2021年3月19日から配信開始になった『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』。
前作『ワンダヴィジョン』に続く、マーベル・シネマティック・ユニバースのオリジナルドラマシリーズ第2弾では、これまでキャプテン・アメリカの良き相棒であったファルコンとウィンター・ソルジャーを主人公に迎え、キャプテン・アメリカの盾をめぐるドラマが描かれます。
新たなヴィランの登場が予感されるほか、前回第1話では、新しいキャプテン・アメリカが登場するという大事件が起こりました。
- ついにサムとバッキーが合流!ファン待望の凸凹コンビが復活
- 新キャプテン・アメリカの正体は?
- 新たな鍵になる人物たちが続々と登場!
マルコヤマモト
目次
海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』前回第1話のあらすじと振り返り
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。
サノスの指パッチン(デシメーション)で消滅した人たちが戻った世界にはさまざまな犯罪組織が誕生し、再び混沌が訪れようとしていました。
キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)から盾を受け継いだファルコンことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)は、その使命に重みを感じ、キャプテン・アメリカの盾を博物館に寄贈。
アメリカ空軍と組んでさまざまなミッションを遂行していたサムですが、漁師で生計を立てる実家は、デシメーション後の混乱により生活が困窮していました。
また、カウンセリングを受けることを条件に政府から恩赦を受けたウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)は、過去の罪の償いをしつつも、キャプテン・アメリカがいなくなった世界で人間関係に問題を抱えていました。
アメリカ中の人々がさまざまな不安を抱えるなか、政府はなんと新キャプテン・アメリカの誕生を発表!
サムが寄贈したはずの盾と、新しいコスチュームを身に纏ったその男の正体は…!?
マルコヤマモト
【ネタバレ】海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話あらすじ・感想
星条旗を背負う者
新しいキャプテン・アメリカとして、その使命を背負うことになったジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)。
テレビ番組出演のためにやってきた母校のアメフト部のロッカーで、ジョンはかつて自分が使っていたロッカーを見て懐かしんでいました。
マルコヤマモト
スピーチを前にして緊張感をあらわにするジョンは、現れた同僚のホスキンスに、かつてのスティーブ・ロジャースと同様、マスコットとしての仕事に戸惑っていることを打ち明けます。
黒人のマーチングバンドが演奏する「Star Spangled Man」に合わせてスタジアムに入場するジョン。
マルコヤマモト
アメリカのニュース番組「グッドモーニング・アメリカ」の取材を受けるジョンは、かつてのスティーブのように全米ツアーを行なっており、どうやら母校のカスターズ・グローブ高校に凱旋したようです。
番組のアナウンサーはジョンの経歴を紹介。
アメリカ軍出身のジョンは、対テロ活動や人質救助において活躍をし、アメリカで初めて名誉勲章を3度受賞した人物だとのこと。
スティーブや他のアベンジャーズのように超人的な能力はないものの、持ち前の勇気と高い身体能力を活かしてキャプテン・アメリカの盾を自由自在に操る姿を見せていました。
テレビのインタビューを見ながら、ジョンの姿を苦渋の表情で見つめていたのが、バッキー・バーンズ。
バッキーはフラッグ・スマッシャーズの件でミュンヘンに旅立とうとしていたサムを捕まえ、サムが盾を譲ったことを非難しますが、意外と現実主義者のサムはバッキーを一蹴し、自分の任務を優先する態度を見せました。
バッキーに今回の任務を説明したサムは、今回の敵も魔法使い、機械人間、異星人の「ビッグ3」のどれかだと語り、「魔法使いなどいない!」と言い張るバッキーに対してドクター・ストレンジの名前をあげて論破するなど2人の相性が悪いことを見せつけます。
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サムの作戦に半ば無理矢理同行したバッキーは、ウィングスーツを使って飛行機から飛び降りたサムを追って、生身で落下。
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トラックの上での激闘!
サムとバッキーは、敵が荷物の搬出作業を行なっている現場と、トラックの中に人質がいることを確認します。
一瞬でトラックに潜入したバッキーはさっそく人質と対面しますが、彼女は敵の一味。
超人的な力を持ち、レッドウィングを一瞬で破壊しました!
