『AKIRA』あらすじ・ネタバレ感想!ラストの意味も原作との違いも考察!オリンピック中止を予言したSFアニメ

『AKIRA』あらすじ・ネタバレ感想!ラストの意味も原作との違いも考察!オリンピック中止を予言したSFアニメ!

出典:U-NEXT

1988年に公開された大友克洋原作・監督の『AKIRA』。

公開から30年以上経った2020年、東京オリンピック中止を予言したとして、今年再び話題を集めています。

しかし、これほど長い間『AKIRA』が世界中で愛される理由は何なのでしょうか?

ポイント
  • 『AKIRA』ってどんな話?意外と知らないあらすじを紹介
  • 『AKIRA』の最後って何?不思議な終わり方をした映画のラストについて考察
  • オリンピック中止予言!?『AKIRA』が再び注目を集めている理由

マルコヤマモト

本編を見てアキラじゃないじゃん!鉄雄じゃん!金田じゃん!アキラって何よ…(涙)というあなた。

『AKIRA』をちゃんと観たことがないという方にもわかりやすいように、今回は映画版『AKIRA』のあらすじやエンディングの考察、原作漫画の紹介を交えてご紹介します!

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『AKIRA』作品情報

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

作品名 AKIRA
公開日 1988年7月16日
上映時間 124分
監督 大友克洋
脚本 大友克洋、橋本以蔵
出演者 岩田光央
佐々木望
小山芙美
玄田哲章
石田太郎
音楽 山城祥二

『AKIRA』声優・キャラクター紹介

岩田光央 / 役:金田

  • 自称「健康優良不良少年」
  • バイクチームを結成し、リーダーとして仲間たちから厚い信頼を得ている
  • 児童養護施設で鉄雄と出会ってからは親友のような兄のような存在に

佐々木望 / 役:鉄雄

  • 児童養護施設からの金田の幼馴染
  • 喧嘩も強くいリーダーの金田に対してコンプレックスを抱いている
  • タカシと衝突を起こしてから不思議な力を得て覚醒する

小山芙美 / 役:ケイ

  • 反政府ゲリラとしてテロ活動に参加する少女
  • 政治活動のすえ獄中死した兄の意志をついで反政府ゲリラに仲間入りした
  • 留置所で金田に助けられる

石田太郎 / 役:敷島大佐

  • 誇り高き軍人で、アーミーの実質的な最高指揮官
  • 現在のアキラプロジェクトの責任者でもある
  • 物事の対局を冷静に判断することができ、部下たちからの信頼も厚い

草尾毅 / 役:甲斐

  • 金田のバイクチームのメンバー
  • 小柄だがバイクの腕は確か

中村龍彦 / 役:タカシ(26号)

  • ナンバーズの1人で26番目の超能力者
  • 能力は強力な念力と瞬間移動
  • ラボから脱走したところを鉄雄と衝突し、鉄雄覚醒の引き金となる

伊藤福恵 / 役:キヨコ(25号)

  • ナンバーズの1人で25番目の超能力者
  • 非常に高い予知能力の持ち主で的中率は93~95%
  • アキラの復活を予言する

神藤一弘 / 役:マサル(27号)

  • ナンバーズの1人で27番目の超能力者
  • 能力は念動力と透視
  • 足が不自由で念動力で動く空中に浮かぶ椅子に乗っている

アキラ(28号)

  • 28番目の超能力者
  • すべてが謎に包まれている

【ネタバレ】『AKIRA』あらすじ


ネオ東京と謎の超能力を持った子供

1988年7月26日、東京に新型爆弾が炸裂したことをきっかけに第三次世界大戦が勃発。

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

それから31年の時を経た2019年、東京湾上に都市を構築して出来上がったネオ東京では翌年にオリンピックを控えて繁栄を取り戻しつつありました。

しかし、同時に反政府軍とアーミー(軍)の衝突も続いており、あまり平和な状況とは言えませんでした。

マルコヤマモト

逆に爆心地のある東京を作中では「旧市街」と呼んでいます。オリンピック会場は旧市街に造られていました。

健康優良不良少年の金田は、仲間の鉄雄、山形、甲斐たちとともにオートバイでの暴走に明け暮れる毎日を送っていました。

ある日、金田たちが旧市街へ向けてバイクを走らせている最中に、鉄雄が不思議な少年と衝突!

