ストロベリームーンの夜、乙女たちが禁断の扉を開けまくる!
もはや衝撃しかないストーリー運びに神回と称された第10話をレビューします。
超いやらしい穴、後悔の穴、新世界の穴…今宵、乙女どもが覗いたり落ちたりするのはどれも“ヤバすぎる穴”ばかりです。
切なくも愛おしく…怖くもある、JKたちが迎える初体験が詰まった回!
赤い月が彼女たちをおかしくさせるのか、魅入っちゃうこと必至です!
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目次
『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第10話あらすじ
天城と下校するり香の前を、ひと葉を乗せた山岸の車が走り去っていく。
慌てて後を追う、り香と天城。
一方、満員電車では、泉が新菜に思いがけない言葉をかけられていた。
そんな中、ついにひと葉は山岸を押し倒す。
あっと言わせるため、一生忘れられない存在にするために。
「本郷ちん、応答せよ!」
【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第10話の感想
赤い月の夜、和紗は下着に開いた謎の穴に興奮していた…
想いが通じ、やっと実った幼馴染の典元泉との尊い恋。
手を繋ぐ関門をクリアした小野寺和紗は、次のステップのことを考え、ネット通販で“レースの勝負下着”を選んでいました。
検索ワード「えっち 下着」と入力し、次々視界に飛び込んでくる見たこともない世界の激エロランジェリーにひるみっぱなしの和紗は「こんな紐じゃ大事なトコ隠れない~」とか「コッチはむしろ大事なトコだけ穴が開いてるぅ」とか大忙しです。
こんな下着の世界があるなんて知らなかった…と無知な自分に赤面します。
<このときの私は知らなかったのだ。下着に開いた謎の穴に気を取られている内に、我が同胞たちは“もっとすごい穴”を覗こうとしていたのだ。>
和紗のナレーションが入ると、怒涛のヤバ穴ラッシュがはじまりました!
曾根崎り香が覗く3つの衝撃的&官能的な穴!
「十条が本なんて意外だなぁ!」
派手ギャルの十条園絵が図書室で『星の王子さま』の本を探しているのをり香が手伝った話を聞いて、天城駿がびっくりしています。
「私は大事なものが見えていなかった。」
ギャルで節操ない十条、おちゃらけてる天城…深く知ると全然違った。
り香は、自分が人の“うわずみ”ばかりを見ていたということに改めて気づかされます。
今いる現実を、彼女は「まるで表紙だけが同じで全く違う物語世界に迷い込んでしまったみたい」と表現します。
では、曾根崎り香が覗いてしまう穴は何か?それは、3つあります!
1つは、天城との初めての経験の穴!
“手を繋ぐ”という行為のみなのですが、紆余曲折ありすぎて、かなりえすいばつを意識した意味深き“触れ合い”となります。
もう1つは、これから目撃してしまうミロ先生と本郷ひと葉の禁断の穴!
一緒に下校する天城とり香は、ミロ先生の車に乗るひと葉を見てしまいます。
第9話でひと葉が捨てた“パンツ”も発見、り香と天城は一緒にミロの車をタクシーで尾行します。
最後の1つは、ちょっと仲良くなれたと思った十条園絵が見せるセンセーショナルな穴!
天城が言ったように読書のイメージがない十条園絵が本を探すなんて確かに意外ですよね。
実は彼女が児童書を熱心に探していたのには、衝撃の真相が隠されていたのです。
リスク高すぎな大穴を覗いてしまった菅原新菜の爆弾発言がヤバい!
