『ゲティ家の身代金』あらすじ・感想!1973年に起きた「ゲティ3世誘拐事件」衝撃の実話【ネタバレなし】

映画『ゲティ家の身代金』あらすじ・感想!

出典:映画.com

映画『ゲティ家の身代金』は、ジョン・ピアースンが1995年に発表したノンフィクション小説を原作となっています。

舞台は1973年、イタリアのローマで実際に起きた「ゲティ3世誘拐事件」を描く実話に基づいた作品です。

ポイント
  • 石油で財を成したジャン・ポール・ゲティの物語
  • クリストファー・プラマー、ミシェル・ウィリアムズなどをはじめとしたキャストの演技がすごい
  • お金の問題と家族間の問題が続出し、見ていてヒヤヒヤします。

それではさっそく『ゲティ家の身代金』をネタバレは伏せてレビューしたいと思います。

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『ゲティ家の身代金』作品情報

『ゲティ家の身代金』

(C)2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

作品名 ゲティ家の身代金
公開日 2018年5月25日
上映時間 133分
監督 リドリー・スコット
脚本 デヴィッド・スカルパ
原作 ジョン・ピアースン「ゲティ家の身代金」
出演者 ミシェル・ウィリアムズ
クリストファー・プラマー
マーク・ウォールバーグ
チャーリー・プラマー
ティモシー・ハットン
ロマン・デュリス
音楽 ダニエル・ペンバートン

1973年、実際にローマで起きた”ゲティ3世誘拐事件”を描いたノンフィクション作品。

第75回ゴールデングローブ賞では、監督賞(リドリー・スコット)、主演女優賞(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優賞(クリストファー・プラマー)にノミネートされています。

『ゲティ家の身代金』あらすじ・感想【ネタバレなし】


大富豪ジャン・ポール・ゲティの実話に引き込まれる

1973年に起きたジャン・ポール・ゲティの孫ポールが誘拐されるところから始まります。

ちなみに、ポールですが女子か男子か分からないほどの美少年です。

サモハンキンパー

まるで彫刻のような美しさです。
『ゲティ家の身代金』

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この美少年がではヤバいことになってしまいます。

「早く逃げて!」という感じになります。

そして、普通の感情を持った人なら自分の身内が誘拐されたら気が気ではないですよね?

ですが、大富豪ゲティは「自分の孫が誘拐されたこと」を秘書から聞いてもまったく焦らず「ところで株式会議が始まるんじゃないのか?」と株式のことを真っ先に考えるような、お金クレイジー野郎なのです。

ゲティという人物は、「お金のことしか頭にないんだな」と最初のシーンでわかります。

サモハンキンパー

かなりの人でなしなのです。

誘拐犯から身代金1,700万ドルを要求されるのですが、ポールの他に14人の孫がいるゲティは「ひとりに払ってしまえば全員に払わなければいけない」との理由で身代金を支払うことを拒否するのです。

『ゲティ家の身代金』

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サモハンキンパー

このドケチじいさんには何回もイライラされっぱなしです。実話というのだからヤバさ倍増。

自分の家に電話を置かずに公衆電話を置いているのですが、これは客が来たときに電話代がもったいないという理由で置いているそうです。

そのくせ一方では、骨とう品や美術品を収集しており「人は裏切るが古い骨とう品や美術品は裏切らない」「どんなものにも値がある。値段を見極めるために人は苦労するんだ。」というセリフがストーリー上で生きてきます。

息子を助けるために奮闘するポールの母親、アビゲイルを応援せずにいられない

『ゲティ家の身代金』は、大富豪ゲティと孫のポールと彼の母親のアビゲイル、3人それぞれの視点から描かれています。

身代金を渋る義理の父ゲティに、ポールの母アビゲイルは気が気じゃなくなり「払ってくれ」と要求するのですが、この時すでに夫のオズワルドと別れていたため「血縁関係ではない」という理由で、ゲティは金を渋り続けます。

『ゲティ家の身代金』

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アビゲイルは「このままでは息子が殺されてしまう」と思い、ポールを助けるため何度も交渉して奮闘する姿に熱くなります。

誘拐犯、大富豪ゲティ、母アビゲイルの三つ巴の闘いが繰り広げられるのです。

そんなアビゲイルを演じるのは『グレイテスト・ショーマン』でも話題になったミシェル・ウィリアムズが好演。

苦悩が伝わってきて本当にすばらしい演技です。

『ゲティ家の身代金』

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ちなみに、誘拐犯、大富豪ゲティ、母アビゲイルの三つ巴の闘いの結末はどうなるのか気になりますよね?

サモハンキンパー

ゲティは身代金の要求に応えるのでしょうか?

この結末は、ぜひ『ゲティ家の身代金』の本編で答え合わせしていただきたいと思います!

ジャン・ポール・ゲティを演じたクリストファー・プラマーの演技

大富豪ゲティ役は、当初ケビン・スペイシーが老けメイクで演じ、すべて撮り終えていました。

しかし、ケビン・スペイシーのスキャンダルにより降板を余儀なくされ、ゲティ役のシーンをすべて撮り直さなければならないことに。

そこで急遽、名優クリストファー・プラマーに白羽の矢が立ったのです。

『ゲティ家の身代金』

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サモハンキンパー

クリストファー・プラマーは大富豪ゲティ役をわずか数日間で撮り直しました。

そして、プラマーはアカデミー助演男優賞にノミネートされることになるのです。

それも納得で、劇中では孫のことを思っているようで何を考えているのわからない、そして金に執着してしまい悲哀に満ちたマネーモンスターになってしまった役柄をリアリティー抜群に演じておられます。

133分の映画ですが、その長さを感じさせないのはリドリー・スコット監督の映像美や編集の上手さでしょうね。

『ゲティ家の身代金』まとめ

以上、『ゲティ家の身代金』をあえてネタバレは伏せて紹介させていただきました。

やっぱりノンフィクション映画は感情移入しやすくて良いですね!

要点まとめ
  • リドリー・スコット監督の映像美が圧巻
  • 大富豪ゲティの哲学から、お金について考えさせられる
  • 誘拐の結末に最後までハラハラさせられる展開は見応え十分

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