その後サムが参戦するものの、苦戦を強いられた2人の元に、なんとジョン・ウォーカーと彼の相棒であるホスキンス(クレ・ベネット)が現れます。
複雑な表情を浮かべながらも共闘する4人でしたが、サムとバッキーはトラックから落下。
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バッキーは、敵がスティーブと同じ超人血清を打った超人兵士であることに気づきます。
ジョンとホスキンスも敵の圧倒的なパワーには勝てず、フラッグ・スマッシャーズを逃してしまいました。
相変わらず憎まれ口を叩くサムとバッキーですが、ジョンに対しては揃って冷たい態度を取ります。
不本意ながらも、ジョンとホスキンスの乗るジープに同乗させてもらったサムとバッキー。
ジョンとホスキンスは、デシメーション後の安定した世界を取り戻す組織「GRC」のメンバーであり、2人と組みたがっていることを打ち明けます。
しかし、相棒であるホスキンスのヒーロー名が「バトル・スター」であることを知ると、バッキーは怒って車を降りてしまいました。
「スティーブに取って代わろうと思わない」と、少しは謙虚な態度を見せるジョンでしたが、「補佐になってくれたら…」と本音を漏らしたところで、呆れたサムも、ジープを降りて行きました。
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隠蔽された黒人の超人兵士
荷物を運び終え、支援者と合流するフラッグ・スマッシャーズの一団。
彼らは「抵抗する自由の闘士」として賞賛される一方、携帯には直接誹謗中傷が届いたり、インターポールからも指名手配されていました。
トラックの中でバッキーと鉢合わせた女性の名前は、カーリ・モーゲンソウ(エリン・ケリーマン)。
リーダー格のモーリは、「残されていた人間より復帰者が優遇されている」と、改めてフラッグ・スマッシャーズの主張を掲げました。
帰りの機内で、バッキーはサムに盾を取り戻そうと持ちかけますが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で国賊となったことからサムはその提案を拒否。
するとバッキーは「ある人物を紹介したい」と言ってサムをボルチモアの貧民街に連れて行き、朝鮮戦争で小競り合いをしたというイザイア(カール・ランブリー)という男性に引き合わせます。
朝鮮戦争でバッキーとやり合ったイザイアは超人兵士でしたが、アメリカ政府はそんなイザイアを30年にわたって拘束し、社会的に抹殺していたのです。
黒人の超人兵士の存在や、政府がその事実を隠蔽していたことに戸惑うサムですが、バッキーとサムのやりとりをいざこざと勘違いした警察官から「IDを見せてください」と声をかけられてしまいます。
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しかし、バッキーに逮捕状が出ていたことが判明したのです。
鍵となる人物に会いに…
恩赦の条件であるセラピーをサボったバッキーは連行されましたが、新キャプテン・アメリカことジョン・ウォーカーの計らいによって釈放。
釈放の条件であるセラピストのレイナー博士(エイミー・アキノ)によるセッションが始まります。
2人が親密になっているかを確認したいレイナー博士は、サムとバッキーに対してカップル向けの質問を取り組ませますが、お互いに譲ろうとしないサムとバッキーに少々呆れた様子。
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しかしここで、バッキーが「なぜ盾を返した」という核心に迫った質問を、サムに投げかけます。
盾を返したことに並々ならぬ思いを抱えていたサムでしたが、「お前やスティーブには理解不能かもしれないが」と自分の決断を肯定しました。
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サムとバッキーは、現在のミッションが終わったら2度と顔を合わせないことを誓ってセラピーは終了。
外で2人を待っていたジョンとホスキンスは、フラッグ・スマッシャーズのリーダーが、カーリ・モーゲンソウで、復帰難民のキャンプを襲っているという情報を手にします。
ジョンとホスキンスは再び手を組もうと持ちかけますが、2人は改めてそれを拒否。
そのことに対してジョンは、「邪魔はするな」と2人に対する敵対心をあらわにしました。
マルコヤマモト
その頃、スロバキアの空港で荷積みを終えたフラッグ・スマッシャーズのメンバーのもとに、パワー・ブローカーという組織が迫っていました。
メンバーの1人が犠牲になることでフラッグ・スマッシャーズの乗った小型飛行機は離陸に成功しますが、カーリは機内で涙を流していました。
バッキーは、糸口として「ヒドラを知り尽くしているある人物」に会うことを提案します。
サムは「ジモに会おう」と、バッキーの提案を飲むことに。
モーツァルトの「レクイエム 涙の日」の曲が流れるとともに、収監されているジモ(ダニエル・ブリュール)の姿が映し出され、物語は終わります。
海外ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
⚡第2話 配信スタート⚡#ファルコン と #ウィンターソルジャー がついに再会…?そして、人々が歓喜する新たな
<キャプテン・アメリカ>の正体とは…?#ディズニープラス で今すぐチェック✨#ファルコンウィンターソルジャー#マーベルスタジオ pic.twitter.com/oV0KKqWXmU— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) March 26, 2021
以上、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』第2話について、ネタバレありでご紹介しました。
- アメリカの星条旗に対して複雑な思いを抱く人物たちが登場
- 黒人差別も今作での重要なテーマ
- いよいよ本家MCUからヘルムート・ジモが登場
マルコヤマモト
第2話では、アメリカの国旗を背負うことになったジョン、かつてアメリカの国旗を背負いながらも社会的に抹殺されたイザイア、国境のない世界を望むフラッグ・スマッシャーズ、アベンジャーズによって全てを失ったジモと、国旗や国に対して複雑な思いを抱く人物が登場。
また今作では、アメリカでいまだに続く黒人差別も重要なテーマの1つになっています。
マルコヤマモト
いよいよ、MCU本家からヘルムート・ジモも登場する『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』。
全6話のうち3分の1が終了、ということで中盤戦となる次回第3話も楽しみに待ちましょう!
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