絶叫してしまった第9話での“新菜、泉の手を取り自分のお尻に持ってくる”という肉食系行動の気になりすぎる続きが描かれます。
お尻に手を置くだけではなく、満員の電車内でもはや抱きしめているように見えるくらいに密着した新菜と泉が映し出されます。
頬をピンクに染め、瞳の光が絶え間なく揺れる感じで、2人の危うい心情が手に取るように伝わってきます。
スッと泉が引いた手を、また手首を掴んで新菜がお尻に持っていきます。
その行動にハッとする泉、駅に停車すると無言で降車します。
「どうしてそんなに激しく抵抗するの?私、そんなに魅力ない?」
追いかけて電車を降りた新菜が、泉の背中に問いかけます。
泉は痴漢からガードするためでもこれはおかしいと感じたようです。
“触ること”に難色を示した泉に、新菜は“和紗を触ったり、触られたり”のエロいことを自分に聞きたかったのでは?と言います。
一瞬でぶわっと真っ赤になり、すぐ真顔になって何も言わず歩き出した泉に、新菜が悪魔の囁きをします。
「初めて同士じゃうまくいかないよ。私で練習すればいいじゃない。私としたくない?」
新菜の短いスカートが誘うように揺れ、彼女がニコッと微笑みます。
車両がホームに入ってきた風音に、泉はビクッと体を強張らせます。
「したくない。」
泉は新菜の誘いを切るひと言を放ち、一瞬ショックを受け傷ついた表情を見せた新菜は、到着した電車に乗り込もうと泉の横を通ります。
発車ベルが鳴り響くホームで、ちょうど横を通り過ぎるときニヤッと笑みを浮かべた新菜が言った一言がヤバいのです。
「勃ってたくせに。」
泉にだけ聞こえるようにボソッと呟き、車内に吸い込まれていきました。
須藤百々子が最悪のタイミングで新菜に告白してしまう…
須藤百々子は自分の想いを抑えることができず「菅原氏、こないだのことちゃんと話したい。今から会えないかな?」とRINEしますが、既読すらつきません。
そこにタイミング悪く、杉本悟から「ちゃんと話がしたいんだけど今ドコいる?」と皮肉にも自分が新菜に打ったような内容のメッセージが届きます。
「文化祭のアレさ、何?あんな恥かかされて。気ぃもたせてデートしたじゃん。ビッチかよ。」
待ち合わせにやって来た杉本は、謝らないと友達と組んで予備校で孤立させるよ?と半ば脅してきます。
好きにすれば?と立ち去ろうとした百々子の手を掴んできます。
「触らないで!!」
咄嗟に叫ぶ百々子に「変だよ。こんなヤバい奴だっけ?」と今の百々子にはグサッと刺さる言葉を残します。
商店街のスナックから聞こえるTHE BLUE HEARTSの「チェインギャング」の歌詞に、菅原新菜の気持ちがリンクします。
<いつも1人で歩いてたら声をかけられて。今日に限ってそれがない。私には魅力がない。>
息苦しくてしょうがない…誰とでも笑顔でなんかいられない…まさに新菜の心を歌詞にしたようです。
絶望の穴に落ちてしまった新菜に追い打ちをかける百々子からの電話が鳴ります。
「会ってくれないかな?場所どこでも行くから。嫌いな男に触られたその部分、消毒したくて。男に触られて汚くなったとこ、菅原氏に触ってもらいたいって思ったんだ。たぶん私、菅原氏が好きなんだ。」
「私、こういうときいつもどんなこと言う人だった?ごめん。今日の私…何も言えない。」
わかったよ、と百々子が通話を切りました。
いつもかっこつけて、上から目線でアドバイスして、全部知ったようなこと言って…そんな風に新菜は自分を表現します。
どこからか聞こえる歌声が「ひとりぼっちが怖いからぁ ハンパに成長してき~た」の部分を歌ったとき、穴の底でしゃがみこんでうずくまる新菜がいました。
急いで穴を深掘りしすぎた百々子は「友達続けたかったのに自分から壊しちゃったよ」と泣いていました。
ノーパンのひと葉、勝負に出る。ミロのチャックを開け穴を解放!?
<さすがに分かってる…どうあがいてもミロ先生に好きになってもらえることはない。>
ノーパンのひと葉を乗せたミロ先生の車は、順調に学校から離れていました。
信号が赤になったならミロ先生の手を自分の大事な部分に持っていくという突拍子もない行動に出て、上から目線で全部お見通し面する先生をせめて1発おもしろがらせて“忘れられない存在になりたい”!
