『アリータ:バトル・エンジェル』あらすじ・感想!圧倒的迫力の映像技術が半端ない大ヒット作【ネタバレなし】

アリータ:バトル・エンジェル

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

ジェームズ・キャメロン×ロバート・ロドリゲスのタッグによる『アリータ:バトルエンジェル』について簡単解説!

日本のコミック「銃夢ガンム」が原作。

ジェームズ・キャメロンが構想に15年の月日をかけた超大作を見逃すな!

ポイント
  • ジェームズ・キャメロンが構想に15年を費やした待望の作品。
  • 「銃夢」の原作者、木城ゆきと氏も絶賛の再現度&迫力のアクションシーン!
  • サイボーグだけど乙女の表情のアリータに、思わず「ほれてまうやろー!」

それではさっそく『アリータ:バトルエンジェル』をレビューしていきます。

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『アリータ:バトルエンジェル』作品情報

『アリータ:バトルエンジェル』

出典:映画.com

作品名 アリータ:バトルエンジェル
公開日 2019年2月22日
上映時間 122分
監督 ロバート・ロドリゲス
脚本 ジェームズ・キャメロン
レータ・カログリディス
原作 木城ゆきと「銃夢」
出演者 ローサ・サラザール
クリストフ・ヴァルツ
ジェニファー・コネリー
マハーシャラ・アリ
エド・スクライン
ジャッキー・アール・ヘイリー
キーアン・ジョンソン
音楽 トム・ホルケンボルフ
主題歌 デュア・リパ「Swan Song」

『アリータ:バトルエンジェル』主要キャスト

アリータ(ローサ・サラザール)

アリータ(ローサ・サラザール)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • スクラップの山から発見されたサイボーグの少女。
  • 300年前に起こった没落戦争で投入された「バーサーカー」と呼ばれる戦士だった。

イド(クリストフ・ヴァルツ)

イド(クリストフ・ヴァルツ)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • アリータを鉄くずの中から見つけたサイバー医師。
  • アイアンタウンに暮らしている。

チレン(ジェニファー・コネリー)

チレン(ジェニファー・コネリー)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • イドの元妻
  • 空中都市ザレムの元住人で、ザレムに戻りたがっている。

ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)

ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • アイアンタウンに暮らす青年で部品のバイヤー

ベクター(マハーシャラ・アリ)

ベクター(マハーシャラ・アリ)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • アイアンタウンの実力者でチレンの背後で暗躍している。
  • 危険な遊戯である「モーターボール」を支配している。

グリシュカ(ジャッキ・アール・ヘイリー)

グリシュカ(ジャッキ・アール・ヘイリー)

出典:『アリータ:バトル・エンジェル』公式ページ

  • ベクターの手下の巨体サイボーグ戦士

『アリータ:バトルエンジェル』あらすじ・感想【ネタバレなし】


2つに分かれた世界

『アリータ:バトルエンジェル』の舞台は遠い26世紀の未来の地球です。

世界は空中都市と火星連合との没落戦争(ザ・フォール)後、地球の人々は戦争から唯一残った空中都市「ザレム」と、そこからゴミが廃棄される場所「アイアンタウン」に分かれて暮らしていました。

空中都市ザレムからアイアンタウンに追放された人間は、二度とザレムへ戻ることはできません。

「アイアンタウン」には、ザレムから廃棄された鉄くずを集めて暮らす人々が住む「鉄クズ町」がありました。

クズ鉄町に住む元ザレム人のイドは、ある日クズ鉄の中から壊れたサイボーグの少女を発見し助け出します。

頭部だけが残っていたサイボーグの少女は、300年前のサイボーグで記憶障害があるものの奇跡的に脳は生きていました。

サイバー医師のイドは彼女を修理し、体を与え「アリータ」という名前をつけました。

アリータはイドと暮らし始めます。

私は原作の「銃夢」は未読なのですが、アイアンタウンとザレムの情景の素晴らしさと迫力にはとても驚きました…!

まだ見ぬ未来の世の中がCGで見事に作り上げられていると思いました。

アイアンタウンの荒廃した様子は原作の読者にも好評のようです。

日本の漫画ですがハリウッド制作になることによって、こんなに迫力が増すなんて…。

やはりハリウッドには勝てないところが色々とありますなぁ~とも同時に感じました。

アリータ目覚める

目覚めたアリータがキュートすぎるんです!