アーミーのラボから反政府ゲリラによって連れ出されたタカシと呼ばれる少年と接触した鉄雄は、敷島大佐率いるアーミーに連れ去られてしまったのです。

警察に捕らえられた金田たちは留置所で反政府ゲリラの少女ケイと出会い、ともに脱出に成功。

金田はケイと反政府ゲリラの仲間とともに鉄雄救出のためにアーミーのラボへ潜入します。

鉄雄が捕らえられたアーミーのラボには、タカシと同じような能力を持ったキヨコ、マサルの「ナンバーズ」と呼ばれる超能力を持つ少年少女が暮らしています。

ナンバーズは鉄雄に対して敵対感情と鉄雄の能力に対する恐怖を抱いていました。

また、キヨコが「街が黒い影に包まれて人がたくさん死ぬ」という予言をしたことから、アキラ覚醒を予感した敷島大佐は対応に動き始めました。

マルコヤマモト

「ナンバーズ」は、東京崩壊以前から政府が極秘に研究を進めてきた超能力開発の研究の末の生き残りです。厳しい実験のせいか、キヨコたちの肌はしわしわ。公式のデータによるとタカシとマサルは8歳、キヨコは9歳なのだから驚き。

そして、ラボのいる間に鉄雄は「アキラ」という少年の記憶を脳内に垣間見るようになり、次第にアキラのことが気になり出します。

ナンバーズ達の能力によって悪夢を見せられた鉄雄は、部屋を脱走し、ラボ内の彼らの居場所を突き止め追い詰めました。

力を増幅させた鉄雄は、もはやナンバーズと同等の力を得ていたのです。

ラボに潜入していた金田とケイもナンバーズたちの部屋にたどり着きますが、鉄雄は金田を軽くあしらい、アキラが隠されている東京オリンピック会場の地下へと向かいました。

鉄雄暴走

鉄雄の能力を恐れた敷島大佐は緊急事態宣言を発令し、鉄雄抹殺に向けて動き出します。

鉄雄は次第に暴力的になり、仲間たちの集いの場だった「春木屋」のマスターや、バイクチームの仲間であった山形までもを惨殺したのです。

同じく鉄雄の力がアキラを目覚めさせる脅威だと考えるナンバーズの3人は、超能力と相性のいいケイの体を使って鉄雄と戦うことを考えます。

アーミーによって捕らえられた鉄雄とケイは、キヨコの能力によって牢屋からの脱出に成功。

しかし、街に戻った鉄雄は甲斐から暴走した鉄雄によってバイクチームの山形が惨殺されたことを知らされると、鉄雄との対峙を決意し、甲斐とともにオリンピック会場へ向かいました。

オリンピック会場ではすでにアーミーと鉄雄の戦闘が始まっていました。

アーミーの戦車部隊が鉄雄に攻撃を仕掛けますが、逆に壊滅させられてしまいます。

街頭のテレビで偶然鉄雄の姿を見た、ガールフレンドのカオリは鉄雄の後を追いかけていきました。

鉄雄はすべてを崩壊させながら、オリンピック会場の地下へ向かっていきます。

ナンバーズに操られたケイが鉄雄を待ち構えていましたが、力及ばず鉄雄はアキラが保管されている球体を破壊しました。

しかし、中から現れたのはアキラのバラバラになった臓器が入った容器でした。

アキラはすでに死んでいたのです。

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

たどり着いた金田にコンプレックスを爆発させる鉄雄。

マルコヤマモト

さん”をつけろよデコスケ野郎!!!!」金田のこの台詞が大好きです…。しかしこの台詞は映画のオリジナル。

金田は、道中手に入れたレーザー砲で鉄雄に攻撃を仕掛けますが、バッテリー切れでピンチに陥ります。

その時アーミーの敷島大佐は軍事衛星SOLによる鉄雄攻撃を開始!

