自閉症スペクトラム症の料理人・ありす(門脇麦)とバイトの倖生(永瀬廉)の共同生活がスタートしました。
ありすの父・心護(大森南朋)は、2人の距離感が心配で右往左往。
こだわりの強いありすとの生活は、物の色や順番までルールだらけ。それを必死に覚えようとする倖生でしたが、なかなか覚えることができません。
ありすと倖生はそれぞれ「誰かと一緒に暮らすこと」への難しさを痛感します。
その中で見つけたありすの答えとは・・・?
目次
ドラマ『厨房のありす』 前回振り返り
「料理は科学です」―街の小さなごはん屋さん『ありすのお勝手』の店主・八重森ありす(門脇麦)は、マイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉症スペクトラム症(ASD)。
こだわりが強くルールに縛られた生活を送っていますが、ひとたび包丁を握れば天才料理人。親友の和紗(前田敦子)と共に営むこの店に、住み込みのバイトを希望する青年・倖生(永瀬廉)がやってきます。
ありすから合格点は貰えましたが、一緒に住むためには男手一つでありすを育ててきた父・心護(大森南朋)の許可が必要。
迷った心護ですが、倖生のありすに対する真摯な態度を見て、一緒に住むことを決めました。
【ネタバレあり】ドラマ『厨房のありす』第2話あらすじと感想
共同生活スタート
自閉症スペクトラム症の料理人・ありす(門脇麦)と、その父・心護(大森南朋)の許可を得て、バイトの倖生は2人との同居を開始しました。
若い男女が一つ屋根の下で暮らすことについてあまり深く考えていなかった心護ですが、研究室のメンバーに指摘されたことで、自分が仕事でいない間、ありすと倖生が急接近するのではと心配になってきてしまいました。
当の倖生はそれどころではありません。
こだわりの強いありすは、調味料の並べ方からテーブルの拭き方、そして曜日ごとに食器の色を変えるなど、独自のルールだらけ。
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買い出しに行くにも、曜日によってルートが違います。
倖生は黙ってありすの後ろをついて行きますが、大通りに出た際、クラクションの音に驚いたありすは、しゃがみこんでしまいました。
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倖生は、気を遣ってありすの後ろから耳をふさごうとしました。
すると、後ろからの接触も何より嫌いなありすは大パニックに!
それを聞いた和紗(前田敦子)は、笑いながら「だからバックハグなんて地獄の沙汰だからね」と倖生に注意をします。
でも、和紗は倖生が善意でやってくれたことだと理解しています。
当のありすは「倖生さんは不器用ですね」とニヤリ。
悩める人たち
お店がオープンし、常連客が続々やってきました。
その中に、和紗に夫の愚痴を聞いて欲しい主婦たちの姿が。
ありすは彼女たちにストレス軽減効果のあるカキのクリーミーグラタンを作りました。
夜になり、心護が帰ってくるまでの間、倖生はありすからルールのレクチャーを受けていました。倖生はメモを取りますが、あまりの多さに頭がぼーっとしてきてしまいました。
心護は、倖生がありすの部屋の中にも入ったと聞いてますます心配になります。
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ある日、和紗は倖生からありすとの生活について相談を受けます。
やること全て裏目に出てしまい、そもそもありすは一度も倖生と目を合わせてくれていません。
「俺、嫌われてるんすかね?」
ただ、ありすがまともに目を合わせられるのは、和紗か心護くらいのものです。
本当に信頼した人でなければ、ありすが目を合わせることはありません。
「努力が必要なんだよ」
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そう言ったのも束の間、翌日は夫の金之助(大東俊介)がキャバ嬢とアフターに行ったことで、「離婚する!」と怒り狂う和紗。
分担した家事をやらない夫にストレスMAXの主婦・マサミも和紗に同調します。
「人と一緒に住むことは、腹が立つことですか?」
そばで2人の会話を聞いていたありすがそう尋ねると、マサミは嫌だと思ったら全ての行動が鼻につくし、虫唾が走ると答えました。
結婚はしていないありすですが、それについてはよくわかります。
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私は帰りません!