なにやら「アリータの目が大きすぎる」ということが公開前に話題に上がったようですが、そんなことよりもCGの凄さよ…。

眉間のシワからまるで人間と言いたいところですけど、目が大きいところは人間と区別をつけるためだったのかな?と個人的には思います。

ですので目が大きい問題についてはあまり気になりませんでした。

むしろ、アリータが友達に似ているのですごく親近感が湧いてしまいましたから…(笑)

アリータの目を大きくすることについては、ジェームズ・キャメロンが原作「銃夢」の映画化権利を獲得した際にすでに決めていたそうです。

原作の漫画のように、目に印象づけるキャラクターデザインを取り入れたかったようです。

大きな目によって感情が目に映し出されることで、観客も感情移入しやすいと考えたらしいですよ。

今作の監督を務めたロバート・ロドリゲスも、日本の漫画を尊重して意図的に目を大きくしたと語っています。

二人の見解から、アリータの大きな目は「感情を映す窓」として捉えられているようです。

そんなアリータは、アイアンタウンに住む人間の男子で、部品のバイヤーの「ヒューゴ」と恋に落ちます。

サイボーグと人間の恋という不思議な関係も描かれますが、もうアリータが乙女すぎてオールオッケー!無問題でした。

どうなるアリータ!迫力のバトルシーンに注目!

ベクターを演じるマハーシャラ・アリは最近出演作が続いています。

アカデミー賞作品賞を受賞した『グリーンブック』、同じく長編アニメーション賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』などにも出演しており、今が旬な俳優です!

今作でもベクターの演じ分けがとてもうまかったです…!

うまかったです…という私の表現力のなさが露呈されるくらい「うまかったです」。

アリータの存在を知ったアイアンタウンの支配者ベクターは、手下のサイボーグ戦士グリシュカにアリータを確保するように命令します。

また、ベクターのそばにはイドの元妻で天才科学者のチレンの存在がありました。

チレンは追放された空中都市ザレムに戻るために、ベクターと手を組んでいたのでした…。

そしてベクターの背後にも、空中都市ザレムの支配者であるノヴァの姿が見え隠れしていたのです。

アリータはベクターが主催する危険なモーターボールに参戦することで、徐々に自分が戦っていたことを思い出してきたのです。

アリータの過去の記憶が少しずつ蘇ってきました。

今作の中でモーターボールは盛り上がるポイントです!

ベクターが用意した参戦者たちはどれもならず者ばかりでアリータは苦戦します。

モーターボールのスピード感と迫力!次々と敵を打ち返すアリータは爽快でした!

ついにアリータは黒幕ベクターの元へたどり着きます。

しかし、強化された身体のグリシュカを倒したアリータの前に、ベクターを遠隔操作したザレムの支配者ノヴァが現れたのです!

ノヴァと対峙したアリータは、ザレムへの対決姿勢を露わにしました。

人間の優しさに触れたアリータは、大切な人を守るため、バラバラになった2つの世界の世界の秩序に立ち向かいます!

気になる結末はまだ間に合います!劇場(本編)でお確かめください…★

『アリータ:バトルエンジェル』に続編はある?

今作は原作漫画だと4巻までの内容になるようで、漫画だとまだ続きがあります。

そして、ラストまで観た人なら分かりますが「あの大物俳優」が登場しているので、どうやら続編を作る予定はあるようです…。

しかしそこは興行収入次第ということでしょうか?

とにかく美しいCGと迫力の映像はぜひ劇場で楽しんでいただきたいですね。

公開されているうちに、ぜひ劇場へ足を運んでくださいね!

また、日本の漫画はこれからもハリウッドで制作されるものがいくつか決定しているようです!

近いものですと『名探偵ピカチュウ』の公開が決定しています。

人気作品のハリウッド制作版も楽しみですが、ぜひとも日本のファンをアッと言わせてほしいですね!

『アリータ:バトルエンジェル』まとめ

以上、『アリータ:バトルエンジェル』について感想を述べました。

本当にアリータが乙女すぎてかわいいので、ぜひその目で確認してください!

要点まとめ
  • ジェームズ・キャメロンの執念深さが実を結んだ結果、大ヒット作となった。
  • アリータの大きな目は「感情を映す窓」そんなに気にならないし、むしろかわいい!
  • ファンも唸る原作の再現度。映像技術が半端ない!その目で刮目すべし!

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