この世界は性にまみれすぎている!?
多感な時期に、「セックス」の一語でガラッと世界が変わってしまった女子高生たち。
性の衝動に振り回されまくるJKを存分に楽しんでください!
まさに乙女どもが荒ぶっています!
平穏だった高校生活。主人公・小野寺和紗の周辺で巻き起こる「性」論争。
地味でえっちぃことに対して免疫最弱の和紗に、幼馴染み・典元泉の禁断のアレを目撃してしまうというハプニング…まさかのラストは衝撃的!
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『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第1話あらすじ
小野寺和紗は、所属している文芸部で他の部員たちと本の朗読をしていた。
今まで読んできた作品とは全く違う大人な世界に戸惑う和紗。
そんなある日の昼休み、一同は部長のり香から好きな作家の新作情報を聞く。
作品の話題で盛り上がる中、新菜が口を開く。
「私が死ぬまでにしたい事は……」
【ネタバレ】『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第1話の感想
ちょいエロめなスタートにドキッ!文芸部の活動。
入り口に筆文字で大きく「純潔」と貼られている文芸部の部室。
文芸部は、みんなでひとつの作品を読んで「読書会」という名の下に語り合うのがメインの活動です。
すこし湿り気を帯びた穏やかな声で、菅原 新菜が純文学作家・道端先生の書いた本の朗読中。
外から差し込む日の煌めきで新菜の美しい横顔が怪しく光ります。
【新菜の音読した文章】
少女のその白い肢体。その下腹部の柔らかな茂みの前に私はひざまずいた。
顔をうずめると、青草の香りが、ぷんと鼻を突く。
私はその茂みに分け入り、彼女から流れる甘美な汁を余さず飲み干した。
音読が終わると、小野寺 和紗と須藤 百々子は赤らめた顔を緩めます。
はぁーっとホッとしたように一息つく2人。
かっ…かなり出だしからエロい…。
一緒に歩くだけでいい匂いのするらしい新菜。
男子生徒が「すげぇかわいい」と通るだけで噂します。
なぜ文芸部?とみんな不思議に思う様で「掃きだめに鶴」と言われている逸材。
光に消え入りそうなほど、透明度半端ない新菜の魅力が存分に伝わるスタート。
ドキドキしちゃいました!
タイトルに「豚汁」の謎。
近頃の道端先生の作風は、文学とポルノを履き違えていると批評するのは曾根崎 り香。
年齢が成熟していくにつれ、若さと性を求める過程には興味が持てると感想を述べる新菜。
百々子が淹れたラズベリーの甘い香りのお茶を「甘美な汁」と例える本郷 ひと葉。
文芸部の部員数は5人。
「あのカラオケ、やってもバレないんだって~」
部室近くを通る男女生徒が卑猥な話題で、キャッキャ騒ぐ声が聞こえてきます。
性潔癖な曾根崎が「猿と豚の異種格闘技戦って趣ね。学校で破廉恥な!」と皮肉めいた言い方で揶揄。
すかさず本郷が「学校で“エロ文学”を音読するのも相当だ…」と的確なツッコミ。
芸術まで高められた文学表現としての性は別…と慌てて一線を引く曾根崎、彼女が文芸部の部長です。
彼女の毒づきは止まりません。
「あんな下品なメス豚の股からは、甘美な汁なんて一滴たりとも出てきやしないわね。」
だったらどんな汁が?と直球で聞いた新菜に、潔癖部長の答えは…?