鉄雄はSOLのレーザーによって右腕を失いましたが、能力で宇宙へ向かいSOLを破壊しました。

アキラ覚醒

その日の夜、ナンバーズたちは鉄雄の能力がピークに達した時に攻撃を仕掛けるように何かを企んでいました。

また、敷島大佐は鉄雄の能力を悪用しようとしている者がいるとわかり、単身鉄雄の暗殺に乗り出します。

鉄雄は瓦礫を集め、金属片で右腕の義手を作りあげていました。

オリンピック会場に登場した敷島大佐が、ラボに戻って治療をするように鉄雄を説得しますが、鉄雄は大佐の申し出を拒否します。

その時すでに鉄雄の能力が制御しきれなくなっており、鉄雄自身の肉体にもその兆候が現れつつありました。

そこへ再び金田が現れ戦闘が開始されると、ナンバーズたちはバラバラになったアキラのもとへと向かいました。

能力が制御できなくなった鉄雄の身体は肉の塊と機械が混ざった怪物へと姿を変え、鉄雄を説得していたガールフレンドのカオリが巻き込まれ命を落とします。

金田も鉄雄に飲み込まれましたが、レーザー砲を使って脱出。

鉄雄がタカシ、キヨコ、マサルのナンバーズに接近した瞬間、ついにアキラが覚醒。

分解された臓器があつまり、人の形になったのです!

アキラは大きな光を生み出し、鉄雄、金田を飲み込みます。

キヨコは大佐を助け出し、安全な場所へ瞬間移動させました。

光に飲み込まれてしまった金田を助け出すため、ナンバーズたちも光の中へと向かいました。

マルコヤマモト

ナンバーズは金田が自分たちの戦いに直接関係がないことから、金田を救うことに決めたのです。

金田は光の中で鉄雄とナンバーズたちの幼い頃の記憶を見ていました。

そして金田はナンバーズから人間のあいだにもアキラの力が広まっていることを知らされます。

ケイの叫ぶ声が聞こえると金田は現実に呼び戻され、アキラの光は黒く変化し、縮小を始めたのです。

アキラの力によってネオ東京は一気に破壊され、オリンピック会場周辺には海水が流れ込みました。

ナンバーズと鉄雄はアキラの光に飲み込まれて別の次元へと消えてゆきました。

夜が明け、瓦礫の山の上で生き残ることができた金田とケイ、甲斐はバイクに乗って崩壊したネオ東京へ向かい走っていきました。

「いつかはわたしたちも。」というキヨコの声が、どこからか聞こえてきます。

「ぼくは鉄雄」そして、鉄雄の声も…。

物語はここで終わります。

【ネタバレ】『AKIRA』感想と映画版ラスト考察。原作比較も

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

『AKIRA』は、今年になって東京オリンピック中止予言などで騒がれていますが、要点はそこではなく『AKIRA』という力を巡る物語。

マルコヤマモト

なかなかに分かりづらいラストでしたが、ラストの展開のまとめと私なりの考察をしてみました。

アキラの力についてとラストの台詞「ぼくは…鉄雄」

映画版でのアキラは実体がないものの「アキラ=大きな力」という解釈で間違いないとは思います。

アキラが持っているのは宇宙を作り出してしまうほど大きな力です。

マルコヤマモト

では、映画版『AKIRA』のラストで何が起こったかを整理してみましょう。

アキラが力を発揮すると「一つの宇宙」が誕生し、今まであったものが飲み込まれる(街が破壊される)、光が縮小して消えると次元を飛ばして違う宇宙が作られる。

消えていったキヨコ、マサル、タカシ、アキラ、鉄雄はアキラの光に飲み込まれて別次元の宇宙へ消えた。

ネオ東京に残るべきだとされた金田は、ナンバーズやケイの呼びかけによって元次元へ戻された。

マルコヤマモト

映画版ラストの流れはこれでひとまずOK…かな!

そして、アキラの力は誰にでもあるということ。

マサル「もう始まっているからね」

キヨコ「いつかはわたしたちも」

鉄雄「ぼくは…鉄雄」

意味深な台詞で終わった映画版『AKIRA』。

別次元の宇宙で、再び鉄雄が生まれ、同じ物語が繰り返されることを示唆しているのではないでしょうか。

マルコヤマモト

そして鉄雄が新たな宇宙の創造主であること。

また、金田やケイたちにもアキラのような潜在能力があることから「もう始まっているからね」なのではないでしょうか?

