証拠隠滅罪の容疑で逮捕された明墨正樹(長谷川博己)の裁判が始まりました。
伊達原泰輔(野村萬斎)たちは、起訴状に書かれた明墨の罪状を確認します。
証言台に立った白木凛(大島優子)と緋山啓太(岩田剛典)は、明墨の罪状を認める証言をして‥。
その後、明墨のある発言が、裁判の流れを大きく変えるのでした。
最終話は、明墨がどんな方法で伊達原を追い詰めるのかに注目です!
目次
ドラマ『アンチヒーロー』前回第9話のあらすじと振り返り
明墨正樹(長谷川博己)たちは、志水裕策(緒形直人)の無実を証明する新たな証拠を探し始めます。
しかし、紫ノ宮飛鳥(堀田真由)は父・倉田功(藤木直人)から面会を拒否され、赤峰柊斗(北村匠海)も新たな情報を掴むことは出来ませんでした。
明墨は、瀬古成美(神野三鈴)と倉田に会いに行き、証言して欲しいと頼みますが‥。
そんな中、紫ノ宮は、糸井一家の死因となる毒物の鑑定結果に不可解な点を見つけました。
一方、白木凛(大島優子)は、事務所に保管されていた緋山啓太(岩田剛典)の作業着を伊達原泰輔(野村萬斎)に渡し‥。
【ネタバレあり】ドラマ『アンチヒーロー』第10話(最終話)あらすじと感想
法廷に立つ明墨(長谷川博己)と伊達原(野村萬斎)
証拠隠滅罪の容疑で逮捕された明墨正樹(長谷川博己)の裁判が始まりました。
伊達原泰輔(野村萬斎)たちは、起訴状に書かれた明墨の罪状を確認します。
証言台に立った白木凛(大島優子)と緋山啓太(岩田剛典)は、明墨の罪状を認める証言をして‥。
-第一回公判-
・白木の証言:緋山は殺人犯。証拠となる緋山の作業着が明墨法律事務所内で見つかった
・緋山の証言:社長・羽木を殺害し、明墨の指示で証拠を隠したことを認める
明墨は、起訴状の事実を認めた後、志水裕策(緒形直人)の冤罪を晴らす証拠をもみ消したのは伊達原だと言います。
そして、志水の再審請求をするのに十分な新証拠があると言い‥。
一方、伊達原は、不確かな情報でマスコミを騒がした明墨を非難し、桃瀬礼子(吹石一恵)が残した資料は憶測や噂で作られたものだと言いました。
その後、青山憲治(林泰文)は、ある秘密を赤峰柊斗(北村匠海)と紫ノ宮飛鳥(堀田真由)に伝え‥。
ミルトモ 編集部
明墨(長谷川博己)たちに騙される伊達原(野村萬斎)
第二回公判で弁護側は、ボツリヌストキシンの記載がある鑑定書(科捜研の資料室で発見された書類)を提出しました。
一方、検察側が提出した鑑定書(科捜研から正式に取得した書類)には、ボツリヌストキシンとタリウムの両方が記載されています。
伊達原は、弁護側の書類を偽造だと主張し‥。
その後、明墨たちはある映像を提出し、伊達原が改ざんの証拠を持ち出して隠滅したことを証明しました。
実は、白木と緑川歩佳(木村佳乃)(緑川、桃瀬、明墨の3人は司法修習の同期)は、志水の冤罪を晴らすために伊達原に近づいたのです。
白木は明墨の指示で、緋山の作業着を伊達原に渡し、伊達原を信用させます。
緑川は検察の中から、明墨は検察の外から志水の冤罪を晴らす証拠を探っていました。
明墨は、伊達原を法廷におびき出すため、自らを逮捕させ‥。
ミルトモ 編集部
真実と向き合う者、目を逸らす者
瀬古成美(神野三鈴)の告発と緑川の尽力で、伊達原の起訴が決まりました。
倉田功(藤木直人)も、伊達原の裁判で証言することになり‥。
緋山は羽木の家族に手紙を書き、倉田は弁護人を降りて欲しいと紫ノ宮に頼みます。
再審が決まった志水は釈放され、赤峰は「あなたを無罪にして差し上げます」と明墨に言いました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『アンチヒーロー』第10話(最終話)まとめ
明墨の逮捕は、明墨が計画したことだと分かりました。
6年前、桃瀬から糸井一家殺人事件の資料を渡された明墨と緑川は、志水の冤罪を晴らす証拠を探し始めます。
明墨は検事を辞めて弁護士になり、緑川は不正の疑惑がある伊達原に近づき‥。
伊達原は、明墨たちに探られていたことに気づいていたでしょうか?
目的のために伊達原を騙し続けた緑川は、凄い人だと思いました。
赤峰は、松永理人(細田善彦)の裁判で明墨の目に留まり、明墨法律事務所に入ります。
紫ノ宮は倉田の娘で、青山は桃瀬の先輩ですが、白木が事務所に入った理由は何でしょう。
糸井一家殺人事件の真犯人(死亡した前日に糸井家に招かれた人物)を見つければ、物証がない中で逮捕された志水の冤罪を晴らすのは、そう難しくはないと思いました。
アンチヒーローは、殺人犯を無罪にした明墨の方だったのか、行き過ぎた正義感が暴走した伊達原の方だったのか‥。
「罪を償ったからといって、許してくれるほど世の中甘くない」
そう言って明墨を無罪にしようとする赤峰は、どんな弁護士を目指しているのでしょう。
赤峰には、正義のヒーローのままでいて欲しいです!