手塚菜奈（原田知世）がゲームで引いた『こうのたかふみ』さんが殺されました。
菜奈が駆け付けた時には、すでに殺された後でした。
犯人はいったい誰なのでしょうか？
事件の捜査は一向に進まず、翔太（田中圭）はひとりで犯人を捜し始めます。
そして、402号室の秘密を探り始めます。
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目次
『あなたの番です』第9話あらすじ
田宮（生瀬勝久）が“交換殺人ゲーム”で名前を書いた甲野（鈴木勝大）が殺された。
田宮の書いた紙を引いたのは、菜奈（原田知世）。
菜奈の代わりに誰かが甲野を殺したのか、そもそも交換殺人ではないのではーー？
菜奈は翔太（田中圭）に、引っ越ししようと提案。
ゲームを止めようとしたが、朝男（野間口徹）や浮田（田中要次）のことも助けられなかったからだ。
しかも、木下（山田真歩）に見せられた『302号室の人』と書かれた紙で、菜奈と翔太、どちらかがターゲットになる可能性もゼロではない。
そんな中、刑事の神谷（浅香航大）と話すうち、2人は早苗（木村多江）が誰かを殺しているのかもしれないと考えざるを得なくなる。
信頼していた人まで疑わなくてはならず、気持ちが沈む2人。
翔太は、犯人捜ししていることをアピールすれば次の殺人の抑止力になると言い出し、菜奈が心配して止めるのも聞かず、マンションの住民を訪ねて話を聞いていく。
開かれた住民会では、交換殺人ゲームをなかったことにする空気が流れ、戸惑う菜奈たち。
住民会終了後、菜奈は木下から、情報交換しようと持ち掛けられる。
木下は早苗に関する重要な情報を持っていると言い…。
一方、推理モードの翔太が、犯人の行動を分析していると、思わぬ手がかりをつかんでしまう。
そのことで、驚くべき秘密が明らかになり――！？
出典:『あなたの番です』公式ページ
【ネタバレ】『あなたの番です』第9話の感想
事件の捜査
甲野貴文さん（鈴木勝大）が目の前で亡くなり、翔太（田中圭）は警察で事情聴取を受けています。
事情聴取を終えた翔太は、菜奈（原田知世）に「これもう交換殺人じゃないよね」と言います。
今回の事件は偶然なのか？
ゲームのことを知っていた誰かが殺人を実行したのか？
翔太は、「田宮さん本人から何か言われまで、何も知らないふりしていた方がいいと思う」と言いました。
甲野さんがゲームで書かれていたことを知っているのは翔太と菜奈、そして田宮淳一郎（生瀬勝久）、榎本早苗（木村多江）、黒島沙和（西野七瀬）の5人です。
翔太と菜奈は、神谷刑事（浅香航大）に事件のことを相談します。
他の刑事さんにも相談してほしいと頼みますが、興味本位で首を突っ込まないよう釘を刺されてしまいました。
なぜ一人で捜査を続けるのか？
身内の不祥事を隠ぺいするためか、組織ぐるみで隠ぺいされないようにするためか？
翔太と菜奈は、早苗さんが誰かを殺してしまっているのではないかと疑い始めました。
一方、赤池夫妻の事件の容疑者として疑われていた201号室の3人は、その当日アリバイがあったことが分かりました。
柿沼遼（中尾暢樹）は、「人は殺していない」と証言しています。
「翔太くんだけは守りたいの」
菜奈は「やっぱり引っ越したほうがいいよね」と翔太に言います。
殺人の連鎖を止めようとしましたが、結局他の人を守れませんでした。
菜奈は「私、翔太くんだけは守りたいの」と言います。
そして、少し前に木下あかね（山田真歩）から見せられた『302号室の人』と書かれた紙のことを話しました。
田宮さんは、部下だった甲野さんが亡くなったことを知りました。
甲野さんの名前を翔太に話したことを思い出し、302号室を訪ねます。
ですが、302号室のインターホンを押そうとしますが、思いとどまりました。
田宮さんが自分の部屋に戻る途中、303号室から出てくる尾野幹葉（奈緒）に会います。
でも、303号室は空室のはずなのです。
犯人探しをする翔太（田中圭）
翔太は、犯人探しをすることにしました。
犯人探しをしていると分かれば、殺人を実行するのを抑えられると翔太は考えたのです。
他の部屋を訪ねて、変わったことはないかと聞いて回りました。
104号室の石崎洋子（三倉佳奈）は「今のところ無事です」と言い、護身術の特訓の成果を翔太で試してみました。
403号室の藤井淳史（片桐仁）は、「心配してくれなくていい」と言います。
翔太は、他の人を脅迫している様子の藤井に「脅迫している最中ならもうやめましょう」と言いました。
203号室のシンイー（金澤美穂）には、「引いた紙が分からない。順番でいうと赤池さんの奥さんの気がするんだけど」と言って尋ねましたが、クオン（井阪郁巳）とイクバル（バルビー）に邪魔をされて、聞き出すことはできませんでした。
301号室の尾野にも話を聞きたかったのですが、「言えない」と言って部屋のドアを閉めてしまいました。
ドアのチェーンをかける音も聞こえます。
尾野さんは、人が来た時もチェーンをかけたままです。
402号室の早苗も同じで、ドアのチェーンをかけたままです。
