『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話あらすじ・ネタバレ感想!新菜が三枝と禁断の関係に?

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話ネタバレ感想!

出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

校内で影響力のあるギャル・十条園絵の衝撃的な妊娠&退学事件。

大人たちの男女交際排除論が高まる中で、見せしめとして制裁を受けたのは“あのカップル”…文芸部仲間の大ピンチに乙女たちが立ち上がります!

まさかの奇策に驚かされっぱなしの衝撃のラスト、恋を守るための聖戦回!

どんどん過激になっていく展開から一秒たりとも目が離せません。

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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話あらすじ

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話「男女交際禁止令」あらすじ①

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話「男女交際禁止令」あらすじ②

それぞれの葛藤によって、ちぐはぐになってしまった文芸部。

新菜は「少女」である自分を終わらせようと三枝のもとを訪ねる……。

翌日、部室に立ち寄った新菜は和紗にあることを打ち明ける。

それを聞いた和紗は、泉の元へと駆け出すのだった。

「……友よ」

アニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話「男女交際禁止令」あらすじ③出典:『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式ページ

【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話の感想

恋愛自由主義ギャル十条園絵の残した大きな課題

人懐っこい愛されギャル十条園絵が妊娠して退学したことで学校内は騒然、十条への非難の声がそこかしこから聞こえてきます。

文芸部の部室ではドンッ!と憤った曾根崎り香が机を勢いよく叩く音が響きます。

文芸部内の純潔は、乙女たちの恋の目覚めによって少しずつ崩れようとしていました…。

「同調圧力の強度!異性との接触経験がないことを糾弾してきたくせに、接触が過剰な人間であってもまた糾弾する…中庸しか認めない。なんて愚かなの!」

それに対して本郷ひと葉は「避妊をしないなんて…十条さんは学生としての最低限のルールを踏みにじっている」と、り香に苦言を呈します。

「学生としては間違った行為だと思う。でも彼女からは“きちんと母になろうという決意”が感じられた。あの姿は人間として間違っていない。」

小さな部室の中で、り香とひと葉の熱の入った激論が繰り広げられます。

文芸部の不穏な空気は、この回の序章に過ぎません。

乙女たちの“当たり前”が崩れてきた!

「彼女は隠さず堂々としていた!隠さなければいけない関係の方が、よほど淫らだと思うわ!」

り香は、ひと葉と顧問のミロ先生に向かってこう言い放つのでした。

ミロが「見られたんですかね?」と言うと、「曾根崎先輩は言いふらす人じゃないから大丈夫」とひと葉が自信を持って答え、自分もここで高校中退は痛いから言わないと言います。

確かにそうなのですが、この後“ひと葉&ミロのラブホ密会”は思わぬところに大きな波紋を広げることになります。

小野寺和紗と須藤百々子は夕暮れの川べりで座り込んでいます。

百々子は菅原新菜が今日部活に参加しなかったことを気にしています。

和紗は「赤ちゃんができることは本当は素敵なことのはずなのに…」と言うと、百々子は「仕方ない…せめて高校卒業してとか“当たり前”ができてなきゃ」と正論を語ります。

すると百々子は、和紗に“どうしても誰かとしなきゃ世界が滅びる問題”について2択で問います。

「もしそうなったら、私とミロ先生どっちと“えすいばつ”する?」

「男の人だからミロ先生を選ぶしかないのかな…」

和紗の答えに、百々子の瞳が動揺で激しく揺れます。

和紗の友達ハグをするりとかわした百々子は「菅原氏には気をつけたた方がいい」と忠告するのでした。

百々子は、自分が“当たり前”のゾーンから逸脱し隠さなければいけない秘密を友に持ってしまったことを、和紗の返答で改めて実感してしまいます。

暴走しまくる乙女が2人…本郷ひと葉&菅原新菜!

