白する前にあのシーンを見てもらえたら…影を踏んだら、もう告白したいって意志は伝わっちゃうから。もう絶対に逃げられないから。>

自分の退路を断つことで、邁進しようとしていました。

頭でっかちの曾根崎り香に、エッチから始まる恋アリの十条園絵が金言を与える!

初公演の1時間前、呼び込みをしていた曾根崎り香が、歩いている天城駿を見つけます。

持ち場をすこし離れて彼を追いかけると、天城が他の女の子と談笑してボディタッチされているところを目撃してしまいます。

り香はその光景がショックのあまり、その場に立ちすくんで動けなくなってしまいます。

休憩所で落ち込んでいるり香のところへ、何かと絡んでくるギャル・十条園絵がやって来ます。

彼女はこれから来る彼氏と会うまで元気チャージするために休みに来たといいます。

興味を持ったり香は「彼氏って他校なの?前に言ってた胸だけ揉ませたっていう…。」と質問します。

「デビルイヤーじゃん、おそね。」と園絵は友達としていた会話をり香が聞いていたことに驚くも、そうだよ~結局やってみたら割と相性よくって…と質問に答えてくれます。

「体が先ってこと!?そんな、ただれた相手を文化祭に誘うって信じられない!」

り香の発言を気にも留めず「今は惚れてるし。」と園絵は言います。

ぬけぬけと…と漏らしたり香に「ぬけぬけ上等!大好きな人だから、みんなに自慢したいじゃん。」と飾らない最高の笑みを向けてきます。

頭でっかちの曾根崎り香に、彼女の言葉がだだ刺さりします。

恋に教科書なしの自由人・十条園絵が放ったセリフは、曾根崎り香の頭の風通しを良くしてくれました。

その後、天城に目を逸らされて避けられてしまったり香が取った行動がヤバいんです!