「それはっ…あっ…。とっ…豚汁。」
鉄ヲタだけどモテちゃう幼馴染・典元 泉。
曾根崎の豚汁発言にはウケたものの、あんまり激しすぎる性描写は引いちゃう…と和紗。
「純文学はえっちぃシーン多いよね」
と百々子も同じ気持ちみたいで2人が共感しあいます。
和紗は百々子と駅のホームで電車待ち。
すると、階段のほうから幼馴染の典元泉が女子の取り巻き2人と一緒にやって来ます。
泉の手には「時刻表」が。そう、彼は鉄ヲタ(=鉄道オタク)です。
和紗を見つけた泉は、手を上げて挨拶しようとしますが、その瞬間に取り巻きがギッと和紗を睨み威嚇モードに。
恐怖の表情に変わる和紗、百々子の手を引き逃げ出します。
実は中学時代、和紗は「泉の幼馴染で仲良し」ってだけで陰口や悪口を言われた経験があるのでした。
彼女はそれを「暗黒の時代」と呼んで、またそうなることを何よりも恐れています。
幼馴染が下手にモテると大変…泉は昔はあんなんじゃなかったのですが…。
大きくかっこよくなった泉に戸惑う…和紗。
家がお隣同士の和紗と泉。
泉は小っちゃい頃は、身長も和紗よりちびっ子で、運動神経もよくなくて、のんびりしてて…泉の大事なところを和紗の頭に乗っけて「ちょんまげ~」って言って遊んでた時期もありましたw
泉はかわいい弟で和紗がお姉ちゃん、そんな間柄でした。
中学に入ると一変。
泉は背がぐんぐん伸びて運動もできるようになり…。
「地味子のクセに勘違いしてる、ムカつく、身の程を知れ」
と女子たちに攻撃されるようになっていきました。
和紗にとってはまさに「暗黒時代」でした。
「知ってる?悪口を言う子たちって本当の本当に“ぷぅ~くすくす”って言うんだよ…“ぷぅ~くすくす”って。」
中学の回想を見ているとかわいそう…でも、百々子に出逢えた。
彼女に慰めてもらい「ぷぅ~くすくす」を紹介しているときの和紗がカワイイ!
和紗がちょっと変わったメンバーばかりだけど文芸部が好きで、今が幸せだと話します。
百々子に「いつもありがとうね。もーちん。」と伝える和紗。百々子も感謝のお返し。
「友よ~!!」ふたり感極まってハグ。
この2人の空気感、好きです。
あとちょんまげのくだりも微笑ましくって好きです。
「セックスを知らないで文学は語れない。」小説家志望・本郷ひと葉
出版社に原稿を持ち込むほど、本気で小説を執筆している本郷ひと葉。
目下悩みはリアルな「セックス」を知らないこと。
彼女は「2ショットチャット・PiNky Love」という18歳未満禁止のアダルトサイトにて、「ひとと」というチャットネームで、「ミロ」という人物とやりとりを重ねています。
【ひとととミロのチャット】
ひとと>ミロさん、いますか?
ミロ>ひととちゃん、待ってたよ
ひとと>ねぇ、我慢できないんです
ミロ>今日はいつもより積極的だね
ひとと>うん。もう溢れちゃってるから早く私の豚汁を…(訂正する)甘美な汁を飲み干して
「恐るべし。曾根崎…」と呟きながら、彼女は卑猥な夜チャットを続けるのでした。
内容からして結構頻繁にやりとりをしている様子…。
危険な香りのするチャットですよね。
センセーショナルなひと言。死ぬまでにしたいことは「セックスです。」
昼休み部室集合した彼女たち。
「もえみちゃん」シリーズで有名な女子のカリスマ的作家・山王丸そるこの最新作が出るというニュースに湧きます。
今回はベタな題材だが求心度高めのモノ…死を間際にした主人公がバケットリストをつける…死ぬまえにしたいこと系。
曾根崎は熱狂的なそるこファンのようです。
「自分が死ぬまでに何ができるか、何が残せるか。」
最終的には概念的だけど「自分がなぜ生まれてきたかを知りたい」に繋がるとみんなで考察。
「セックス」
それまで沈黙していた新菜が発したひと言。
フリーズしたみんなの視線を集め、もう一度。
「セックスです。」
完全なる未知の領域、名作家がこぞって語る分野。
さわりも知らずに死んでしまうのはちょっとどうかと思う…と涼しい顔でそう言い放った新菜は本気でした。
発言に憤る曾根崎をよそに「私が求めているのは概念じゃなくて、出し入れの方です」と言い切り、もうすぐ死にそうな自分にとってタイムリーだったと話します。
「私…もうすぐ死にそうなので。」
「不治の病なの?」
そう聞いた和紗を宇宙レベルの話題で「お陀仏だ」と煙にまく新菜。
意味あり気ですよね、めちゃくちゃ気になります!
「汚らわしいのよ、性の獣がッ!」
セックスのような形骸的なものじゃない…文学とポルノは違う、エロスは概念!