ひと葉はあの日以来、ミロが自分を見る目が全然違うことを感じていました。

ラブホでミロ先生に抱きついて子どものように泣きじゃくったひと葉は、先生の腕の中で「とても惨めすぎなのに…体温や匂いとか気持ちよくなって感じていた」ことを思い出します。

<どんなに惨めになっていっても、私は楽しめるし気持ちよくなれる。だから、私は諦めない。>

ミロ先生が富多先生と嬉しそうに談笑する姿を見つめながら、ひと葉の心の声が聞こえます。

一方、部活をサボって新菜が訪れたのは高層階ホテルの1室。

薄暗い部屋でガウンを着て待っていたのは大クセ演出家・三枝久でした。

部屋へ入るなり、新菜はソファーに座った三枝の前に立つと左足だけを肘掛けに乗せ、三枝からすると新菜の下着が見えるような大胆な恰好で挑発します。

「いいじゃないですか…少女を終わらせてください。っていうか終わりたいんです。」

三枝は何も言わず新菜の華奢な腰に手を這わせはじめ、顔をうずめながら徐々に制服のワイシャツを上げていきます。

新菜の白くて細いお腹が露わになりはじめ、彼女の手が小刻みに震えます。

<今の私が大嫌い。今の私を終わらせたい。前の私が夢見てた三枝とのえすいばつで…>

こう思っていたはずの新菜は、だんだん顔に近づいてきた三枝の顔を咄嗟にグーで殴っていました。

ガハッと苦しみながら、眼鏡は割れ鼻血を吹き出して三枝が吹っ飛びます。

ごめんなさい!とだけ頭を下げ、彼を見もせずに部屋を飛び出してしまいます。

途中まで本当に一線を越えてしまうのでは?とドキドキしました。

三枝とのえすいばつ未遂で、新菜は「自分が本当に何を求めているのか?」に気がついたようです。

「私、泉くんが好き。彼が和紗を好きなのは分かってる。だけど一度はこの気持ちをぶつけておきたい!」

この言葉を聞いた和紗は、少し前の自分と同じ想いを新菜が抱いていることに気がつき、こう言います。

「分かった。これ以上、菅原氏の想いを見てみぬフリするなんて絶対に嫌!教えてくれてありがとう!」

想像以上の言葉をくれた和紗は自分より大人と感激した新菜。2人は友達ハグをします。

「あぁぁぁー!」

直後、商店街を叫びながら大爆走する和紗がいました(笑)

受け入れたくなかったけどあぁ言うしかないじゃん!と脳内で何度も反芻します。

無下にできなかったのはなぜか…辿り着いた結論は「菅原氏、可愛すぎるよぉー!」でした。

覚悟を決めて挑んだ和紗が泉にかわされた!?

和紗が息を切らしダッシュして真っ先に向かったのは、大好きな典元泉の所。

「泉の部屋、行ってもいい?」

泉は幼馴染でもあるので、切羽詰まった顔をした時の和紗は“大抵ロクなことがない”ということを知っています。

<下着は間に合わなかったけど、でも仕方ない。>

泉の部屋で、良からぬ想いとえすいばつ遂行の覚悟に悶々とした和紗がいました。

慌てて部屋に来た泉は、“えっちぃブルーレイ”を和紗が探していると勘違いしていたようですw

「今はどう思ってる?あぁいうことしたくないって言ってたよね?今は…?」

「和紗…鼻の穴、すごい膨らんでる。」

真剣度MAXの和紗の言動に困惑した泉は、つい冗談を言ってしまします。

「酷い、どうして茶化すの!?」

恥ずかしさで真っ赤になった和紗が怒り、指をもじもじさせながら「真剣に泉としたいと思ってるよ」と告白します。

あまりのことに口に手をやり、マジか…と絶句して驚く泉は「菅原さんが何か言ってたのか?」と失言してしまいます。

変に思った和紗は何かあったの?と疑ってしまいます。

泉は今できない理由として「和紗を大事にしたいから落ち着いていこう」と言うんです。

和紗はそのまま泉の部屋を出てきてしまいました。

幸せだった曾根崎&天城カップルが退学処分!?

