アクション映画が好きな人には、とてもおすすめの作品です。
しかし、ちょっとグロテスクなシーンや、痛々しいシーンも多いので、苦手な方は控えたほうが良いかも。
- ウォンビンがとにかくかっこよく、無口でクールで筋肉ムキムキ!
- 韓国ならではのダークな世界観が映画全体に緊張をもたらしている
- 少女ソミとの心の交流に涙が止まらない!
それではさっそくレビューしたいと思います。
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目次
『アジョシ』作品情報
作品名 | アジョシ |
公開日 | 2011年9月17日 |
上映時間 | 119分 |
監督 | イ・ジョンボム |
脚本 | イ・ジョンボム |
出演者 | ウォンビン キム・セロン キム・ヒウォン キム・ソンオ |
音楽 | シム・ヒョンジョン |
【ネタバレ】『アジョシ』あらすじ・感想
ウォンビンがかっこよすぎる。恐るべし。
元祖韓流四天王であるウォンビン。
韓流ブームの時は全然かっこいいとは思わず、興味もあまりありませんでしたが…。
この映画はウォンビンのプロモーション映画なんじゃないか!というくらいにかっこいいです。
もちろんキレッキレのアクションも素晴らしい。
いかに効率よく、そして手数を少なく多数を相手にするかということを第一に考えたファイトスタイルです。
最初は長髪でボサボサな髪形をしていますが、物語の途中から復讐に燃えて思いきって短髪に変わるのですが、どちらも甲乙つけがたいほどにかっこいいです。
ミディアムロングと短髪のウォンビンを両方楽しめます。
そしてさらには、筋肉もムキムキで素晴らしい肉体美を惜しげもなく披露してくれます。
ラストの方で相手が雇った凄腕の殺し屋との一騎打ちになりますが、ナイフを使ったアクションがとにかく凄い。
カメラワークの視点も殺し屋の目線に切り替わったりするので、より一層とウォンビンの迫力が伝わってきます。
人身売買という日本ではあまり馴染みのない設定
少女のソミが誘拐され、敵のアジトで使われ、麻薬の運び屋などをさせられています。
母親は目や臓器をくりぬかれて殺されています。
そういった人身売買をするような組織が今回の敵なのです。
人身売買は日本ではあまりピンとこないかもしれませんが、その設定を持ってくるということは韓国ではよくあることなのでしょうか。
アクションのグロテスクさや、設定の残酷さからなのか、この映画はR15指定になっています。
少女ソミとの再会のシーンに涙する
ウォンビン演じるテシクと、少女ソミとの関係性が独特で、ラストシーンは涙なしでは見れません。
母親が留守の間にテシクと会う少女ソミの孤独感。
誰かに気づいてほしくて、駄菓子や友達の鞄を盗んでしまう行為は、自分のことを気にかけてほしいからに他なりません。
ラストシーンはソミと共に駄菓子屋へ行きます。
たくさんの駄菓子を買った後、1度だけ抱きしめたいとソミを抱きしめます。
「もう1人でも生きていけるな?」と。
以前、ソミが友達の鞄を盗んだ時、知らんぷりしたことを謝るテシク。
こうして、二人の心の傷が癒されていきます。
アジョシというのは、韓国語で「おじさん」という意味らしいです。
たまたま隣同士に住んでいた、似た者同士の二人の交流にも注目してもらいたいです。
『アジョシ』あらすじ・ネタバレ感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
映画『アジョシ』の魅力が少しでも伝わればと思います。
- ウォンビンのかっこよさ、演技に注目!
- 人身売買という韓国で社会問題になっている問題を設定にしている
- 主人公のテスクとソミによる、まるで『レオン』を彷彿とさせるような絆を描いている
グロテスクな内容が大丈夫で、アクション好きな方は必見です!
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