あれ?彼女の決意とは裏腹に、車は一向に赤信号で止まらないのですw
大通りの高級ラブホテルを尻目に車はぐんぐん進んでいき、ようやく先生の車が入ったのはラブホ街にある“HOTEL OSHANTY”というの一番安いラブホでした。
<私の初めてをこの人は一番安いところで済ませようと~!>
ひと葉は唖然とします。とても惨めな気持ちになりますが、ひと葉はお風呂で「彼をアッと言わせ強烈に印象づける何か?」を求め、策を練ります。
<あの感じだと、強く出ればビビッて引く可能性は残されてる。女子高生は自臭症気味だからいきなり嗅いで臭いとでも言えばよかった…。>
ミロはひと葉を待ちながら軽く考えていました。
お風呂を出たひと葉はガバッとミロの上に乗り、顔にお尻を向けた状態で素早くベルトを外し出しました。
<これはさすがにヤバい…>
ミロは焦りますが、体勢的に抵抗できません。
<ここまできたら行くしかない!>
ひと葉が決死の覚悟で社会の窓を解放!
すると、ひと葉の表情がみるみるうちに曇り「どうして勃ってくれないんですか!?」とミロの胸ぐらに掴みかかり叫ぶように言います。
「そんなに私魅力ないですか?胸もなくて、ガリガリで、肉質も硬くて…何をしようとしてるか先が読めるからですか?教えて…。」
大粒の涙をボロボロこぼします。
「違うんだ、ひととさん。俺に意気地がないだけだから…ごめんね。」
ミロはそっとひと葉の頭を撫でました。
そして、ミロに抱きついて子供のように泣きじゃくるひと葉でした。
あれ?手つなぎ拒否?和紗が感じた違和感
まだレース下着に向き合っていた和紗に、泉から電話がかかってきます。
「和紗。俺、和紗が好きだよ。それだけなんだけど…」
まだ1歩も動けないホームのベンチから、泉は電話をかけてきていました。
「うれしい。私も大好き。これ以上のそれなんてどこにもないよ。」
素直に答える和紗は、先ほどまで起きた出来事を知る由もありません。
通話が終わるとニンマリして“どんな下着をつけてたって泉なら私のこと受け入れてくれる!”と喜びに浸ります。
そこでようやくポチった下着に穴が開いていることに気づきます(笑)
<このときの私はやはり知らなかったのだ。同胞たちの覗いた穴は大きく深く裂けていっているのを。そして私もその穴を遠くない未来に覗くことになるのを知らなかったのだ。>
不安にさせる効果音と共に和紗の意味深なナレーションが流れます。
「和紗が好きなのに…何なんだよ、俺は。」
何本も乗り過ごしたであろう泉が苦悩の表情で頭を抱えている姿が見えます。
翌朝、一緒に登校する和紗と泉。
「手つなぐ?」の和紗の誘いを泉が拒否します。
<あれ?なんだか…あれ?>
和紗の感じた違和感は、“ヤバそう”でした。
『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
✿ #BSTBS 本日放送!✿#荒乙 第10話「穴」は、本日9月7日の25:30〜放送!
ひと葉と山岸の車を追いかける、り香と天城。ついにひと葉は山岸を押し倒し…。一方、満員電車では、泉が新菜に…。
BS-TBSで10話を放送!ぜひご覧ください!
▼各サービスでも配信中!https://t.co/p08fvp31fE pic.twitter.com/LXsGL6HvuZ
— 荒ぶる季節の乙女どもよ。【公式】TVアニメ放送中! (@araotoproject) September 7, 2019
り香は、十条が“妊娠して退学”になったことを翌朝に知ります。
ザワつきまくる教室、り香の机には十条から<おそね ありがと!バイバイ>というメッセージカード付きのお別れクッキーが入っていました。
最後の最後でこのニュースを持ってくるあたりが『荒ぶる季節の乙女どもよ。』っぽいですよね!
またまた次回のストーリーが超絶気になる終わり方です。
- 百々子が大嫌いな杉本に触れられて決意、最悪のタイミングで新菜に告白。
- ひと葉がミロ先生と激安ラブホに入るところを崎り香&天城カップルに目撃されてしまう!
- 泉が新菜のお尻に触れたとき“勃っていた”と指摘され罪悪感に苛まれる。
- 和紗、穴あきのレースの勝負下着を購入!翌朝、泉に“手つなぎ拒否”されてしまう。
ダッシュで進む怒涛の展開に置いてかれないように必死でした!
十条の妊娠が学校内に大きな波紋を呼びそうな次回、楽しみです!
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▼次回第11話も続けて読む▼