原作漫画にも誰にでも能力があることや、人類が別の進化について望んでいることについて言及している部分もあり「その結果はお前たち(金田たちの次の世代)の子供が見る」という台詞もありました。

つまり、能力が大きくなりすぎた鉄雄はアキラが作り出した別の宇宙の創造主となった。

アキラという象徴がなくなっても、金田やケイのような若者たちにもアキラのような能力は存在し、これから生きていくうえでの気概になること。

また、ラストは金田、ケイ、甲斐たちが崩壊したネオ東京で新しい何かを見つけて生きていくという展開で、「何があっても力強く生きろよ!これからは若者の時代だ!」というメッセージが込められているようにも感じました。

マルコヤマモト

考えれば考えるほど深みにハマって夜も眠れなくなるのが『AKIRA』です!うおおお!バイクの免許ほしい!

『AKIRA』原作漫画との違いは?

『AKIRA』の原作漫画は全6巻から成り、アニメ映画は漫画の3巻前後までの展開が描かれています。

映画公開当時は、まだ原作漫画が連載中だったので、ラストの展開は映画独自のシナリオになっていますが、最終巻のエンディングは映画の内容を踏襲した部分もあります。

3巻までの展開との違いを挙げると

  • 漫画版のアキラは子供としての実体があるが、映画版ではバラバラにされた臓器のみで登場する
  • 映画ではただの脇役だったミヤコだが、漫画では非常に重要な役割に。アキラを巡って「ミヤコ教団」とアーミーの間で争いが起きる
  • ナンバーズのタカシが殺されたことによってアキラが覚醒、2回目の東京崩壊が起きる

マルコヤマモト

というものでしょうか…。

4巻以降では鉄雄がアキラを「大覚」として祭り上げ、崩壊したネオ東京に「大東京帝国」を築き上げ、ミヤコ率いる「ミヤコ教」とアキラと鉄雄を巡って戦いを繰り広げます。

金田はアキラ覚醒時の東京崩壊によって光に飲み込まれて行方不明になりますが、4巻ラストで再登場!

マルコヤマモト

4巻以降では映画ではアメリカ軍の介入があったり、サブキャラだったミヤコや甲斐、ジョーカーなどの活躍が見れるほか、チヨコと呼ばれる屈強なおばさんも登場し、ますます見どころが沢山です。

漫画版の描き込みはマジで凄いので、ちょっとしたショックすら受けました。

漫画のラストは、アキラの力によって再び東京が崩壊。

その後、金田とケイたちがアキラの意思を引き継いで「大東京帝国AKIRA」を建国するという内容です。

マルコヤマモト

絵を見て感動して泣いたのって、私の人生で水木しげる先生の原画を見たときと『AKIRA』のラストだけ。『AKIRA』原作、マジでおすすめです!

『AKIRA』が東京オリンピック中止を予言?2020年に再び注目された理由を検証

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

1988年に公開された大友克洋原作・監督の『AKIRA』が、2020年になった今再び注目を集めています。

当時のファンだけでなく、2010年代を生きる若者たちが『AKIRA』に振り向く原因は一体何だったのでしょうか?

マルコヤマモト

再び『AKIRA』が人気になった理由を紐解きたいと思います。

『AKIRA』再注目の理由①舞台が2019年の東京であること

『AKIRA』の舞台は2019年のネオ東京。

マルコヤマモト

漫画連載当時からのファンたちは、『AKIRA』の舞台になった年に自分が生きていることに感動すら覚えるのではないでしょうか?

漫画『AKIRA』の連載が始まったのは1982年なので、当時は斬新過ぎる物語の設定に頭が追いつかない部分もあったはず。

しかし、2019年を経た今、時代が『AKIRA』にやっと追いつきました。

2019年の東京では、『AKIRA』とパルコやアパレルブランドなどとのコラボも盛んになり、若い人たちにも『AKIRA』の凄さを知らしめました。

また、80年代ファッションやブームのリバイバルなどからも『AKIRA』は様々なアイコンとして今の時代や若者たちにマッチすることができました。

マルコヤマモト

スティーブン・スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』でアルテミスが乗っていたのが金田のバイクでしたね!