友達ですらない男・杉本に“彼女”呼ばわりされた須藤百々子が憤る

東穣祭、須藤百々子に招かれざる客が訪れます。

「も~もちゃん!驚いたぁ?友達連れてきたよ~。」

テンション高めのチャラついた声・KY男子の杉本悟です。

呼ばれたこともない馴れ馴れしい呼び方にも引きながら百々子が振り返ると、満面の笑みで男友達を従えた杉本がいました。

最近予備校に行かず彼を避けていた百々子は、誘われそうなのを回避して「好きに楽しんでって。私忙しいんで!」とその場から逃げ出します。

「彼女、つれなくね?」という友達に「いや~照れ屋なんだよ、あいつ。」と杉本が調子のいいことを言っているのが聞こえます。

「…彼女?」

百々子は持っていたビラを握り潰してしまうほどの憤りを感じます。

再び、朗読劇会場に現れた杉本とその友達を見た百々子は青ざめます。

ひと葉に「友達?」と聞かれて、友達じゃありませんと呟きます。

今度は大きな声で「友達ですらありません!」とハッキリ言います。

照れてる?と聞く杉本フレンズに一切答えず、百々子はふくれっ面で杉本を威嚇し続けます。

何か悟った杉本は踵を返し帰っていきました。

勘違い男・杉本を撃退した百々子は、すっごく気持ちいいと感じるのでした。

意味ないのは分かってるのに…ミロに“彼女”と言われ反応してしまう本郷ひと葉

文芸部の朗読劇が終わると、教室内に拍手が巻き起こり評判は上々、台本を手がけた本郷ひと葉も嬉しそうです。

興奮気味に富多先生がミロ先生と一緒にひと葉のところへ近づいてきます。

3年の現国担当の富多先生は「才能あるのね!」と褒めてくれ、来年ひと葉と学ぶのを楽しみだと語ります。

「シンプルだけど力強い彼女のセリフは、朗読劇にハマりますね。」と言ったミロ先生の「彼女」というワードに照れたひと葉は頬を赤くします。

「本郷さん」や「この子」と同義なのは十分わかっているのに、ミロから言われた「彼女」のひと言は、ひと葉にとって特別な響きを持つのでした。

ひと葉は、自分が書いた伝説を実際に試そうとしている人たちの姿を見て感動します。

アラ多めのちょっと設定不備な伝説を自分でも試してみたい衝動に駆られます。

告白相手にしたいミロ先生を見つけると、富多先生と楽しそうに話しています。

淡い期待が砕け散り、立ちすくむひと葉でした。

自分から波風立てなければ、大きな問題なんて何も起こらない。

1年A組足湯のクラス、菅原新菜がクラスメイトの男子に文芸部朗読劇の開演スケジュールを渡して説明しています。

「ごめんなさい。上演時間はクラスを手伝えなくて。」

男子は気にしなくていいとむしろ新菜が番をしてたら客が来すぎてしまうと、優しく笑います。

すると、クラスメイトの浅田恵美と竹山祐子が引くほど嫌味な言葉を放ってきます。

それを見ていた泉は、新菜が言い返すかと思ったと話しかけます。

「そんな必要どこにもない。自分から波風立てなければ、大きな問題なんて何も起こらないんだから。」と冷静沈着な新菜は達観した発言をします。

自分から波風立てるという意味が理解できないという泉に、新菜が大胆な言動に出ます。

「知りたい?立たせ方。」と言いながら、泉の頬から耳のあたりを右手で触っていきます。

一気に赤面する泉を見て我に返った新菜は、その場からすぐ撤退してトイレに逃げ込みます。

このシーン、新菜の手の動きが何だかエロいんです。

<三枝とキスしたってドキドキしなかった。なのに…うそでしょ。>

トイレの鏡に映った高揚した自分の頬を見た新菜の心の声が聞こえます。

衝撃すぎる…波風立てない派・菅綿新菜が超波風を立てまくった!

「泉君、来てるよ。」

新菜が和紗に伝えます。

新菜が客席の様子を見ていると、泉の隣にしらじらしく三枝久が座ります。

「ざけんな。」と呟く新菜からは、不穏なオーラが漂い始めます。

泉が見ていると思うだけで和紗の声はブレてしまい、立っているだけで精一杯です。

<こんなので告白なんてできるの?>

すっかり疑心暗鬼に陥ってしまいました。

新菜は刺激を求めてノコノコと現れた三枝にイラ立っていました。

<何が「つまらない女になるな」だ。あなたはいつも刺激がなければ生きていけない。だからこそ、自分の想定がつかない幼女に強く惹かれる。でも、私が求めているのは…。>

「この初恋を思い出にしていいの?」

台本の台詞が和紗と新菜2人の現状に問いかけてくるみたいな演出です。

「何かが始まる予感」

この台詞のように2人は予感を察します。

クライマックスで新菜の心臓の影を踏み、和紗が「好き!」と言う場面で事件が起こります。

なんと新菜が和紗に影を踏ませませんでした。

照明を持つと泉に向けてこう話しはじめます。

「だけど僕は伝説になど頼らない。壁の影は踏むことなどできない。ならば…ならば直接、この手で。」

新菜はそう言いながら、泉の左胸に右手を、彼の心に想いを置きます。

第7話で曾根崎が言った言葉を思い出しませんか?

「例え影であっても心臓を踏みつけることは、強烈な愛の印となり、伝説たりえる強度が生まれるのです!」

菅原新菜は、典元泉に強烈な愛の印を直接押しました。

それを横で見ていた三枝は「ふっ…素晴らしい。」と小声で感嘆の声を漏らしました。

波乱の予感。無敵の美女・菅原新菜は初めて“執着”することを決意する。

泉は新菜の手を引いて会場を飛び出します。

「ごめんなさい。自分でもよく分からなくて。」と謝る新菜に、菅原さんでも自分のことよく分からなくなるのか…と泉は受け止め「もっと自分のこと考えろよ。」と優しく新菜を気遣います。

<あぁ~この人って…ほんと間違ってる。いい人すぎて、間違って…でも、そんなところが…。>

新菜も穏やかに彼の優しさを受け入れ、自分の「泉を好き」な気持ちに気づきます。

「感謝してる。菅原さんの行動って、自分でも気づいていなかったことに気づかせてくれるから。」

泉は真っ直ぐな目で“ある想いと決意”を新菜に伝えます。

キャンプファイヤーが終わると、素敵な夜をありがとうと三枝が言います。

2人は気づいていませんが、実は百々子が隠れてこのやりとりを聞いています。

新菜は三枝への気持ちは恋じゃなかったと伝え、泉への初恋の話をします。

「私は初めて知ったんです。初めての恋です。そして、初めての失恋です。」

立ち上がった新菜は、衝撃の言葉を言います。

「だからこそ、もう一つの初めてをしようと思います。物事に執着せずにきました。初めて、私…執着をしようと思います。」

恋の伝説、初成功者は曾根崎り香と天城駿!