曾根崎り香は、堅くそう思って生きてきました。
曾根崎のクラス3年D組の自習中。
巨乳でイケイケのクラスメイトが、周囲をはばからず赤裸々に卑猥なトークをしていました。
「汚らわしいのよ、性の獣がッ!交尾してくれる種馬探しに学校にきてるの?」
耐えきれずに曾根崎は思わず口に出して言ってしまったのです。
モテないブスのやっかみと処理されそうになったそのとき、背後から救世主?が現れます。
「そっか?曾根崎さんって、そんなブスか?割とかわいい気がするんだけど。」
背が高いし、すらっとしているモデル系だと、クラスのムードメーカー的役割を担う天城 駿が言い出します。
ゲテモノ食いとヤジられながらも、自分の意見を述べます。
曾根崎は「何よ、バカにして。」と天城のことをマイナスに考えます。
かっこよかったけどな~と思ってしまいました。
全部の言葉がセクシャルに聞こえる魔法にかかってしまった…
和紗にとって文芸部で読む本は…一気に大人の世界、一気に性の香り。
例えば「破瓜」という言葉。
あるいは処女喪失の文学的表現。
近頃の私は「性」に振り回されている気がする。
菅原新菜の「セックス」の一言が大きな波紋となっていきます。
みんな「エロ」に憑りつかれていき…特に和紗は重症気味。
- 豚汁っぽいけんちん汁にギョッとしたり…
- 叩きキュウリから「破瓜」を連想しちゃったり…
- 天然で子どもっぽい和紗のお母さんも、処女じゃないんだなって考えちゃったり…
- 「走れメロス」がエロく聞こえちゃったり…
- 看板で「パチンコ」や「あわび」に「あげまん」、「萬珍軒」の看板まで卑猥に見える…
和紗の気にし度が高くて、ずっとドギマギしている感じが堪らなく愛らしかったです。
まさか、あんな衝撃のラストが待っているなんて…。
現実の性は即物的で浅はか、本当に汚らわしい!
この曾根崎の言葉のように考えてしまわないといいのですが。
泉の自慰行為…衝撃の光景に出くわす和紗、大ショック!
泉の母は、長野の実家に帰省中で一週間不在。
和紗は母に頼まれて泉に夕食を届けに行きます。
玄関に出て「よう」と爽やかに笑う泉。
「あのさぁ、あんま人前で話しかけない方がいい?」
「分かんない。時と場所による。」
恥ずかしそうにそう答えるので精一杯の和紗。
別日、また母に頼まれ隣に夕食を届けに行った和紗。
典元家の玄関のドアには鍵がかかっておらず、二階の泉の部屋からはTHE BLUE HEARTS「TRAIN-TRAIN」が大音量で流れています。
泉はそこにいるなぁと思った和紗は、二階の泉の部屋へ。
半開きのドアを開けると…音楽とは別に聞こえてきた女性の喘ぎ声。
和紗は驚いて目を見開きます。
泉の机上にはノーパソ、画面に映っていたのはAV。
それだけじゃなくって、下半身を露わに、まさしく行為中だった泉の姿が…。
そろーりとおもむろにパンツを履きながら「よう」といつも通りに挨拶する彼。
「内緒にしてくれないかな?」
と彼は気まずそう…「ギャー!」と悲鳴を上げて飛び出す和紗はパニック状態。
何かを振り払うように夜の街を激走。
無理だよぉ~大きくてあんなの入らないよぉ…とポロポロ涙を流す和紗が、とても印象的でした。
『荒ぶる季節の乙女どもよ。』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
✿名シーン投票企画✿#荒乙 第1話の視聴者が選ぶ名シーンが決定しました!
今回選ばれたのは、
・混乱したまま街中を疾走する和紗
・文学作品を音読する新菜このシーンを壁紙にして、MBS番組ページで期間限定配信!https://t.co/O2HlslWH7y
今晩もリアルタイムに見て、投票をお願いします! pic.twitter.com/Sh6azLrOzk— 荒ぶる季節の乙女どもよ。【公式】TVアニメ放送中! (@araotoproject) 2019年7月12日
みんなちょっとは興味のある世界。
みるみるうちにハマっちゃうストーリー、脚本の言葉回しや演出の秀逸さに舌を巻くアニメ。
推しキャラを選ぶのも迷うクオリティで、キャラ設定の濃さが最高でした。
どうなちゃうの?と、先がどんどん気になります。
- 高校で魅惑の「エロ文学」朗読がエロすぎ。堅物女子・曾根崎部長の「豚汁」発言。
- セックスに興味津々&死んでしまう発言の菅原新菜、卑猥チャットに没頭する本郷ひと葉。
- 典元泉の自慰行為現場を目撃しちゃた和紗はパニック!
絶妙なタッチで描く爽やかなエロが面白い、絡む恋心も見逃せないですよね。
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▼次回第2話も続けて読む▼