『AKIRA』が若い人たちにも注目を集めた理由は、2019年を生きる当事者として作品を楽しむ人が増えたからだと考えます。

『AKIRA』再注目の理由②東京オリンピック中止など未来を予言していたこと

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

マルコヤマモト

『AKIRA』といえばこのシーンが有名ですよね?

とはいっても劇中ではほんの一瞬しか映らないこの看板ですが、かねてから2020年のオリンピック中止を予言していたのではないか?という噂が広まります。

2013年にオリンピック開催地が東京に選ばれてから7年。

開催年の2020年、新型コロナウイルスの影響により歴史上初めてのオリンピック延期が決定しました。

マルコヤマモト

アキラの漫画が連載されていたのは1982年から、映画公開が1988年なので2020年にオリンピックが東京で開催されるなんて知る由もありません。

なので一部の人からは『AKIRA』が未来を予言しているのではないかという噂も流れ始めたというわけです。

映画版の看板に記載されているのは「オリンピックまであと147日」という内容で計算すると、2020年の2月28日に当たります。

マルコヤマモト

この看板は実際に目にすることができました。さすが京大!

さらに漫画版『AKIRA』には「WHO、伝染病対策を非難」の新聞の見出しが…。

現実と照らし合わせると新型コロナウイルスが蔓延し始め、WHOが世界的流行の危険度を高めた日なのです。

この状況から国内でも不安が高まり「オリンピックやってる場合じゃないんじゃないの?」という状況に。

マルコヤマモト

現時点でオリンピックは開催延期ですが、中止になったらほんとうに『AKIRA』が予言書になってしまう…?

『AKIRA』で書かれた内容がたまたま現実になっただけなら良いのですが、あまり当たりすぎると少し怖くなります。

『AKIRA』といえば、新型爆弾による東京壊滅とそれを引き金に起こった第三次世界大戦も描かれているので、こればかりは予言的中にならないことを願います。

『AKIRA』再注目の理由③4Kリマスター版がIMAX劇場でも公開中!

実は『AKIRA』の内容はとってもイマドキで、理由①でも紹介したとおり今の若者たちにもウケています。

2020年4月3日からは4Kリマスター版が全国のIMAXで上映が開始され、1988年公開当時では感じることができなかった大迫力の音と映像で『AKIRA』を楽しめるようになりました。

マルコヤマモト

IMAX仕様になったことで、今まで見ることができなかったアニメーションの細部まで確認可能に!

当時のアニメーション制作におけるクオリティの高さを再確認することができ、初見の人はもちろん往年のファンの人も新しい発見ができる仕上がりになっています。

マルコヤマモト

4月24日には4Kリマスター版のBlu-rayも発売!

『AKIRA』は30年ほど前の作品ですが、2020年代に通用するクオリティがあったということに驚かされること間違いなし。

『AKIRA』は目を見張る場面が多すぎて、いつ見ても違う発見があることでしょう。

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『AKIRA』まとめ

『AKIRA』

(C)1988マッシュルーム/アキラ製作委員

ポイントまとめ
  • 公開から30年以上経っても新しい発見ができる
  • ラストに感じる若者たちが考えて未来を切り開いていくというメッセージ
  • 映画版も原作も『AKIRA』というコンテンツは永遠に楽しめる

マルコヤマモト

映画版『AKIRA』について、あらすじとラストの考察を交えてご紹介しました。

公開から30年以上経っても新しい発見があり、世界中たくさんの人に愛される『AKIRA』。

調べれば調べるほど好きになっちゃって夜も眠れなくなる『AKIRA』!

金田くんの影響でバイクの免許取りたくなっちゃう『AKIRA』!

私だけでなく、たくさんの人に多大なる影響を与えている『AKIRA』は、これから100年先もずっと人々に愛される漫画・映画として歴史に残ること間違いないでしょう!

マルコヤマモト

100年後の人に100年前の名作として『AKIRA』を観てほしい…そのころはもうネオ東京になって金田くんがバイクで走っている頃かな…。

「ピーキー過ぎてお前にゃ無理だよ!」

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