週刊大洋 元副編集長・沢原(珠城りょう)は、内部情報を流失した罪で裁判にかけられ、懲役1年の有罪判決が出ました。
明墨正樹(長谷川博己)は、無罪を主張する沢原のために、控訴審の弁護を引き受け‥。
沢原が無実である新証拠を、探し始める明墨たち。
実は、明墨が沢原の弁護を引き受けたのは、他にも理由があったのです。
第6話で、志水裕策(緒形直人)の裁判に関わっていた人物が明らかになります!
目次
ドラマ『アンチヒーロー』前回第5話のあらすじと振り返り
明墨正樹(長谷川博己)は、嘘で繋がっている3人(刑事部長・倉田功(藤木直人)、弁護士・宇野(和田聰宏)、3件目の被害者・仙道(早見あかり))の関係性を崩す事で、警察の闇を暴こうとしていました。
宇野と仙道は、明墨たちに揺さぶりを掛けられて、明墨側に寝返り‥。
倉田は明墨の罠にはまり、虚偽の訴えで来栖(渡邊圭祐)を逮捕したことがバレてしまいました。
その後、倉田は、虚偽告訴ほう助および国家公務員法違反の容疑で逮捕されます。
【ネタバレあり】ドラマ『アンチヒーロー』第6話あらすじと感想
控訴審の弁護を引き受ける明墨正樹(長谷川博己)
週刊大洋 元副編集長・沢原(珠城りょう)は、内部情報を流失した罪で裁判にかけられ、懲役1年の有罪判決が出ました。
しかし、沢原はその判決に納得がいかず‥。
「私があなたを無罪にして差し上げます」
明墨正樹(長谷川博己)はそう言って、無実を主張する沢原のために、控訴審の弁護を引き受ける事にしました。
一方、赤峰柊斗(北村匠海)は、明墨と緋山啓太(岩田剛典)の会話から、緋山が12年前の糸井一家殺人事件の関係者ではないかと考えます。
紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は、父・倉田功(藤木直人)を弁護しようとしますが、倉田はそれを断り‥。
そんな紫ノ宮に伊達原泰輔(野村萬斎)は、「弁護は冷静な他者に任せた方がよい」と言いました。
ミルトモ 編集部
控訴審の準備をする明墨正樹(長谷川博己)たち
沢原が逮捕されたのは、情報流出経路で沢原のID(沢原は身分証を無くした主張)が使われ、情報流出先・スターリスト社から沢原の口座にお金が振り込まれたからです。
さらにUSBと封筒(スターリスト社は、情報が入ったUSBを郵送で受け取る)には、沢原の指紋が付いていて‥。
沢原は、女性登用の流れで立場が逆転した元上司・上田(河内大和)が、自分を嵌めたのではないかと考えます。
明墨は、週刊大洋で取材を受けた後、上田の鞄にGPSを仕掛けました。
赤峰と紫ノ宮は、週刊大洋の社員や警備員から情報を集め(沢原が法務副大臣・加崎(相島一之)の暴露記事を書いていたのが判明)‥。
その後、赤峰は松永理人(細田善彦)に会いに行き、「もう一度、僕と一緒に戦って下さい」と頼みました。
ミルトモ 編集部
明墨正樹(長谷川博己)の目的
控訴審で明墨たちは、第一審で判明していなかった証拠を提示しました。
しかし、検察側の証人・上田の証言で、証拠の一部が違法に入手したものだと分かります。
瀬古判事は「証拠として採用するわけにはいかない」と言い、明墨たちの新証拠は全て不採用になりました。
それでも、明墨は余裕の顔をしていて‥。
実は、明墨の目的は、瀬古の闇をあぶり出す事でした。
最高裁判事の座を狙っている瀬古は、そのポストを確実なものにするため、政界の大物たちと繋がろうとしていました(最高裁判事の人事は内閣が任命)。
瀬古は、富田議員と繋がって松永を有罪にし、今回の事件では法務副大臣・加崎と繋がり‥。
12年前の糸井一家殺人事件で、志水に死刑を言い渡したのは瀬古だったのです。
糸井一家殺人事件の指揮を執っていた伊達原は、その後、異例のスピードで出世しました。
一方、紫ノ宮は、紗耶(17歳)が志水の娘ではないかと考えます。
ミルトモ 編集部
ドラマ『アンチヒーロー』第6話まとめ
明墨は、無実を主張する沢原のために、控訴審の弁護を引き受ける事にしました。
沢原が有罪になったのは、見つかった証拠が全て、沢原が犯人である事を示していたからです。
しかし明墨は、それに疑問を感じ、沢原が無実である証拠を集め始めます。
明墨は上田の鞄にGPSを仕掛け、上田と加崎が繋がっている証拠を見つけますが‥。
瀬古に情報を流してGPSを見つけさせたのは、明墨の作戦だと分かりました。
瀬古は、自分が明墨のターゲットになっている事に、気づいているのでしょうか?
瀬古と伊達原が、善良な市民を犠牲にして今の地位を築いたのなら、瀬古たちの不正を暴いて欲しいですね。
第7話では、12年前の糸井一家殺人事件の真相に注目したいです!