「常識とルールを重んじながら多数派に属することもできない…曾根崎り香はなんて恥ずかしい…」

「ストップ!俺の好きな子の悪口言わないで!」

相変わらずラブラブな曾根崎り香&天城駿カップルが夜な夜な携帯で会話しています。

すると、階段を駆け上がってくる騒々しい音が聞こえ、部屋の扉をお母さんが勢いよく開けます。

「り香、あんたって子は!なんて恥ずかしいの!」

ビックリしたり香は、持っていた携帯を床に落としてしまいました。

「え~、本日をもちまして我が校は“男女交際を全面禁止”します。」

全校集会で校長が高らかに宣言すると、生徒から一斉にブーイングの声が沸き起こります。

「校則に“不純異性交遊禁止”があるでしょう!今後、不適切な行いが報告された者は厳しく処分を下していきます。」

動揺で落ち着かない雰囲気の中、はっきりと聞こえた声に和紗と百々子は衝撃を受けます。

「聞いてー!ラブホテルの前でウロウロしてるの見つかったんだって。天城と曾根崎、退学処分かもだって!」

残された部員たちは、り香が母に連れられタクシーに乗せられていくのをただ見守るしかありませんでした。

「私のせいかも…直談判にいく!」

ひと葉は急いで校長室に向かいます。

ひと葉がノックしようとすると、校長室からミロ先生の声が漏れ聞こえてきました。

「曾根崎さんと天城くんがホテル街にいたのは“僕を注意しようとしてのこと”だと思います。僕が私的に利用していた所を…」

「相手は?」

「将来を考えている女性で、本校とは一切関係ありません」

「あのような場所に部の顧問が出入りするのを戒めたかったのだと思います。本人たちもホテルへの出入りは否定したんですよね?処分するなら僕を…彼女たちにまったく落ち度はありません。」

ミロ先生は事情を話して、処分撤回を求めていました。

「山岸先生のおっしゃる通りだとしても、彼らへの処分は変わりませんよ。」

「それは…男女交際禁止のための見せしめにする、ということですか?」

ミロ先生が質問すると、そう捉われて構わないと言われてしまいます。

抗う乙女たちが起こした聖戦!

「高校生って変な時期ですよね?高校生だからって“売り”にもなるし、高校生だからって“足かせ”にもなる。でもだからこそ、この季節が貴重なものなんだって当事者でもそれなりに理解できるんです。この季節に待っているだけとか時間がもったいなくてできないんです!」

ひと葉がミロ先生が訪れた部室で語った言葉です。

この後、文芸部員総出で力づくで先生を羽交い絞めにして人質にします。

<男女交際禁止令について>という用紙を見ながら泉は「何だろうな…俺」と呟きます。

そんな悶々とした中、和紗から電話があります。

「泉、私これから罪を犯す。もし私が塀の向こうに行っても待っていてくれる?」

と言われ、訳も分からず答える前に通話を切られてしまいました。

真っ暗な学校に次々と先生たちの車が到着。教頭は怒りながらやってきて、校長はパジャマ姿です。

教職員一同へ

薄汚い教師どもに告ぐ。東穣高校は我々文芸部が占拠、封鎖した。

我々の要求は二つ。「男女交際禁止令」および「曾根崎り香の不当な退学処分」の撤回と謝罪である。

我々は本気だ。今夜21時までに返事がなければ、校舎の占拠、封鎖にとどまらず、それ以上の強硬手段に出ることも厭わない。

賢明な判断を下されることを期待する。以上

文芸部一同

こんな犯行声明文を送り「山岸先生は人質として預かることにした!要求を受け入れるまで我々はここで立てこもりを続ける!」と宣言します。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

怒涛のラスト、超意外すぎる乙女どもの行動に驚かされました。

ひと葉が語った「高校生という変で貴重な季節」という表現はアニメタイトルとリンクすると共に、微妙な時期を言い得ていると感じました。

全力前進、若さゆえの大胆な行動力と暴走が羨ましいですね!

要点まとめ
  • 十条擁護派・曾根崎り香vs最低限ルールは厳守派・本郷ひと葉、激論が繰り広げられる!
  • 部活をサボった菅原新菜が三枝久と「えすいばつ」をするために高級ホテルに向うも、あと1歩というところで殴ってしまい未遂に終わる。
  • 全校集会で男女交際禁止令が発令!初の退学処分者は曾根崎り香と天城駿、それは「見せしめ」だった。
  • 文芸部立てこもり事件が勃発!人質はミロ先生、乙女どもの戦いがはじまった!

エロすぎな新菜にドキドキさせられた部分が最高潮だと思っていたのに、後半になってもぐいぐいギアを上げてくるのでハラハラしました。

荒ぶりまくりの乙女どもがどうなっていくのか、楽しみです!

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