イケイケギャル十条の彼氏は、超絶普通で真面目そうな少年男子でした。

「かわいいべ?」と堂々と紹介する園絵を見て、り香は呆気にとられます。

<男ってわからないものね。でも、女も分からない。私もあんな風に笑いたい。>

純粋にそう思うのでした。

キャンプファイヤーが灯ってすぐ、り香が早足で天城の元へ向かい、豪快に心臓の影を踏みます。

ごめんなさい!と謝ると、今まで肉欲と男女交際をイコールで繋げて糾弾してきた自分が男女交際に目覚めて「肉欲に溺れている」と周囲に見られるんじゃないかと思ったと、交際を隠すことにした経緯を天城に語ります。

「でも、もういい。どう見られたっていい。私はもう、自分の気持ちにうそなんてつきたくない。」

今までの考えを捨て、正直になるという覚悟が伝わってきます。

「私は、あなたが好きです!」

おお~!と周囲から歓声とどよめきが沸き起こります。

ふいに口元に手を当てて天城が後ろをを向きます。

「どうしたらいいんだろ…。」と言うと咄嗟に振り向いて、り香に抱きつきます。

「俺、ヤバい!うれしすぎてどうにかなる!」

驚いてわなわなするり香をギュッと抱きしめて離さない天城なのでした。

どんな和紗も、俺は…好きだ。典元泉の萌えな告白にキュンが止まらない!

耳たぶまで真っ赤になって行動を起こした新菜を目の当たりにした和紗は、自分に怒っていました。

泉のことが好きなのに和紗を応援してくれていた新菜は、どれだけ「心の体力」がいっただろう…悲劇ぶってぐだぐだするだけで新菜をずっと傷つけていたこと、自分のことばっかりだった自分が許せないと話します。

新菜と泉が付き合うならそれでいい…でも、そう思ったからこそ和紗は伝えようと決意します。

「私も一度はちゃんと、好きな気持ちを泉に伝える。」

フラれると分かっていても、意味はないのかもしれないけれど、初恋にケリをつけようと決めた和紗は「百々子も新菜も友だよ。」と、百々子に言います。

キャンプファイヤーを見つめる和紗のところに泉が来ます。

和紗に対する気持ちをまだよく分かっていないけど、いつも守ってくれていた和紗が女の子なんだって気づいたとき“今度は俺が守ろう”と思ったということは間違いないと泉は話します。

「和紗は姉みたいだ。妹みたいだ。親友みたいだ。でも、どんな和紗も、俺は…。」

一呼吸おいて泉は、和紗に心臓を踏みます。

「好きだ。」

目に涙を溜めた和紗が、泉に向かって走り出します。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

息つく暇も与えてくれなかった怒涛のラスト5分。

ひと葉の恋に切なくなって、り香の恋にテンション上がって、泉の告白に萌えキュンしまくって…新菜の言葉に戦慄が走りました。

和紗と手を繋いだ泉が「手、小さくなったな。でも、こうしてるとほっとするのは変わらないんだな。」と言うシーンがラストに流れました。

もしかしたら束の間のラブラブシーンかもしれません。

新菜の「初めて執着する」発言は、どんな怖い場面よりも背筋が凍りました。

彼女が本気を出したら、絶対ヤバい…来週観るのが怖いけど、絶対見逃したくない。

要点まとめ
  • 小野寺和紗、典元泉との初恋にケリをつけることを決意!
  • 菅原新菜が、典元泉に対しては波風を立てまくる!失恋しても「この恋を諦めない宣言」をする。
  • 曾根崎り香、軽蔑していたはずのJKギャルに十条園絵から恋を学び、天城に大胆告白!
  • 典元泉が心臓を踏んだのは小野寺和紗。泉が「好きだ。」と告白し2人が手を繋ぐ。

観てる人の心をこうも振り回しまくってくる超絶素晴らしいアニメです!

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