「何か見られたくないものでもあるのかな」と菜奈は言いました。
定例の住民会
住民会に参加したのは、ゲームに参加した7人と、204号室の西村淳（和田聰宏）、401号室の木下あかね、404号室の江藤祐樹（小池亮介）を加えた10人です。
亡くなった管理人さんと浮田さんと赤池美里さん、病院にいる久住さん、引っ越してしまった北川さん、そして田宮さんは出席していません。
新たに加わった3人も、住民会で交換殺人ゲームが行われたことを知っています。
藤井は、今までの事件は偶然で、ゲームには関係ないと言います。
ゲームで書かれた名前、引いた名前のことを詳しく知らない人たちにとって、最後の事件は浮田さんの事件で止まっていました。
しかし木下は、「困った偶然ですよね」と言って、まだ秘密があるのではないかと疑っています。
藤井がゲームの終息宣言をした時、新しい管理人さん（前原滉）が入って来ました。
前任の管理人さんがお詫びと書いた荷物が見つかり、その荷物は204号室の西村さん宛てとのことでした。
住民会が終わった後、木下が『302号室の人』と書かれた紙を見せて、「終息宣言をして大丈夫ですか？」と菜奈に言いました。
さらにゲームに関して重要な情報を持っていると言い、情報交換をしようと言ってきました。
先に情報を話すよう言われた木下は、『会長さん 振り込まれていないよ どうした？ あの写真をバラまくぞ？』と書かれた紙を見せました。
ゴミの分別をしていた時に、管理人さんのごみ袋から見つけたようです。
菜奈は『302号室の人』と書かれた紙は清掃係を決めた時の投票用紙だと言い、さらにいつゴミ袋を開けたのか問い詰め、木下さんに自分の情報を話しませんでした。
402号室の秘密
翔太は、赤池夫妻の事件を自分でシミュレーションしてみることにしました。
エレベーターで5階に行き、階段を使ってマンションの外を出て、逃げ道を探っていきます。
逃げる途中で不安になり、立ち止まって振り返り、一服する。
そして服を着替えるためトイレへ…。
トイレに目を向けると、榎本正志（阪田マサノブ）と神谷刑事が喧嘩をしているようでした。
翔太が2人に近づくと、正志は「酔っぱらってしまった」と言い、翔太がマンションまで送っていくことになりました。
エレベーターで4階まで行くと「ここまでで十分だよ」と言って、一人で部屋に向かいます。
その時、「何か見られたくないものでもあるのかな」という菜奈の言葉を思い出しました。
翔太は、正志が閉めようとしたドアを無理やり開けて、部屋の中に入り込みました。
部屋の中を見ると、早苗が壁の前の戸棚を移動しているところでした。
自分の部屋に帰った翔太は、なんで402号室をのぞいたか菜奈に問い詰められました。
翔太は「何か隠してるかなと思って」と答えます。
無謀なことをする翔太を菜奈は心配します。
翔太は、「大好きな人を残して死ぬわけはない」と言って菜奈を安心させます。
甘える翔太から逃げて、菜奈は寝室に入ってしまいます。
402号室で見た部屋は、その扉の前に戸棚が置いてありました。
翔太は次の日、再び402号室を訪れました。
正志が部屋から出るのを確認し、さらに隠れて待っていると、早苗が部屋から出てきました。
翔太は急いで駆け寄り、開いたドアから402号室に入り込み、ドアを閉めてチェーンをかけます。
外に締め出された早苗は慌てます。
ペンチを取り出し、ドアのチェーンを切ろうとします。
翔太は部屋の中に入り、戸棚をどかし、壁につけられたカギを開けて中を覗きました。
そこにはなんと…両腕を拘束され口を塞がれた黒島（西野七瀬）がいたのです。
黒島が繋がれたロープをほどいていると、早苗がすごい形相でやって来ました。
部屋に閉じ込め、鍵をかけようとした早苗に抵抗した翔太は、錐で刺され倒れてしまいます。
翔太たちが閉じ込められた部屋には、もう一人少年（荒木飛羽）がいました。
『あなたの番です』第9話まとめ
「あなたの番です」第9話今夜❗️
本日3本目のカウントダウンはこちら✨✨#久々の住民会#新たな参加者も！#今夜はこの場所でどんな会話劇があるのか#コメントがシンプル過ぎて#片桐さんが心配した件w#あなたの番です#あな番#第9話は今夜10時半#是非リアタイで #ザワつく日曜日 pic.twitter.com/7SX6BNiQ89— 【公式】あなたの番です (@anaban_ntv) 2019年6月9日
今回、亡くなった人はいませんが、翔太がピンチに見舞われます。
普段は穏やかな早苗が急変し、翔太を襲いました。
早苗は、あの部屋で何をしていたのでしょうか？
囚われていた黒島と少年には、特に目立った外傷は無いように見えます。
早苗がほかの殺人事件に関わっているとは思えないのですが…。
それにしても、あの部屋の中にいた少年は誰なのでしょうか？
榎本夫妻の息子とは考えにくいと思います。
息子であれば、キウンクエ蔵前に引っ越してきた時に分かるはずではないでしょうか。
さらに謎が深まりました…。
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