もし本当に嫌な場合、最終的には離婚しかないと聞いたありすは、和紗が離婚したらどこか遠くに行ってしまうとパニック寸前。
その時、ありすは調味料セットの位置が変わっていることに気づき、怒りが爆発してしまいました。
「虫唾が走ります!!」
倖生とは一緒に住めないと外に飛び出して行ったありす。
その時ちょうど和紗と居合わせ、和紗の後ろに隠れてしまいました。
「私は帰りません!」
和紗はありすを家に連れて帰ります。
ありすは別に倖生のことが嫌いなわけではありません。むしろ自分の化学の話を聞いてくれるので、好きです。
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ありすは、一緒に住むと倖生に自分の考えを押し付けてしまうことを気にしていました。
和紗は一緒に住むことは譲り合いだから、嫌なところも含めてやっていくしかないと言いました。
ありすはこれまでも、誰かの中に入ることが上手くできませんでした。
父のおかげで自分だけの場所を手に入れて、そこに和紗や倖生が来て努力をしなくてもなんとかやれています。
「私は今のままでいいんでしょうか・・・」
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ありすを和紗に託して家に戻った心護は、テーブルの上にありすのルールがびっしりと書き込まれた倖生のメモを見つけます。
心護は不思議でした。何故倖生はこんなにありすに寄り添ってくれるのか。そんな人はなかなかいないからです。
倖生は言います。助けが必要な時、辛いときに周りに誰もいない時の気持ちがわかると。
マサミの夫
次の日、開店前の10時半に男性がやってきました。
和紗は遅れてくることになっていて、倖生も別の場所で用事をしていたので、ありすが対応しました。
ありすが開店前なので、11時に来て欲しいと言うと、男性は「マサミがここに来るまで待つ」と言います。
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マサミとは、夫に不満を抱えている常連の主婦のことです。
ありすは男性に「マサミさんは離婚したがっている」と話しました。
男性はマサミの夫でした。マサミが昨日から帰っておらず、そのせいでろくに食事ものどを通らないとのことです。
男性は、妻が和紗にそそのかされていると思い込んでいました。
ありすが「和紗はそんなことしません!」と反論すると、男性は怒りだしました。
異変に気がついた倖生が、「落ち着いてください」とありすと男性の間に入りました。
すると、ありすは男性に食欲不振が吹き飛ぶ「薬味たっぷりアジのぞうすい」が必要だといい、アジの効能を説明し始めました。
男性はそのありすの姿を見て、「大丈夫かよ、この店。こんなやつがやってんだ」と吐き捨てるように言いました。
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「シライシマサミさんは、旦那さんが食器を洗っていないのを怒っています」
ありすは、自分にもたくさんルールがあるということを話し始めました。
男性は当然意図が読み取れません。
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すると、倖生は、“そんなこと”は奥さんにとって、2人で決めたことだから大事なことだったんだと思うと、ありすの主張を代弁しました。
男性もそれで一応理解は出来たみたいです。
ありすはすぐにぞうすいを作りました。
男性ははじめ「いらない」と言っていましたが、香りに誘われて一口食べると、温かいぞうすいが身体に沁みわたりました。
男性が泣きながらぞうすいを食べているのを、ありすは満足げに小窓からのぞいていました。
ありすの成長
今日一日やきもきしていた心護は、お互いに頑張っているありすと倖生を励ますために、あれこれ考えながら帰ってきました。
ところが、ありすの方が先に前言撤回をしてきました。
「これからも倖生さんと一緒に住みます!」
ありすは食器の色などのルールはこれまで通りにさせてもらうものの、調味料とテーブルの拭き方は倖生に任せると譲歩してきました。
さらに、新ルールがあれば随時話し合うことを提案します。
「どうですか?」
そう言ってありすは倖生の目を見ました。
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結局、心護の出番はありませんでした。
成長というものはいきなりくるものだと驚く心護。
その夜、倖生は部屋の棚から昔のアルバムを見つけます。
そこにありすがやってきて、ある女性を指さします。
「この人は私のお母さんです」
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ありすは母親は死んだと聞かされていますが、それが嘘だと知っています。
でも、実の父親でもないのに自分を引き取って育ててくれた心護がそう言うのだから、それを信じたふりをしているということでした。
その頃、ありすの母親・五條蒔子(木村多江)は、五條製薬の会長であり父親に「ありすのことは忘れろ」と言われていました。
ドラマ『厨房のありす』 感想&まとめ
ありすが初めて他人と一緒に住むことになり、倖生のその不器用さゆえにストレスを抱えてしまい、一時はどうなることかと思いましたが、無事倖生はありすの信頼を得ることができました。
倖生の「優しい」の一言では片づけられない健気な姿に、グッと来てしまいました。
ドラマの最後では、ありすの母親が生きているということが判明しました。彼女は婿養子を迎えて再婚しています。ありす親子と蒔子との間に何があったのか気になります!